JP3146929U - 日本製自動車の中古エンジンを搭載したトライク - Google Patents
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Abstract
【課題】安価でかつ信頼性の高い三輪の自動車(トライク)を提供し、身体的に障害のある人や高齢者の自由にかつ気軽に自動二輪車の気分を味わいたいという夢を具現化する。またより少ない踏力で制動力を高めたトライクを製作し、二本のワイヤー間の高低差の問題を解決すると同時にワイヤー連結システムの耐久性を向上させるトライクを提供する。
【解決手段】日本製自動車の中古エンジンをトライクの車体に取り付け、ミッションおよびドライブシャフトを経由して駆動を後輪2輪に伝えて前進、操舵は車体前方に取り付けられたハンドルを操作し、前輪を左右に曲げることにより、誰でも気軽に自動二輪車を操る気分を味わうことができる。また少ない踏力で制動力を高めるために、自動車に一般的に使用されている負圧式のブレーキブースターをトライクに利用する。二本のワイヤー間の高低差を解消するために、棒状や板状のリンクではなく、円形のリンクを利用する。
【選択図】図1
【解決手段】日本製自動車の中古エンジンをトライクの車体に取り付け、ミッションおよびドライブシャフトを経由して駆動を後輪2輪に伝えて前進、操舵は車体前方に取り付けられたハンドルを操作し、前輪を左右に曲げることにより、誰でも気軽に自動二輪車を操る気分を味わうことができる。また少ない踏力で制動力を高めるために、自動車に一般的に使用されている負圧式のブレーキブースターをトライクに利用する。二本のワイヤー間の高低差を解消するために、棒状や板状のリンクではなく、円形のリンクを利用する。
【選択図】図1
Description
本考案は、車体と、この車体に取り付けられたハンドルにより操舵される一つの前輪と、前記車体に搭載されたエンジンにより駆動される左右一対の後輪を備えた三輪車(「トライク」という)に関する。
身体的に障害のある人や高齢で自動二輪の操作が容易でない人が、気軽に自動二輪を操る気分を味わいたくても、トライクはヨーロッパ製やアメリカ製のエンジンを搭載した高価なものか、自動二輪車の後輪を2輪に改造したものしかなかった。
トライクのブレーキに関しては、シリンダー型のブースターを使用しており、自動車に一般的に使用されている負圧式のブースターを使用していなかった。
ワイヤーを連結する際に高低差が生じた場合、これを解決するために棒状や板状のリンクを介して連結していた。
この考案は、安価でかつ信頼性の高いトライクを提供し、身体的に障害のある人や高齢者の自由に自動二輪車の気分を味わいたいという夢を具現化することを第一の課題とし、より少ない踏力でブレーキの制動力を高めることを第2の課題とし、ワイヤー間の高低差の問題を解決すると同時に二本のワイヤーを連結するリンクの耐久性を向上させることを第3の課題とするものである。
第一の課題を解決するために講じた本考案の手段は、トライクに安価な日本製自動車の中古エンジンを搭載することにより、安価でしかも信頼性の高いトライクを提供する。
第2の課題を解決するために講じた本考案の手段は、自動車で一般的に使用されている負圧式のブレーキシステムを導入し負圧式ブレーキブースターとマスターシリンダーと前後輪側のブレーキラインとでなるトライクのブレーキシステム装置の構成とする。
第3の課題を解決するために講じた本考案の手段は、二本のワイヤーを弧を描いた長穴ガイド溝と支点となる箇所に丸穴を設けた円形のリンクに連接し、長穴と丸穴にボルトを通し車体に嵌合する構成とする。
日本製自動車の中古エンジンを搭載することにより、安価でかつ信頼性が高いトライクが提供でき、誰でも気軽に自動二輪車を操る気分を味わうことができる。
エンジンからの負圧をブレーキブースターに利用することにより、ブレーキペダルを押し込む力を増幅し、マスターシリンダーからブレーキ液を押し出す力が倍化し、より少ない力でブレーキの制動力を高めることができる。
棒状、板状のリンクでなく、円形のリンクを利用することにより、ワイヤーの取り回し及び連結方法の自由度が増すとともに、連結部分の耐久性を向上させることができる。
次にこの考案の添付図面により、説明する。図1、図2は、車体に日本製自動車の中古エンジンを搭載した図である。図3はブレーキシステムの構成図であり、図4及び図5はトライクのワイヤー連結システムの構成図である。
中古エンジンを車体にボルトで固定し、ミッションおよびドライブシャフトを経由して駆動を後輪2輪に伝えて前進する。操舵は車体前方に取り付けられたハンドルを操作し、前輪を左右に曲げることによりおこなう。
ブレーキペダルを踏み込むことにより、マスターシリンダーからブレーキ液を押し出すことになるが、これにエンジンからの負圧を取り込む負圧式のブレーキブースターを利用し、その押し出す力を、倍化させブレーキラインを通った圧力は、各ブレーキキャリパーに設置されたブレーキパッドを押し出す。
円形のリンク(Z1)を、中心点を通る直線状に丸穴(Z2)を設け、ここをボルトで車体に固定する。その丸穴(Z2)を中心点としてここから同じ距離のところに弧を描いた長穴ガイド(Z3)を設ける。長穴ガイド(Z3)にボルトを刺して車体と結合させる。このとき丸穴(Z1)を支点として円形のリンク(Z1)はスムーズに動くように固定する。円形リンクの外周近くの箇所(Z4及びZ5)にワイヤーのタイコを固定する穴を設けてワイヤーを二本固定する。Z4に接合されたワイヤーを引くことにより、Z5側に接合されたワイヤーを押し出す。
Claims (3)
- 車体と、この車体に取り付けられたハンドルにより操舵される一つの前輪と、前記車体に搭載されたエンジンにより駆動される左右一対の後輪を備えた三輪車(以下「トライク」という)であって、ヨーロッパ製の自動車エンジンや自動二輪車のエンジンを搭載したトライクではなく、信頼性の高い日本製自動車の中古エンジンを搭載したことを特徴とするトライク
- ブレーキペダルと、当該ブレーキペダルの踏力を倍加させる負圧ブースタおよびマスターシリンダーと前後輪側のブレーキラインとで構成され、踏力を増幅することを特徴とするトライクのブレーキシステム
- 二つのワイヤーと、これらを連結する円形のリンクとで構成され、高低差のある二つのワイヤーであってもスムーズに張力を伝えることを特徴とするトライクのワイヤー連結システム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008003669U JP3146929U (ja) | 2008-05-02 | 2008-05-02 | 日本製自動車の中古エンジンを搭載したトライク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008003669U JP3146929U (ja) | 2008-05-02 | 2008-05-02 | 日本製自動車の中古エンジンを搭載したトライク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3146929U true JP3146929U (ja) | 2008-12-11 |
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ID=43296614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008003669U Expired - Fee Related JP3146929U (ja) | 2008-05-02 | 2008-05-02 | 日本製自動車の中古エンジンを搭載したトライク |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3146929U (ja) |
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2008
- 2008-05-02 JP JP2008003669U patent/JP3146929U/ja not_active Expired - Fee Related
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