JP3145412U - 塗料容器および送液器具 - Google Patents
塗料容器および送液器具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3145412U JP3145412U JP2008005021U JP2008005021U JP3145412U JP 3145412 U JP3145412 U JP 3145412U JP 2008005021 U JP2008005021 U JP 2008005021U JP 2008005021 U JP2008005021 U JP 2008005021U JP 3145412 U JP3145412 U JP 3145412U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- paint
- coupler
- moisture
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
【課題】水と反応するために水分との接触を絶つ必要が有る塗料を充填、保存および送出する目的の塗料容器において、送出に際し外気による水分との接触を遮断することができる構造を有する塗料容器を提供する。
【解決手段】1つの容器口と、この容器口2に、開閉バルブ4を経て連結した容器底面に到る配管5を有する管継手3を嵌挿してなる密閉した容器に塗料を保管し、塗料送出に際しては前記管継手に嵌脱可能な構造を有するカプラー6を連結し、前記管継手に内在する開閉バルブはカプラー装着によって通流供給(バルブ開弁)状態になり、カプラーに設けられた加圧気体導入管8を通じ導入された気体により加圧された容器から、内容物たる塗料を空気中の水分に接触させることなしに送液させ塗装に供することを可能とする。
【選択図】図1
【解決手段】1つの容器口と、この容器口2に、開閉バルブ4を経て連結した容器底面に到る配管5を有する管継手3を嵌挿してなる密閉した容器に塗料を保管し、塗料送出に際しては前記管継手に嵌脱可能な構造を有するカプラー6を連結し、前記管継手に内在する開閉バルブはカプラー装着によって通流供給(バルブ開弁)状態になり、カプラーに設けられた加圧気体導入管8を通じ導入された気体により加圧された容器から、内容物たる塗料を空気中の水分に接触させることなしに送液させ塗装に供することを可能とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、水と反応するために水分との接触を禁忌する必要がある各種塗料を充填、保管および送液するために用いられる容器および送液器具に関する。
2液型塗料用硬化剤、たとえばイソシアネート化合物を主成分とするポリウレタン塗料用硬化剤等は水との反応性が高く、それ故空気中の水分との接触を遮断する必要が有る。塗装に際し、当該塗料を容器から送出する場合、容器を一旦開封し、塗装設備に兼備されたタンクに移送することがしばしば行われるが移送作業に際し空気中の水分と塗料が接触することが避けられない。また、塗料容器自体から直接移送ポンプを経て塗装装置に送液する方法も提案されているが、この場合も、送液用継手を容器に装着する際一旦容器を開封することは同様であって水分との完全なる遮断はできない。(特許文献1)
特開2004−358461号公報
水分との反応性を有する塗料を前記空気中の水分と接触しうる容器形態にて使用した場合、塗料は水分との異常反応を起こし、所望の塗装結果を得ることができない。また、容器およびまたは塗装機の内部で塗料が固化する等多くの問題が発生する。従って、本考案の主たる課題は、容器から塗料を塗装機に送液するに際し、容器を開封することなしに連結継手を嵌挿し、以て空気中の水分との接触を完全に遮断して送液する方法を提案するものである。
上記課題は、容器口に、開閉バルブを経て連結した容器底面に到る配管を有する管継手を嵌挿してなる密閉した容器に塗料を保管し、塗料送出に際しては前記管継手に嵌脱可能な構造を有するカプラーを連結し、前記管継手に内在する開閉バルブがカプラー嵌着により通流供給(バルブ開弁)状態になるよう構成されたカプラーを、送液器具として容器と共に用いることにより解決できる。
以上の通り、本考案によれば、水分との接触を避け、容器から塗料を塗装機に送液することができ、水分との反応性が高い塗料の塗装が問題なく行われる。
本考案においては、カプラーを嵌着すると同時に、カプラーの有底内筒が継手バルブを押し下げ、以てバルブは通流遮断(バルブ閉弁)から通流供給(バルブ開弁)に転じ送液可能状態になる。カプラーは先ず継手に嵌着され、密嵌状態が形成された後、継手内バルブは通流遮断から通流供給に転じるため、内容物たる塗料は空気中の水分と接触することは無い。
以下、本考案を図面を参照しながら詳説する。塗料容器は容器口に密嵌可能な、送液用配管を連結した管継手と、管継手に嵌挿するカプラーの2種の部品から構成される。図1において、容器(1)は1つの容器口(2)を有し、劾容器口には継手(3)が密嵌される。継手内筒にはバルブ(4)が装備され、容器に嵌挿した状態でバルブは通流遮断の位置にある。また、継手には容器底面に達する送液用配管(5)が連結される。
送液時においては、継手にカプラー(6)を密嵌し、続いてハンドル(7)を押し下げることによりカプラー内筒が継手のバルブを押し下げてバルブは通流供給に状態に転ずる。
次いで、加圧気体導入回路(8)を通じ圧縮気体を容器に導入して、容器を加圧することにより、塗料は送液が開始される。圧縮気体としては、乾燥チッ素ガスが推奨される。
1 容器
2 容器口
3 継手
4 バルブ
5 送液用配管
6 カプラー
7 ハンドル
8 加圧気体導入回路
2 容器口
3 継手
4 バルブ
5 送液用配管
6 カプラー
7 ハンドル
8 加圧気体導入回路
Claims (1)
- 1つの容器口と、この容器口に、開閉バルブを経て連結した容器底面に到る配管を有する管継手を嵌挿してなる密閉した容器に塗料を保管し、塗料送出に際しては前記管継手に嵌脱可能な構造を有するカプラーを連結し、前記管継手に内在する開閉バルブはカプラー装着によって通流供給(バルブ開弁)状態になり、カプラーに設けられた加圧気体導入管を通じ導入された気体により加圧された容器から、内容物たる塗料を空気中の水分に接触させることなしに送液させ塗装に供することが可能であることを特長とする塗料用容器および送液器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005021U JP3145412U (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 塗料容器および送液器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008005021U JP3145412U (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 塗料容器および送液器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3145412U true JP3145412U (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=43295198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008005021U Expired - Fee Related JP3145412U (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | 塗料容器および送液器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3145412U (ja) |
-
2008
- 2008-07-22 JP JP2008005021U patent/JP3145412U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8381768B2 (en) | Joint for fluid container | |
JP2004114040A5 (ja) | ||
CA2442014A1 (en) | Two-component spray gun with solvent flush/blend | |
CZ20011409A3 (cs) | Uzávěr láhve se zařízením pro přidávání předem stanovené dávky příměsi do kapaliny a způsob přidávání příměsi | |
WO2006083534A3 (en) | Up-lock seal for dispenser pump | |
JPWO2010044442A1 (ja) | 流体容器ユニット | |
WO2011036063A3 (en) | Container holding assembly and receiving assembly adapted for connecting a container to a machine | |
JP3920895B2 (ja) | Lngの出荷方法 | |
WO2020020696A3 (de) | Einfüllstutzen für druckloses betankungsabschalten und nachtanken und betriebsflüssigkeitsbehälter mit einfüllstutzen | |
JP3145412U (ja) | 塗料容器および送液器具 | |
CN108349341A (zh) | 瓶盖及其使用方法 | |
CN202434296U (zh) | 一种变压器现场真空换油系统 | |
KR102254075B1 (ko) | 독성 가연성 반도체 특수가스 이송용 배기장치 | |
US7051752B2 (en) | Safety container | |
US6622462B2 (en) | Device for replacing air within a container headspace | |
CA2513768A1 (en) | Device for controlling the pressure in an aerosol dispensing container | |
JP5274226B2 (ja) | 2液硬化型樹脂供給装置 | |
US11633258B2 (en) | Powder chamber and station for a powder chamber | |
CN105324328A (zh) | 用于具有气态介质供给可能性的饮料瓶的封帽 | |
JP5028182B2 (ja) | 液体メチオニンの取り扱い方法 | |
JP2015098336A (ja) | スパウトおよびスパウト付き収容体 | |
JP2007138240A (ja) | 配管装置、及び流体供給装置 | |
CN212639920U (zh) | 一种框条填封剂分装装置 | |
JP2002126603A (ja) | 圧送式塗料供給装置 | |
JP5297658B2 (ja) | レジスト液供給回収システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110917 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140917 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |