JP3144249U - 皮膚研磨機 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚の血行を良くして、皮膚表層の光沢を改善し、皮膚を刺激したり傷つける心配が無い皮膚研磨機を提供する。
【解決手段】表面12に複数組の短毛ブラシ部2が植設された研磨部11を有し、短毛ブラシ部2の先端が研磨端となっている。短毛ブラシ部2の研磨部表面12から突出した部分の長さは2mm〜6mmとするのが望ましい。研磨部11をハンドルに取り付け、該ハンドル内に研磨部11を回転させるモーターを設置しても良い。
【選択図】図1

Description

本考案は、皮膚のケアを行なう皮膚研磨機に関する。
皮膚をケアするために、電子穿孔等により薬剤を皮膚内部に注入したり、研磨機で皮膚表面を磨く方法が行われている。
従来、研磨ヘッドにダイヤモンド粉を電着して成る皮膚研磨ヘッド装置を使用して皮膚を研磨する技術が知られている(特許文献1)。
しかし、この方法では、超音波等を利用して細胞活性物質を皮膚内に注入するので、高価な装置が必要で、スキンケアの専門家でなければ施術することができなかった。また、表面にダイヤモンド粉を電着した研磨ヘッドで皮膚を研磨すると、皮膚を傷つけやすいだけでなく、この研磨ヘッドを別人に使用すると病原菌の感染を引き起こす心配もある。
台湾実用新案第M272437号明細書
本考案が解決しようとする課題は、皮膚の血行を良くして、皮膚表層の光沢を改善し、皮膚を刺激したり傷つける心配が無い皮膚研磨機を提供することにある。
本考案の皮膚研磨機は、表面に複数組の短毛ブラシ部が植設された研磨部を有し、前記短毛ブラシ部の先端が研磨端となっている。
前記短毛ブラシ部の前記研磨部表面から突出した部分の長さは2mm〜6mmとするのが望ましい。
前記研磨部はハンドル又は支持座体に結合すると良い。
前記研磨部をハンドルに取り付け、該ハンドル内に前記研磨部を回転させるモーターを設置することがある。
前記短毛ブラシ部は動物毛であっても化学合成毛であっても良い。
請求項1に係る考案によれば、比較的柔らかい短毛ブラシ部で皮膚を研磨するので、皮膚の血行を良くしてマッサージ効果が高く、しかも、皮膚を傷つけるおそれもない。
請求項2に係る考案によれば、短毛ブラシ部の硬さを適度に維持できる。
請求項3に係る考案によれば、摩擦しようとする部位に適したハンドル又は支持座体に研磨部を取り付けることができ、操作しやすい。
請求項4に係る考案によれば、皮膚を効率良く研磨することが可能で、いっそう操作が簡単となる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は、本考案の実施例1を示す。
図1に示すように、本考案の皮膚研磨機1は研磨部11を有する。研磨部11の表面12には複数組の短毛ブラシ部2が植設されている。
研磨部11の背面には柄部13が取り付けられている。柄部13が長い場合は、ハンドルとして直接握って操作することができ、柄部13が短い場合は、別のハンドルに対する結合部として利用できる。
短毛ブラシ部2は、豚毛、羊毛等の動物毛、またはナイロン毛等の化学合成毛であり、その先端が研磨端となっている。
また、図2に示すように、短毛ブラシ部2の研磨部11の表面12から突出した部分の長さLを2mm〜6mmとするのが好ましい。短毛ブラシ部2の突出部分の長さLを2mm〜6mmにすると、短毛ブラシ部2が皮膚を研磨する時の硬さを適切に維持することができ、皮膚を刺激しすぎたり、傷つけることがない。
短毛ブラシ部2で皮膚を研磨すると、皮膚表面の角質が徐々に取り除かれ、皮膚の血行を促進する。
また、この皮膚研磨機1は構造が簡単で低価格なため、個人が操作して日常的に皮膚のケアを行うことが可能で、短毛ブラシ部2が消耗したら惜しげなく捨てることができ、しかも、皮膚を傷つけないので、病原菌の感染を引き起こす心配も無い。
図3は、本考案の実施例2を示す。
本実施例では、研磨部11の背面に設けた柄部13を結合部としてハンドル3に結合してある。
ハンドル3の内部にはモーター(例えば、遊星歯車モーター)31が設置され、このモーター31を駆動して研磨部11を高速回転させることができる。
研磨部11を回転させながら、短毛ブラシ部2の先端を軽く皮膚表面に接触させることにより、皮膚を楽に、且つ確実に高速研磨することができる。
図4は、本考案の実施例3を示す。
硬質材料を素材とする研磨部4は把持部を兼ねており、研磨部4を直接手で握って、短毛ブラシ部2の先端を皮膚表面に接触させ、研磨することができる。
図5は、本考案の実施例4を示す。
把持部を兼ねる研磨部5はゴム、軟質プラスチック等の弾性材料より成る。
使用者が研磨部5を握って身体に短毛ブラシ部2を接触させると、研磨部5は身体形状に合わせて変形するので、膝、肘、脇等の複雑な形状の部位であっても、確実に研磨することができる。
図6は、本考案の実施例5を示す。
広い面積を有する安定した支持座体6に、研磨部11を嵌合或いは螺合により着脱自在に取り付けてある。従って、短毛ブラシ部2が磨耗した時、研磨部11と共に新たなものに交換することができる。
図7は、本考案の実施例6を示す。
本実施例においては、研磨部7を平板状とし、研磨部7の広面積の側面に短毛ブラシ部2を設けてある。また、研磨部7の基端に突設した結合部71を、棒状のハンドル72の一端面に埋め込んで結合し、使用しやすくしてある。
図8は、本考案の実施例7を示す。
研磨部8を細長く形成してハンドル状とし、その先端面に複数組の短毛ブラシ部2を設けてある。
この皮膚研磨機は、身体の非常に狭い部位を研磨するのに便利である。
実施例1を示し、(ア)は皮膚研磨機の平面図、(イ)は皮膚研磨機の側面図である。 実施例1に係る研磨部の側面図である。 実施例2を示す皮膚研磨機の側面図である。 実施例3を示す皮膚研磨機の斜視図である。 実施例4を示す皮膚研磨機の斜視図である。 実施例5を示す皮膚研磨機の斜視図である。 実施例6を示す皮膚研磨機の斜視図である。 実施例7を示す皮膚研磨機の側面図である。
符号の説明
1 皮膚研磨機
11,4,5,7,8 研磨部
12 表面
13 柄部
2 短毛ブラシ部
3,72 ハンドル
31 モーター
6 支持座体
71 結合部

Claims (5)

  1. 表面に複数組の短毛ブラシ部が植設された研磨部を有し、前記短毛ブラシ部の先端が研磨端となっていることを特徴とする皮膚研磨機。
  2. 前記短毛ブラシ部の前記研磨部表面から突出した部分の長さが2mm〜6mmである請求項1に記載の皮膚研磨機。
  3. 前記研磨部をハンドル又は支持座体に結合してある請求項1又は2に記載の皮膚研磨機。
  4. 前記研磨部をハンドルに取り付け、該ハンドル内に前記研磨部を回転させるモーターを設置してある請求項1又は2に記載の皮膚研磨機。
  5. 前記短毛ブラシ部が動物毛又は化学合成毛である請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚研磨機。
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