JP3146171U - 屋根用遮熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 屋根の上方に遮熱シートを張設することによって屋根と遮熱シートとの間に空気の断熱層を形成し、屋根の温度が上昇することを防止する屋根用遮熱装置を提供すること。
【解決手段】 屋根用遮熱装置は、複数の縦パイプ11及び複数の横パイプ12を井桁状に連結及び分解が可能となっている井桁パイプと、連結した井桁パイプを屋根から所定間隔をおいて上方に位置するように井桁パイプと屋根との間に配設される複数のスペーサ30と、井桁パイプ上に張設されている遮熱シート20とを有する。井桁パイプ上に張設されている遮熱シート20によって、屋根に強い日光が直接照射されることがなく、屋根と遮熱シート20との間に空気の断熱層を形成し換気作用も期待することができるので、屋根の温度上昇に伴う室内温度の上昇を防ぐことができる。
【選択図】 図2

Description

本考案は、屋根に取り付ける屋根用遮熱装置に関する。
近年、急激な地球温暖化の影響によって、夏日(日最高気温が25℃以上の日)、真夏日(日最高気温が30℃以上の日)、猛暑日(日最高気温が35℃以上の日)が増加する傾向にある。
夏日、真夏日、猛暑日の暑さを凌ぐために、多くの建造物では、窓を閉めきり空調設備によって建造物の室内気温を快適な範囲に維持できるようになっている。
しかしながら、夏場においては、建造物の屋根に強い日光が直接照射されて屋根が高温となる。高温になった屋根の熱が室内に伝導することによって室内気温が上昇するので、空調設備の設定温度を下げざるを得ない。空調設備の設定温度を下げると、空調設備の消費電力が増大しCO2排出量増大に繋がる。このCO2排出量増大によって、さらに地球温暖化が進むという悪循環に陥る。
特に屋根が金属の折板屋根からなるプレハブ等の事務所や工場等では、日光が屋根に直接照射によって室内気温が上昇しやすく、快適な室内温度を得るために空調設備の設定温度を下げると、消費電力が増大しCO2排出量増大するという問題がある。
そこで、屋根の上方に遮熱シートを張設することによって屋根と遮熱シートとの間に空気の断熱層を形成し、屋根の温度が上昇することを防止する屋根用遮熱装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の屋根用遮熱装置は、複数の縦パイプ及び複数の横パイプを井桁状に連結及び分解が可能となっている井桁パイプと、連結した井桁パイプを屋根から所定間隔をおいて上方に位置するように井桁パイプと屋根との間に配設される複数のスペーサと、井桁パイプ上に張設されている遮熱シートとを有する。
請求項2の屋根用遮熱装置は、スペーサは門形に加工されたパイプからなり、門形の上辺にあたる部分が縦パイプ又は横パイプに固定される共に、スペーサの両下端が屋根に載置するようになっている。
請求項3の屋根用遮熱装置は、スペーサの両下端にゴムキャップが取り付けられている。
請求項4の屋根用遮熱装置は、遮熱シートが方形状のシート本体と、シート本体の一方の面の周囲の側縁に被着される補強用縁部材と、シート本体の周囲の側縁に配設されシート本体及び補強用縁部材を貫通する連結用孔と、連結用孔の周縁に設けられている鳩目とを有し、シート本体の周囲に配設した連結用孔にロープを挿通して結索することによって隣接した複数の遮熱シートを連結すると共に、井桁パイプに取り付け可能であり、ロープを解くことによって複数の遮熱シートの連結を解除するとともに井桁パイプから取り外し可能である。
請求項1の屋根用遮熱装置によれば、井桁パイプ上に張設されている遮熱シートによって、屋根に強い日光が直接照射されることがなく、屋根と遮熱シートとの間に空気の断熱層を形成し換気作用も期待することができるので、屋根の温度上昇に伴う室内温度の上昇を防ぐことができる。したがって、空調設備の設定温度を低くすることによって消費電力量を減少させ、CO2排出量を削減することができる。
複数の縦パイプ及び複数の横パイプを井桁状に連結及び分解が可能となっていることによって、組み立て容易であるとともに運搬保存に至便である。
請求項2の屋根用遮熱装置によれば、スペーサは、門形に加工されたパイプからなることによって、折板の屋根にも容易に屋根用遮熱装置を設置することができる。
請求項3の屋根用遮熱装置によれば、ゴムキャップによって、屋根の表面を傷つけることなく、屋根に屋根用遮熱装置を設置することができる。
請求項4の屋根用遮熱装置によれば、遮熱シートが取り外し可能であることによって、張設中に遮熱シートが破損しても容易に新しい遮熱シートに交換することができる。また、冬場に屋根の上に積雪が見込まれる地域でも、冬場は遮熱シートを取り外し遮熱シートの破損を防止することができる。
また、ロープを連結用孔に挿通することによって複数の遮熱シートを容易に連結することができるとともに、補強用縁部材によって、ロープの張力によって遮熱シートが破損することを防止できる。
さらに、連結用孔の周縁に鳩目を設けることによって、連結用孔の形状を一定に維持しロープを挿通しやすくするとともに、鳩目が連結用孔とロープとの間の摩擦を低減することができるので、遮熱シートが破損することを防止することができる。
以下、本考案の一実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、本考案の一実施形態の屋根用遮熱装置の井桁パイプ10及びスペーサ30を屋根40に設置した状態を示す側方斜視図であり、図2は、遮熱シート20を井桁パイプ10上に張設した状態を示す上方斜視図であり、図3は、スペーサ30及び遮熱シート20のスペーサ30近傍及び縁部の部分断面図である。
本実施形態の屋根用遮熱装置は、図1に示すように複数の縦パイプ11及び複数の横パイプ12を井桁状に連結及び分解が可能となっている井桁パイプ10と、井桁パイプ10を屋根40から所定間隔をおいて上方に位置するように井桁パイプ10と屋根40との間に配設される複数のスペーサ30と、図2に示すように井桁パイプ10の縦パイプ11及び横パイプ12上に張設されている遮熱シート20とを有する。本実施形態の屋根用遮熱装置は、図1に示すように折板の屋根40に設置されている。
井桁パイプ10上に張設されている遮熱シート20によって、屋根40に強い日光が直接照射されることがなく、屋根40と遮熱シート20との間に空気の断熱層を形成し換気作用も期待することができるので、屋根40の温度上昇に伴う室内温度の上昇を防ぐことができる。したがって、空調設備の設定温度を低くすることによって消費電力量を減少させ、CO2排出量を削減することができる。
本実施形態では、縦パイプ11及び横パイプ12は円断面の金属製のパイプである。縦パイプ11及び横パイプ12は、縦パイプ11と横パイプ12とを交差させた状態で固定する金具13によって連結されている。
金具13を着脱することによってパイプ同士の固定及び解除を容易に行うことができるようになっており、縦パイプ11及び横パイプ12を井桁状に連結及び分解が可能となっている。複数の縦パイプ11と複数の横パイプ12とを井桁状に連結及び分解が可能となっていることによって、組み立て容易であるとともに運搬保存に至便である。
縦パイプ11及び横パイプ12は、図示した範囲外において屋根40に固定されるようになっている。
図1及び図3に示すように、スペーサ30は、門形に加工された円断面の金属製のパイプからなる。本実施形態では、門形の上辺にあたる部分が縦パイプ11に金具31によって固定され、スペーサ30の両下端が屋根40に載置するようになっている。スペーサ30の両下端は、折板の屋根40の谷にあたる部分に位置する。本実施形態では、スペーサ30の両下端は折板の屋根40の折れ線に対して略平行方向に並んでいる。
スペーサ30が門形に加工されたパイプからなることによって、図1に示すような折板の屋根40にも容易に屋根用遮熱装置を設置することができる。
図3に示すように、スペーサ30の両下端にはゴムキャップ32、32が取り付けられている。ゴムキャップ32、32によって、屋根40の表面を傷つけることなく、屋根用遮熱装置を設置することができる。
図3に示すように、遮熱シート20は、シート本体21と、シート本体21の屋根40側の面の周囲の側縁に被着した補強用縁部材22と、シート本体21の周囲の側縁に配設されシート本体21及び補強用縁部材22を貫通する連結用孔23と、連結用孔23の周縁に設けられている鳩目24とを有する。
図2に示すように、シート本体21は方形状で、太陽光線反射加工を施された繊維素材で簾状に形成し、軽くて通気性及び遮熱性を有している。又、シート本体21は生地の表面にアルミ層を蒸着コーティングして成る遮熱用シートを使用することもできる。
補強用縁部材22は布製又は繊維製ベルトを使用し、シート本体21の周縁に被着されている。補強用縁部材22がシート本体21被着されていることにより、ロープ25の張力によって遮熱シート20が連結用孔23周辺から破損することを防止できる。
また、連結用孔23の周縁に鳩目24を設けることによって、連結用孔23の形状を一定に維持しロープ25を挿通しやすくするとともに、鳩目24が連結用孔23とロープと25の間の摩擦を低減することができるので、遮熱シート20が破損することを防止することができる。
図2に示すように、ロープ25は連結用孔23に相通されるとともに、遮熱シート20と遮熱シート20との間の隙間において縦パイプ11又は横パイプ12に巻回されるように結索される。これにより、遮熱シート20が井桁パイプ10に取り付けられるようになっている。
また、ロープ25を解いて連結用孔23からロープ25を抜脱することによって、複数の遮熱シート20の連結を解除するとともに、ロープ25が縦パイプ11又は横パイプ12に巻回している部分を外すことによって、遮熱シート20を井桁パイプ10から取り外すことができる。
本実施形態では、縦パイプ11、横パイプ12及びスペーサが円断面の金属製のパイプからなる場合について説明したが、これに限定されることなく、円断面以外のパイプであってもよいし、樹脂等の金属以外の材料からなるパイプであってもよい。
本実施形態では、門形の上辺にあたる部分が縦パイプ11に金具31によって固定されている場合について説明したが、これに限定されることなく、門の上辺にあたる部分が横パイプ12に金具31によって固定されていてもよい。
本実施形態では、スペーサ30の両下端は折板の屋根40の折れ線に対して略平行方向に並んでいる場合について説明したが、これに限定されることなく、例えば、スペーサ30の両下端は折板の屋根40の折れ線に対して略垂直方向に並んでおり、スペーサ30の両下端の間に折板の屋根40の山部が位置するようになっていてもよい。
本実施形態では、縦パイプ11及び横パイプ12が金具13によって連結されている場合について説明したがこれに限定されることなく、例えば、フックバンドで縦パイプ11及び横パイプ12を連結してもよいし、結束線をハッカーで巻きつけて縦パイプ11及び横パイプ12を連結してもよい。
本実施形態では、屋根用遮熱装置が折板の屋根40に設置されている場合について説明したがこれに限定されることなく、本発明の屋根用遮熱装置を平板の屋根や切妻屋根等に設置してもよい。
本考案の一実施形態の屋根用遮熱装置の井桁パイプ10及びスペーサ30を屋根40に設置した状態を示す側方斜視図である。 遮熱シート20を井桁パイプ10上に張設した状態を示す上方斜視図である。 スペーサ30及び遮熱シート20のスペーサ30近傍及び縁部の部分断面図である。
符号の説明
10 井桁パイプ
11 縦パイプ
12 横パイプ
13 金具
20 遮熱シート
21 シート本体
22 補強用縁部材
23 連結用孔
24 鳩目
25 ロープ
30 スペーサ
31 金具
32 ゴムキャップ
40 屋根

Claims (4)

  1. 複数の縦パイプ及び複数の横パイプを井桁状に連結及び分解が可能となっている井桁パイプと、
    連結した井桁パイプを屋根から所定間隔をおいて上方に位置するように井桁パイプと屋根との間に配設される複数のスペーサと、
    井桁パイプ上に張設されている遮熱シートとを有することを特徴とする屋根用遮熱装置。
  2. スペーサは門形に加工されたパイプからなり、門形の上辺にあたる部分が縦パイプ又は横パイプに固定される共に、スペーサの両下端が屋根に載置するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の屋根用遮熱装置。
  3. スペーサの両下端にゴムキャップが取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の屋根用遮熱装置。
  4. 遮熱シートは、方形状のシート本体と、シート本体の一方の面の周囲の側縁に被着される補強用縁部材と、シート本体の周囲の側縁に配設されシート本体及び補強用縁部材を貫通する連結用孔と、連結用孔の周縁に設けられている鳩目とを有し、
    シート本体の周囲に配設した連結用孔にロープを挿通して結索することによって隣接した複数の遮熱シートを連結すると共に、井桁パイプに取り付け可能であり、ロープを解くことによって複数の遮熱シートの連結を解除するとともに井桁パイプから取り外し可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の屋根用遮熱装置。
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