JP3147472U - トイレの送水装置 - Google Patents

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JP3147472U
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JP2008006723U
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Inventor
光雄 中台
Original Assignee
リンフォース工業株式会社
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Abstract

【課題】超節水水洗便器又は簡易水洗便器から排出する屎、尿、水の混合体を水洗便器からの排出水を搬送するのと同じ管路勾配で搬送出来るようにした送水装置を提供する。
【解決手段】大便及び小便と少水量の洗浄水を便器床下の貯留槽4に集め、所定の水量になると開状態になる永久磁石9作動の遮蔽体7をもって搬送能力を持つ水量にしてから管路に流す構成により少水量排出便器の搬送力を高めた。
【選択図】図1

Description

本考案は超節水水洗便器又は簡易水洗便器から排出する屎、尿、水の混合体を水洗便器からの排出水を搬送すると同じ管路勾配で搬送出来るようにした送水装置に関する。
汲取便槽に接続して使用する便器に簡易水洗便器がある。この便器は200〜500ccの少量の水で便器を洗い、洗浄残水を便落口に配設された皿状の遮蔽体の上に溜め、防臭をする構造のものが主流を占めている。
簡易水洗便器は便器洗浄水量が少なく、搬送能力が低いので、設置の場合、便槽の直上に置くか、横引き配管をする場合には配管角度25°以上、横引管の長さは1.5メートル以内と定められている。(旧大臣認定基準)
又便槽に落とす水を制限しているので、便器の洗浄力も水洗便器に比べて劣っていた。
これ等の問題を解決するために本考案人は少量の水で汚物を便槽に落としてから便槽に水が入らない手段を講じて、便器ボウル面を洗浄し、この水を別途処理したり、放流することを考えた。(特願昭57−53363)
その後本考案人はこの考え方を発展させ便器洗浄水を循環水として、便器の洗浄に再利用することを考えた。(特願2005−120006)
この方法に改良を加え商品化段階に至りこれを超節水水洗便器と名づけた。
しかし汚物の行く先は便槽であった。(実願2005−9945)
現在、地球温暖化防止のためCO削減の動きが世界的な規模で行われており、又世界的な水危機への警鐘が鳴らされている。
本考案人による超節水水洗便器を利用した洗浄水分離循環技術が、汲取便槽のみならず、下水道や浄化槽にも応用されれば、上下水道の費用の節減と共にCOの削減にも大きく貢献出来る。
特願昭57−53363 特願2005−120006
実願文献
実願2005−9945
発明が解決しようとする課題
本考案人は簡易水洗便器や超節水水洗便器により排出される汚物と少量の水を水洗便器と同じ搬送能力を持つ装置を考案した。且つ従来の水洗便器との取替を考え、家屋床下部の従来の配管を出来るだけそのまま利用できるように配慮した。
これは現在放置されている多数の単独浄化槽のうちどうしても汲取便所に戻さなければならなくなった時、浄化槽を汲取便槽に変える際にその配管勾配をそのまま利用して少量の汚水をためて搬送する手段である。
課題を解決するための手段
便器として使用する簡易水洗便器又は超節水水洗便器の便落口直下の下水管路の途中に水洗便器の1回の洗浄水量とほぼ同じ水量(5〜8リットル)の汚水、汚物をためる円筒状の貯水部を作り、その貯水部の下端に便器の便落口とほぼ同じ口径の開口部を設けその開口部に簡易水洗便器のバランス式便皿と同じ構造の遮蔽体を取り付ける。その遮蔽体の開閉作動支点の反対側に磁性感応部材製の重錘を設け、閉皿時の重錘に対峙する位置に磁力を貯水部にたまる所望の水量の重さに合わせた永久磁石を選定設置する。大小便の何回かの使用により便器から排出された汚水、汚物はこの貯留部内に溜まり、所定の水量に達すると磁石の耐力が切れて、管路に配送力のある量の汚水、汚物を流し出す。
基本的には上記のような作動をするが貯留部の上部に外部からの通水管を設け、この通水管に浄化槽の浄化済放流水をポンプアップして流したり、台所から排出する雑排水の一部を簡単な濾過をして流してやると、より水分の多い汚水が早くたまり、遮蔽体の開閉排出作動を繰り返すことでより搬送性能が良くなる。
考案の効果
既に水洗便器が設置されている場合、既設の排水配管の下部はそのままで、床に近いたて管の上部を30センチ程切断して貯留装置をつなげるだけなので床をはがす大工事が不要。
また貯水部の直径が20センチ位なので便器の床部の内側に納まり、床面の外観も良い。
発明を実施する最良の形態
図1〜図4には本考案の送水装置に於ける実地の一形態を例示している。1は便器で考案者が実願2005−009945で開示した超節水型便器で、大、小便及び少量の水は便器の排便口を遮蔽する遮蔽体2を押し開いて下方に落下する。落下後電磁石に通電させることによって便皿2は閉位置に固定し、便器ボウル面を洗浄した水は水路3を通って外部に排出し、放流又は循環洗浄水として使われる。1は例示した便器の一つであり、他の簡易水洗便器を使用することも出来る。
貯留部4は円筒型のビンを逆立ちさせたような形状で上部は便器便落口に合わせて排便管が内接し水密に取り付けられる。下端開口部5は上部便落口とほぼ同じか又は少し大きな口径にして、大便や紙、時には便器排便口を通過した落し物等が、この部分につまらないように配慮している。
4の形状は本実施例では床下配管と貯留部4の間をつなぐ接続部6と一体化して作られている。接続部6は4と同じ材質の合成樹脂成型品で作られ倒立したビン形状の底部は貯留部4にかんごう密着され水密の一体型となっている。
貯留部4の下部開口部5には便器の便皿と同じ遮蔽体7を開閉可能に備えている。この遮蔽体の支軸を介した反対側には鉄等の磁力感応体の重錘が固着され平常時には開口部5を閉状態に保っている。接続部6の一部に凹部8を作りそこに永久磁石9が挿入固着されている。永久磁石は何枚かを重ねて便皿重錘に磁力を与え、6〜7リットルの所望の水量が溜まると磁力が切れ、遮蔽体が開口するように設定されている。
通気管10は貯留部に汚水が溜まった時のエアー抜きと同時に遮蔽体7の開口時には空気を吸い込み便器の遮蔽体が流水時の吸引力で開かないように作動している。
又貯留部上部に管11を配し,夾雑物を除いた雑排水か、浄化槽の放流水を導入して搬送力をつけることも可能である。
[図2]及び[図3]は設置の状況を示している。切断した下水たて管の所定の寸法で切断した排便管の上面にゴムパッキンを取り付け上から貯留部と一体化した接続部を差し込むようになっている。
本考案の実施の一形態を例示する縦断面図 本考案の作業途中の縦断面図 接続完成の縦断面図 循環水水路をつけた縦断面図
符号の説明
1 便器
2 遮蔽体
3 循環洗浄便器の循環路
4 貯留部
5 開口部
6 接続部
7 貯留部遮蔽体
8 接続部磁石用凹部
9 永久磁石
10 通気管
11 搬送水注入管

Claims (2)

  1. 1リットル以下の少量の水で大便及び小便を便槽に落とす簡易水洗便器又は同じ少水量で大便及び小便を便槽に落としてから大量の水で便器を洗い、この水を循環洗浄させたり、放流したりする便器の排出口の床下に便槽に落ちる汚水を貯める貯留部を作り、その貯留部の開口部に、永久磁石により所定の水量を保持し所定の水量を超えると排水する遮蔽体を持つトイレの送水装置。
  2. 汚水貯留部の上端に注水管を設けこれによって家庭雑排水や、浄化槽よりの循環送水を注入する構造をもった請求項1記載のトイレの送水装置。
JP2008006723U 2008-08-26 トイレの送水装置 Expired - Lifetime JP3147472U (ja)

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JP3147472U true JP3147472U (ja) 2009-01-08

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