JP3146154B2 - 食器等容器の洗浄ブラシ - Google Patents
食器等容器の洗浄ブラシInfo
- Publication number
- JP3146154B2 JP3146154B2 JP12095096A JP12095096A JP3146154B2 JP 3146154 B2 JP3146154 B2 JP 3146154B2 JP 12095096 A JP12095096 A JP 12095096A JP 12095096 A JP12095096 A JP 12095096A JP 3146154 B2 JP3146154 B2 JP 3146154B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- cleaning
- cleaning brush
- boss
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
- Brushes (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、茶碗、皿等食器
やその他の丸形凹形状の被洗浄体（以下単に容器とい
う）を洗浄する食器等容器の洗浄ブラシに関するもので
ある。
やその他の丸形凹形状の被洗浄体（以下単に容器とい
う）を洗浄する食器等容器の洗浄ブラシに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、容器の内面に押し当てて、容器を
洗浄するための食器等容器の洗浄ブラシとしては、実用
新案登録第３０１５０４３号の考案が開示されている。
その考案においては、柔軟性を有し、弾性変形可能なゴ
ム系よりなる線状材を基体に接着またはインサートして
植毛した食器等容器の洗浄ブラシが構成されて、その洗
浄ブラシをパイプ状にしたシャフトに係止し、洗浄ブラ
シの基体の植毛面に導水孔を設けて前記パイプ状にした
シャフトに連通させ、洗浄ブラシの回転と同時に容器の
内面に洗浄液を吹きつけることを可能としている。植毛
した前記線状材は、容器の洗浄面に対して直角に立植さ
れていて、容器を洗浄する場合に、容器の洗浄面に圧接
して反撥弾性により湾曲し、容器との接触面積を拡大
し、回転して前記導水孔より吹き出した洗浄液とともに
容器の洗浄面を洗浄する。
洗浄するための食器等容器の洗浄ブラシとしては、実用
新案登録第３０１５０４３号の考案が開示されている。
その考案においては、柔軟性を有し、弾性変形可能なゴ
ム系よりなる線状材を基体に接着またはインサートして
植毛した食器等容器の洗浄ブラシが構成されて、その洗
浄ブラシをパイプ状にしたシャフトに係止し、洗浄ブラ
シの基体の植毛面に導水孔を設けて前記パイプ状にした
シャフトに連通させ、洗浄ブラシの回転と同時に容器の
内面に洗浄液を吹きつけることを可能としている。植毛
した前記線状材は、容器の洗浄面に対して直角に立植さ
れていて、容器を洗浄する場合に、容器の洗浄面に圧接
して反撥弾性により湾曲し、容器との接触面積を拡大
し、回転して前記導水孔より吹き出した洗浄液とともに
容器の洗浄面を洗浄する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の洗浄ブラシ
においては、線状材の立植方向が容器の洗浄面に対して
直角であり、植毛数にも限りがあることから、容器との
圧接力が強過ぎると洗浄面に線状材が接触しない部分が
生じ、洗浄効果が安定しなくなるという問題があり、ま
た、異形の容器への対応にも限界がある。
においては、線状材の立植方向が容器の洗浄面に対して
直角であり、植毛数にも限りがあることから、容器との
圧接力が強過ぎると洗浄面に線状材が接触しない部分が
生じ、洗浄効果が安定しなくなるという問題があり、ま
た、異形の容器への対応にも限界がある。
【０００４】また、シャフトと洗浄ブラシとは同心回転
をするため、前記基体の導水孔から吹き出した洗浄液
は、容器の洗浄面の定位置にしか当たらず、洗浄時に容
器の洗浄面内で洗浄液が拡散しないという問題がある。
をするため、前記基体の導水孔から吹き出した洗浄液
は、容器の洗浄面の定位置にしか当たらず、洗浄時に容
器の洗浄面内で洗浄液が拡散しないという問題がある。
【０００５】さらに、線状材が破損した場合、あるい
は、異形容器に対応するために線状材の植毛長さを変更
する必要が生じた場合、特に長くする必要が生じた場合
に、その植え替え作業は困難を伴い、時間がかかるとい
う問題がある。
は、異形容器に対応するために線状材の植毛長さを変更
する必要が生じた場合、特に長くする必要が生じた場合
に、その植え替え作業は困難を伴い、時間がかかるとい
う問題がある。
【０００６】この発明は、線状材よりなる洗浄毛が容器
の洗浄面全体に接触して洗浄効果が安定し、容器の形状
変化に対応する能力に優れ、洗浄液が拡散して容器の洗
浄面に広く当たり、従来のものに比べて植毛に時間およ
びコストがかからず、洗浄毛の植え替え作業が容易な食
器等容器の洗浄ブラシを提供することを目的とする。
の洗浄面全体に接触して洗浄効果が安定し、容器の形状
変化に対応する能力に優れ、洗浄液が拡散して容器の洗
浄面に広く当たり、従来のものに比べて植毛に時間およ
びコストがかからず、洗浄毛の植え替え作業が容易な食
器等容器の洗浄ブラシを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】回転シャフトと，前記回
転シャフトの先端に係止したボスと，平板状、または、
椀または皿を伏せた形状であって、上面が前記シャフト
の回転軸線に対して傾斜して、前記ボスの先端に係止し
た、植毛された洗浄ブラシ基体と，で食器等容器の洗浄
ブラシを構成する。
転シャフトの先端に係止したボスと，平板状、または、
椀または皿を伏せた形状であって、上面が前記シャフト
の回転軸線に対して傾斜して、前記ボスの先端に係止し
た、植毛された洗浄ブラシ基体と，で食器等容器の洗浄
ブラシを構成する。
【０００８】回転シャフトと，前記回転シャフトの先端
に係止したボスと，前記ボスの先端に係止され、平板
状、または、椀または皿を伏せた形状であって、二個の
貫通孔を一組とする複数の組の貫通孔を有する基体の、
下面側または内面側から、弾性を有し変形可能な線状材
の両端の一つづつを前記基体の各組の貫通孔の一つづつ
に挿入し、両端を基体の上方または外方へ引き出して植
毛してなる洗浄ブラシ基体と，とで食器等容器の洗浄ブ
ラシを構成する。
に係止したボスと，前記ボスの先端に係止され、平板
状、または、椀または皿を伏せた形状であって、二個の
貫通孔を一組とする複数の組の貫通孔を有する基体の、
下面側または内面側から、弾性を有し変形可能な線状材
の両端の一つづつを前記基体の各組の貫通孔の一つづつ
に挿入し、両端を基体の上方または外方へ引き出して植
毛してなる洗浄ブラシ基体と，とで食器等容器の洗浄ブ
ラシを構成する。
【０００９】回転シャフトと，前記回転シャフトの先端
に係止したボスと，平板状、または、椀または皿を伏せ
た形状であって、二個の貫通孔を一組とする複数の組の
貫通孔を有し、前記ボスの先端に上面がシャフトの回転
軸線に対して傾斜して係止された基体の、下面側または
内面側から、弾性を有し変形可能な線状材の両端の一つ
づつを前記基体の各組の貫通孔の一つづつに挿入し、両
端を基体の上方または外方へ引き出して植毛してなる洗
浄ブラシ基体と，で食器等容器の洗浄ブラシを構成す
る。
に係止したボスと，平板状、または、椀または皿を伏せ
た形状であって、二個の貫通孔を一組とする複数の組の
貫通孔を有し、前記ボスの先端に上面がシャフトの回転
軸線に対して傾斜して係止された基体の、下面側または
内面側から、弾性を有し変形可能な線状材の両端の一つ
づつを前記基体の各組の貫通孔の一つづつに挿入し、両
端を基体の上方または外方へ引き出して植毛してなる洗
浄ブラシ基体と，で食器等容器の洗浄ブラシを構成す
る。
【００１０】前記いずれかの食器等容器の洗浄ブラシに
おいて、回転シャフトの垂直中心線に導水孔を設け、ボ
スの垂直中心線に前記回転シャフトの導水孔に連通する
導水孔と、該導水孔に連通し、かつ、ボスの側面で開口
する導水孔を設け、基体に前記ボスの垂直中心線上の導
水孔の上方の開口に対応する導水孔と、ボスの側面の開
口とに対応する導水孔を設け、前記ボス側面の導水孔開
口とそれに対応する基体の導水孔とを、パイプまたはノ
ズルで連結させる。
おいて、回転シャフトの垂直中心線に導水孔を設け、ボ
スの垂直中心線に前記回転シャフトの導水孔に連通する
導水孔と、該導水孔に連通し、かつ、ボスの側面で開口
する導水孔を設け、基体に前記ボスの垂直中心線上の導
水孔の上方の開口に対応する導水孔と、ボスの側面の開
口とに対応する導水孔を設け、前記ボス側面の導水孔開
口とそれに対応する基体の導水孔とを、パイプまたはノ
ズルで連結させる。
【００１１】前記いずれかの洗浄ブラシ基体を、シャフ
トの回転軸線に対して偏心してボスの先端に係止する。
トの回転軸線に対して偏心してボスの先端に係止する。
【００１２】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面によ
り説明する。洗浄ブラシは、洗浄毛１を植毛した基体３
を、ボス５に取り付け、ボス５をモーター（図示せず）
や水車やエンジン等により回転するシャフト６に取り付
けてなるものである。
り説明する。洗浄ブラシは、洗浄毛１を植毛した基体３
を、ボス５に取り付け、ボス５をモーター（図示せず）
や水車やエンジン等により回転するシャフト６に取り付
けてなるものである。
【００１３】基体３は、平面でもよいが、ほぼ容器の内
面丸形形状に似た形状の丸形凹形状とするのが好まし
い。基体３には、植毛のために、二個の貫通孔７を一組
とした複数の組の貫通孔を設け、少なくも基台３の平面
部中心部分に、詳しくは後述のボス５の導水孔の上方開
口に対応する位置に導水孔２を設けるのが好ましい。基
体３が椀状等凹形状の場合には、側部にも一または複数
の導水孔を設けるのが好ましい。その場合には、ボス５
の側部にも基体３の側部の導水孔に対応する導水孔を設
ける。基体３の上記平面部および側部の導水孔は、ボス
５の導水孔の上方開口よりも直径を大きくすれば、洗浄
液が拡散して基体３の導水孔より噴出して好ましい。基
体３は金属、合成樹脂等材料を限定しないが、ポリアセ
タール、ポリカーボネード等貫通孔７や導水孔２等の孔
加工が容易な合成樹脂で形成するのが好ましい。
面丸形形状に似た形状の丸形凹形状とするのが好まし
い。基体３には、植毛のために、二個の貫通孔７を一組
とした複数の組の貫通孔を設け、少なくも基台３の平面
部中心部分に、詳しくは後述のボス５の導水孔の上方開
口に対応する位置に導水孔２を設けるのが好ましい。基
体３が椀状等凹形状の場合には、側部にも一または複数
の導水孔を設けるのが好ましい。その場合には、ボス５
の側部にも基体３の側部の導水孔に対応する導水孔を設
ける。基体３の上記平面部および側部の導水孔は、ボス
５の導水孔の上方開口よりも直径を大きくすれば、洗浄
液が拡散して基体３の導水孔より噴出して好ましい。基
体３は金属、合成樹脂等材料を限定しないが、ポリアセ
タール、ポリカーボネード等貫通孔７や導水孔２等の孔
加工が容易な合成樹脂で形成するのが好ましい。
【００１４】貫通孔７の直径は、後述の洗浄毛１の直径
よりも約１ｍｍ大きくするのが好ましい。
よりも約１ｍｍ大きくするのが好ましい。
【００１５】洗浄毛１は、ブチルゴム、シリコンゴム、
ウレタンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、クロロプレ
ンゴム等ゴム系のもの、または、ポリウレタン、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等プラスチック系の柔軟性、弾
性を有して変形可能な材料を用いるのが好ましい。洗浄
毛１の断面形状は、角形、丸形のいずれでもよいが、容
器の内面との接触状態を強弱変化させて洗浄効果を高め
るために、角形と丸形とを併用するのが好ましい。洗浄
毛１として径が４ｍｍ程度よりも大きく、硬度が４０度
乃至７０度のシリコンゴムまたはプラスチックの柔軟
性、弾性変形可能な線状材を用いると回転時の遠心力で
倒伏してしまうことなく、洗浄効果が低下しない。洗浄
毛１の長さは約６０ｍｍとするのが好ましい。
ウレタンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、クロロプレ
ンゴム等ゴム系のもの、または、ポリウレタン、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等プラスチック系の柔軟性、弾
性を有して変形可能な材料を用いるのが好ましい。洗浄
毛１の断面形状は、角形、丸形のいずれでもよいが、容
器の内面との接触状態を強弱変化させて洗浄効果を高め
るために、角形と丸形とを併用するのが好ましい。洗浄
毛１として径が４ｍｍ程度よりも大きく、硬度が４０度
乃至７０度のシリコンゴムまたはプラスチックの柔軟
性、弾性変形可能な線状材を用いると回転時の遠心力で
倒伏してしまうことなく、洗浄効果が低下しない。洗浄
毛１の長さは約６０ｍｍとするのが好ましい。
【００１６】一本の洗浄毛１を折り曲げて、基体３の下
面または内面から貫通孔７のそれぞれの組のそれぞれの
貫通孔７に、その両端のそれぞれを組の貫通孔７、７に
挿通して基体３の上面または外面に突出させる。
面または内面から貫通孔７のそれぞれの組のそれぞれの
貫通孔７に、その両端のそれぞれを組の貫通孔７、７に
挿通して基体３の上面または外面に突出させる。
【００１７】シャフト６は、パイプ状であって、その通
孔は洗浄液の通路を形成する。シャフト６はモーター
（図示せず）、水車、エンジン等により回転する。
孔は洗浄液の通路を形成する。シャフト６はモーター
（図示せず）、水車、エンジン等により回転する。
【００１８】ボス５は、縦軸に導水路４を有し、上端で
基体３をボルト８等係止部材で係止固定し、下端部にシ
ャフト６の先端部を挿入させて、ボルト等係止具（図示
せず）を用い、または、螺着する等の方法でシャフト６
に固定する。シャフト６は、エヤーシリンダーのロッド
やカム、リンク機構等（図示せず）により昇降する。基
体３の高低を調整し、洗浄毛１の容器への押圧力を調整
できるように、ボス５へのシャフト６の挿入度を変更で
きるように係止具の係止位置を変更可能とするのが好ま
しい。
基体３をボルト８等係止部材で係止固定し、下端部にシ
ャフト６の先端部を挿入させて、ボルト等係止具（図示
せず）を用い、または、螺着する等の方法でシャフト６
に固定する。シャフト６は、エヤーシリンダーのロッド
やカム、リンク機構等（図示せず）により昇降する。基
体３の高低を調整し、洗浄毛１の容器への押圧力を調整
できるように、ボス５へのシャフト６の挿入度を変更で
きるように係止具の係止位置を変更可能とするのが好ま
しい。
【００１９】基体３は、その平面部がボス５の縦軸に対
して任意の角度、好ましくは５〜１０度傾斜するように
係止固定するのが好ましい。ボス５の先端面も、基体１
の平面部の傾斜に合わせて縦軸に対して傾斜面とするの
が好ましい。
して任意の角度、好ましくは５〜１０度傾斜するように
係止固定するのが好ましい。ボス５の先端面も、基体１
の平面部の傾斜に合わせて縦軸に対して傾斜面とするの
が好ましい。
【００２０】基体３が椀状等丸形凹形状であって、側部
にも導水孔を設けてある場合には、ボス５の先端部側面
に導水路４に連通する一または複数の側面導水孔９を設
け、パイプ１１またとノズルで側面の導水孔９と基体３
の側部の導水孔とを連結するのが好ましい。この場合
に、パイプ１１またはノズルの先端を基体３の側部顔面
よりわずかに突出させるのが好ましい。
にも導水孔を設けてある場合には、ボス５の先端部側面
に導水路４に連通する一または複数の側面導水孔９を設
け、パイプ１１またとノズルで側面の導水孔９と基体３
の側部の導水孔とを連結するのが好ましい。この場合
に、パイプ１１またはノズルの先端を基体３の側部顔面
よりわずかに突出させるのが好ましい。
【００２１】この発明に係る洗浄ブラシの作用効果は次
のとおりである。シャフト６は、洗浄すべき容器１０が
基体３の上方に運ばれて来ると、上昇して洗浄毛１の先
端部を容器１０の内面に押しつける。図２はその状態を
示す。
のとおりである。シャフト６は、洗浄すべき容器１０が
基体３の上方に運ばれて来ると、上昇して洗浄毛１の先
端部を容器１０の内面に押しつける。図２はその状態を
示す。
【００２２】洗浄毛１の先端部は撓みながら、容器１０
の内面に接触するが、基体３がシャフト６の回転軸に対
して傾斜している場合には、植毛の位置の高低によって
洗浄毛１の先端部の容器１０内面への接触状態が変化
し、容器１０の内面のほぼ全面に接触する。
の内面に接触するが、基体３がシャフト６の回転軸に対
して傾斜している場合には、植毛の位置の高低によって
洗浄毛１の先端部の容器１０内面への接触状態が変化
し、容器１０の内面のほぼ全面に接触する。
【００２３】上記のとおり洗浄毛１の先端部が容器内面
に接触した状態で基体３を回転させると、ポンプ（図示
せず）が作動して洗浄液がシャフト６の導水路およびボ
ス５の導水孔４、側面導水孔９より噴出して容器１０内
に吹きつけ、同時に洗浄毛１の先端部で容器１０の内面
をこすり、容器１０の内面の汚れを分離して洗浄する。
に接触した状態で基体３を回転させると、ポンプ（図示
せず）が作動して洗浄液がシャフト６の導水路およびボ
ス５の導水孔４、側面導水孔９より噴出して容器１０内
に吹きつけ、同時に洗浄毛１の先端部で容器１０の内面
をこすり、容器１０の内面の汚れを分離して洗浄する。
【００２４】基体３がシャフト６の回転軸に対して傾斜
しているので、洗浄毛１の先端部の容器１０内面への接
触状況に変化があり、基体３の回転により容器１０の内
面のほぼ全面に接触して、油脂分や粘着性の強い汚れの
洗浄に優れた洗浄効果を発揮する。基体３を１〜４ｍｍ
程度偏心してボス５に取り付けると、手洗状態に近くな
り、より優れた洗浄効果を発揮することができる。
しているので、洗浄毛１の先端部の容器１０内面への接
触状況に変化があり、基体３の回転により容器１０の内
面のほぼ全面に接触して、油脂分や粘着性の強い汚れの
洗浄に優れた洗浄効果を発揮する。基体３を１〜４ｍｍ
程度偏心してボス５に取り付けると、手洗状態に近くな
り、より優れた洗浄効果を発揮することができる。
【００２５】基体３の回転時には、洗浄毛１の先端部は
撓みながら容器１０の内面に押しつけられ、かつ、遠心
力により引っ張られる方向に力が働くので、抜け止め手
段を必要としないから、洗浄毛１を基体３の貫通孔７、
７に通すだけでよく、植毛および洗浄毛の取替えに時間
がかからない。
撓みながら容器１０の内面に押しつけられ、かつ、遠心
力により引っ張られる方向に力が働くので、抜け止め手
段を必要としないから、洗浄毛１を基体３の貫通孔７、
７に通すだけでよく、植毛および洗浄毛の取替えに時間
がかからない。
【００２６】基体３の平面部および側面部の導水孔を、
平面部および側面部に直角に貫通させたものとすると、
基体３が回転軸に対して傾斜しているので、導水孔の貫
通壁も回転軸に対して傾斜し、回転により噴出する洗浄
液の吹きつけ範囲が拡大し、洗浄効果を高める。
平面部および側面部に直角に貫通させたものとすると、
基体３が回転軸に対して傾斜しているので、導水孔の貫
通壁も回転軸に対して傾斜し、回転により噴出する洗浄
液の吹きつけ範囲が拡大し、洗浄効果を高める。
【００２７】基体３の導水孔の直径は、洗浄毛１のため
の貫通孔７の直径の約２倍とするのが好ましい。油脂分
主体の汚れの洗浄のためには、導水孔の直径を大きくし
て、洗浄液を容器内面に吹きつけるよりも、容器１０の
内面に沿って流れを作るような水量を確保すれば、洗浄
毛１の接触力と併用され、洗浄効果が上がる。
の貫通孔７の直径の約２倍とするのが好ましい。油脂分
主体の汚れの洗浄のためには、導水孔の直径を大きくし
て、洗浄液を容器内面に吹きつけるよりも、容器１０の
内面に沿って流れを作るような水量を確保すれば、洗浄
毛１の接触力と併用され、洗浄効果が上がる。
【００２８】基体３のボス５への取り付けは、着脱自在
であって、洗浄しようとする容器１０の大小に応じた基
体３に取り替えることができる。
であって、洗浄しようとする容器１０の大小に応じた基
体３に取り替えることができる。
【００２９】洗浄液の噴出ノズルを従来のように、回転
軸とは別に設ける場合には、シャフトの導水路およびボ
スの導水孔４および基体の導水孔２を設けない。
軸とは別に設ける場合には、シャフトの導水路およびボ
スの導水孔４および基体の導水孔２を設けない。
【００３０】前記洗浄ブラシにおいては、基体をシャフ
トの回転軸線に対して傾斜してボスに係止し、基体の二
個貫通孔を一組とする複数の貫通孔の各組の貫通孔に洗
浄材を挿入して外方へ引き出す植毛方法を採用している
が、上記の植毛方法による洗浄ブラシ基体をシャフトに
傾斜させずに従来の洗浄ブラシのように取り付けても、
植毛が容易で時間がかからないし、また、上記植毛方法
を採用しない従来の洗浄ブラシ基体をシャフトの回転軸
線に対して傾斜し、または傾斜偏心してとりつけても、
従来の洗浄ブラシに比し、洗浄効果が向上する。
トの回転軸線に対して傾斜してボスに係止し、基体の二
個貫通孔を一組とする複数の貫通孔の各組の貫通孔に洗
浄材を挿入して外方へ引き出す植毛方法を採用している
が、上記の植毛方法による洗浄ブラシ基体をシャフトに
傾斜させずに従来の洗浄ブラシのように取り付けても、
植毛が容易で時間がかからないし、また、上記植毛方法
を採用しない従来の洗浄ブラシ基体をシャフトの回転軸
線に対して傾斜し、または傾斜偏心してとりつけても、
従来の洗浄ブラシに比し、洗浄効果が向上する。
【００３１】
【発明の効果】この発明に係る洗浄ブラシは、従来のも
のに比べて、植毛構成が簡単で、植毛および洗浄毛の取
替えに時間およびコストがかからず、全体としての構造
も簡単で、洗浄毛が容器の洗浄面全面に圧接し、洗浄液
も容器の洗浄面に拡散し、しかも容器の形状変化に対す
る能力に優れ、洗浄効果が優れている。
のに比べて、植毛構成が簡単で、植毛および洗浄毛の取
替えに時間およびコストがかからず、全体としての構造
も簡単で、洗浄毛が容器の洗浄面全面に圧接し、洗浄液
も容器の洗浄面に拡散し、しかも容器の形状変化に対す
る能力に優れ、洗浄効果が優れている。
【図１】洗浄ブラシの要部断面図である。
【図２】容器に洗浄ブラシをセットした状態の説明図で
ある。
ある。
【図３】容器洗浄時の回転した洗浄ブラシの説明図であ
る。
る。
【図４】他の実施の形態の洗浄ブラシの要部断面図であ
る。
る。
１ 洗浄毛 ２ 導水孔 ３ 基体 ４ 導水孔 ５ ボス ６ シャフト ７ 貫通孔 ８ ボルト ９ 側面導水孔 １０ 容器 １１ パイプ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47L 17/00 A46B 9/02 A47L 13/10
Claims (4)
- 【請求項１】 回転シャフトと， 前記回転シャフトの先端に係止したボスと， 平板状、または、椀または皿を伏せた形状であって、二
個の貫通孔を一組とする複数の組の貫通孔を有し、上面
が前記ボスの先端にシャフトの回転軸線に対して傾斜し
て係止された基体の、下面側または内面側から、弾性を
有し変形可能な線状材の両端の一つづつを前記基体の各
組の貫通孔の一つづつに挿入し、両端を基体の上方また
は外方へ引き出して植毛してなる洗浄ブラシ基体と， よりなる食器等容器の洗浄ブラシ。 - 【請求項２】 回転シャフトと， 前記回転シャフトの先端に係止したボスと， 平板状、または、椀または皿を伏せた形状であって、上
面が前記シャフトの回転軸線に対して傾斜して、前記ボ
スの先端に係止した、植毛された洗浄ブラシ基体と， よりなる食器等容器の洗浄ブラシ。 - 【請求項３】 回転シャフトと， 前記回転シャフトの先端に係止したボスと， 前記ボスの先端に係止され、平板状、または、椀または
皿を伏せた形状であって、二個の貫通孔を一組とする複
数の組の貫通孔を有する基体の、下面側または内面側か
ら、弾性を有し変形可能な線状材の両端の一つづつを前
記基体の各組の貫通孔の一つづつに挿入し、両端を基体
の上方または外方へ引き出して植毛してなる洗浄ブラシ
基体と， よりなる食器等容器の洗浄ブラシ。 - 【請求項４】 洗浄ブラシ基体を、シャフトの回転軸線
に対して偏心してボスの先端に係止したことを特徴とす
る請求項１乃至３のいずれかに記載の食器等容器の洗浄
ブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12095096A JP3146154B2 (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 食器等容器の洗浄ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12095096A JP3146154B2 (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 食器等容器の洗浄ブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09276204A JPH09276204A (ja) | 1997-10-28 |
| JP3146154B2 true JP3146154B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=14798995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12095096A Expired - Fee Related JP3146154B2 (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 食器等容器の洗浄ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146154B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107997720A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-05-08 | 广东工业大学 | 一种洗锅机 |
| CN110404849B (zh) * | 2019-06-25 | 2022-09-20 | 山东劳动职业技术学院（山东劳动技师学院） | 一种便于对机械死角进行清理的机电一体化油污清除设备 |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP12095096A patent/JP3146154B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 実公１４７１６（大正１４年）（ＪＰ，Ｙ１ Ｔ） |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09276204A (ja) | 1997-10-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0891144B1 (en) | Toothbrush | |
| US7448106B2 (en) | Motorized dual-mode contour-following mop | |
| US7354112B2 (en) | Toothbrush and process for producing such a toothbrush | |
| US6832405B1 (en) | Two-sided toilet brush | |
| BRPI0711267A2 (pt) | implemento para cuidado oral | |
| US7017221B1 (en) | Floor sweeping apparatus | |
| TWI458451B (zh) | 口腔保健用具 | |
| US5996163A (en) | Foot brush assembly | |
| AU706464B2 (en) | Golf club cleaner | |
| WO2000049911A1 (fr) | Brosse a dents a soie formee d'un melange caoutchouc-nylon | |
| EP2068672A1 (en) | Novel device | |
| JP3146154B2 (ja) | 食器等容器の洗浄ブラシ | |
| US5983433A (en) | Foot cleaning device | |
| US5664277A (en) | Golf grip washing device | |
| US20160256030A1 (en) | Cleaning Implement with Resilient Projections | |
| US10828537B2 (en) | Portable device for cleaning golf balls and golf clubs | |
| JPH01249026A (ja) | トイレブラシ | |
| JP4232332B2 (ja) | タンク付電動床磨機用ブラシ台 | |
| KR20200015018A (ko) | 탄성다공간체를 갖는 치아세면도구 | |
| US11234508B2 (en) | Dry shampoo brush and system | |
| JPH0237369Y2 (ja) | ||
| US20230022443A1 (en) | Vehicle washing system and method | |
| JP7329560B2 (ja) | ボディブラシ | |
| US20220240662A1 (en) | Cleaning bristle brushes and cleaning systems using same | |
| JP2569601Y2 (ja) | ほうき |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110105 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120105 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130105 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140105 Year of fee payment: 13 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |