JP3146486U - フレーム - Google Patents

Abstract

【課題】美観を損なうことなく、且つ壁への付け外しが容易に行えるフレームを提供する。
【解決手段】壁に設置したフックに、輪状になった懸架用紐或いはチェーン５を、フレーム１に邪魔されることなく、フレーム上縁外から掛けたうえで、本考案をずり上げることにより隠し、所定の位置に定置させることができるよう、輪状になった懸架用紐或いはチェーン５を伸張した状態で、フレーム下縁部に設けた懸架用フック３に掛ける。懸架用フック３を複数箇所に用意し、利用する懸架用フックを換えることにより、本考案を懸架する定位置の微調整を行う。
【選択図】図１

Description

壁に掛ける額、ないし枠、或いはフレームに関するものである。

フレームを壁に設置されたフックへ掛けようとする場合、予め、フレームを定位させる位置に合わせて、懸架用紐或いはチェーンの長さを決定し、定尺にしたのちにフックへ掛けている。

壁にフレームを吊るす場合、美観上、壁のフックをフレームの裏へ隠れるように吊り下げるには、予め、吊るすための紐或いはチェーンの長さを決定したのちに、壁のフックに掛けようとするが、この際フレームと壁とのすき間の幅が、手を入れるには充分に得られない場合があり、吊るすための紐或いはチェーンをフックに掛けると云う行為に於いて難儀をした。

壁に在るフックが、フレームの正面より見て、フレームの上縁部よりも上に現れている状態で、フレームの裏側左右の懸架用リングを通り、輪状となった吊るすための紐或いはチェーンをフックに掛ける。次に、懸架用リング間にある、輪状になった紐或いはチェーンを引き下げつつ、フレームでフックが正面より見えなくなる位置までフレームを押し上げ、紐或いはチェーンをたるみのない状態で、フレームの裏側下縁部に設けた懸架用フックに引掛ける。

正面から見て、吊るすための紐或いはチェーン、及び壁に設置したフックが、フレームの外周部に見えることが無くなり、美観を損なうことがなくなり、且つ、フレームを壁に取り付けたり外したりと云う行為が容易に行われるようになる。

フレーム１の大きさ及び重量にも依るが、人が片手で持つことができる程度のものである場合、フレームの裏側における左右それぞれの側縁部に、吊り下げ紐或いはチェーン５を貫通させる懸架用リング２を二箇所以上配置し、壁に設置したフック４をフレームで隠すことができる位置を維持することができるような懸架用フック３を、フレームの裏側下縁部或いは、懸架用リングよりも下方の側縁部に一箇所以上配置する。

希望するフレーム１の設置位置を決め、フック４を、フレーム１あるいは裏蓋６により隠れる位置になるよう、壁７に取り付ける。吊り下げ用紐或いはチェーン５を、フレーム裏面の左右に設けた、２箇所以上の懸架用リング２貫通させ、紐、或いはチェーンが輪を構成するようにつなぐ。フレームに正対した状態で、吊り下げ用紐或いはチェーン５を、フレーム上縁部の上から壁のフック４へ掛ける。

片手でフレームを支えながら、２箇所以上の懸架用リング２の間に張られている、輪状になった吊り下げ用紐或いはチェーン５を、フレーム１と壁７との間に差し入れたもう一方の手で引き下げる。同時に、フレームをずり上げながら、フック４の隠れる所定の位置まで来たところで、引き下げてきた輪状の紐或いはチェーン５を、たるみのない状態で、懸架用フック３に掛ける。フレームが所定の位置に定位するように、輪状の紐或いはチェーン５の長さを調節するか、フレーム裏面に幾つかの懸架用フック３が用意されている場合には、適当な一つを選択し掛ける。

本考案を定位置に設置し、裏面から見た図 本考案を定位置に設置し、側面から見たａ−ａ’断面図

符号の説明

１ フレーム
２ 懸架用リング
３ 懸架用フック
４ 壁に取り付けたフック
５ 紐或いはチェーン
６ 裏蓋
７ 壁

Claims (1)

1. 二つ以上の懸架用リング、及び一つ以上の懸架用フックを具備したフレーム。

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