JP3147118U - 錘交換式ルアー及び交換錘 - Google Patents

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【課題】小さなルアーでもルアー本体外部に交換錘を取り付けることでルアーの重量を重たくし、遠投することを可能とし、また交換錘を取り付けても浮力の中心の位置が変わらず、ルアーを引いた時と止めた時とのルアーの姿勢の変化が少なく、ウォブリング性能にも支障がでないルアーと、釣針と絡まないように全長を短くしても、簡単な作業で交換できる交換錘を提供する。
【解決手段】本考案はルアー本体の下側に交換錘を取り付けるためのハンガーをウォブリングの軸の近くで浮力の中心の位置の少し前側に設け、交換錘は錘全体にリング状フックを設けるようにした。
【選択図】図1

Description

本考案は魚釣りに用いるルアーとそのルアーに使用する交換錘に関する。
従来のルアーは小魚などに外形を似せた、プラスチック、木材、金属などで形成されたルアー本体に釣り針を連結したものである。このようなルアーはルアー本体の前部にリップを設けウォブリング(ルアーを前方から見て左右の首振り運動)するようにしたルアーやリップは付いていないがウォブリングするルアー(バイブレーションルアー)などがある。
それらのルアーはルアーの浮力の中心付近のルアー本体内部下側に錘を配置することでルアーのバランスを安定させているが、その錘はウォブリングの軸の近くに位置していなければルアーがウォブリングしないために、ルアー本体の前側に配置する必要がある。そのためにルアーのキャスティング時にはルアーの重心がルアーの本体の前側に位置するために、ルアーを遠くまで飛ばすことができない。
そこでルアー本体内部に錘が前後に移動できる管を設けキャスティング時には錘がルアー本体後部に移動しルアーの重心をルアー本体の後側に位置させルアーを遠くまで飛ばすことができ、着水後釣竿を大きくあおり錘をルアーの前側に移動させウォブリングの軸の近くに設けられた錘を固定するためのクボミに両立させたルアーが知られている。
また従来のルアーは、水よりも比重の軽いフローティングルアー、水と比重が等しいサスペンドルアー、水よりも比重の重いシンキングルアーなどがある。釣り人はこれらのルアーを釣り場の状況に応じてルアーを交換しながら釣りを行っているが、ロングビルルアーと呼ばれるルアーのリップの下側に設けられたアイに錘を取り付けることでルアーの比重を変え、一本のルアーでフローティングルアー、サスペンドルアー、シンキングルアーの各タイプに変更しながら釣りを行うことができる特開2005−65667が知られている。
従来のルアーでルアー本体内部を錘が前後に移動するルアーは、ルアー本体内部に錘と錘が移動するための管を配置しているために、小型のルアーにおいては、ルアー内部の空間が少ないため大きな錘を配置することができないため重心移動による遠投性の向上は、あまり望めず、ルアー自体の重量も軽いために遠投することができない。
また特開2005−65667のルアーは、交換錘を取り付けることでルアーの重量が重くなり、小型のルアーでも遠投することができるが、交換錘をリップに取り付けるために、極端な前重心のルアーになってしまうためにルアーを引いた時と止めた時とのルアーの姿勢の変化が大きく魚に警戒されてしまう場合が多い。また、このルアーが解決しようとする課題は、表層、中層、低層にいるそれぞれの魚を一つのルアーで釣るということを課題にしているが、このルアーは、ロングビルルアーと呼ばれるリップが長く深く潜るタイプのルアーであるために表層の釣りには、適さず、課題が解決したとはいえない。それらの使用上の不都合によりこのルアーは実用化されていない。
最近多くの人がルアーフィシングを楽しむようになったために、大きなルアーでは魚が釣れない場合が多く見られ、ルアーを小型のものに変えると魚が釣れることが、よくあるようになった。しかし小型のルアーは遠投できないために小さな毛針を遠投することができるフライフィシングでは、魚が釣れているのに、ルアーフィシングでは、魚が釣れない場合が多く見られるようになった。
そこで本考案は、小さなルアーでも、ルアー本体外部に交換錘を取り付けることでルアーの重量を重たくし、遠投することを可能とし、また交換錘を取り付けても浮力の中心の位置が変わらず、ルアーを引いた時と止めた時とのルアーの姿勢の変化が少なく、ウォブリング性能にも支障がでないルアーと、釣針と絡まないように全長を短くしても、簡単な作業で交換できる交換錘を提供することを課題とする。
本考案に係るルアーは、ルアー本体の下側に交換錘を取り付けるためのハンガーをウォブリングの軸の近くで浮力の中心部の少し前側に設けるようにした。
本考案に係る交換錘は、錘全体にリング状フックを設けるようにした。錘をルアーに取り付ける場合、リング状フックをルアー本体に設けられているハンガーの内側に通してから、リング状フックのあごの部分にハンガーを引掛けて、交換錘とルアー本体を互いに引っ張り合うことで取り付けることができる(図3参照)
また交換錘をルアー本体から取り外す場合は交換錘を180°回転させて図4に示す状態にしてからルアー本体と交換錘を互いに引っ張り合うことで交換錘を取り外すことができる。
本考案に係るルアーは、交換錘をルアー本体に設けられたハンガーに取り付けることで、ルアーの重量を重たくすることができ、それにより、小型のルアーでも遠投することが可能になった。
またハンガー5は、ルアーの浮力中心部の少し前側に設けるためにルアーを沈めている時には、ルアーの前側を下に少し傾いた状態で沈んでいく。ルアーを引いた時には、リップなどに水の抵抗を受け、ルアーの前側を下に少し傾いた状態で進んでいく。そのために、ルアーを止めた時とルアーを引いた時とのルアーの姿勢の変化が少なく、魚に警戒されることが少ない。
またハンガー5は、ルアーウォブリングの軸の近くに設けるために、交換錘の重量が重くてもウォブリング性能に支障がでない。またルアーの運動は、ウォブリングとローリング(ルアーを前から見て右回転、左回転の交互に連続した運動。起き上がり小法師のような動き)を合わせた動きであるために、交換錘を使用した場合には、ローリングが抑えられ、周期の非常に短いウォブリングになる。そのようなウォブリングは、従来のルアーにはないために、従来のルアーにスレテしまって釣ることが難しくなってしまった魚にも、本考案のルアーは、非常に有効である。
また本考案のルアーは、小型のルアーにおいては、ハンガーと釣針取り付け用アイとの距離が近いために、交換錘の全長が長いと釣針と錘が絡み付くなどのトラブルがおきやすくなる。そのため従来より使われているサルカンなどの締結具を交換錘に使用すると、全長が長くなってしまい釣針と絡み付くなどのトラブルがおきやすい。また、小型のサルカンを使用すると交換しづらくなってしまう。しかし本考案の交換錘は、ルアー本体と交換錘を互いに引っ張り合うだけで、錘の脱着が行えるために、錘の全長を短くすることにより釣針と錘が絡み付くなどのトラブルを防ぐことと、錘の脱着を簡単に行えることを両立させることができる。
また本考案のルアーはハンガーをルアー本体の下側に設けることで、さまざまなタイプのルアーに実施することが可能になった。それによりリップの小さなあまり潜らないタイプのルアーに本考案を実施した場合には、着水後直ちにルアーを引くと表層の魚を釣ることができ、着水後ルアーを沈めてからルアーを引くと中層や低層の魚を釣ることができる。またロングビルルアーや、バイブレーションルアーなどの深く潜るタイプのルアーに本考案を実施した場合には、さらに深い層を探ることができる。
さらに交換錘を変更することで、ルアーの泳層を変化させることができ、またルアーが、沈むスピードや沈む深さを変えることができる。釣り場では、風の強弱や波の大小や魚の泳層の変化など、さまざまな条件に対応しなければならず、従来のルアーでは、ルアー事態を交換しながら釣りをしなければならないが、本考案のルアーでは、重量の異なる交換錘を簡単な作業で交換しながら、釣り場の条件の変化に対応することができる。
本考案のルアーと交換錘は、これらさまざまな効果により魚が非常によく釣れる。
本考案の実施例について図面を参照しつつ説明する。
図1は本考案の実施形態によるルアーの一例の側面図である。このルアーは、外形を魚に似せた本体2と、本体2の頭部下面から前方に突き出した板状のリップ3を有する。そして頭部先端の近くに釣り糸を係止するためのリング状のアイ4が設けられている。またルアー本体2の尾部には釣り針を取り付けるためのリング状アイ6が設けられている。
ルアー本体2は、合成樹脂、木材、金属などで形成され、その内部には、ルアーのバランスや浮力を整えるための錘が配置される。配置される位置や個数又その重量は、ルアーの大きさや形状、浮力などによって異なる。
ルアー本体2の下側には、錘7を取り付けるためのハンガー5が設けられている。ハンガー5は、ルアー本体2の下側前方からルアー本体2の浮力の中心付近のルアーの下側にかけてステンレス鋼線などによりV字型に形成され、交換錘7のリング状フック9を内側に通すことができる大きさを有する。
このルアーに交換ルアー7を取り付けた状態でキャスティングした場合、まずルアーをぶら下げた状態の時には、交換錘7のリング状フック9はハンガー5の5bの位置にあり、錘本体8はルアー本体2に密着した状態になり、その状態でキャスティングするとルアーが回転せず、安定した空中姿勢で飛んで行く。また着水後は、交換錘7のリング状フック9は、ハンガー5の5aの位置に自動的に移動しルアーは安定した水中姿勢となる。
ハンガー5は5bの位置から5aの位置へ交換錘のリング状フック9がスムーズに移動できるのであれば図5に示すような、曲線の組み合わせなど、形はどのようなものでもかまわない。またルアー本体にハンガーを固定する方法は、左右一対の半割状に形成されたルアー本体を張り合わせる時にハンガーの両端をルアー本体内部に挟み込みルアーと一体化させる方法や、ハンガーをルアー本体にビスで固定するなど、ハンガーの固定に必要な強度を確保できる方法であれば、どのような方法でもかまわない。
図2は本考案の実施形態による交換錘の一例の正面図である。この交換錘7は、鉛などの比重の大きな金属で形成された錘本体8にステンレス鋼線などにより形成されたリング状フック9が設けられている。錘本体8はキャスティング時や魚を釣り上げた時などにルアー本体2と接触することが多い。そのために錘本体8は、球形や円錐形などの滑らかな形が好ましい。また錘本体8は、プラスチックなどで錘の外側を形成し、強く光を反射させ集魚効果を高めたり、鈴のような構造にし、音によって集魚力を高めるなどの工夫を施してもかまわない。
またリング状フック9は、ステンレス鋼線などにより形成されるが、弾性反発力を有するものであれば、他の金属や、プラスチックなどでもかまわない。またリング状フック9は鋼線が互いに重なり合う部分に、隙間ができないように形成し、鋼線が互いに重なり合う部分は、リング状フック9の中央からの角度で90°前後が交換錘の脱着のしやすさなどから好ましいが、鋼線の強度の大小によっては、ほかの角度でもかまわない。またリング状フックの形状は、円形以外にも楕円形や卵形など、特に限定はされない。
また錘本体8にリング状フック9は、強固に固定する必要がある。そのために錘本体8の形成時にリング状フック9の錘側の端を錘本体8の内部に埋込み、一体化させる方法や、錘本体8にリング状フックを捻込み固定するなど、強固に固定できる方法であれば、どのような方法でもかまわない。
交換錘7をルアー本体2に設けられたハンガー5に取り付ける場合リング状フック9をハンガー5の内側に通し、リング状フック9のあごの部分10にハンガー5を引掛けて交換錘7とルアー本体2を互いに引っ張り合うことで簡単に取り付けることができる。(図3参照)また交換錘7をハンガー5から取り外す場合は、交換錘7を180°回転させて図4に示す状態にしてからルアー本体2と交換錘7を互いに引っ張り合うことで簡単に取り外すことができる。
本考案の実施例によるルアーに本考案の実施例による交換錘を取り付けた状態の側面図である。 本考案の実施例による交換錘の正面図である。 上記ルアーに設けられた錘取り付け用ハンガーに、上記交換錘を取り付ける時の状態を示す図である。 上記ルアーに設けられた錘取り付け用ハンガーから、上記交換錘を取り外す時状態を示す図である。 図1のルアーの錘取り付け用ハンガーの変形例拡大図である。
符号の説明
2・・・ルアー本体
5・・・交換錘取り付け用ハンガー
7・・・交換錘
8・・・交換錘本体
9・・・リング状フック
10・・・リング状フックのあごの部分

Claims (1)

  1. ルアー本体の下側に錘を取り付けるためのハンガーを形成し、またハンガーは錘に形成されたリング状フックを内側に通すことができる大きさを有し、錘は錘本体にリング状に形成されたリング状フックを設けることを特徴とする錘交換式ルアー及び交換錘。
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WO2022219826A1 (ja) * 2021-04-14 2022-10-20 康夫 小林 水中移動体の錘または釣り具の錘、及び水中移動体の錘の絡み止めまたは釣り具の錘の絡み止め
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