JP3146438U - 施設栽培用暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成が簡単で安価に製作でき、低燃費であり、且つ給湯並びに返却配管との接離作業を容易に行なうことができ、とくに、作物育成状況に応じて移動させることで熱効率を高めることができるばかりでなく、二酸化炭素の排出削減にも寄与することができる施設栽培用暖房装置を提供する。
【解決手段】施設栽培用暖房装置1を、エコ給湯器から補給される温水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンクに連結される給湯管路9及び返却管路10に、着脱自在に連通される循環配管である温水流入管16及び冷却水排出管17と、これら循環配管16及び17に連結されるフィン式熱交換ユニット2と、循環ポンプ4と、送風ファン3と、温度調節器5とを、方形のボックス内に収容して構成し、園芸ハウス内の任意箇所に設置された架台6に自由に移動可能に載置する。
【選択図】図1

Description

本考案は、農業用の温室やビニールハウス内を暖房するために使用される暖房装置に関し、とくにハウス内での移動を簡便に行なうことができる施設栽培用暖房装置に関するものである。
農業分野において、温室やビニールハウス等の農業用ハウスにおいて施設栽培を行なう場合、冬季や夜間のハウス内の温度を作物の育成に適する温度に維持することが必要であると同時に、燃費削減及び省エネルギーの観点から燃料の使用量を削減することが要請される。しかし、従来の農業用ハウスの暖房システムとしては、ハウス内に電熱ヒーターを配設したもの、あるいは、ボイラー等の温風加熱装置から熱風を送風するものが主流であるが、いずれも多大なエネルギーを消費し、コストが嵩む。しかも、非常に熱効率が非常に悪く、過剰な二酸化炭素を排出するという地球環境への悪影響を与えることも否めない。
例えば、ガス燃料を燃焼させるバーナーを組込んだ温水ボイラーを使用するもの(特許文献1参照。)。ヒートパイプを使用するもの(特許文献2参照。)。排気孔を設けた複数個の袋状ダクトの端部を、送風機に連通する可撓性パイプにそれぞれ連結し、これらの袋状ダクトをカーテン様に移動させるようにしたハウスの冷暖房装置(特許文献3。)が提案されている。
特開2001−292640号公報 特開2003−185368号公報 特開平1−17170号公報
しかしながら、上記従来の装置は、いずれも高燃費及び低熱効率の問題を解決しているものとは言い難い、一方、化石燃料に頼らず、地熱、風力、太陽熱等、自然界からのエネルギーを得て利用することは理想的であるが、設備投資が高額になるというのが現状である。本考案は上記のような従来技術の課題に鑑み、構成が簡単で安価に製作でき、低燃費であり、且つ給湯並びに返却配管との接離作業を容易に行なうことができる。とくに、作物育成状況に応じて移動させることで熱効率を高めることができるばかりでなく、二酸化炭素の排出削減にも寄与することができる施設栽培用暖房装置を提供することを目的とする。
そこで本考案の施設栽培用暖房装置は、エコ給湯器から補給される温水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンクに連結される給湯管路及び返却管路に、着脱自在に連通される循環配管と、これらの配管に連結される熱交換ユニットと、循環ポンプと、送風ファンと、温度調節器とを、ハウス内を自由に移動可能にされた架台を備えたボックス内に収容してなることを第1の特徴とし、エコ給湯器の電源は、商用電源の深夜電力を使用することを第2の特徴とし、給湯管路及び返却水管路と熱交換器内の循環配管との接続は、カップリング式であることを第3の特徴とし、各配管は色分けして識別可能にされていることを第4の特徴とする。
本考案によれば、以下の優れた効果がある。
(1)構造が簡単で、安価に製作でき、経済的に設置できる。
(2)直接的に化石燃料を使用しないので、低燃費であり、且つ二酸化炭素の排出削減に寄与する。
(3)カップリング継手により給湯配管との接離作業を容易に行なうことができる。
(4)作物育成状態の必要に応じて移動させることで熱効率を高めることができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本考案に係る施設栽培用暖房装置を模式的に示す側面図、図2は本考案に係る施設栽培用暖房装置を園芸ハウスに設置した状態を模式的に示す側面図である。
図1及び図2に示すように、本考案の施設栽培用暖房装置1は、概略、エコ給湯器11から補給される温水を貯留する貯湯タンク13と、この貯湯タンク13に連結される給湯管路9及び返却管路10に、着脱自在に連通される循環配管の温水流入管16及び冷却水排出管17と、これら循環配管16及び17に連結されるフィン式熱交換ユニット2と、循環ポンプ4と、送風ファン3と、温度調節器(サーモスタット)5とを、方形のボックス内に収容して構成されている。園芸ハウス15内の任意箇所に設置された架台6に自由に移動可能に載置される。尚、装置本体は、軽量で、且つ水、化学肥料、土などの粉塵による腐食や劣化に耐える素材で形成するのが望ましく、例えば、アルミニウム・塩化ビニール等を使用するのがよい。
エコ給湯器の電源は、商用電源の深夜電力を使用することにより、夜間、貯湯タンク13には約70℃の温水が貯留される。これにより燃費を格段に削減でき、二酸化炭素排出量の削減にも寄与することができる。貯湯タンク13に貯留された温水は、園芸ハウス15内に敷設された給湯管路9に供給され、施設栽培用暖房装置1の循環配管である温水流入管9を通ってフィン式熱交換ユニット2内に流入する。そして、送風ファン3を可動させることにより、フィン式熱交換ユニット2から温風がハウス内に送風される。フィン式熱交換ユニット2内で冷却された温水は、排出管17を通って返却管路10に排出され貯湯タンク13に返送される。この送風ファン3の可動は温度調節器(サーモスタット)5により制御され、例えば、ハウス15内が要求された室温になると停止する。尚、図中14は貯湯タンク13への補水管である。
ここで、給湯管路9及び返却管路10と装置内の循環配管16及び17との接続は、雌雄嵌合型のワンタッチ式カップリング継手7を用いることで、極めて簡便に接続することができ、離反も同様に簡便にできる。したがって、施設栽培用暖房装置1を作物の育成状態などに応じて園芸ハウス15内を移動させる際の装脱も容易に行なうことができる。図中、1aは牽吊用のフックであり、7は各々の配管の開閉を司るゲート弁である。
また、各配管は色分けして識別可能にするとよい。例えば、給湯管路9と温水流入管16は「赤」、返却管路10と冷却水排出管17は「白」に彩色すれば、配管の接続作業を一瞥で迅速且つ正確に行なうことができる。
尚、本考案の要旨は、ハウス内の作物育成状況応じて移動可能で、且つ安価な深夜電力をエネルギーとして利用する暖房装置を提供することにあり、本考案の主たる構成要件を有する限り、上記実施例に限定されることなく種々の応用変形が可能であることは言うまでもない。例えば、本実施例では、熱交換器をフィン式としたが、ヒートパイプ式でもよい。
本考案に係る施設栽培用暖房装置を模式的に示す側面図である。 本考案に係る施設栽培用暖房装置を園芸ハウスに設置した状態を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1 熱交換器
1a 吊りフック
2 フィン式熱交換ユニット
3 送風ファン
4 循環ポンプ
5 温度調節器(サーモスタット)
6 架台
7 カップリング継手
8 ゲート弁
9 給湯管路(HS)
10 返却管路(HR)
11 エコ給湯器
12 温水送出ポンプ
13 貯湯タンク
14 補水管
15 園芸ハウス
16 循環配管(温水流入管)
17 循環配管(冷却水排出管)

Claims (4)

  1. エコ給湯器から補給される温水を貯留する貯湯タンクと、この貯湯タンクに連結される給湯管路及び返却管路に、着脱自在に連通される循環配管と、これらの配管に連結される熱交換ユニットと、循環ポンプと、送風ファンと、温度調節器とを、ハウス内に配置された架台上に載置可能なボックス内に収容してなることを特徴とする施設栽培用暖房装置。
  2. エコ給湯器の電源は、商用電源の深夜電力を使用することを特徴とする請求項1記載の施設栽培用暖房装置。
  3. 給湯管路及び返却水管路と熱交換器内の循環配管との接続は、カップリング式であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の施設栽培用暖房装置。
  4. 各配管は色分けして識別可能にされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の施設栽培用暖房装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020085412A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 熱交換装置

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