JP3146928U - 道具畳積載立礼式茶礼卓 - Google Patents

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正之 風間
敏明 檜ヶ谷
豊子 高山
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豊子 高山
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Abstract

【課題】安価で軽い材料で製作し、持ち運びが容易な茶礼卓に、道具畳を載せた形態で、立礼式茶道の点前ができる組立式の安価な茶礼卓を提供する。
【解決手段】茶道手前を行う茶道用点前具を設置するに必要な広さを有する道具畳、若しくは上敷きを載せる台を、差し込み式ニ分割された天板とその裏面に付いている固定板に嵌まる一対の脚で構成し、ネジ等で締結することなく容易に組付け可能な組立構造としたことを特徴とする茶礼卓である。
【選択図】図1

Description

本発明は、茶道において開催される茶会や茶道の稽古で用いられる茶道用点前具に関する。
日本の伝統的な茶道は、室内外を問わず正座をして行うことが一般的である。
しかし、正座する機会が少なく育っている若い人や、膝故障に悩む老齢者など及び、椅子に腰掛ける文化に育った外国人にとって、正座するという行為に対して、精神的肉体的に茶道を受け入れ難く敬遠される気味にあって、茶道人口は減少傾向にある。最近、それらの人達も参加できるように、椅子に腰掛けて茶道の稽古や茶会ができるように各種立礼式茶道具が考案されている。
例えば、特許文献1では、脚部により床面から所定の高さに畳を備えた複数の小基台を備え、1つの小基台に炉壇本体を取り付け、小基台の間の切欠き部に茶会主が着席するようにした茶会具が記載されている。また、特許文献2では、脚により水平に支持された基板の上面に畳を設けた道具畳型机が記載されている。また、特許文献3では、脚で支えられた畳天板に形成された入隅に炉を切り、炉の前方に張り出した畳と他の畳を連続させて、点前畳としている。また、特許文献4では、各小基台は、枠で縁取りし畳を嵌めるようにし、さらに、天板を支える脚部にトレイを設け、点前に必要な茶道具を入れられようにしている。
特開平8−187177号公報 特開2000−60653号公報 特開2003−153807号公報 特開2007−283114号公報
上述した考案した茶道用点前具は、畳や熱湯のある風呂釜、水差し、尺立、長板、風呂先など、重量物を積載するため、安全を考慮して作られるのでその構造は複雑であり、構造的に重くなり、持ち運び難く組立方法も確実に行う必要があり、制作費も高価になる。
特別の場所だけで行う茶道の点前は、特別な世界であるという意識があり、また、高価な茶道点前具は、日常生活の中で準備することは困難なため、ますます普通生活に馴染が薄い存在になっている。
本発明には、補強を兼用した差込及び受板に分割、カセット式にした、鋲などの受け部がある天板を、安価で軽い材料で作製した箱型脚組立に嵌めるだけで形成される茶礼卓に、道具畳を載せていることを特徴としている。ここでいう道具畳は、一般的に市販されてる上敷も含まれる。
本発明により、差し込むだけの構造で容易に組立が可能な構造のため、安価に作製され、特別の場所だけで行う茶道の点前だけでなく、茶道を嗜む人の日常生活でも点前ができるようになり、茶道がいろんな人に広く長く世の中に普及し易くなった。
以下、本発明に係る実施形体について詳しく説明する。尚、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において、特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態を用いた茶礼卓に関する斜視図であり、図2は、図1のA(前)方向から見た茶礼卓の正面図であり、図3は、図1のB(右)方向から見た茶礼卓の側面図を示している。
図1に示す茶礼卓は、道具畳1と、それを積載する天板は、前側天板2と後側天板3で挿し込み式で接続されており、さらに、一対の箱型脚組立4で構成されている。尚、道具畳1は、畳止め用鋲5で、前側天板2と後側天板3で接続された天板に埋め込まれている鋲刺し部6の位置に固定されることを可能にしている。
図1に示す茶礼卓を使用する時は、一対の箱型脚組立4に、前側天板2に後側天板3を差し込み一枚に接続した天板を、その裏面に付いている前固定板9、差込カバー板10及び後固定板13に合わせて嵌め込むことにより、強固に組み立てることを可能にしている。
図4は、図1に示す前側天板2をA(前)方向から見た正面図であり、前上板7にそれを補強する差込受板8と箱型脚組立4の開放部に嵌め込む前固定板9及び、差込カバー板10とが取り付け作製されている。
図5は、図4に示す前側天板2のE(左)方向から見た側面図である。
図6は、図4に示す前側天板2のF(右)方向から見た側面図である。
図7は、図4に示す前側天板2のG(下)方向から見た裏面図である。
図8は、図1に示す後側天板3をA(前)方向から見た正面図であり、後上板11にそれを補強する差込受板12と、箱型脚組立4の開放部に嵌め込む後固定板13とが取り付け作製されている。
図9は、図8に示す後側天板3のH(左)方向から見た側面図である。
図10は、図8に示す後側天板3のJ(右)方向から見た側面図である。
図11は、図8に示す後側天板3のK(下)方向から見た裏面図である。
図12は、図1に示す箱型脚組立4をD(上)方向から見た平面図であり、一対の面板14と一対の側板15で作製されているが、箱型の形補強を目的に、補強板16と支え板17及び隅補強18が取り付けられている。特に、側板15は、軽さと意匠面及び安価を重視し広い幅を作るために、安価になる幅の狭い材料(一枚板でも可)を使用し、ツナギ19で複数枚を内部的に接続し、裏から補強板16を取り付けていることにより可能にしている。
本発明に係る実態形態に関する斜視図である。 図1に示す実態形態に関する正面図である。 図1に示す実態形態に関する側面図である。 図1に示す前側天板2に係る実態形態に関する正面図である。 図4に示す実態形態に関する左側面図である。 図4に示す実態形態に関する右側面図である。 図4に示す実態形態に関する裏面図である。 図1に示す後側天板3に係る実態形態に関する正面図である。 図8に示す実態形態に関する左側面図である。 図8に示す実態形態に関する右側面図である。 図8に示す実態形態に関する裏面図である。 図1に示す箱型脚組立4に係る実態形態に関する正面図である。 図12に示おけるX−X断面図である。 図12に示おけるY−Y断面図である。
符号の説明
1 道具畳
2 前側天板
3 後側天板
4 箱型脚組立
5 畳止め用鋲
6 鋲刺し部
7 前上板
8 差込受板
9 前固定板
10 差込カバー板
11 後上板
12 差込板
13 後固定板
14 面板
15 側板
16 補強板
17 支え板
18 隅補強板
19 ツナギ

Claims (7)

  1. 茶道点前を行う茶道具及び、風呂先や前置屏風などの飾り付けが可能な略半畳の天板を有し、天板の高さは椅子等に腰掛けた姿勢で略膝頭の高さを有し、その天板上に道具畳、若しくは上敷を設け、天板下面にその固定手段として凸起部を有し、その下部両側に設けられた別体の箱形脚部の凹部と嵌めあわされるだけで保持される構造からなり、体の脇に同程度の高さを有する建水台とを組み合わせて使用することを特徴とする茶道用点前具。
  2. 茶礼卓の天板には、上に載せる道具畳、上敷きが動かないように、固定する鋲又は飾り釘などで容易に挿せるコルクやゴムなどの柔軟材の材料で作られた受け部を必要な位置に設置した構造としていることを特徴とする茶道用点前具。
  3. 茶礼卓の天板の形状は、基本は室内の略畳半分の形を基本とし、茶道を手前する部屋や屋外の環境に合わせて、曲部または多角形を構成する直線及びそれらの組み合わせで構成していることを特徴とする茶道用点前具。
  4. 茶礼卓の天板は、持ち運びが容易にできるように前後に分割し、天板材料の強度の弱さを補強するために補強板を裏打ちしていると同時に、分割された天板を差し込み形式で連結することを特徴とする茶道用点前具の天板。
  5. 茶礼卓の天板は、分割された天板を差し込み形式で、補強兼用の差込受板と差込板が先決した天板が箱型足組立の上を移動しないように、箱型脚組立の開放部に嵌まる固定板を裏面に配置し、取付られていることを特徴とする茶道用点前具の天板。
  6. 茶礼卓の箱型脚組立は、幅の狭い板を接続し、裏面に補強板を取り付け、さらに、容易に持ち運びできるように中に支え板をつけていることを特徴としている茶道用点前具。
  7. 請求項2、3、4及び5に記載の天板と請求項6に記載の一対の箱型脚組立とで組み立てられた基礎卓は、ビスや止め金具などの固定する仕掛けを必要としない組立構造を特徴とする茶道用点前具。
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