JP3147561U - 携帯端末機 - Google Patents

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達史 井口
香織 山口
大真 熊崎
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株式会社スカイシーズ
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Abstract

【課題】携帯端末機に自分の意思や感情を代弁する内容の画像を表示させて、その周りにいる人に表示画像を見せることによって、そっと自分の意思や感情を伝達したり、表示画像を見せて楽しませることができる携帯端末機を提供する。
【解決手段】携帯電話機、PHS、PDAのいずれかである携帯端末機に、他人に自分の意思を伝達するための感情表現を含む画像P1,P2からなるコンテンツの配信者にアクセスするアクセス手段と、コンテンツの配信者が有するコンテンツを閲覧し選択する閲覧選択手段と、選択したコンテンツをその配信者からダウンロードして記憶するコンテンツ記憶手段と、コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツを他人に対して伝達するための画像として画面に表示する画像表示手段30とを備える。
【選択図】図4

Description

この考案は、携帯端末機に関し、特に自分の意思を伝達するための表現を含む画像からなるコンテンツを表示する携帯端末機に関する。
携帯電話等の携帯端末機器は、演算素子や記憶素子等の飛躍的な性能の向上に伴い、従来の音声による通話に用いることに加え、各種のデータの受信も可能となった。そこで、携帯電話を通じて気軽に会話を楽しむことに加え、電子メールのやり取りも盛んである。電子メールで互いに送受信することにより、あえて言葉を可視化した面白さがある。
また、携帯電話等の着信音を個性的にアレンジして楽しむべく、着信メロディーの音声ダウンロードも普及している。例えば、着信メロディーの音声ダウンロードをより簡便にしたコンテンツ受信装置が提案されている(特許文献1参照)。
加えて、現在普及している携帯電話等の携帯端末機の多くは、カラー表示可能な画像表示部を備えており、多彩な画像表示を可能としている。この場合、携帯端末機の所有者が個人的に画像を見て和むあるいは楽しむ等の目的に留まっていた。すなわち、携帯端末機に表示可能な画像を用いた楽しみ方には、まだ開拓の余地があると言える。
例えば、場の雰囲気から、直接本人から言い出せない事柄や、とっさに言葉が思い浮かばない場合、またはあまり他人に聞かれたくない内容等を伝えたいときがある。そのような場合、携帯端末機に自分の意思に沿った内容の画像を表示させて、その周りにいる人に表示画像を見せる等の使い方ができれば面白い。
特開2003−125098公報
この考案は上記の点に鑑みなされたものであり、携帯端末機に自分の意思や感情を代弁する内容の画像を表示させて、その周りにいる人に表示画像を見せることによって、そっと自分の意思や感情を伝達したり、表示画像を見せて楽しませることができる携帯端末機を提供する。
すなわち、請求項1の考案は、他人に自分の意思を伝達するための表現を含む画像からなるコンテンツの配信者にアクセスするアクセス手段と、前記コンテンツの配信者が有するコンテンツを閲覧し選択する閲覧選択手段と、前記選択したコンテンツをその配信者からダウンロードして記憶するコンテンツ記憶手段と、前記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツを他人に対して伝達するための画像として画面に表示する画像表示手段とを備えたことを特徴とする携帯端末機に係る。
請求項2の考案は、前記表現が感情表現を含むものである請求項1に記載の携帯端末機に係る。
請求項3の考案は、前記コンテンツにさらに他人に自分の意思を伝達する音声表現を含む請求項1又は2に記載の携帯端末機に係る。
請求項4の考案は、前記コンテンツ記憶手段が記憶したコンテンツを他の携帯端末機に送信する送信手段が備えられた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の携帯端末機に係る。
請求項5の考案は、前記送信手段が、前記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツを電子メールに添付して他の携帯端末機に送信する請求項4に記載の携帯端末機に係る。
請求項6の考案は、前記携帯端末機が、携帯電話機、PHS、PDAのいずれかである請求項1ないし5のいずれか1項に記載の携帯端末機に係る。
請求項1の考案に係る携帯端末機によると、他人に自分の意思を伝達するための表現を含む画像からなるコンテンツの配信者にアクセスするアクセス手段と、前記コンテンツの配信者が有するコンテンツを閲覧し選択する閲覧選択手段と、前記選択したコンテンツをその配信者からダウンロードして記憶するコンテンツ記憶手段と、前記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツを他人に対して伝達するための画像として画面に表示する画像表示手段とを備えたため、携帯端末機を通じて自分の意思や感情を代弁する内容の画像を表示させて、その周りにいる人に表示画像を見せることによって、そっと自分の意思や感情を伝達したり、表示画像を見せて楽しませることが可能である。
特に、言葉を直接交わすことができない場においてもコミュニケーションをとることができ、さらには、その画像コンテンツの内容で楽しんだり盛り上がったりすることもできる。
請求項2の考案に係る携帯端末機によると、請求項1の考案において、前記表現が感情表現を含むものであるため、表示画像を見せられた人は一目で感情や雰囲気を察することができる。声に出して言いにくいことや、ふと思ったこと等を端的に言い表す場合に、短い言葉や感情表現があることにより見せられた人の理解が速まり、より楽しめるものとなる。
請求項3の考案に係る携帯端末機によると、請求項1又は2の考案において、前記コンテンツにさらに他人に自分の意思を伝達する音声表現を含むため、携帯端末機を通じてよりいっそう率直な自分の感情表現を代弁せせることができる。
請求項4の考案に係る携帯端末機によると、請求項1ないし3のいずれかの考案において、前記コンテンツ記憶手段が記憶したコンテンツを他の携帯端末機に送信する送信手段が備えられたため、自分が画像コンテンツを利用して楽しむ以外にも、他人に画像コンテンツを広める面白さも生じる。
請求項5の考案に係る携帯端末機によると、請求項4の考案において、前記送信手段が、前記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツを電子メールに添付して他の携帯端末機に送信するため、画像コンテンツの転送が極めて簡単である。例えば、新しくダウンロードした画像コンテンツを交換したり、その取得数を競い合ったりしながら楽しむこともできる。
請求項6の考案に係る携帯端末機によると、請求項1ないし5のいずれかの考案において、前記携帯端末機が、携帯電話機、PHS、PDAのいずれかであるため、既存の情報通信端末機器を用いることができる。
以下添付の図面に従って本考案を詳細に説明する。
図1は本考案の一実施例に係る携帯端末機の全体正面図、図2は携帯端末機の構造の概略を示すブロック図、図3はデータの送受信を示す概念図、図4は画像コンテンツの第1の表示例、図5は画像コンテンツの第2の表示例、図6は電子メールによる画像コンテンツの送信の表示例である。
この考案の携帯端末機とは、他人に自分の意思を伝達するための表現を含んだ画像からなるコンテンツ(画像コンテンツ)を表示することができる表示装置を備えた端末機器である。具体的な携帯端末機としては、請求項6の考案に規定するように、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)、またはPDA(Personal Digital Assistant,あるいはPersonal Data Assistance)が主に用いられる。これらに加えて、携帯用のパーソナルコンピューター(ノート型パソコン)、画像表示可能な携帯音楽プレーヤー等も含められる。
図1の全体正面図は携帯電話機10を示す。以下、携帯電話機を携帯端末機の実施例として本考案を説明する。図示の携帯電話機10は、表示部側本体11と操作部側本体12がヒンジ部13により連結した折り畳み式の携帯電話機である。表示部側本体11にはスピーカ14、画像表示部30が備えられている。
操作部側本体12にはマイク15、操作キー20が備えられている。操作キー20は、スクロールに用いる選択用操作キー21、電子メールを起動するメール操作キー22、携帯電話の通信事業者が提供するネットワークへアクセスするためのネットワークアクセス操作キー23、文字や数字を入力する入力操作キー24からなる。これら各キーによる操作信号は、次に示す図2中のマイクロプロセッサー40に送信される。
同画像表示部には液晶ディスプレイ31(TFT−LCDモジュール)が用いられる。なお、液晶モニタ以外にも有機ELディスプレイ等を用いることもできる。また、画像表示部(表示ディスプレイ)をタッチパネルとして各操作キーを兼ねることもできる。
図2の概略ブロック図は携帯電話機10の内部を示し、同図から把握されるように、CPU,ROM,RAMを実装したマイクロプロセッサー40が備えられている。そして、マイクロプロセッサー40に対し、画像表示部30、操作キー20、送受信部50、記憶部60、スピーカ14、マイク15等が配線接続されている。マイクロプロセッサー40や画像表示部30をはじめとする各装置には、図示しない電源部(電池)から動作に必要な電力が供給される。
実施例の携帯電話機10におけるマイクロプロセッサー40並びに各部は、請求項1の考案に規定するように、次の手段の機能に対応する。マイクロプロセッサー40は、実施例の携帯電話機10における各種プログラムの実行演算等のシステム制御全般を行う制御手段である。特に、マイクロプロセッサーは、これと接続された各装置と共に、コンテンツの表示制御、キー操作に伴う信号送信の制御、通信の送受信制御、記憶されたデータ類の記憶制御、電力消費の制御、音声の制御等を連携して行う。従って、マイクロプロセッサーは、これより述べるアクセス手段、閲覧選択手段、コンテンツ記憶手段、画像表示手段、送信手段等でもある。
送受信部50にはアンテナ51が接続され、当該携帯電話機10を用い通話を行うに際し、通信事業者の基地局との交信時に用いられる(後出の図3参照)。送受信部50は、他人に自分の意思を伝達するための表現を含む画像からなるコンテンツの配信者にアクセス、ダウンロードするためのアクセス手段となる。さらに、請求項4の考案に規定するように、前記のコンテンツを他の携帯端末機(携帯電話機等)へ送信するする際の通信事業者の基地局との交信にも用いられることから送信手段となる。
この送受信部50(アクセス手段、送信手段)は、図示のとおり、携帯電話機の内部に直接組み込む構造とするほか、通信カード方式として着脱自在とすることもできる。例えば、PDA、パーソナルコンピューター等の機器に通信機能を付加する際に都合がよい。
操作部20は、前出の図1に開示のとおり、各種の操作キーからなる。ここのキー操作により、携帯電話機10の操作が行われる。電話をかけるほか、電子メールの入力、さらには、前記のコンテンツを閲覧するとき等のキー操作、さらに、ここから気に入ったコンテンツを選択、ダウンロードする際のキー操作にも用いられるため、閲覧選択手段となる。
記憶部60は、マイクロプロセッサーのRAMとは別に前記のコンテンツをはじめとする各種データを記憶保持するメモリーである。記憶部60には、例えば、NAND型またはNOR型の不揮発性メモリー、小型のハードディスクドライブ等が用いられる。つまり、記憶部60は、前記のコンテンツを配信者からダウンロードして記憶(保存)するコンテンツ記憶手段を兼ねる。
画像表示部30は液晶ディスプレイ31を備え、同液晶ディスプレイ(画面)31に前記のコンテンツを他人に対して伝達するための画像として表示可能としている。すなわち、画像表示部30は画像表示手段となる。
スピーカ14及びマイク15は、携帯電話機の通話時に音声を発声させたり、通話者の音声を集める。本考案の特徴である他人に自分の意思を伝達するための表現を含んだ画像からなるコンテンツ(画像コンテンツ)を画像表示部に表示する際、請求項3の考案に規定するように、この画像コンテンツが自分の意思を伝達する音声表現を含む場合もある(後出の図5参照)。このとき、画像コンテンツの表示に連動して、スピーカ14から所定の音声表現も発声される。
本考案の他人に自分の意思を伝達するための表現を含んだ画像からなるコンテンツ(画像コンテンツ)の閲覧、並びにそれを自己の保有する携帯端末機にダウンロードする様子について、図3の概念図を用い、携帯電話機を携帯端末機の例として説明する。
携帯電話機10aの利用者は通信事業者(I)81の加入者であり同事業者(I)の通話サービスを受けている。また、通信事業者(I)81とコンテンツ配信事業者91とは通信ネットワーク回線70により接続されている。コンテンツ配信事業者91のサーバ92内には、複数の画像コンテンツが蓄積され、また、随時新規作成された画像コンテンツが追加され、古くなった画像コンテンツから削除され、適宜更新、編集される。
携帯電話機10aの利用者が画像コンテンツを閲覧する場合、まず、携帯電話機10aからコンテンツ配信事業者91の携帯電話機用のホームページにアクセスする。通信事業者(I)81のサーバ83は通信ネットワーク70を通じ、コンテンツ配信事業者91のサーバ92のホームページへのアクセスを取り次ぐ。そこで、携帯電話機10aの利用者は、コンテンツ配信事業者91の携帯電話機用のホームページに掲載されている画像コンテンツを閲覧することができる。このときの携帯電話機の操作に前記の操作部等が用いられる。
閲覧している中に気に入った画像コンテンツがある場合、携帯電話機の利用者はこの気に入った画像コンテンツを選択することができる。携帯電話機の操作部(操作キー)を通じてダウンロードを選択すると、コンテンツ配信事業者91から通信ネットワーク70を通じて通信事業者(I)81のサーバ83に当該画像コンテンツが配信される。当該画像コンテンツは、通信事業者(I)81の通信電波によって携帯電話機10aにダウンロードされる。そして、記憶部のメモリー内に保存される。なお、ダウンロードされる画像コンテンツは、携帯電話機内で処理が可能となるようにコンテンツ配信事業者内で適宜のデータ圧縮等の処理がなされている。
図3においては、携帯電話機10aと別の携帯電話機10bの利用者は通信事業者(II)82の加入者であり、同事業者(II)の通話サービスを受けている。通信事業者(II)82とコンテンツ配信事業者91は前記と同様に通信ネットワーク回線70により接続されている。携帯電話機10bの利用者が画像コンテンツを閲覧し、これをダウンロードする際の手順は、前記の説明と同様である。図中、符号84は通信事業者(II)のサーバ84である。さらに通信事業者(I)と通信事業者(II)も別途通信ネットワーク回線75により接続されている。
これより、他人に自分の意思を伝達するための表現を含んだ画像からなるコンテンツについて、図4及び図5の具体例を挙げて説明する。いずれの図示も前出のコンテンツ配信事業者から自己の携帯電話機10にダウンロードしてデータを保存した画像コンテンツである。各画像コンテンツは携帯電話機10の画像表示部30(液晶ディスプレイ)に表示されている。
図4(a)は、何か失敗して落ち込んでいる人に対してそっと励ましてあげたいときに最適な画像コンテンツである。画像P1は爽快さを際立たせた人物のイラストであり、他人に伝えたい意思、感情を表す文字M1として、『ドンマイ!』が含まれている。つまり、誰かを勇気づける言葉であり、請求項2の考案に規定するように、伝達表現に感情表現が含まれている。この画像P1から一目で感情、雰囲気が分かるようようになっている。
落ち込んだ人に励まそうとして不用意に言葉をかけてしまうと余計に気まずくしてしまうことがある。自分の携帯電話機に画像P1を表示して相手に見せることにより、直接言葉を発するよりも間接的に温かさをかけることができる。画像P1を見せられた人は、その配慮に心和む。
図4(b)は、自分が何らかの些細なトラブルをして落ち込んでいるときに、誰かに気に留めてもらいたいときに最適な画像コンテンツである。画像P2は、涙が描かれた残念そうな人物の顔である。そのときの感情を相手にわかりやすく伝えることができる。他人に伝えたい意思、感情を表す文字M2として、『凹む』が含まれている。
自身の些細なトラブルの場合、あえて言葉にしてしまうと余計に深刻になってしまうことがある。このような場合、自分の携帯電話機に画像P2を表示して相手に見せると、見せられた相手は、トラブルの大きさと画像P2のように大げさに表現とのギャップを感じる。そこで、些細なトラブルなど忘れ去るような笑いを誘うことができる。
続いて示す図5(a)は、自分が何らかの失敗をして相手に許しを請うときに最適な画像コンテンツである。画像P3は土下座をした武者である。あえて反省の意図を示すために大げさな反省表現としている。他人に伝えたい意思、感情を表す文字M3として、『申し訳ございません反省してます』が含まれている。
自分では反省はしているものの、直接言いたくない場合や、渋々状況を認めている場合等、言葉で反省しているとは言い難い場合がある。そこで、自分の携帯電話機に画像P3を表示して相手に見せることにより、携帯電話機の画像表示部を通じて自身の複雑な意思、感情表現を代弁させることができる。さらに、請求項3の考案に規定するように、他人に自分の意思を伝達する音声表現S3として、そのスピーカから『反省してます。』の音声が流れる。音声表現を用いることにより、さらに自分の感情表現の代弁が可能となる。
直接、本人の口から反省していることを伝えずに、携帯電話機から音声表現S3を発声させることにより、本意は別にあることも間接的に相手に伝えることができる。こういった場合、携帯電話機の画像P3を見せられ、音声表現S3を聞いた相手に、責めすぎてはいけないことを悟らせる。
図5(b)は、会議、打ち合わせ、講義、飲み会等で話がつまらないや長時間で飽きてきてしまったときに最適な画像コンテンツである。画像P4は沈んだ顔の人物であり、他人に伝えたい意思、感情を表す文字M4として、『もう...帰りたい』が含まれている。また、他人に自分の意思を伝達する音声表現S4として、そのスピーカから『もう帰りたい。』の音声がスピーカから流れる。
すぐ隣りにいる人に、携帯電話機に画像P4、文字M4を表示して見せることにより、また、音声表現S4を聞かせることにより、見せられた相手にも「もう帰りたい。」との気持ちの同調、共感を求めることができる。会議や自慢話が長時間になると非常な苦痛を感じることが多い。そのような場合、直接発言できない中で携帯電話機を用いることにより、これに気持ちを代弁させて隣の人に意思を伝達し、こっそりと気分転換を図ることができる。
図5(a)及び(b)に開示の画像コンテンツの場合、画像のデータと共に音声のデータも組み合わされて、ひとつの画像コンテンツが構成される。ただし、音声表現を差し控えるべき状況もある。ひとつの画像コンテンツに含まれている音声表現について、画像と共に再生するか、もしくは音声表現のみ再生しないとすることについては、状況に応じて自由に選択可能である。
開示の具体例のように、ダウンロードした画像コンテンツに含まれる画像には意思や感情を表現する内容の文字と、その文字に付随するイラストが描かれている。その内容としては、声に出して言いにくいことや、ふと思ったこと等を端的に言い表すものが好適であり、短い言葉で大きな文字である方が見た者にとって理解が早く、楽しめるものとなっている。そして、画像コンテンツを表示した携帯電話機の画像表示部を見せることにより、言葉を直接交わすことができない場においてもコミュニケーションをとることができ、さらには、その画像コンテンツの内容で楽しんだり盛り上がったりすることもできる。
併せて、音声表現も付加しているため、意思または感情の伝達はより円滑になり、音声表現の内容にいかんよっては伝達内容に面白味を増すこともできる。さらに、音声出力後に画像が現れる等の演出も可能であり、使用方法によっては娯楽性を向上させることもできる。
図6は、請求項5の考案に規定するように、前出のコンテンツ配信事業者からいったん自己の携帯電話機にダウンロードして保存した画像コンテンツを電子メールに添付して他の携帯端末機に送信するときの表示例である。特に、前出の携帯電話機10を携帯端末機の一例として、その画像表示部30(液晶ディスプレイ)に表示した例である。以下、携帯電話機10(10a,10b)に基づいて説明する。図2、図3から理解されるように、携帯電話機10には送受信部50が備えられており、契約している通信事業者との通信(データの送受信)が可能である。図3における携帯電話機10aと通信事業者(I)81との関係である。
図6(a)に示すとおり、まず、携帯電話機10aの利用者は、電子メールを起動するメール操作キー22により電子メールを起動する。予め携帯電話機10(10a)の記憶部60に記憶された画像コンテンツの中から送信しようとする画像コンテンツを添付ファイルに選択する。送信先、件名、本文をそれぞれ入力する。この場合、前出の図4(a)の画像コンテンツ(画像P1)を添付して送信するため、添付ファイルに「ドンマイ.pq」を選択できる。また、宛先に「xyz@abc」、件名に「UVW」とし、本文に「ドンマイ!!」と入力している。最後にメール送信キーを押すことで画像コンテンツを添付した電子メールの送信は完了する。
そこで、この電子メールの送信が異なる通信事業者間による場合、図3から理解されるように、携帯電話機10aから通信事業者(I)81に送信され、そのサーバ83に蓄積される。この電子メールのデータは通信事業者(I)81のサーバ83から、通信事業者(II)82のサーバ84へ送信、蓄積される。電子メールのデータは、宛先が「xyz@abc」の携帯電話機10bに送信される。むろん、同一通信事業者の携帯電話機同士のデータ送信の場合、その事業者内のサーバを介した転送となる。
図6(b)は、宛先が「xyz@abc」である電子メールを受け取った携帯電話機10bに表示される表示例である。本文に前記の「ドンマイ!!」が表示され、本文の下部に携帯電話機10aの利用者が添付したファイルT1が表示される。携帯電話機の規格によってはファイル名(前出の「ドンマイ.pq」等)のみが表示されることもある。電子メールに添付された画像コンテンツを受け取った携帯電話機では、その携帯電話機の記憶部に当該画像コンテンツを保存することができる。受け取った携帯電話機利用者も自由に画像コンテンツを使うことができるようになるため、互いに楽しむことができる。符号11’は携帯電話機10bの表示部側本体、30’はその画像表示部である。
電子メールに添付して自由に画像コンテンツを送信できるため、画像コンテンツの転送が極めて簡単である。自分が画像コンテンツを利用して楽しむ以外にも、他人に画像コンテンツを広める面白さも生じる。新しくダウンロードした画像コンテンツを交換したり、その取得数を競い合ったりしながら楽しむこともできる。ある程度、画像コンテンツ数が蓄積されると、伝言ゲームのように互いに楽しむこともできる。
ちなみに表示される画像コンテンツとして表示される画像は、静止画、動画、コマ送り画像等のいずれであってもよい。さらに、画像コンテンツには、画像のほかに前記の自分の意思を伝達する音声表現と合わせて、効果音、歌、楽曲等のデータも組み合わせることも可能である。
本考案の一実施例に係る携帯端末機の全体正面図である。 携帯端末機の構造の概略を示すブロック図である。 データの送受信を示す概念図である。 画像コンテンツの第1の表示例である。 画像コンテンツの第2の表示例である。 電子メールによる画像コンテンツの送信の表示例である。
符号の説明
10,10a,10b 携帯電話機(携帯端末機)
14 スピーカ
15 マイク
20 操作キー(閲覧選択手段)
21 選択用操作キー
22 メール操作キー
23 ネットワークアクセス操作キー
30 画像表示部(画像表示手段)
31 液晶ディスプレイ
40 マイクロプロセッサー
50 送受信部(アクセス手段、送信手段)
60 記憶部(コンテンツ記憶手段)
81,82 通信事業者(I),通信事業者(II)
91 コンテンツ配信事業者

Claims (6)

  1. 他人に自分の意思を伝達するための表現を含む画像からなるコンテンツの配信者にアクセスするアクセス手段と、
    前記コンテンツの配信者が有するコンテンツを閲覧し選択する閲覧選択手段と、
    前記選択したコンテンツをその配信者からダウンロードして記憶するコンテンツ記憶手段と、
    前記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツを他人に対して伝達するための画像として画面に表示する画像表示手段
    とを備えたことを特徴とする携帯端末機。
  2. 前記表現が感情表現を含むものである請求項1に記載の携帯端末機。
  3. 前記コンテンツにさらに他人に自分の意思を伝達する音声表現を含む請求項1又は2に記載の携帯端末機。
  4. 前記コンテンツ記憶手段が記憶したコンテンツを他の携帯端末機に送信する送信手段が備えられた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の携帯端末機。
  5. 前記送信手段が、前記コンテンツ記憶手段に記憶したコンテンツを電子メールに添付して他の携帯端末機に送信する請求項4に記載の携帯端末機。
  6. 前記携帯端末機が、携帯電話機、PHS、PDAのいずれかである請求項1ないし5のいずれか1項に記載の携帯端末機。
JP2008007422U 2008-10-22 携帯端末機 Expired - Lifetime JP3147561U (ja)

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