JP3146016U

JP3146016U - クリアファイル

Info

Publication number: JP3146016U
Application number: JP2008005798U
Authority: JP
Inventors: 一郎 ▲高▼島
Original assignee: 株式会社Ｋａｎｋｏ
Priority date: 2008-08-20
Filing date: 2008-08-20
Publication date: 2008-10-30
Anticipated expiration: 2018-08-20

Abstract

【課題】大判の資料を見やすい状態でファイリング出来る手軽なクリアファイルを提供する。
【解決手段】表紙及び裏表紙を有し、複数のシートを冊子状に綴ってなるクリアファイルにおいて、各シートに、それぞれ外側側縁と下縁のみが封着されている収納ポケットを、中央綴じ線を中心として見開き状態において、左右対称に形成すると共に、表紙及び裏表紙のどちらか一方には閉じ紐の一端を、他方には前記閉じ紐の開放端側を巻き付ける係止片をそれぞれ付設した。
【選択図】図４

Description

この考案はクリアファイル、詳しくは、企業活動や日常生活において必要とする各種資料を効率的にファイリングすることが出来る便利なクリアファイルに関するものである。

企業活動において、如何に業務を円滑かつ効率よく捌いて行けるかを追求すると、究極的には、現場に即した適切な業務分類が構築されているか、それに基づいてファイリングがきちんとなされているか、に尽きる。つまり、日常の多岐に亘る各種資料が、収まるべきところにキチンと収まっていて、しかも、その状態が維持されていることが肝要なのである。
登録実用新案第３１２０１３３号公報登録実用新案第３１２７２６４号公報登録実用新案第３１３３７７１号公報登録実用新案第３１３３８５８号公報登録実用新案第３１３３９０３号公報登録実用新案第３１３４３５６号公報なし

昨今の企業活動の中では、新テーマの開発企画などにおいて、ニーズの新規性、多様化に伴い、情報の収集、整理、企画、プレゼンテーションは欠かせない。
特に、企画の成否が問われるプレゼンテーションの場においては、資料準備は極めて重要なステップであり、多くの場合それらの資料は多少の分類はなされているとしても、タイムリーに必要な資料出せる様にまでは、整理されていなかった。

プレゼンテーションなどでは、適切な補助資料は欠かせないが、それらは多岐に亘っていることが多く、企画の筋書きに沿って適切に区分され、各ファイルポケット毎に収まっており、見開きにしてすぐ見える状態になっていることが是非とも必要である。

しかしながら、この様なファイリング作業に適したクリアファイルはなかなか見当たらず、特に大判の資料のファイリングには苦労があり、又、大きさの異なる資料の場合、それぞれ別々の寸法のクリアファイルに入れるか、あるいは一つのクリアファイルに折り畳んで収納するかして対応するしかなく、常に煩雑さがつきまとっていたと言わざるを得ない。

本考案者は各資料のファイリングに関する上記の問題点を解決すべく研究を行った結果、整然と資料の整理を行うことが出来る、使い勝手の良い便利なクリアファイルを完成するに至り、本考案としてここに提案するものである。

表紙及び裏表紙を有し、複数のシートを冊子状に綴ってなるクリアファイルにおいてで、各シートに、それぞれ外側側縁と下縁のみが封着されている収納ポケットを、中央綴じ線を中心として見開き状態において、左右対称に形成すると共に、表紙及び裏表紙のどちらか一方には閉じ紐の一端を、他方には前記閉じ紐の開放端側を巻き付ける係止片をそれぞれ付設することにより、上記課題を解決した。

図１はこの考案に係るクリアファイルの一実施例を閉じた状態の斜視図、図２はその表紙及び裏表紙を開いた状態の斜視図、図３は同じく、開いた状態における内側部分の平面図である。

図中１は表紙、２は裏表紙であり、この表紙１と裏表紙２との間には複数のシート３…が冊子状に綴られている。そしてこのシート３には、図３に示す様に、見開き状態において、それぞれ外側側縁４と下縁５のみが付着されている透明な熱溶着性合成樹脂製の収納ポケット１０が、中央綴じ線６を中心として左右対称に形成されている。

この収納ポケット１０の他の２辺、即ち、内側側縁１１及び上縁１２は開放状態となっており、内側側縁１１は中央綴じ線６より若干外側寄りに位置せしめられている。

更に、表紙１及び裏表紙２の外側側縁近傍には、それぞれ円板状をなした閉じ紐巻き付け用の係止片８が、その中央に形成された軸体７によって固定されており、一方の係止片８の軸体７には閉じ紐９の一端が取り付けられている。

この考案に係るクリアファイルは上記の通りの構成を有するものであり、それぞれ開放されている内側側縁１１及び上縁１２から所望の資料をポケット１０内に挿入し、ファイル用に供するものであるが、片方のポケット１０に入り切れない大判の資料１３の場合は、図４に示す様に見開き状態において、対向した一対のポケット１０，１０を利用し、左右部分をそれぞれ左側のポケット１０及び右側のポケット１０に挿入すれば収納可能であり、各シート３のほぼ倍の横幅を有する大判の資料１３を折り畳むことなく開いたままファイルすることが出来、プレゼンテーションの際などに必要とする資料を即座に取り出すことが可能となり、非常に便利である。

又、表紙１及び裏表紙２には、閉じ紐巻き付け用の係止片８が設けられており、この閉じ紐９で表紙１と裏表紙２とを結べば、保管中や搬送中にポケット１０に挿入された資料が抜け落ちて散逸してしまう事態を効率的に阻止出来、非常に実用的である。

この考案に係るクリアファイルの閉じた状態の斜視図。同じく、その表紙及び裏表紙を開いた状態の斜視図。同じく、開いた状態における内側部分の平面図。同じく、大判の資料をポケットに挿入した状態の平面図。

符号の説明

１表紙
２裏表紙
３シート
４外側側縁
５下縁
６中央綴じ線
７軸体
８係止片
９閉じ紐
１０ポケット
１１内側側縁
１２上縁
１３大判の資料

Claims

表紙及び裏表紙を有し、複数のシートを冊子状に綴ってなるクリアファイルであって、各シートには、それぞれ外側側縁と下縁のみが封着されている収納ポケットが、中央綴じ線を中心として見開き状態において、左右対称に形成されていると共に、表紙及び裏表紙のどちらか一方には閉じ紐の一端が、他方には前記閉じ紐の開放端側を巻き付ける係止片がそれぞれ付設されていることを特徴とするクリアファイル。