JP3144388U - 下地均し機 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイルや石の下に敷くモルタル等の下地の表面を、熟練を要することなく正確かつ短時間に平滑にする下地均し機を提供する。
【解決手段】下地を均すとともに不要な下地を掻き出す排出板5と、この排出板5が固定されたベースフレーム2と、ベースフレーム2の前進方向の左右の一方の側2aに取り付けられた高さが固定であって幅広のタイヤを持つ2個の第一走行輪3a,3bと、他方の側2b、2dに取り付けられた上下に高さを調整可能な2個の第二走行輪3c、3dと、ベースフレーム2に立設するハンドルフレーム4とを備え、第二走行輪3c、3dの接地面は、下地の均し面に当接する前記排出板5の下辺5aよりも常に同じレベル又は下方に位置する。
【選択図】図1

Description

コンクリート床に塗布し、タイルや石を載せる下地の表面を、熟練を要することなく正確かつ短時間に平滑にする下地均し機に関する。
従来は、下地を平らにするためには、鏝を用いた手作業によっていた。下地の代表的なものとしてモルタルがある。ここでモルタルとは、セメントと砂と水を調合したものである。
従来は、床に敷いた下地を平らにするには、腰を曲げて作業をしなくてはならず、作業者に腰痛などの負担を強いるものであった。また、下地均しの手作業は熟練を要し、最低でも3年くらいの経験年数が必要とされていた。さらに、作業者によって平らに均す仕方がまちまちであって下地に高低が生じやすく、下地の上に貼り付けるタイルや石の接着が不均一となって、後日剥離する原因ともなっていた。
表面を均す作業の効率化、および作業者の負担軽減という観点から、特許文献1〜3に記載されているような技術が提案されている。
実用新案登録第3109355号(特許文献1)に記載の「コンクリート床面仕上げ均し鏝」は、コンクリート床面仕上げ均し作業に使用する均し鏝の軽量化と作業性を改善して、床面仕上げの平滑を確保しつつ、作業員の労力軽減と作業効率向上を図ることを目的とする。
特開2000−8616号公報(特許文献2)に記載の「コンクリート平面均し装置」は、コンクリート上面を平面に均すためには作業者の技術力がいる、という従来の問題を解決するために、簡単な操作で上面を所定の平面に均すことができるようにするものである。
特開平5−171800号公報(特許文献3)に記載の「流し展べ塗り床の施工用具」は、コンクリート床等の床面に塗布された塗布材に滞留する泡を抜くことを目的とする用具であり、併せて、塗厚を均一にするには相当な熟練を必要とし、長時間の腰をかがめての作業は作業性が悪いという従来の問題の解決も目的とするものである。
実用新案登録第3109355号公報 特開2000−8616号公報 特開平5−171800号公報
しかしながら、特許文献1に記載の考案によれば、作業者の疲労や腰痛を軽減しうるが、この考案の鏝を用いて平滑な仕上げを実現するためには、経験を必要とすることに変わりは無く、未経験のアルバイトなどには、水平や傾きの調整は到底無理である。
また、特許文献2に記載の発明は、大規模コンクリート工事にも使用可能とするものであって、架台とレールと本体とから構成される大がかりな装置である。また、駆動装置を備えることから、重量もあり、タイルや石の下地を均すという屋内での作業に適するものではない。
一方、特許文献3に記載の発明は、コンクリート床等の床面に塗布するプラスチック系塗布材に泡を残すわけにはいかないという課題が第一である。しかし、下地モルタルの場合は、上にタイルや石を貼付するので、泡切りの必要はまったくない。
本考案は、下地を均す作業を熟練者でなくても、容易に正確かつ効率的にできるようにすることを目的とする。また、作業性をよくするために、軽く、しかも、腰をかがめなくても作業ができる装置を提供することも目的とする。
前記の目的を達成するために、本考案の下地均し機は、下地を均すとともに不要な下地を掻き出す排出板と、該排出板が固定されたベースフレームと、該ベースフレームの前進方向の左右の一方の側に取り付けられた高さが固定であって幅広のタイヤを持つ2個の第一走行輪と、他方の側に取り付けられた上下に高さを調整可能な2個の第二走行輪と、前記ベースフレームに立設するハンドルフレームとを備え、前記の第二走行輪の接地面は、下地の均し面に当接する前記排出板の下辺よりも常に同じレベル又は下方に位置することを特徴とする。
第二走行輪の接地面と排出板の下辺との高さの差が、均すべき下地の厚さである。そのため、素人でも高さの調整が容易で、後工程のタイルや石が平らに貼付しやすい。
従来は人の力で平らにしていたので、3年以上の経験年数が必要であったが、本考案の下地均し機を使用することにより経験が不要となる。
また、熟練した作業者であっても、従来は、人によって平らに均す仕方がまちまちであって、例えば広い部屋を複数人で作業した場合に、下地に高低が生じ、タイルや石の接着が不均一になり、後日剥離する原因となった。しかし、本考案の下地均し機を使用することにより、正確に水平にできるため、タイルなどがはがれることを防止できる。
さらに、従来の作業では腰を曲げて下地を平らにしていたが、ハンドルフレームを持って、この機械を前後に操作すればよいので、腰への負担が軽くなるとともに、作業効率の大幅な向上も実現する。
前記排出板は、排出板支持用パイプに固定され、この排出板支持用パイプの一方の端部が前記ベースフレームに固定され、他方の端部がパイプ受け金具と微調整用のボルトを用いて前記ベースフレームに連結されているように構成することが好ましい。かかる構成では、排出板支持用パイプ上に水平器を取り付けることができる。
これにより、作業現場の状況にあわせて、水平調整、及び傾き調整も可能であり、継続的に下地の水平を保てる。
前記排出板は、前記第一走行輪の前輪が取り付けられている付近から、斜め後方へ向かって幅広となる湾曲した台形状であることが好ましい。
これにより、抵抗無く無駄な下地を効率よく排出できる。
前記第一走行輪の前輪が取り付けられている付近において、前記排出板の前記ベースフレームに固定されている部分の端は弾性素材であることが好ましい。
これにより、下地均し機が逸脱したときなど、施工済みのタイルや石が排出板の隅にあたって破損することを防止できる。
前進方向の前後にそれぞれ2個ある第一走行輪と第二走行輪は、前輪が直進のみ可能であり、後輪が360度の回転可能な自在車輪であることが好ましい。
また、第一走行輪と第二走行輪の後輪同士の間隔は、前輪同士の間隔よりも広いことが好ましい。
これにより、下地均し機が安定し、操作したり、移動したりする際の転倒を防止できる。
前記ベースフレームから立設している前記ハンドルフレームの下方は、三角形状であり、三角形の底辺に相当する部分が前記ベースフレームと取り外し可能に固定されていることが好ましい。
これにより、ベースフレームからハンドルフレームを取り外すことができるので、持ち運ぶ際に、かさばらなくて都合がよい。
前記ベースフレームおよび前記ハンドルフレームは、いずれもそれぞれ1本の軽量かつ強度のあるパイプを使用して組み立てられていることが好ましい。
一本のパイプを使用して組み立てているので、継ぎ手の重量がかからず、継ぎ手が存在しない分、非常に軽量である。
下地均し機全体の軽量化が実現できるので、持ち運びも操作も楽であり、作業者の疲労を軽減する。疲労の軽減は、作業効率の向上にも寄与する。
本考案の下地均し機は、断面がL字形であって、走行輪支持板を備えた誘導部材を付属品として備え、前記走行輪支持板の前進方向の先端に、巾設定部材がネジ止めされ、前記巾設定部材の先端が下向きに折り曲げられた巾規制片となっているとともに、タイル類の貼付が済んだ箇所に載置された前記誘導部材の前記走行輪支持板上を、前記第一走行輪が走行する際に、前記巾規制片が前記誘導部材の長手方向に位置するタイル類の縁に当てられるようにすることも好ましい。
これにより、タイル等の貼付完了箇所に続く箇所の作業を円滑に進めることができる。
つまり、ガイドレールによって、タイル等の目地部分による段差の回避が図れると同時に、タイル表面の傷も防げる。タイル類には、各種タイルの他に、石なども含まれる。
従来の鏝を用いた手作業では、工期の短縮、作業者の身体的負担の軽減、熟練度の低減を図ることが困難であった。本考案は、これらを、作業の質の低下もなく、大がかりな装置を使うこともなく実現することができる。
本考案の下地均し機の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。図1は斜視図、図2は平面図、図3は左側面図、図4は右側面図、図5は正面図である。
下地均し機1は、床面にほぼ平行なベースフレーム2と、ベースフレーム2の4箇所にとりつけられた走行輪3と、ベースフレーム2に立設するハンドルフレーム4と、排出板5と、この排出板5を固定し、両端がベースフレーム2の左前部付近および右後部付近においてベースフレーム2と連結している排出板支持用パイプ6とから構成される。
ベースフレーム2は、軽量かつ細めのパイプを1本用いて一体に形成されている。
パイプを折り曲げて、施工済みの領域の縁に沿う左側辺部2a、左側辺部2aとほぼ同じ長さの右側辺部2b、左側辺部2aと右側辺部2bの前方端部を連結する前横辺部2cを形成し、さらに右側辺部2bの後方箇所にて概ね45度の角度で2回折り曲げ、直角三角形の斜辺部2dを形成し、パイプの終端を左側辺部2aの中間点に重ねることで後横辺部2eを形成する。
また、左側辺部2aと右側辺部2bは、いずれも後横辺部2eから突き出ている。この突き出ている箇所を図では2f、2gの符号を付している。
ベースフレーム2の4辺部2a,2c,2b,2eがつくる矩形の3頂点の付近に第1走行前輪3a、第1走行後輪3b、第2走行前輪3cを取り付け、後横辺部2eと斜辺部2dの境界付近に第2走行後輪3dを取り付ける。
第1走行前輪3aと第1走行後輪3bは、ベースフレーム2の左側辺部2aに固定されており、高さを変更することができない。
後に説明するように、走行輪3a、3bは、既に平らに均した下地に貼付されたタイルや石の上を移動する。そのため、タイルや石を破損しないように、走行輪3aと3bは軽い材質からなり、かつ、巾広のタイヤを持つ。
一方、第2走行前輪3cと第2走行後輪3dは、何らかの公知の手段によって、高さ調整可能にベースフレーム2に取り付けられている。
また、後に説明するように、第2走行輪3c、3dは、まだ平らになっていない下地上を移動し、しかも排出板5によって掻き出された下地が堆積している上を移動することもあるので、幅の狭いタイヤを用いることが望ましい。
進行方向前方に位置する第1走行前輪3aと第2走行前輪3cは、前後方向にのみ移動可能であるが、後方に位置する第1走行後輪3bと第2走行後輪3dは、360度のいずれの方向にも旋廻可能である。
なお、前進方向の前方にある走行輪3aと3cとの間隔に比べ、後方にある走行輪3bと3dとの間隔が広い。そのため、作業中に、下地均し機が転倒することを防止できる。
ハンドルフレーム4は、ベースフレーム2の左右側辺部2a、2bの後方延引箇所2f、2gから立設された一対の支柱4a、4bと、支柱の上部を後方へ傾斜させてそれぞれの上端部で連結されるグリップ部4cとからなり、これらは、握りやすい程度の直径の円形パイプ1本を用いて形成されている。
支柱4a、4bの下部は、それぞれ三角形状に折り曲げ溶着され、底辺4d,4eが、ベースフレーム2の両側辺の後方箇所2f、2gと複数個のボルト7で固定されている。ボルトの使用であって、継ぎ手を使用したり溶着したりしているわけではないので、この下地均し機1は容易に分解・組み立てができる。
また、ベースフレーム2との接続箇所が三角形状であることから、強度が増し破損しにくい。しかも、ハンドルフレーム4を押したり引いたりして使用するときにベースフレーム2から抜けることを防止できる。
ハンドルフレーム4は、走行輪3(3a、3b、3c、3d)とともに、下地均し機1の操作手段として機能する。
ハンドルフレーム4のグリップ部4cは太目の円形パイプによって形成されているため、握りやすいが、さらに滑り止めを設けてもよい。
ハンドルフレーム4の高さは、腰をかがめなくても操作ができる程度に設定する。これにより、作業者の腰痛を防止できる。
下地を均し、かつ、不要な下地を掻き出すための排出板5は、排出板支持用パイプ6に固定された状態で、ベースフレーム2に装着される。
排出板5の底辺5aは、下地を均一の厚さに均す線であって、床面に平行な位置に保たれるものである。この排出板5に用いられる素材は、アルミかプラスチックのように軽量であり、かつ表面にセメントが付着しないという条件を満たすことを要する。
排出板支持用パイプ6の一端6aは、ベースフレーム2の左側辺部2aの前方端点付近に金具などで固定されている。他端6bは、右側辺部2bとの後方端点付近において、図6に示すように、パイプ受け金具8aと微調整用のボルト8bによって連結されている。パイプ受け金具8aは右側辺部2bに固定されており、ボルト8bの高さを調整することによって、排出板支持用パイプ6及び排出板5を所望の水平・傾き具合に調整できる。
排出板5は、図7に示すように、左側辺部2aの前方から右側辺部2bの後方に向かうにつれ、高さ寸法の増す台形状であって、下地均し機1の前進方向に向かって凸状に湾曲しているとともに、高さ方向にも湾曲し、不要な下地を掻き出しやすくしている。排出板5は、このような形状をしていることから、適当な長さの円形パイプを長手方向にカットし、湾曲させて用いても、金属板を圧延加工して用いてもよい。この排出板5は、適当な箇所で排出板支持用パイプ6と金属ベルト9で接着して用いる。
このように排出板5は、ベースフレーム2に固定されている排出板支持用パイプ6と接着しているので、下地の上面を均すための線(底辺5a)が常に安定している。さらに、確実に安定させるために、排出板支持用パイプ6の中間位置において、ベースフレーム2の後横辺部2eの1点をネジ付きボルト10で止め、振れを防止する。
また、排出板支持用パイプ6の中央付近の上部には、水平器11が備えられているので、排出板5の底辺5aの水平および傾きの調整ができる。例えば、第2走行前輪3cと第2走行後輪3dの高さを調整したとき、これら2個の走行輪の高さが同一か否かを水平器11で確認することができる。
排出板5は、施工済みの側の前方頂点付近から、反対側の後方頂点付近にかけて弧を描くように湾曲しているので、余分な下地は、前進方向および施工の済んでいない側へ掻き出される。後方になるに従い、排出板の高さが増すのは、後方ほど掻き出す下地の分量が多いからである。
また、排出板の隅5bにはゴムのカバーが施されている。これは、下地均し機1がつまずいたときに、貼付済みのタイルや石が破損することを防止するためのものである。
以上の説明のように、ベースフレーム2を構成するパイプ、排出板支持用パイプ6、およびハンドルフレーム4を構成するパイプは、相互にボルトなどで固定され、一体化されているので、継ぎ手類は最小限しか必要としていない。したがって、全体的に軽量であり、作業者の疲労が軽減され、作業性が向上する。
次に、この下地均し機の使用について説明する。
排出板5の底辺5aのレベルをLB1とし、第2走行輪3c、3dの接地面、すなわちベースコンクリートの上面のレベルをLB2とすると、LB2とLB1の段差が下地の厚さである。そのため、段差が、所望の厚さになるまで、第2走行輪3c、3dの高さを調整する。つまり、第2走行輪3c、3dは、移動手段であると同時に、塗布した下地の厚みを調整するための手段として機能する。
この所望の段差が保たれた状態で、ハンドルフレーム4のグリップ部4cを持って下地均し機1を前方に押すと、ベースフレーム2に排出板支持用パイプ6を介して固定された排出板5が移動し、これにより、下地が所望の厚さに均される。したがって、作業者には熟練が要求されないし、作業者による作業の質のばらつきがない。しかも、従来のように腰をかがめる作業は必要ないので、腰痛が防げる。
しかも、排出板5が湾曲していることから、不要な下地を少ない抵抗で、しかも、まだタイルなどの貼付作業を終えていない側に掻き出すことができる。
また、場所によって、下地の厚さを変えたいときもある。その場合は、第2走行輪3c、3dの高さを変えればよい。水平器11を備えていることから、容易に水平な状態を保つことができる。
ところで、既にタイルなどを貼付しおえ、時間をおいてから、隣接した箇所に下地を塗布して下地均しの作業を継続することがある。この場合、貼付されているタイルの上に、高さ固定の第1走行輪3a,3bを載せ、ハンドルフレーム4を持って、下地均し機1を前進させることにより、下地を均す。この下地均し機1の操作において、走行輪3a,3bによるタイルの破損を防止するために、この実施形態では次のようにする。
下地均し機1は、別体の付属品として、誘導部材12も備える。誘導部材12は、第1走行輪3a,3bが走行する走行輪支持板12aと、この走行輪支持板12aの一端から上方に直角に起立した壁板12bとからなる断面L字形の部材である。
走行輪支持板12aの前進方向の先端に、巾設定部材13をネジ止めし、その先端を下向きのL字状に折り曲げて巾規制片13aとする。
図8に示すように、貼付済みの石やタイル14の上に、誘導部材12を載せ、第1走行輪3a,3bを、この誘導部材12の走行輪支持板12a上移動させる。このとき、下地均し機1の横位置を調整するために、巾規制片13aを、常に貼付済みの石やタイル14の縁に当てながら操作する。
なお、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の範囲で前記実施形態に多くの修正および変更を加えることができる。
たとえば、前記の実施形態では、高さ調整可能な第2走行輪が前進方向の左側に設けられていたが、右側に設け、巾広タイヤの第1走行輪を左側に設けるようにしても差し支えない。
熟練を不要とし、正確かつ効率よく下地を均すことができる用具として従来にないものであり、建築工事現場における多大な需要を見込むことができる。
本考案に係る下地均し機の実施の一形態を示す斜視図である。 本考案に係る下地均し機の実施の一形態を示す平面図である。 本考案に係る下地均し機の実施の一形態を示す左側面図である。 本考案に係る下地均し機の実施の一形態を示す右側面図である。 本考案に係る下地均し機の実施の一形態を示す正面図である。 本実施形態の下地均し機におけるパイプの受け方を説明する図である。 本実施形態の下地均し機の排出板の形状を説明する図である。 本考案の実施形態の下地均し機をタイル類を貼付済みの個所において使用する状態を説明する図である。
符号の説明
1 下地均し機
2 ベースフレーム
3 走行輪
4 ハンドルフレーム
5 排出板
6 排出板支持用パイプ
11 水平器
12 誘導部材
13 巾設定部材

Claims (10)

  1. 下地を平らに均すための下地均し機であって、
    下地を均すとともに不要な下地を掻き出す排出板と、
    該排出板が固定されたベースフレームと、
    該ベースフレームの前進方向の左右の一方の側に取り付けられた高さが固定であって幅広のタイヤを持つ2個の第一走行輪と、他方の側に取り付けられた上下に高さを調整可能な2個の第二走行輪と、
    前記ベースフレームに立設するハンドルフレームとを備え、
    前記の第二走行輪の接地面は、下地の均し面に当接する前記排出板の下辺よりも常に同じレベル又は下方に位置することを特徴とする下地均し機。
  2. 前記排出板は、排出板支持用パイプに固定され、この排出板支持用パイプの一方の端部が前記ベースフレームに固定され、他方の端部がパイプ受け金具と微調整用のボルトを用いて前記ベースフレームに連結されていることを特徴とする請求項1に記載の下地均し機。
  3. 前記排出板支持用パイプ上に水平器が取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の下地均し機。
  4. 前記排出板は、前記第一走行輪の前輪が取り付けられている付近から、斜め後方へ向かって幅広となる湾曲した台形状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の下地均し機。
  5. 前記第一走行輪の前輪が取り付けられている付近において、前記排出板の前記ベースフレームに固定されている部分の端は弾性素材であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の下地均し機。
  6. 前進方向の前後にそれぞれ2個ある第一走行輪と第二走行輪は、前輪が直進のみ可能であり、後輪が360度の回転可能な自在車輪であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の下地均し機。
  7. 第一走行輪と第二走行輪の後輪同士の間隔は、前輪同士の間隔よりも広いことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の下地均し機。
  8. 前記ベースフレームから立設している前記ハンドルフレームの下方は、三角形状であり、三角形の底辺に相当する部分が前記ベースフレームと取り外し可能に固定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の下地均し機。
  9. 前記ベースフレームおよび前記ハンドルフレームは、いずれもそれぞれ1本の軽量かつ強度のあるパイプを使用して組み立てられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の下地均し機。
  10. 前記下地均し機は、断面がL字形であって、走行輪支持板を備えた誘導部材を付属品として備え、
    前記走行輪支持板の前進方向の先端に、巾設定部材がネジ止めされ、前記巾設定部材の先端が下向きに折り曲げられた巾規制片となっているとともに、
    タイル類の貼付が済んだ箇所に載置された前記誘導部材の前記走行輪支持板上を、前記第一走行輪が走行する際に、前記巾規制片が前記誘導部材の長手方向に位置するタイル類の縁に当てられることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の下地均し機。
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