JP3147039U7 - - Google Patents
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Description
本考案は、電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電気掃除機としては、機構部(本考案の掃除機本体に相当する)に対してダストケースが着脱自在に取り付けられたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。そして、これらの電気掃除機では、前記ダストケースの着脱は、前記機構部に設けられたクランプを操作することで行われる。また、ダストケースを掃除機本体に対してバヨネット式に取り付けるものも知られている。 特許第3933855号公報
しかしながら、このような電気掃除機においては、前記掃除機本体の外面に前記クランプとスイッチ操作部が露出する。このため、従来の構造は、外観が雑然としており、デザイン上すっきりしたものとは言えなかった。また、従来の構造は、前記掃除機本体に前記クランプを設ける必要があるため、このクランプの分、小型化できないという問題もあった。このような問題は、前記ダストケースを前記掃除機本体に対してバヨネット式に固定する構造にすることで、解決することができる。しかしながら、このような構造を採用した場合、前記ダストケースを軸回りに回動させる際の滑り止めを設ける必要がある。一般的には、このような滑り止めは、複数の細かい突部又は凹部、或いは指をかけるためのリブによって構成される。このような滑り止めは、外観形状を雑然とさせてしまうという問題があった。
本考案は以上の問題点を解決し、すっきりした外観の電気掃除機を提供することを目的とする。
本考案の請求項1に記載の電気掃除機は、筐体を有する掃除機本体と、バヨネット構造によって、前記掃除機本体に対し、軸回りに回転させることでバヨネット式に取り付けられると共に、軸回りに回転させた後で軸方向に引き離すことで取り外されるダストケースとを有する電気掃除機において、前記ダストケースの外面の軸直断面形状が非円形であると共に、前記掃除機本体の筐体の上端形状と前記ダストケースの基端形状が一致するように構成したものである。
また、本考案の請求項2に記載の電気掃除機は、請求項1において、前記ダストケースの外面が、円周部と突部とを有し、前記円周部と突部とが連続して形成されると共に、前記ダストケースの円周部と突部に対応して、前記掃除機本体の外面に円周部と突部を設けたものである。
本考案の請求項1に記載の電気掃除機は、以上のように構成することにより、前記ダストケースの表面に付加的な凹凸を設けることなく、前記ダストケース自体の断面形状を非円形とすることで、前記ダストケースを掃除機本体に対して軸回りに回転させることでバヨネット式に着脱する場合でも、手を滑りにくくして、前記ダストケースを掃除機本体に対して容易に着脱させることができると共に、前記ダストケースと掃除機本体の外観形状に連続性を持たせて外観を良好にすることができる。
また、前記ダストケースの外面に、円周部と、この円周部に連続して形成される突部とを設けたことにより、前記ダストケースの断面を円形に近い形状にしつつ、指が掛かる部位を形成することができるので、前記電気掃除機の外観をすっきりさせることができると共に、前記ダストケースの円周部と突部に対応して、前記掃除機本体の外面に円周部と突部を設けたことにより、前記掃除機本体とダストケースの外観形状に連続性を持たせることができるので、電気掃除機の外観を良好にすることができる。
以下、本考案の実施形態について、図1乃至図5に基づいて説明する。1は手持ち型の電気掃除機である。この電気掃除機1は、掃除機本体2と、この掃除機本体2に対して着脱自在に取り付けられるダストケース3とを有して構成されている。
前記掃除機本体2の筐体4には、開口部5及び把持部6が形成されていると共に、前記開口部5には、スイッチ操作手段7が取り付けられている。なお、このスイッチ操作手段7は、透明な合成樹脂によって構成されている。また、前記掃除機本体2内には、図示しない電動送風機及び二次電池が設けられている。また、前記掃除機本体2内には回路基板8が設けられており、この回路基板8上にスイッチ9及び発光素子としての発光ダイオード10が実装されている。更に、この発光ダイオード10は、前記スイッチ操作手段7の内側に位置する。
前記スイッチ操作手段7とスイッチ9と発光ダイオード10について詳述する。前記スイッチ操作手段7は、前記筐体4外に露出する操作部11と、前記筐体4内に位置するアーム部12及び摺動部13とを有して一体に構成されている。なお、前記スイッチ操作手段7は、その摺動部13が前記筐体4に設けられた案内部14に案内されることで、図4及び図5の姿勢における上下方向に摺動可能となっている。また、前記スイッチ9は、スイッチ本体15と、前記アーム部12によって動かされる可動部16とを有して構成されている。更に、前記発光ダイオード10は、前記開口部5内における前記スイッチ操作手段7のポジションに拘わらず、前記操作部11の内側に位置する。
なお、図1及び図2の姿勢における前記掃除機本体2の筐体4の上部及び下部には、複数の円周部17,18と突部19,20が形成されている。前記突部19,20は、前記円周部17,18から接線方向に延びるように形成されていると共に、この接線方向に延びた面が交差する位置に稜線21,22が形成されている。即ち、前記円周部17,18と突部19,20は、それぞれ面が連続するように形成されていると共に、前記突部19,20は、稜線21,22において面が不連続となるように構成されている。
前記ダストケース3は、先端3A側に吸込口23が形成されていると共に、基端3B側に図示しない開口部が形成されている。そして、前記ダストケース3の基端3B側が、前記掃除機本体2に対してバヨネット式に取り付けられる。なお、バヨネット構造については周知であるので、説明を省略する。更に、前記ダストケース3内には、図示しないフィルタが設けられている。
なお、前記ダストケース3には、複数の円周部24と突部25が形成されている。前記突部25は、前記円周部24から接線方向に延びるように形成されていると共に、この接線方向に延びた面が交差する位置に稜線26が形成されている。即ち、前記円周部24と突部25は、それぞれ面が連続するように形成されていると共に、前記突部25は、稜線26において面が不連続となるように構成されている。更に、前記ダストケース3の基端3Bの形状は、前記電気掃除機1を横置きした時に脚となる突部27を除き、前記筐体4の上端の形状とほぼ一致するように形成されている。
次に、本考案の作用について説明する。まず、前記掃除機本体2に前記ダストケース3を取り付ける。この場合、図3(b)に示すように、前記掃除機本体2に前記ダストケース3を被せ、軸線Xを中心に図3(a)の状態まで右回りに回転させることで、前記ダストケース3は前記掃除機本体2にバヨネット式に固定される。なお、前記ダストケース3自体の断面形状が非円形となっていることで、このダストケース3の表面に滑り止めのための付加的な凹凸を設ける必要がない。従って、前記ダストケース3を掃除機本体2に対してバヨネット式に固定する場合でも、前記ダストケース3を掃除機本体2に対して容易に固定することができる。また、前記ダストケース3の外面に、円周部24と、この円周部24に連続して形成される突部25とを設け、この突部25に、不連続な稜線26を形成したことにより、前記ダストケース3の断面を円形に近い形状にしつつ、前記突部25に指を掛けることができるので、前記ダストケース3,ひいては前記電気掃除機1の外観をすっきりさせることができる。更に、前記ダストケース3が前記掃除機本体2に取り付けられると、前記ダストケース3の複数の円周部24と突部25と稜線26に対応して、前記筐体4の複数の円周部17と突部19と稜線21が形成されていると共に、前記ダストケース3の下端3Bの形状が前記筐体4の上端の形状とほぼ一致するので、前記掃除機本体2とダストケース3の外観形状が連続性を持ち、電気掃除機1の外観を良好にすることができる。
この状態で、前記掃除機本体2に設けられた図示しない受電端子に図示しない給電手段を接続することで、前記掃除機本体2内に収納された図示しない二次電池が充電される。そして、このように前記二次電池を充電させるために前記掃除機本体2に通電すると、前記発光ダイオード10が発光する。更に、この発光ダイオード10の発した光は、透明な合成樹脂によって構成された前記スイッチ操作手段7の操作部11を透過する。このように、前記発光ダイオード10が前記スイッチ操作手段7の内側に位置することで、前記掃除機本体2の筐体4の表面には、前記発光ダイオード10が露出せず、前記スイッチ操作手段7のみが露出する。これによって、前記掃除機本体2,ひいては前記電気掃除機1の外観をすっきりさせて、美観を向上させることができる。
なお、前述したように、前記発光ダイオード10が前記スイッチ9と共通の回路基板8に実装されているので、前記発光ダイオード10の取り付けを容易に行うことができる。また、前記発光ダイオード10が前記スイッチ操作手段7に取り付けられていないことで、前記スイッチ操作手段7が動いたとしても前記発光ダイオード10が動かないので、この発光ダイオード10の配線の撓みが繰り返されることによる配線の破損が生じないようにすることもできる。
前記二次電池が充電されると、前記電気掃除機1が使用可能な状態となる。この電気掃除機1を用いて掃除をする場合、使用者は、前記把持部6を把持し、前記操作部11に指を当てて前記スイッチ操作手段7を図4,図5における上方に摺動させる。この際、前記アーム部12によって前記スイッチ9の可動部16が上方に移動させられる。このように、前記スイッチ9の可動部16が移動すると、前記二次電池から電動送風機に電力が供給され、吸引気流が形成される。なお、前記二次電池から電動送風機に電力が供給される場合、前記発光ダイオード10は発光しない。そして、吸引気流が形成されると、前記ダストケース3の吸込口23から塵埃を含んだ気流が吸い込まれる。更に、この気流に含まれる塵埃は、前記ダストケース3内のフィルタによってろ過され、前記ダストケース内に溜められる。なお、前記電動送風機を停止させる場合、前記操作部11に指を当てて前記スイッチ操作手段7を図4,図5における下方に摺動させる。この際、前記アーム部12によって前記スイッチ9の可動部16が下方に移動させられる。このように、前記スイッチ9の可動部16が移動すると、前記二次電池から電動送風機に供給される電力が遮断される。
前記ダストケース3内に溜まった塵埃を廃棄する場合、軸線Xを中心に、図3(a)の状態から図3(b)の状態まで左回りに回転させた後、前記ダストケース3を前記掃除機本体2から軸線X方向に引き離すことで、前記ダストケース3は前記掃除機本体2から取り外される。なお、前述したように、前記ダストケース3自体の断面形状が非円形となっていることで、このダストケース3の表面に滑り止めのための付加的な凹凸を設ける必要がない。従って、前記ダストケース3を掃除機本体2から容易に取り外すことができる。
なお、本考案は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施形態では、円周部と突部とが連続するようにダストケースの断面形状を形成したが、ダストケースの軸直断面形状をこれ以外の形状にしても良い。例えば、図6及び図7の電気掃除機31では、ダストケース33の軸直断面は、複数の円周部54によって構成されており、各円周部54が交差する位置に稜線56が形成されている。この場合、前記各円周部54の円弧中心と軸線Xとは異ならせている。また、掃除機本体32の筐体34の上部も同様に、複数の円周部47によって構成されており、各円周部47が交差する位置に稜線51が形成されている。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 ダストケース
17,18,24 円周部
19,20,25 突部
2 掃除機本体
3 ダストケース
17,18,24 円周部
19,20,25 突部
Claims (2)
- 筐体を有する掃除機本体と、バヨネット構造によって、前記掃除機本体に対し、軸回りに回転させることでバヨネット式に取り付けられると共に、軸回りに回転させた後で軸方向に引き離すことで取り外されるダストケースとを有する電気掃除機において、
前記ダストケースの外面の軸直断面形状が非円形であると共に、前記掃除機本体の筐体の上端形状と前記ダストケースの基端形状が一致するように構成したことを特徴とする電気掃除機。 - 前記ダストケースの外面が、円周部と突部とを有し、前記円周部と突部とが連続して形成されると共に、前記ダストケースの円周部と突部に対応して、前記掃除機本体の外面に円周部と突部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
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JP3147039U JP3147039U (ja) | 2008-12-11 |
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- 2008-09-30 JP JP2008006868U patent/JP3147039U/ja not_active Expired - Fee Related
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