JP3145940U - 緩衝機能付き包装箱 - Google Patents

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智洋 山口
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Abstract

【課題】容易に製造ができる衝撃吸収機能を有する包装箱を提供する。
【解決手段】紙製ブランクを折り畳んで傾斜面12、傾斜固定片16を有する身10と傾斜面22、傾斜固定片を有する蓋20からなる包装箱を形成する。傾斜面12、傾斜固定片16上に受板40aを、傾斜面22、傾斜固定片16上に受板40bを設け、受板40a上に物品を載置した後、受板40bで物品を挟み込むように蓋20を被せることで、受板40a、40bのもつ弾力性が物品に作用するようにする。
【選択図】図1

Description

本考案は、物品への衝撃を吸収する緩衝機能付き包装箱に関する。
従来、下記特許文献1に緩衝材を有する包装箱が提案されている。この緩衝材はポリウレタン樹脂などの伸縮自在なシートが物品設置部に取り付けられている。緩衝材を天地に設け、物品を挟み込むように設置することで、シートの伸縮性が衝撃を吸収する優れた構造となっている。
登録実用新案第3106011号公報
しかし、緩衝材と伸縮自在なシートの素材が異なり、包装箱を製造する工程とは別に緩衝材に伸縮自在なシートを溶着する工程が必要となることから、製造が容易ではないという問題があった。
そこで、本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、極めて容易に製造ができる緩衝機能を有する包装箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、底板11周囲縁より傾斜面12を有する外側板13を設け、内折込片14を外側板13と内側板15で包み、底板11に傾斜固定片16を差し込むことによって隣接する側壁が連結された身10と、天板21周囲縁より傾斜面22を有する外側板23を設け、内折込片24を外側板23と内側板25で包み、天板21に傾斜固定片26を差し込むことによって隣接する側壁が連結された蓋20からなる単一素材の包装箱を形成する。
前記、身10、蓋20のそれぞれの傾斜面12、22と傾斜固定片16、26を支持台として、それぞれに受板40a、40bを設け、身10の受板40a上に物品を載置し、蓋20の受板40bで物品を挟み込むようにすることで受板40a、40bのもつ弾力性が物品に作用するようにする。
更に、前記包装箱の構成に代えて、身10の外側板13上端一辺から、蓋20の傾斜面22の一つが連設されることにより形成される単一素材の身蓋一体型包装箱30にすることができる。
この包装箱は、物品に対する衝撃を受板の弾力性が吸収する構造となっており、確実に物品を保護することができるという優れた機能を持ちつつも、単一素材による構成となっており、廃棄分別作業が不要となる。また、傾斜面が目に付きやすく、訴求力を持つ包装箱になっている。
本考案の最良の形態は、身10と蓋20にそれぞれ傾斜面12、22と傾斜固定片16、26を有する身蓋一体型包装箱30を設ける。包装箱30の傾斜面12、22と傾斜固定片16、26を支持台として、それぞれに受板40a、40bを設け、身10の受板40a上に物品を載置し、蓋20の受板40bで物品を挟み込むようにすることで受板40a、40bのもつ弾力性が物品に作用するようにする。
本考案の基本構成は、紙製ブランクを折り畳んで形成された身10、蓋20と紙製ブランクの受板40a、40bからなる(図1参照)。そして、身10の傾斜面12及び傾斜固定片16上に受板40aを、蓋20の傾斜面22及び傾斜固定片26上に受板40bを設ける。受板40a上に物品Pを載置した後、蓋20を閉じることで物品Pが受板40a、40bによって固定される(図3参照)。
身10は、平面四角形状の底板11の周辺縁から傾斜面12を有する外側板13を延設したもので、内折込片14を外側板13と内側板15で包み、底板11に傾斜固定片16を差し込むことによって隣接する外側板13同士が連結される(図2参照)。図示例では、内折込片14を外れにくくするために、突部Aを係止孔Bで固定している。
蓋20は、平面四角形状の天板21の周囲縁から傾斜面22を有する外側板23を延設したもので、内折込片24を外側板23と内側板25で包み、天板21に傾斜固定片26を差し込むことによって隣接する外側板23同士が連結される(図2参照)。図示例では、内折込片24を外れにくくするために、突部Cを係止孔Dで固定している。
受板40aは、外側板13の内周辺とほぼ同寸とすることで、傾斜面12、傾斜固定片16が支持台となり、受板40aが固定される。更に、受板40aの両端に突部Gを設け、身10の係止孔Eにて係合させることで、受板40aの固定を強固なものとしている。また、四隅に切欠Hを設けることで、受板40aの設置、抜き取りを容易にしている(図4参照)。
受板40bは上記受板40aと同様の形状であって、外側板23の内周辺とほぼ同寸とし、係止孔Fにて固定する。四隅に切欠を設けることで、受板40bの設置、抜き取りを容易にする。
第一実施例では、身10の外側板13上端一辺から、蓋20の傾斜面22の一つが連設されることにより身蓋一体型の包装箱30となっている(図1、図2参照)。
第二実施例として内側板25より傾斜固定片26を延設すると共に、受板40bを延設することが可能である(図5参照)。受板40bと蓋20が一体化される。身10の傾斜面12、傾斜固定片16上に設ける受板40aは第一実施例と同様のものである。第一実施例同様に、身蓋一体型の包装箱となっている。
第三実施例として、身10と蓋20を別個に設けることが可能である(図6、図7参照)。上記第一実施例と同様に、身10、蓋20にそれぞれ受板40a、40bを設けている。
本考案の使用方法は、身10の受板40a上に物品Pを載置し、蓋20を被せることで、受板40bで物品Pを挟み込むように固定され、受板40a、40bのもつ弾力性が物品に作用するようにする(図3参照)。
いずれも本考案の一実施例に過ぎず、身10や蓋20、あるいは受板40a、40bの設計変更等は自由であり、外観形状やサイズなどの設計変更も可能であるなど、本考案の要旨を変更しない範囲において自由に変更することができる。
本考案の第一実施例を示す斜視図である。 本考案の第一実施例を示す展開図である。 本考案の第一実施例の収納状態を示す要部断面図である。 本考案の受板の一実施例を示す平面図である。 本考案の第二実施例を示す展開図である。 本考案の第三実施例を示す展開図である。 本考案の第三実施例を示す斜視図である。
符号の説明
10 身
11 底板
12 傾斜面
13 外側板
14 内折込片
15 内側板
16 傾斜固定片
20 蓋
21 天板
22 傾斜面
23 外側板
24 内折込片
25 内側板
26 傾斜固定片
30 身蓋一体型包装箱
40a 受板
40b 受板
A 突部
B 係止孔
C 突部
D 係止孔
E 係止孔
F 係止孔
G 突部
H 切欠

Claims (3)

  1. 底板周囲縁より傾斜面を有する外側板を設け、内折込片を外側板と内側板で包み、底板に傾斜固定片を差し込むことによって隣接する側壁が連結された身と、天板の周囲縁より傾斜面を有する外側板を設け、内折込片を外側板と内側板で包み、天板に傾斜固定片を差し込むことによって隣接する側壁が連結された蓋からなる単一素材の包装箱。
  2. 請求項1記載の身、蓋のそれぞれの傾斜面と傾斜固定片を支持台として、それぞれに受板を設け、身の受板上に物品を載置し、蓋の受板で物品を挟み込むようにすることで受板のもつ弾力性が物品に作用するようにした単一素材の緩衝機能付き包装箱。
  3. 請求項1記載の身の外側板上端一辺から、蓋の傾斜面の一つが連設されることにより形成される単一素材の身蓋一体型包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017521332A (ja) * 2014-05-09 2017-08-03 レームツマ・シガレッテンファブリケン・ゲーエムベーハー 喫煙および/または煙草に関する品物のための包装、ブランク、および方法
JP2019027625A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気装置

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