JP3144570B2 - 自動車のドア構造 - Google Patents

自動車のドア構造

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JP3144570B2 JP27856291A JP27856291A JP3144570B2 JP 3144570 B2 JP3144570 B2 JP 3144570B2 JP 27856291 A JP27856291 A JP 27856291A JP 27856291 A JP27856291 A JP 27856291A JP 3144570 B2 JP3144570 B2 JP 3144570B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のドア構造に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】自動車のなかには、実開昭60−1068
23号公報に示すように、サイドドアに設けられるガラ
スとして、上下方向に変位して開閉可能なウィンドガラ
スと、該ウィンドガラスの前方に位置する前部ガラスと
を有し、この前部ガラスをベルトラインの下方にまで延
設したものがある。このように、前部ガラスをベルトラ
インの下方にまで延長することにより、サイドドア直近
でかつ路面に近い部分に対する視界が良好になる等の利
点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ドアガラス
は一般に、ドアアウタパネルよりも車体内方側へ位置さ
れている。特に開閉されるウィンドガラスは、アウタパ
ネルとインナパネルとの間に形成される開口を通して上
下方向に変位されるので、必然的にアウタパネルよりも
車体内方側に位置されることになる。
【0004】同様に、前部ガラスも、後部ガラスと同じ
ように車体内方側に位置されることになるが、この場
合、ベルトラインよりも上方の前部ガラスすなわち前部
上ガラスは、後部ガラスと車幅方向略同一位置となって
も外観上何等問題はないものである。
【0005】これに対して、ベルトラインよりも下方に
位置する前部ガラスすなわち前部下ガラスは、後部ガラ
スと車幅方向略同一位置とされると、ドアアウタパネル
よりもかなり引込んだ状態となり、外観上の見栄えが極
めて悪いものとなる。
【0006】したがって、本発明の目的は、ベルトライ
ンよりも下方に位置する前部下ガラスを有するものにお
いて、外観上の見栄えを向上させ得るようにした自動車
のドア構造を提供することにある。
【0007】前述の目的を達成するために本発明(請求
項1の発明)にあっては、上下方向に開閉可能に設けら
れた後部ガラスと、それぞれ前記後部ガラスの前方に配
置され、かつベルトラインよりも上方に位置する前部上
ガラスおよびベルトラインよりも下方に位置する前部下
ガラスと、を備え、前記前部上ガラスが、車幅方向にお
いて前記後部ガラスと略同一位置に配置され、前記前部
下ガラスが、ドアアウタパネルと略面一とされ、前記前
部上ガラスにより施蓋される上開口と前記前部下ガラス
により施蓋される下開口とが、上下方向に互いに連続し
たものとされ、前記前部上ガラスと前部下ガラスとが互
いに一体の1枚ガラスとされ、前記1枚ガラスが、ベル
トライン付近において、車幅方向に伸びると共にドアア
ウタパネルの形状に沿う形状とされた境界部を有する、
ことを特徴とする自動車のドア構造とした構成としてあ
る。
【0008】また、前述の目的を達成するために本発明
(請求項2の発明)にあっては、上下方向に開閉可能に
設けられた後部ガラスと、それぞれ前記後部ガラスの前
方に配置され、かつベルトラインよりも上方に位置する
前部上ガラスおよびベルトラインよりも下方に位置する
前部下ガラスと、を備え、前記前部上ガラスおよび前部
下ガラスがそれぞれ、車幅方向において前記後部ガラス
と略同一位置に配置され、前記前部下ガラスが、ドアア
ウタパネルと略面一とされた透視可能なカバ−部材によ
って覆われている、ことを特徴とする自動車のドア構造
とした構成としてある。
【0009】上記請求項2の好ましい態様としては、請
求項3,4の記載の通りとなる。
【0010】さらに、前述の目的を達成するために本発
明(請求項5の発明)にあっては、上下方向に開閉可能
に設けられた後部ガラスと、それぞれ前記後部ガラスの
前方に配置され、かつベルトラインよりも上方に位置す
る前部上ガラスおよびベルトラインよりも下方に位置す
る前部下ガラスと、を備え、前記前部上ガラスが、車幅
方向において前記後部ガラスと略同一位置に配置され、
前記前部下ガラスが、ドアアウタパネルと略面一とさ
れ、前記前部上ガラスにより施蓋される上開口と前記前
部下ガラスにより施蓋される下開口とが、上下方向に互
いに分割して構成され、前記前部上ガラスと前部下ガラ
スとが互いに別体とされ、前記前部下ガラスが開閉可能
とされて、少なくとも該前部下ガラスが閉位置にあると
きに該前部下ガラスがドアアウタパネルと略面一とされ
る、ことを特徴とする自動車のドア構造とした構成とし
てある。
【0011】
【発明の効果】本発明にあっては、前部下ガラスとドア
アウタパネルとの段差をなくしてあるいは段差を目立た
なくして、外観上の見栄えを向上させることができる。
特に、面一としたときは自動車の空気抵抗軽減の上でも
好ましいものとなる。本発明の好ましい態様およびその
利点は、以下の説明から明らかとなる。
【0012】
【実施例】図1において、自動車Dは、サイドドアSD
を有し、図面では助手席側のサイドドアが示されてい
る。サイドドアSDのベルトラインが符号BLで示さ
れ、このベルトラインBLよりも上部側には、図2に示
すように、前サッシ1と中サッシ2とが構成されてい
る。前サッシ1は、上方に向かうにつれて後方に位置す
るように大きく傾斜しており、中サッシ2は、前サッシ
1の上端部からほほまっすぐ下方に伸びている。
【0013】中サッシ2の後方には、後部ガラス3が設
けられている。この後部ガラス3は、上下方向に変位す
ることにより開閉可能とされている。ドアパネルは、ド
アアウタパネル10とインナパネル11とにより閉断面
状に形成されて、後部ガラス3は、アウタパネル10特
にベルトラインBLの下方部分よりも車幅方向内方側へ
位置されている。
【0014】中サッシ2より前方側には、前部ガラス4
が設けられている。すなわち、ベルトラインBLよりも
上方側においては、両サッシ1、2によって上部開口5
が形成される。また、サイドドアSD(のパネル)に
は、上部開口5と連なる下部開口6が形成され、この両
開口5と6とにより、ベルトラインBLを通って上下、
方向に長く伸びる前開口が形成される。そして、前部ガ
ラス4は、上部開口5と下部開口6とを塞ぐ大きさを有
する1枚ガラスとされている。
【0015】前部ガラス4のうち、上部開口5を施蓋す
る前部上ガラス4aは、後部ガラス3と車幅方向略同位
置とされている(図3参照)。この前部上ガラス4aと
前サッシ1との段差を目立たなくするため、前サッシ1
に、図3に示すように、前部上ガラス4aの外面に向け
て滑らかに延長するトリム材を構成する延長部1aを形
成するようにしてもよい。
【0016】これに対して、前部ガラス4のうち下部開
口6を施蓋する前部下ガラス4bは、アウタパネル10
と略面一とされると共に(図4参照)、アウタパネル1
0の湾曲形状に沿った形状とされている。そして、前部
上ガラス4aと前部下ガラス4bとの境界部分は、図4
に示すように、車幅方向に伸び、かつアウタパネル10
の形状に沿うように形成されている。
【0017】上述のような1枚ガラスとされた前部ガラ
ス4は、図4から明らかなように、少なくとも2次元に
湾曲した2次元ガラスが用いられる。また、前後方向で
も湾曲させる場合は、前部ガラス4として3次元ガラス
が用いられることになる。
【0018】図5、図6は本発明の他の実施例を示すも
のであり、前記実施例を同一構成要素には同一符号を付
してその説明は省略する。本実施例では、上部開口5と
下部開口6とが、上下方向に分割されたものとされてい
る。すなわち、上部開口5はベルトラインBLよりも上
方に位置され、下部開口6はベルトラインBLよりも所
定分下方へ位置されている。これに応じて、前部上ガラ
ス4aと前部下ガラス4bとが別体とされている。本実
施例でも、前部上ガラス4aは後部ガラス3と車幅方向
略同一位置とされているが、前部下ガラス4bはアウタ
パネル10と略面一とされると共に、アウタパネルの形
状に沿った形状とされている。本実施例の場合は、アウ
タパネル10の形状に沿った湾曲形状とするガラス部分
の面積が小さくて済むことになる。
【0019】図7、図8も本発明の他の実施例を示すも
のである。本実施例では、図2、の場合と同様に、上部
開口5と下部開口6とが上下方向に連続される一方、前
部ガラス4も、前部上ガラス4aと前部下ガラス4bと
が一体の1枚ガラスとされている。ただし、この1枚ガ
ラスとされた前部ガラス4は、全体的に後部ガラス3と
車幅方向略同一位置とされて、前部下ガラス4b部分は
アウタパネル10よりも車幅方向内方側に位置されてい
る。
【0020】本実施例では、前部下ガラス4bとアウタ
パネル10との段差を目立たなくするため、カバ−部材
21を用いてある。このカバ−部材21は、縦横に小間
隔をあけて細い棒状部材を組合わせることにより、前部
下ガラス4bを通しての視界は十分確保されるようにな
っている。このカバ−部材21は、前部下ガラス4bを
車幅方向外側から覆っており、その下端部がアウタパネ
ル10に対して接着、ねじ止め等により固定されてい
る。このようなカバ−部材21は、前部下ガラス4bが
位置する部分のアウタパネル10の形状に対応した形状
に形成されている。
【0021】このように、カバ−部材21が実質的にア
ウタパネル10の一部を構成して、外観上の見栄えをよ
くする他、異物が前部下ガラス4にぶつかるのを防止す
る保護部材の機能をも兼用する。カバ−部材31は、例
えばプラスチックによる一体成形とすることができる。
また、カバ−部材21は、スリット等の開口の存在しな
いものとして形成することができ、この場合は透明プラ
スチックによる一体成形とすればよい。
【0022】図9も本発明の他の実施例を示すものであ
る。本実施例では、前部下ガラス4b周縁のうち後部周
縁のアウタパネル10を、前部下ガラス4bの外面に向
けて徐々に向かうような滑らかな傾斜面10bとして形
成して、この傾斜面10bにサイドミラ−32を固定し
てある。また、前部下ガラス4bの残る周縁にトリム材
31設けて、このトリム材31の外面形状を、アウタパ
ネル10と前部下ガラス4b外面とを滑らかに連続させ
る傾斜形状としてある。
【0023】これにより、前部下ガラス4bとアウタパ
ネル10との段差が目たなくなって、外観上の見栄えが
向上する。勿論、アウタパネル10の傾斜面10bはト
リムとしての機能を有するものであるが、前部下ガラス
4bに対する段差解消のために、このような傾斜面10
bをトリム材31部分にも用いてもよく、逆にトリム材
31を傾斜面10b部分に設けるようにしてもよい。
【0024】図10以下も本発明の他の実施例を示すも
ので、図5に示す前部下ガラス4bを開閉可能としたも
のである。すなわち、前部下ガラス4bを下方へ変位さ
せてドア内に収納されたときが開状態となり、上方へ変
位されたときは閉状態となる、そして、閉状態のとき
に、前部下ガラス4がアウタパネル10と略面一とされ
る。ようにしたものである。
【0025】先ず、図10において、前部下ガラス4b
の上端部内面には、車体前後方向各端部においてそれぞ
れカムブロック41が固定されている。このカムブロッ
ク41には、その上端部側においてガイド溝42が形成
され、また下端部側にはカム溝43が形成されており、
実施例では溝42、43がそれぞれ孔形式とされてい
る。ガイド溝42は、前部下ガラス4の開閉方向に伸び
る後述するガイドレ−ル44に沿ってまっすぐ伸びてい
る。これに対して、カム溝43は、下端部が前部下ガラ
ス4bの板面に近い位置に、また上端部が前部下ガラス
4bの板面に遠い位置にある。
【0026】前部下ガラス4bの前後方向端部には、図
12、図13に示すような左右一対のガイドレ−ル44
が配置され、このガイドレ−ル44は、下部開口6の前
後方向端部付近においてドアパネル10に固定されて、
当該下部開口6の前後方向における外周縁部をも構成す
るものであり、この固定状態でのアウタパネル10に対
する配置関係を図13に示してある。
【0027】ガイドレ−ル44には、スライダ45が摺
動自在に嵌合されている。スライダ45は、図11に示
すように、上下方向に間隔をあけた2つのピン46、4
7を有する。このうち、ピン46が前記ガイド溝42に
嵌合され、ピン47がカム溝43に嵌合されている。そ
して、スライダ45には、ワイヤ48の一端部が固定さ
れている。このワイヤ48の他端部は、サイドドアSD
内に装備されたモ−タユニット(図示略)に連なり、こ
のモ−タユニットによってワイヤ48を上下動させるこ
とによって、スライダ45がガイドレ−ル44に沿って
上下方向に駆動される。
【0028】前部下ガラス4bは、アウタパネル10と
インナパネル11との間に形成された上部開口50を通
して下部開口6へ進退自在、すなわち開閉自在とされ
る。いま、前部下ガラス4bがドアパネル内に収納され
た開位置から、スライダ45を上昇動させると、そのピ
ン46、47は図10ハッチングを付した位置(カム溝
は43の曲り部)にあって、カムブロック41を介して
前部下ガラス4bを上昇させる。
【0029】前部下ガラス4bが下部開口6を完全に塞
ぐ状態になるまで上昇すると、前部下ガラス4bの下端
部がドアパネルの上部開口50から丁度抜け出た状態と
なる。この状態で、なおもスライダ45を上昇させる
と、前部下ガラス4bの上昇は規制されるため、ピン4
7がカム溝43の上昇端へ変位する。これにより、前部
下ガラス4bは、車体外方側へ変位されて、図10一点
鎖線、あるいは図12実線で示す状態へ変化される。す
なわち、前部下ガラス4bは、ピン46を中心としてそ
の下端部が車体外方側へ揺動されて、この車体外方側へ
変位された前部下ガラス4bは、アウタパネル10と略
面一とされる。すなわち、前部下ガラス4bの下端部は
アウタパネル10と完全に面一となる。前部下ガラス4
bがアウタパネル10と面一とされるときが閉位置とな
り、このときは、図14に示すようにアウタパネル0に
取付けたシ−ル部材51に前部下ガラス4bの外面が当
接されて、この間のシ−ルがなされる。
【0030】以上実施例について説明したが、上部開口
5と下部開口6とを連続とするか分断するか(前部上ガ
ラス4aと前部下ガラス4bとを連続とするか別体とす
るか)は、任意に選択し得るものである。また、外観上
は、特に前部下ガラス4bの下端部とアウタパネル10
との間の段差が問題となるので、この下端部のみを段差
なくあるいは目立たなくなるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の適用対象となる自動車の一例を
示す全体斜視図。
【図2】図2は本発明が適用されたサイドドアの斜視
図。
【図3】図3は図2のX3−X3線相当断面図。
【図4】図4は図2のX4−X4線相当断面図。
【図5】図5は本発明の他の実施例を示すもので、図2
に対応した図。
【図6】図6は図5のX6−X6線相当断面図。
【図7】図7は本発明の他の実施例を示すもので、図2
に対応した図。
【図8】図8は図7のX8−X8線相当断面図。
【図9】図9は本発明の他の実施例を示すもので、前部
下ガラス付近の様子を示す平面断面図。
【図10】図10は本発明の他の実施例を示す要部斜視
図。
【図11】図11は図10に用いられるスライダの斜視
図。
【図12】図12は図10のX12−X12線相当断面
図。
【図13】図13は図10のX13−X13線相当断面
図。
【図14】図14は閉位置にある前部下ガラスの下端部
の様子を示す断面図。
【符号の説明】
SD:サイドドア BL:ベルトライン 3:後部ガラス 4:前部ガラス 4a:前部上ガラス 4b:前部下ガラス 4c:境界部 5:上部開口 6:下部開口 10:アウタパネル 10b:傾斜面(トリム) 21:カバ−部材 31:トリム 41:カムブロック(開閉用) 45:スライダ(開閉用) 48:ワイヤ(開閉用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 成史 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 佐々木 克明 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 大坪 智範 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−107823(JP,U) 実開 昭60−58427(JP,U) 実開 昭62−176050(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に開閉可能に設けられた後部ガラ
    スと、 それぞれ前記後部ガラスの前方に配置され、かつベルト
    ラインよりも上方に位置する前部上ガラスおよびベルト
    ラインよりも下方に位置する前部下ガラスと、を備え、 前記前部上ガラスが、車幅方向において前記後部ガラス
    と略同一位置に配置され、 前記前部下ガラスが、ドアアウタパネルと略面一と
    れ、 前記前部上ガラスにより施蓋される上開口と前記前部下
    ガラスにより施蓋される下開口とが、上下方向に互いに
    連続したものとされ、 前記前部上ガラスと前部下ガラスとが互いに一体の1枚
    ガラスとされ、 前記1枚ガラスが、ベルトライン付近において、車幅方
    向に伸びると共にドアアウタパネルの形状に沿う形状と
    された境界部を有する、 ことを特徴とする自動車のドア構造。
  2. 【請求項2】上下方向に開閉可能に設けられた後部ガラ
    スと、 それぞれ前記後部ガラスの前方に配置され、かつベルト
    ラインよりも上方に位置する前部上ガラスおよびベルト
    ラインよりも下方に位置する前部下ガラスと、を備え、 前記前部上ガラスおよび前部下ガラスがそれぞれ、車幅
    方向において前記後部ガラスと略同一位置に配置され、 前記前部下ガラスが、ドアアウタパネルと略面一とされ
    た透視可能なカバ−部材によって覆われている、 ことを特徴とする自動車のドア構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記前部上ガラスにより施蓋される上開口と前記前部下
    ガラスにより施蓋される下開口とが、上下方向に互いに
    連続したものとされ、 前記前部上ガラスと前部下ガラスとが互いに一体の1枚
    ガラスとされているも の。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記前部上ガラスにより施蓋される上開口と前記前部下
    ガラスにより施蓋される下開口とが、上下方向に互いに
    分割して構成され、 前記前部上ガラスと前部下ガラスとが互いに別体とされ
    ているもの。
  5. 【請求項5】上下方向に開閉可能に設けられた後部ガラ
    スと、 それぞれ前記後部ガラスの前方に配置され、かつベルト
    ラインよりも上方に位置する前部上ガラスおよびベルト
    ラインよりも下方に位置する前部下ガラスと、を備え、 前記前部上ガラスが、車幅方向において前記後部ガラス
    と略同一位置に配置され、 前記前部下ガラスが、ドアアウタパネルと略面一とさ
    れ、 前記前部上ガラスにより施蓋される上開口と前記前部下
    ガラスにより施蓋される下開口とが、上下方向に互いに
    分割して構成され、 前記前部上ガラスと前部下ガラスとが互いに別体とさ
    れ、 前記前部下ガラスが開閉可能とされて、少なくとも該前
    部下ガラスが閉位置にあるときに該前部下ガラスがドア
    アウタパネルと略面一とされる、 ことを特徴とする自動車のドア構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016217636A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 伊藤 鋼一 バイオマス燃料焼却炉

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JP2016217636A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 伊藤 鋼一 バイオマス燃料焼却炉

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