JP3144459U - 吊りボルト用取付け治具 - Google Patents
吊りボルト用取付け治具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3144459U JP3144459U JP2008004149U JP2008004149U JP3144459U JP 3144459 U JP3144459 U JP 3144459U JP 2008004149 U JP2008004149 U JP 2008004149U JP 2008004149 U JP2008004149 U JP 2008004149U JP 3144459 U JP3144459 U JP 3144459U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension bolt
- base end
- bolt
- end surface
- male screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
【解決手段】吊りボルトの基端部に突出状態で螺着される高ナット2と、基端部側が電動ドライバのチャック部に挿着され、先端部側が高ナット2に螺着される連結具3とから成り、電動ドライバの駆動により連結具3及び高ナット2を介して吊りボルトを回転させる吊りボルト用取付け治具1であって、前記連結具3は、高ナット2に着脱自在に螺着される雄ネジ部3aと、雄ネジ部3aの基端側に連設されて高ナット2の端面に当接する鍔部3bと、鍔部3bに連設されて電動ドライバのチャック部に着脱自在に挿着される軸部3cと、雄ネジ部3aの先端面に設けられて吊りボルトの基端面に点接触状態で当接する突起部3dとを備えている。
【選択図】図1
Description
即ち、本考案の請求項2乃至請求項4の吊りボルト取付け用治具は、突起部が、雄ネジ部の先端面中央位置に一体的に形成された円錐形状のピン又は雄ネジ部の先端面中央位置に一体的に形成された半球形状のボール若しくは雄ネジ部の先端面中央位置に突出状態で埋設された交換可能な球状のボールから成り、ピンの先端又は半球状のボールの頂面若しくは球状のボールの頂面が吊りボルトの基端面に点接触状態で当接する構成としているため、吊りボルトを天井のインサートにねじ込んだ後、電動ドライバにより吊りボルト用取付け治具を逆回転させて吊りボルトから取り外すときに、連結具の突起部が点接触の状態で吊りボルトの基端面に当接しているので、吊りボルトが供廻りすると云うことがなく、連結具及び高ナットだけが逆回転することになる。その結果、本考案の請求項2乃至請求項4の吊りボルト取付け用治具は、取付け治具を吊りボルトから外す際に、吊りボルトが弛むのを防止することができる。
又、本考案の請求項4の吊りボルト用取付け治具は、突起部を形成する球状のボールが交換可能になっているため、吊りボルトの天井への取り付けによって、突起部であるボールが変形したり、損耗したりした場合でも、ボールだけを交換すれば、再使用することができる。その結果、本考案の請求項4の吊りボルト用取付け治具を用いれば、連結具の突起部が変形したり、損耗したりした場合でも、連結具全体を新しいものと交換したりする必要もなく、経済性に優れたものとなる。
図1は本考案の第1の実施形態に係る吊りボルト用取付け治具1を示し、当該吊りボルト用取付け治具1は、ビルや工場等の建物の天井A、或いは地下街や地下道の天井A等に吊りボルトBを取り付ける際に用いるものであり、特に、正逆回転機能を備えた電動ドリルやインパクトドリル等の電動ドライバを用いて吊りボルトBを天井Aに取り付ける際に、吊りボルトBをそのネジ山を潰すことなく、天井Aに取り付けられるようにしたものである。
又、軸部3cは、六角柱形状に形成されており、その中間部分には、環状の抜け止め溝3eが形成されている。
更に、突起部3dは、雄ネジ部3aの先端面中央位置に一体的に形成された円錐形状のピンから成り、円錐形状のピンの先端が吊りボルトBの基端面中央位置に点接触状態で当接する構成となっている。
先ず、連結具3の軸部3cを正逆回転機能を備えた電動ドライバのチャック部4に挿着固定すると共に、連結具3の雄ネジ部3aを吊りボルトBの基端部に突出状態で螺着した高ナット2に螺着する(図2参照)。このとき、雄ネジ部3aは、鍔部3bの端面が高ナット2の端面に当接するように高ナット2にねじ込む。又、連結具3の突起部3dと吊りボルトBの基端面とは、非接触状態となっている。
その結果、吊りボルトBは、連結具3の突起部3dにより連結具3及び高ナット2に対して廻り止めされた状態で連結具3及び高ナット2と一緒に回転し、天井Aのインサート5にねじ込まれて行き、天井Aに取り付けられることになる(図3参照)。
このとき、吊りボルトBは、連結具3及び高ナット2を介して回転しているため、吊りボルトBの基端部のネジ山が外方から強く締め付けられると云うことがない。その結果、吊りボルトBは、基端部側のネジ山が潰れることなく、天井Aに取り付けられる。
このとき、連結具3の突起部3dが点接触の状態で吊りボルトBの基端面に当接しているので、吊りボルトBが供廻りすると云うことがなく、連結具3及び高ナット2だけが逆回転することになる。その結果、吊りボルト用取付け治具1を吊りボルトBから外す際に、吊りボルトBが弛むのを防止することができる。
即ち、連結具3の突起部3dが、雄ネジ部3aの先端面中央位置に一体的に形成された半球形状のボールから成り、半球状のボールの頂面が吊りボルトBの基端面に点接触状態で当接する構成となっている。
この吊りボルト用取付け治具1は、連結具3の突起部3dの形状を変えたこと以外は、図1に示す吊りボルト用取付け治具1と同一形状及び同一構造に構成されており、図1に示す吊りボルト用取付け治具1と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
この吊りボルト用取付け治具1も、図1に示す吊りボルト用取付け治具1と同様の作用効果を奏することができる。
即ち、連結具3の突起部3dが、雄ネジ部3aの先端面中央位置に突出状態で埋設された交換可能な球状のボールから成り、球状のボールの頂面が吊りボルトBの基端面に点接触状態で当接する構成となっている。
この吊りボルト用取付け治具1は、連結具3の突起部3dの形状を変えたこと以外は、図1に示す吊りボルト用取付け治具1と同一形状及び同一構造に構成されており、図1に示す吊りボルト用取付け治具1と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
この吊りボルト用取付け治具1も、図1に示す吊りボルト用取付け治具1と同様の作用効果を奏することができる。特に、この吊りボルト用取付け治具1は、突起部3dを形成する球状のボールが交換可能になっているため、吊りボルトBの天井Aへの取り付けによって、突起部3dであるボールが変形したり、損耗したりした場合でも、ボールだけを交換すれば、再使用することができる。その結果、この吊りボルト用取付け治具1を用いれば、連結具3の突起部3dが変形したり、損耗したりした場合でも、連結具3全体を新しいものと交換したりする必要がなく、経済性に優れたものとなる。
Claims (4)
- 吊りボルト(B)の基端部に突出状態で螺着される高ナット(2)と、基端部側が電動ドライバのチャック部4に挿着され、先端部側が高ナット(2)に螺着される連結具(3)とから成り、電動ドライバの駆動により連結具(3)及び高ナット(2)を介して吊りボルト(B)を回転させる吊りボルト用取付け治具(1)であって、前記連結具(3)は、高ナット(2)に着脱自在に螺着される雄ネジ部(3a)と、雄ネジ部(3a)の基端側に連設されて高ナット(2)の端面に当接する鍔部(3b)と、鍔部(3b)に連設されて電動ドライバのチャック部(4)に着脱自在に挿着される軸部(3c)と、雄ネジ部(3a)の先端面に設けられて吊りボルト(B)の基端面に点接触状態で当接する突起部(3d)とを備えていることを特徴とする吊りボルト用取付け治具。
- 突起部(3d)が、雄ネジ部(3a)の先端面中央位置に一体的に形成された円錐形状のピンから成り、円錐形状のピンの先端が吊りボルト(B)の基端面に点接触状態で当接する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の吊りボルト用取付け治具。
- 突起部(3d)が、雄ネジ部(3a)の先端面中央位置に一体的に形成された半球形状のボールから成り、半球形状のボールの頂面が吊りボルト(B)の基端面に点接触状態で当接する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の吊りボルト用取付け治具。
- 突起部(3d)が、雄ネジ部(3a)の先端面中央位置に突出状態で埋設された交換可能な球状のボールから成り、球状のボールの頂面が吊りボルト(B)の基端面に点接触状態で当接する構成としたことを特徴とする吊りボルト用取付け治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008004149U JP3144459U (ja) | 2008-06-19 | 2008-06-19 | 吊りボルト用取付け治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008004149U JP3144459U (ja) | 2008-06-19 | 2008-06-19 | 吊りボルト用取付け治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3144459U true JP3144459U (ja) | 2008-08-28 |
Family
ID=43294318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008004149U Expired - Fee Related JP3144459U (ja) | 2008-06-19 | 2008-06-19 | 吊りボルト用取付け治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3144459U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012251600A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Okigen Kk | 吊下器具およびその取付器具 |
JP2020524087A (ja) * | 2017-07-05 | 2020-08-13 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | 設置工具、設置工具システム用セット及び設置工具システム |
-
2008
- 2008-06-19 JP JP2008004149U patent/JP3144459U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012251600A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Okigen Kk | 吊下器具およびその取付器具 |
JP2020524087A (ja) * | 2017-07-05 | 2020-08-13 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | 設置工具、設置工具システム用セット及び設置工具システム |
JP7055155B2 (ja) | 2017-07-05 | 2022-04-15 | ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト | 設置工具、設置工具システム用セット及び設置工具システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2007144946A1 (ja) | 固定具 | |
JP3136113U (ja) | 工具用ソケット | |
EP2316616B1 (en) | Fastener-driving sleeve assembly | |
JP2012026571A5 (ja) | アンカーおよびアンカーに装着されるナット | |
JP3219785U (ja) | 取り外し可能な締め付け装置 | |
JPWO2005028161A1 (ja) | セキュリティナット締結用工具、セキュリティナット解除用工具、セキュリティナット締結兼解除用工具、およびこれらの工具専用のセキュリティナット | |
JP4095911B2 (ja) | 工具保持装置 | |
JP6202448B2 (ja) | インサートアンカーボルトの取付治具 | |
JP3144459U (ja) | 吊りボルト用取付け治具 | |
JP2009014049A (ja) | ボルトナット及びボルト加工方法 | |
JP2006336676A (ja) | ボルトに結合されたナットが離脱しないようにしたクランプ | |
JP2006010062A (ja) | 確実な連結を保証する締め付け装置 | |
JP4060586B2 (ja) | 締付け工具 | |
JP3179874U (ja) | ボルトとナットとからなる締結具 | |
JP3228807U (ja) | 型枠用工具 | |
JP2017217706A (ja) | 締結構造及び締結工具 | |
JP2011256995A (ja) | ネジ締結方法 | |
JP2007030120A (ja) | ねじ込み式アンカーのねじ込み補助具及びねじ込み式アンカーを石質基材に固定する施工方法 | |
JP2013096504A (ja) | ネジの緩み止め構造 | |
JP2019166610A (ja) | フランジ分解用押しボルト | |
TWM449663U (zh) | 套筒接頭結構改良 | |
JP2007285406A (ja) | 固定具 | |
JP2013108544A (ja) | ボルト | |
JP2006068873A (ja) | インパクトレンチ | |
JP3212085U (ja) | アンカーブラシ及びアンカーブラシを含むクリーニング手段 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |