JP3146585U - 本棚台 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚さの薄い書籍、資料等を収納した容器状の本棚台において、本棚に対する位置決めがされると共に本棚台に収納される書籍、資料等の分類を示す見出しの位置が一定する本棚台を提供する。
【解決手段】容器本体2の底板2aの下面に前後方向にガイド部2dを設け、ガイド部2dに引き出し式可動台板3を前後方向に移動自在に嵌合してある。台板3にはストッパ3bが垂下しており、ストッパ3bの背面は粘着テープ又は接着テープで棚板の端面4bに固定してある。これによって棚板4上に並列する各容器本体2の位置は定まる。容器本体2を引き抜いても隣りの容器本体2が寄って来たり、倒れて来たりしない。また容器本体2は元の位置に正しく戻せる。
【選択図】図1

Description

この考案は書類を収納し、書棚等に載置する本棚台に関する。
複数枚の書面を綴じた厚さの薄い書類、各種ファイルを書棚等に立設して整理するために本棚台が用いられている。ここでいう本棚台は載置個所の上面に載置される底板と、底板の両側に夫々立設した側板と、底板及び側板に夫々直角な背板によって構成されている。そして、底板と背板の長さを異にしている。使用する場合、背板を底板に、底板を背板となる様に用い方を交替させる用法が採用されている。
このような本棚台の内容の書類の分類を知るために見出しが設けてある。本棚台と別部材で書棚に見出しを設けると紛失し易い。そこで、特許文献1では収納容器本体の底板の前端部に見出し部材を装着可能な装着部を設けると共に底板の後端側に見出し部材を収納可能な見出し部材収納部を有するボックスファイル(商品名)を提案している。特許文献2では底板の前端にヒンジで起立可能な見出し片を備えたボックスファイルを提案している。
特開2001−277765号公報 特開平9−300875号公報
特許文献1のものは見出し部材の見出し面を設ける部材は起立片となっている。そして、見出し部材は底板の手前側上面の装着部に装着されている。そのため、書類の収納、取り出しに際し、起立片に書類が引っ掛からないようにしなければならない。特に、書類を引き出す際は書類の手前側を持ち上げてから引き出さねばならない(見出し片部が立上っていると書類の収納時に邪魔になることは特許文献2段落〔0019〕にのべられている)。
特許文献1に記載の見出し片は取り外して使用することにもなっている。処が見出し片を取り外すと底板の装着部は底板から段落しているので、特に、書類を挿入する際の障害となる。見出し片を装着した状態でも装着部は段落しているので書類を本棚台に入れる際は書類が段部に引っ掛かるおそれがある。
特許文献2においても見出し部材の見出し片部は底板前部にヒンジを介して形成されている。そして、見出し片部が書類の収納時に邪魔になるときは、底板とつらなる位置に倒伏させればよいとされている。
特許文献1,2には上述のように見出し片が起立している状態で見出し片として機能するようにしてあるため、書類の収納時に邪魔になるとされている。書類の取り出し時においては尚更、見出し片は邪魔になるといえる。
この考案は見出し部材が書類の出し入れに対して邪魔にならない見出し付の引き出し式可動台板を有する本棚台を提供する。
書類棚に複数の本棚台を隣接させて多数並列させる使い方は通常である。書類の大きさが一定であれば問題はないが、書類の大小で一般に書類の幅は異なる。幅が一定して大きい書類は一つの本棚台に収納し、幅が一定して小さい書類は他の本棚台に収納するというように、書類の幅に応じて本棚台を異にする使われ方もある。このような場合、本棚台は背板を書棚の奥に突き当てることになる。すると、書類は通常、本棚台の背板に当るまで押し込んでいるから、書類の幅の大小によって書類の背の位置が違ってくる。また書類の背の位置を揃えるように本棚台を前後に調節すると、特許文献1,2のような場合は見出し片の位置も前後方向に異なる位置となる。
この考案は夫々一定の幅の書類を収納した複数の本棚台に収納した書類の背が前後方向でほぼ一定位置に配列可能、且つ見出し面が前後方向で常に一定となる本棚台を提供することを目的とする。
この考案の請求項1に係る考案は上面が一様な平面であって載置個所の上面に載置される底板と、底板の両側に夫々立設した側板と、底板及び側板に夫々直角な背板によって構成され、これら各板に囲まれた内部に書類を立設して収納可能とした本棚台において、
底板の背板側とは反対側の前部の下面側に引き出し式可動台板が前後方向に移動自在に係合すると共に底板板面に交叉する方向に前記引き出し式可動台板を着脱できるガイド部を有する容器本体と、
容器本体のガイド部に移動自在に係合する前記底板に平行な平行板部と、平行板部の前端部から垂下する見出し付ストッパと、を有する引き出し式可動台板と、
を有することを特徴とする本棚台である。
この考案の請求項2に係る考案は容器本体のガイド部は下面が平面の底板の下面に凹部を設けることによって左右両縁に沿って設けらた突条であり、引き出し式可動台板の一様な平板である平行板部の左右の両側の端縁が前記突条に摺動可能に係合し、平行板部下面と底板の下面が同一の平面となることを特徴とする第1の考案に記載の本棚台である。
この考案の請求項3に係る考案は底板の前端部上面は容器本体に収納される書類の分類を示す見出し部となっていることを特徴とする第1又は第2の考案に記載の本棚台である。
この考案の請求項4に係る考案は背板の上端部背面には底板に設けたと同様のガイド部を有すると共に上端部前面には底板に設けた見出し部と同様の見出し部を有し、背板側を底板として用いる際に前記引き出し式可動台板は背板のガイド部に係合可能であることを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の本棚台ことを特徴とする第1から第3の考案の何れか1つに記載の本棚台である。
この考案の請求項5に係る考案は設置面に容器本体が位置を調節可能に固定されるように容器本体を設置面に対して取外し可能に容器本体と設置面間に粘着剤又は接着剤を設けたことを特徴とする第1から第4の考案の何れか1つに記載の本棚台である。
この考案の請求項6に係る考案は見出し付きストッパの背面には本棚台の載置個所の端面に固定可能な粘着剤又は接着剤が施されていることを特徴とする第1から第5の考案の何れか1つに記載の本棚台である。
この考案の請求項7に係る考案は底板又は背板に設けた見出し部と、引き出し式可動台板に設けた見出し部とは容器本体に収納される書類の分類を表わす表示がされていることを特徴とする第3から第6の考案の何れか1つに記載の本棚台である。
この考案の請求項8に係る考案は平行板部上にストッパに設けた見出し部と同義を表わす見出し部を設けたことを特徴とする第1から第7の考案の何れか1つに記載の本棚台である。
請求項1に係る考案によれば、ストッパを載置箇所である書棚の棚板の前縁に引っ掛けて、容器本体を書棚内に押し込める。そのため、見出しの位置が前後方向で一定となる。底板は上面が一平面であると共にストッパが底板よりも低い位置の平行板部から垂下しているので、従来例のように見出し部材が書類の出し入れの邪魔になるということがなく円滑に出し入れできる。ガイド部を底板の下面側に設けたため、底板の上面は一様な平面であり、書類の出し入れを阻害することがない。
請求項2に係る考案によれば、載置箇所の上面を平行板部のガイドとできる。平行板部は幅が大きく、書類を取り出すときに書類が平行板部に引っ掛かることがなく円滑に取り出せる。
請求項3に係る考案によれば、底板の見出し面に引き出し式可動台板の見出しと符合するように共通の表示をすることが出来るから、引き出し式可動台板を容器本体から外した場合も、複数の本棚台における容器本体と引き出し式可動台板が異なるという混同を避けることが出来る。
請求項4に係る考案によれば、底板と背板を交替して載置箇所である棚板上に置く場合においても上記各効果に付同効を得る。
請求項5に係る考案によれば、幅の異なる夫々が一定幅の複数の書類を収納した本棚台の前後位置を調節可能に書棚に取外し可能に固定できるので本棚台に収納した書類の背の前後の位置を一定にすることができる。且つ、見出し位置が一定である。
請求項6に係る考案によれば、容器本体位置を変えたり容器本体を交換する場合に引き出し式可動台板を常に一定位置に保持してあるので容器本体位置の変更、容器本体の交換の際に容器本体の左右方向に関し再度の位置決めの必要がなく、隣接する容器本体がなくても容器本体は左右方向に一定位置に復元される。
請求項7に係る考案によれば、底板又は背板の何れを載置個所の上面に載置しても同効を生ずる。そして、引き出し式可動台板と容器本体が分離されても、何れの組かが容易に分る。
請求項8に係る考案によれば、本棚の下部の棚板を載置個所とした本棚台のストッパに設けた見出し部が見にくいということがあっても平行板部上に設けた見出し部を容易に見ることが出来る。
以下、この考案の実施例を図面を用いて説明する。この明細書において前後とは書棚に向って前後のことをいう。
図は何れもこの考案の実施例を示し、図1は斜視図、図2は一部断面で示す側面図、図3は正面図、図4は背面図、図5は引き出し式可動台板の使用状態を示す側面図、図6は容器本体の側面図、図7は図6の正面図である。
ここで、図において板厚を示すために板部は実際の板厚よりも誇張して厚く示してある。
全体を符号1で示す本棚台は容器本体2と、引き出し式可動台板3を有する。
容器本体2は載置個所例えば棚板4上に載置される前後方向に長い矩形の底板2aと、底板2aの長辺となる両側に夫々立設した側板2b,2bと、底板2a及び側板2b,2bに直角な背板2cによって構成され、合成樹脂一体又は一体成形品である。
図1に示すように側板2bは直角三角形の直角でない角が夫々そがれた形状である。即ち、斜辺2b1の上端側は底板2aに平行な端面2b2となっており、手前側は背板2cに平行な端面2b3となっている。背板2cは上下方向に長い矩形である。側板2bの直角な角を挟む辺は一つが底板2aの長辺につらなり、他の一つが背板2cの長辺とつらなる。
底板2aの上面手前には固定ネーム板12を設けるための凹部2a1が設けてある。この凹部2a1は左右方向に長い矩形であって、深さは固定ネーム板12の厚さとほぼ等しい。凹部2a1を囲んで色付額縁線2a2が描かれている。
上記凹部2a1、色付額縁線2a2は背板2cの前面上端部にも凹部2c1、色付額縁線2c2として画かれている。そして、凹部2c1には固定ネーム板13が嵌め込まれている。固定ネーム板12,13が容器本体2の見出しであり、容器本体2を識別できる。
固定ネーム板12,13の表示は後述の可動ネーム板5,6に設ける表示と同様である。即ち、可動ネーム板5,6に設ける表示と固定ネーム板12又は13に設ける表示は具体的には異なる文言、記号であっても、容器本体2に収納される同一の分類に属する書類を示すものであればよい。
ここで容器本体2の材質としては、例えば塩化ビニール、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等が用いられる。製作方法としては夫々樹脂成形した夫々が平板の底板1a、側板2b、背板2cを夫々容器本体2の形状の型内に収容し、衝合した縁部を樹脂結合する。
底板2aの背板2cとは反対側の前部の下面側の左右の縁に引き出し式可動台板3が前後方向に移動自在に係合するガイド部2dが設けてある(図8参照)。このガイド部2dと同様のガイド部2eが背板2c背面に上下方向に設けてある。
図1に示すように容器本体2は底板2aを棚板4上に置く場合と、図示されないが背板2cを棚板4上に置く場合がある。
本例のガイド部2d,2eは断面角形の突条2gの側面である。突条2gの外側面と側板2bの外側面は同一面である。
図8は容器本体2を上下逆にした状態で斜め上から底板2a側を見る斜視図である。図1に示すように底板2aは上面のほぼ全体が一様な平面となっている。底板2aの下面(図8では上に見える)は全体としての一平面に対して手前側は凹部となった収納部2fである。収納部2fには引き出し式可動台板3の方形の平板状の平行板部3aが収納可能となっている。平行板部3aの幅w1はガイド2dの対向幅w2よりもわずかに小さく、平行板部3aの左右の側縁はガイド部2dと前後方向に摺動可能となっている。ガイド部2dを構成する突条2gは断面角形であり底板2aに一体成形されている。突条2gの高さhは平行板部3aの厚さtよりもわずかに大きい。突条2gの外側面は側板2bの外側面と同一面となっている。
収納部2fの奥行は平行板部3aが全部収納部2fに収納された状態で平行板部3aの先端面3a1が収納部2fの奥壁2f1に接触するか、又は先端面3a1と奥壁2f1との間に隙間を有する位置にある。突条2gの端面2g1と底板2aの前端面2a3とは図8に示すように前後方向に長さLだけ離れている。この長さLは引き出し式可動台板3の見出し付ストッパ3bの厚さt1とほぼ等しい。ここで、引き出し式可動台板3は容器本体2に対して位置を可変として一定の位置(本棚4の端面4bにストッパ3bが接する位置、図1参照)で用いられるものである。
ここで、引き出し式可動台板3は容器本体2のガイド部2dに移動自在に係合する平行板部3aと見出し付ストッパ3bとを有する合成樹脂一体成形品である。見出し付ストッパ3bの幅w3は容器本体2の幅Wと等しく作られている。従って、平行板部の幅w1よりも見出し付ストッパ3bの幅w3が大であり、見出し付ストッパ3bは平行板部3aよりも左右に突出している。この突出幅は左右で等しく突条2gの幅と等しくなっている。
見出し付ストッパ3bは正面より見て左右に長い矩形である。この表面は見出しが設けられる表示面である。見出し付ストッパ3bの正面を示す図3に示すように四面額縁3b1を正面の周縁に設けてある。正面が着色された四面額縁3b1で囲まれた範囲は浅い凹部3b2となっている。この凹部3b2の深さはここに嵌め込む見出し部材である可動ネーム板5の厚さと等しいか、わずかに深いものとなっている。可動ネーム板5にはこの本棚台1に収納される書類の分類が表示される。可動ネーム板5は裏面に接着剤を塗布されたもので凹部3b2の底に貼り付けられている。
表示面を設ける他の方法としては、見出し付ストッパ3bの前面を一平面として、この前面と等しい大きさ、形状のネーム板を貼り付けてもよい。このネーム板には色線による四面額縁3b1が設けられる。
図1に示すように引き出し式可動台板3の平行板部3aの手前側上面には左右に長い矩形の凹部3a2が設けられ、見出しとして凹部3a2に丁度嵌合する可動ネーム板6が嵌め込まれている。可動ネーム板5,6は例えば裏面に糊付けされた紙片又は裏面に粘着剤の施された合成樹脂フィルムであり、可動ネーム板5,6表面には同様な表示がなされる。
凹部3a2は可動ネーム板6の紙厚分と同一又はわずかに大きく平行板部3aの上面から掘り込まれている。
従って、書類又はその書類を綴ったファイルの下縁が平行板部3a上を滑って進退するときに、書類又はファイルの下角が凹部3a2の縁又は可動ネーム板6の縁部分に当るということがなく円滑に本棚台1に出し入れできる。
引き出し式可動台板3は合成樹脂で一体成形される。例えば耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)で作られている。
図5に示すように、引き出し式可動台板3の見出し付ストッパ3bの裏面には固定用テープ7が貼り付けられている。固定用テープ7は例えば粘着テープであって不織布の両面に形成した粘着剤層の夫々の表面を剥離紙で蔽ってなるものであり、一方の剥離紙を剥して見出し付ストッパ3bの裏面に貼り付ける。固定用テープ7は接着テープであってもよい。
図6に示すように容器本体2の底板2aの下面及び背板2cの背面には固定用テープ8が貼り付けられる。固定用テープ8は両面粘着テープであって、固定用テープ7と同様のものが用いられる。固定用テープ8は厚さの薄いものが望ましい。固定用テープ8は接着テープとすることもできる。
引き出し式可動台板3の上面3の縁には前後方向に色線3a3が設けられている。
容器本体2、引き出し式可動台板3に貼り付けられた固定用テープ7,8は剥離紙をはがすことなく、可動ネーム板付本棚台1を本棚の棚板4上に持ち込んで、本棚に対する位置決めされる。
図1では本棚の背板9に容器本体の背板2cを押し付けると共に見出し付ストッパ3bの背面が棚板4の端面4bに接している。
上述した可動ネーム板付本棚台1の使用例を説明する。
図9から図14までは使用例を示す側面図である。
図9に示すように引き出し式可動台板3は容器本体2の収納部2fに収納されている。この状態では側板2bの端面2b3と引き出し式可動台板3の可動ネーム板5の面とは一致している。なお、容器本体2と引き出し式可動台板3を図9に示すように一体的に保持するには、剥がし易い粘着テープで両者を結合する。
図10に示すように図9の状態で棚板4の上面4aに容器本体2の底板2aを接して載置する。このとき、底板2aの下面に貼り付けた固定用テープ8の外面の粘着剤又は接着剤には剥離材のフィルムが貼り付けたままである。そして、見出し付ストッパ3の背面を棚板4の端面4bに当てる。このとき、見出し付ストッパ3の背面に貼り付けられた固定用テープ7の外面の粘着剤又は接着剤には剥離材のフィルムが貼り付けたままである。
上記において、容器本体2の収納部2fに収納された引き出し式可動台板3は該収納部2fとなっている凹部の天井と棚板4の上面4aにより、平行板部3aの上下方向の動きは規制される。これによって、ガイド部2dと併せて容器本体2に対して前後方向に直線状にのみ引き出し式可動台板3は相対移動可能となる。
図11に示すように容器本体2と引き出し式可動台板3の結合を解いて、容器本体2を図示矢印のように本棚の奥側に押すと、引き出し式可動台板3は見出し付ストッパ3bが棚板4の端面で前進を制止されているので容器本体2のみが棚板4の上面4a、平行板部3aと摺動して棚板4の奥側へ一直線に進む。
図12に示すように通常は容器本体2の背板2cを書棚の背板9に当てる(矢印イ)。書棚に対して可動ネーム板付本棚台1の左右方向の位置は自由であるから、左右方向の位置を設定する。書棚は棚板4の左右方向を図1のように仕切り板11によって仕切っている。又、書棚の左右の両側板3bは仕切り板11と平行である。仕切り板11に側板3bを接した状態から本棚台1の設置を始める。
隣接する仕切り板11間に複数の可動ネーム板付本棚台1を密接して配列する。
図1に示すように書棚の背板9に容器本体2の背板2cを接すると共に右側の側板2bを仕切り板11に接した状態で位置を確認した後は、容器本体2から引き出し式可動台板3を引き出して容器本体2単体とする。ここで容器本体2を棚板4及び引き出し式可動台板3から上方に向って離して容器本体2の底板2aと背板2cの角にわたって貼り付けてある固定用テープ8の粘着剤を蔽っているフィルムを剥がす。
図13に示すように容器本体2の背板2cを書棚の背板9に押し付けると共に容器本体2の底板2aを棚板4に押し付けると容器本体2は固定用テープ8を介して書棚に固定される。
図13に示すように、固定用テープ7から粘着剤又は接着剤を蔽っている剥離用フィルムを剥がした後に、図示矢印方向ロに平行板部3aを棚板4上を滑らせて容器本体2の収納部2fに挿入する。平行板部3aはガイド部2dと収納部2fの天面と棚板上面4aを摺動して進む。見出し付ストッパ3が棚板4の端面4bに当ると固定用テープ7により、引き出し式可動台板3は棚板4に図1に示した状態において固定される。
上記によって、可動ネーム板付本棚台1を本棚に固定した後は、この可動ネーム板付本棚台1の側板2bに接して隣接して可動ネーム板付本棚台1を設ける。
他の使用例としては、夫々未剥離の固定用テープ7,8のままの引き出し式可動台板3と容器本体2を係合した状態で、棚板4上に載置し、位置決めした後は、引き出し式可動台板3の固定テープ7の剥離フィルムを剥がして、平行板部3aを棚板4の上面4aに接した状態で棚板4の端面4bに見出し付ストッパ3bを突き当て、棚板4に引き出し式可動台板3を固定する。
次に固定用テープ8の剥離フィルムを剥がして棚板4上の平行板部3aに容器本体2のガイド部2dを嵌め合せる。このとき容器本体2は上から下へガイド部2dを下して平行板部3aに合せて、棚板4上に押し付けると容器本体2と棚板4は固定される。
このとき、容器本体2の前後方向の位置は自在に選ぶことができる。
更に他の使用例としては書棚の棚板4上面に容器本体2を互に側板3を接して並列して固定しないで置く。そして各引き出し式可動台板3は固定用テープ7により棚板4に固定しておく。こうすると1つの容器本体2のみを本棚から取り出すことができると共に、取り出した容器本体2に隣接する容器本体2は引き出し式可動台板3により側方への移動が止められているので、取り出した容器本体2を本棚に入れる際に隣接する容器本体2を横方向へ押さなければならないということがなく容易に元の位置へ挿入できる。又、このとき、各引き出し式可動台板3に再び本棚に挿入する容器本体2を係合する。
上述しましたように、この実施例によれば見出しとなるネーム板が一定位置となり、且つ書籍の出し入れも容易である。引き出し式可動台板は上面が平であり書籍の出し入れに妨げとならない。容器本体にネーム板を設けると共に引き出し式可動台板に容器本体のネーム板と同義の見出しをしたネーム板を設けたので容器本体と引き出し式可動台板の組が明確となり混同しない。底板と背板に引き出し式可動台板を収納する同一の収納部を設けたことにより、背板を底板として用いる場合も、各効果は同様となる。容器本体に本棚の棚板及び背板に固定できる固定用テープを設けたので、容器本体の前後位置を調節可能に棚板に固定できる。
容器本体の位置を変えたり容器本体を交換する場合に引き出し式可動台板を棚板の一定位置に保持してあるので容器本体の棚板上からの着脱時の右方向の位置決めが容易である。引き出し式可動台板の二つのネーム板は正面、斜め上方から見て何れかが見えるから見易い。
引き出し式可動台板を棚板に固定し、引き出し式可動台板3に容器本体に係脱可能としてあるから、本棚の仕切板間が広くとも、容器本体は倒れることもなく、仕切板のない本棚にも採用できる。
図面は何れも実施例を示し
本棚台の斜視図である。 本棚台の一部断面で示す側面図である。 本棚台の正面図である。 本棚台の背面図である。 引き出し式可動台板の使用状態を示す側面図である。 容器本体の側面図である。 図6の正面図である。 容器本体を上下逆にした状態で斜め上から見る本棚台の分解斜視図である。 作用例を示す側面図である。 作用例を示す側面図である。 作用例を示す側面図である。 作用例を示す側面図である。 作用例を示す側面図である。
符号の説明
1…本棚台 1a…底板
2…容器本体 2a…底板 2a1…凹部 2a2…色付額縁線 2a3…前端面 2b…側板 2b1…斜面 2b2,2b3…端面 2c…背板 2c1…凹部 2c2…色付額縁線 2d,2e…ガイド部 2f…収納部 2f1…奥壁 2g…突上 2g1…端面
3…引き出し式可動台板 3a…平行板部 3a1…先端面 3a2…色線 3a3…凹部 3b…見出し付ストッパ 3b1…四面額縁 3b2…凹部
4…棚板 4a…上面 4b…端面
5…可動ネーム板
6…可動ネーム板
7…固定用テープ
8…固定用テープ
9…背板
11…仕切り板
12…固定ネーム板
13…固定ネーム板

Claims (8)

  1. 上面が一様な平面であって載置個所の上面に載置される底板と、底板の両側に夫々立設した側板と、底板及び側板に夫々直角な背板によって構成され、これら各板に囲まれた内部に書類を立設して収納可能とした本棚台において、
    底板の背板側とは反対側の前部の下面側に引き出し式可動台板が前後方向に移動自在に係合すると共に底板板面に交叉する方向に前記引き出し式可動台板を着脱できるガイド部を有する容器本体と、
    容器本体のガイド部に移動自在に係合する前記底板に平行な平行板部と、平行板部の前端部から垂下する見出し付ストッパと、を有する引き出し式可動台板と、
    を有することを特徴とする本棚台。
  2. 容器本体のガイド部は下面が平面の底板の下面に凹部を設けることによって左右の両縁に沿って設けられた突条であり、引き出し式可動台板の一様な平板である平行板部の左右の両側の端縁が前記突条に摺動可能に係合し、平行板部下面と底板の下面が同一の平面となることを特徴とする請求項1に記載の本棚台。
  3. 底板の前端部上面は容器本体に収納される書類の分類を示す見出し部となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の本棚台。
  4. 背板の上端部背面には底板に設けたと同様のガイド部を有すると共に上端部前面には底板に設けた見出し部と同様の見出し部を有し、背板側を底板として用いる際に前記引き出し式可動台板は背板のガイド部に係合可能であることを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の本棚台。
  5. 設置面に容器本体が位置を調節可能に固定されるように容器本体を設置面に対して取外し可能に容器本体と設置面間に粘着剤又は接着剤を設けたことを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の本棚台。
  6. 見出し付きストッパの背面には本棚台の載置個所の端面に固定可能な粘着剤又は接着剤が施されていることを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の本棚台。
  7. 底板又は背板に設けた見出し部と、引き出し式可動台板に設けた見出し部とは容器本体に収納される書類の分類を表わす表示がされていることを特徴とする請求項3から6の何れか1つに記載の本棚台。
  8. 平行板部上にストッパに設けた見出し部と同義を表わす見出し部を設けたことを特徴とする請求項1から7の何れか1つに記載の本棚台。
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