JP3143301U - 即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造を提供する。
【解決手段】下段キャップ1と上段キャップ2と薄膜3とを含み、下段キャップ1の周縁に封着部11を環設し、且つ封着部11上縁に引っ掛け部12を設け、且つ下段キャップ1下端は斜め切り口状を呈し、更に上段キャップ2の中間から切り込み管21を下段キャップ1の中に差し込み、切り込み管21の下端は同様に斜め切り口状を呈し、上段キャップ2内側面の辺縁に掛止部22を設けてあるので、掛止部22が引っ掛け部12に掛着し、上段キャップ2と下段キャップ1が相互に掛着し、又上段キャップ2内側面に数個の気密リング23が設置し、即席飲料の素材200を上段キャップ2の切り込み管21の中に入れ、更に薄膜3によって下段キャップ1下端を封合することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、任意の即席飲料の素材を充填できる容器ビン・キャップの構造に係り、特に市販の統一規格の容器ビンの口径を封じつけることが出来、且つ衛生的で安全性に優れた即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造に関する。
一般市場には、多種類のお茶類飲料及び滋養飲料、例えば、ウーロン茶・冷水茶及び朝鮮ニンジン茶のような飲み物が、売り出されている、商店では、関連飲料が販売されていて、お茶を好み、養生を重視する人々は、いつでも飲める、しかし、外出者が入れたての冷水茶や朝鮮ニンジン茶を飲みたくても、基本的に望めないことで、お茶の愛好者や養生する人々を失望させている、しかも、上述お茶類飲料は、事前に完成されているので、その新鮮度及び持久性や味は、入れたてのお茶類や滋養飲料には到底及ばない。
此れで分かるように、上述従来の方式には、尚幾多の欠点があり、よい設計ではなく、改良が待たれていた。
そこで、本考案者は、上述の従来方式に派生する各項の欠点に鑑み、極力新規改良を試み、且つ長年苦心研鑽の末、ついに本案に係る即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の開発に成功した。
本考案の目的は、任意の即席飲料の素材を充填でき、且つ市場の統一規格の容器ビンの口径を封じつけ、衛生的で安全性に優れた即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの改良構造を提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、構造が簡単で操作が便利且つ余分の人手で加工を必要としない即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの改良構造を提供することにある。
上述実用新案の目的を達成できる即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造には、下段キャップと、上段キャップと、薄膜と、を含み、前記下段キャップの周縁には封着部を環設し、前記封着部は市場の統一規格の容器ビンの口径に封着させることが出来、又、封着部上縁の適所に引っ掛け部が設置され、前記下段キャップの下端は斜め切り口状を呈している。更に上段キャップから延伸された切り込み管を下段キャップの中に挿入し、前記切り込み管の下端は同様に斜め切り口状を呈している。又、上段キャップ内側面の下端辺縁に掛止部を設置し、前記掛止部は下段キャップの引っ掛け部と相互に掛着し、上段キャップと下段キャップが相互に一体となり、又、上段キャップ内側面に一個以上の気密リングを設置してある。
ここで、即席飲料の素材(例えばお茶の粉、朝鮮ニンジンの粉等)を上段キャップの切り込み管の中に入れ、更に一枚の薄膜で下段キャップ下端の斜め切り口を封じつけると、上・下段キャップ間の即席飲料の素材を入れたところが気密状態になり、即席飲料の素材(内容物)が湿ることを避けられることによって、本案即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造を構成することが出来る。
本考案に係る即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造は、その他従来の技術に比べ、更に下記のような長所がある。
1.本考案は、前記ビン・キャップに任意の即席飲料の素材を充填することが出来、又市販の統一規格の容器ビンのビン口径に封着させ、且つ衛生的で安全性が良好な状態を保つことが出来る。
2.本考案は、構造が簡単で、操作が便利且つ余分の人手加工を必要としない即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの改良構造である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1A、図1B及び図2は、本考案に係る即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第一実施例図であり、主として、 下段キャップ1と、上段キャップ2と、薄膜3と、を含み、前記下段キャップ1の上端辺縁はやや斜め角度を呈し、又前記下段キャップ1の周辺に封着部11を環設し、且つ封着部11上縁の適所に引っ掛け部12を設置することによって、上段キャップ2の掛止部22と相互に掛着する。尚、前記下段キャップ1の下端は斜め切り口状を呈している。前記封着部11は、市販の統一規格の容器ビン100のビン口径に封着することが出来る。前記下段キャップ1は、プラスチックで製作されている。
前記上段キャップ2の中心には、切り込み管21が下方へ延伸され、前記切り込み管21の下端は斜め切り口状を呈している。また、上段キャップ2の下端内側面に掛止部22があり、上段キャップ2の内側面の適所には一個以上の気密リング23を設置してある。前記上段キャップ2の切り込み管21は、下段キャップ1の中に差し込まれ、そして上段キャップ2の掛止部22は下段キャップ1の引っ掛け部12に掛着する。前記切り込み管21の中には任意の即席飲料の素材200を充填することが出来る。前記即席飲料の素材は、お茶の粉・朝鮮ニンジン粉・コーヒー粉などであってよい。前記上段キャップ2は、プラスチックで製作されている。前記薄膜3は、下段キャップ1下端の斜め切り口に封合されている。
前記上段キャップ2と下段キャップ1は相互に掛着して一体となり、前記下段キャップ1はプラスチックで製作されているので、下段キャップ1上端の斜角状辺縁が上段キャップ2の内側面に接触すると、押し付けられ、一層好ましい気密効果を生じ、又上・下段キャップ2・1が相互掛着する緊密度を強めることが出来る(図1B参照)。即席飲料の素材200を下段キャップ1の切り込み管21の中に充填したあと、更に薄膜3で下段キャップ1下端の斜め切り口を封じつけると、上・下段キャップ2・1の間に即席飲料の素材200を入れたところが気密状態をなし、即席飲料の素材200が湿ることを避けることが出来る。消費者が飲用する時は、上・下段キャップ2・1下端が何れも斜め口状を呈すことを利用して、上段キャップ2をひねり回すだけで、切り込み管21の斜め口最先端で下段キャップ1の薄膜3を切り裂き、切り込み管21内の即席飲料の素材200を容器ビン100の中に落とし入れることが出来(図2参照)、消費者は容易く溶かした飲料品を飲むことが出来、消費者大衆にとっては、かなり簡単且つ便利であると言える。
図3と図4は、第二の実施例図及び操作略図であり、下段キャップ1と、上段キャップ2と、薄膜3と、を含む。前記下段キャップ1の上端辺縁はやや斜め角度を呈し、又前記下段キャップ1の周縁には封着部11を環設し、且つ封着部11上縁の適所に引っ掛け部12を設置することによって、上段キャップ2の掛止部22と相互に掛着する。前記封着部11は市販の統一規格の容器ビン口径に封着することが出来る。前記下段キャップ1はプラスチックで製作されている。
前記上段キャップ2の側辺には板体24が下方へ延伸され、且つ上段キャップ2下端の内側面に掛止部22を設け、又上段キャップ2内側面の適所に一個以上の気密リング23を設置してある。前記上段キャップ2の板体24は下段キャップ1の中へ差し込まれ、上段キャップ2の掛止部22は下段キャップ1の引っ掛け部12に掛着する。前記上段キャップ2と下段キャップ1とが相互に掛着した後、上段キャップ2の中に任意の即席飲料の素材200を充填することが出来る。前記即席飲料の素材200はお茶の粉・朝鮮ニンジン粉・コーヒー粉であってよい。前記上段キャップ2はプラスチックで製作されている。
前記薄膜3は、下段キャップ1下端に封合され、且つ薄膜3と上段キャップ2の板体24端面は相互に貼り合わせて一体となっている。 上述上・下段キャップ2・1が相互に一体となって掛着したあと、消費者は同様に上段キャップ2をひねり回し、且つ上段キャップ2の板体24の一端を薄膜3に貼り合わせる方式によって、前記板体24が薄膜3を同期的に突き破り、上段キャップ2の中の即席飲料の素材200を容器ビン100の中へ落としいれ(図4に示すように)、同様に楽々と即席注入して作られた飲料を飲むことが出来る。
図5Aと図5Bは、第三実施例示図及び操作概略図であり、下段キャップ1と、内設管体4と、上段キャップ2と、薄膜3と、を含む。前記下段キャップ1の上端辺縁は、やや斜め角度を呈し、又前記下段キャップ1の周縁には、封着部11が環設され、且つ封着部11上縁の適所に引っ掛け部12を設置することによって、上段キャップ2の掛止部22と相互に掛着し、又下段キャップ1の内側面に内ネジ山13を設けることによって、内設管体4の外ネジ山42と螺合することが出来る。前記封着部11は、市販の統一規格容器ビン100のビン口径に封着することが出来る。前記下段キャップ1は、プラスチックで製作されている。
前記内設管体4の上端面に一個以上の差込穴41を開設し、内設管体4の外側には外ネジ山42が設けてある。前記内設管体4は外ネジ山42によって下段キャップ1の内ネジ山13と螺合する。前記内設管体4の中に任意の即席飲料の素材200を充填することが出来る。前記即席飲料の素材200は、お茶の粉・朝鮮ニンジン粉・コーヒー粉などであってよい。前記内設管体4の下端にフィルター・キャップ43(図5参照)を設置し、且つフィルター・キャップ43に数個のフィルター穴431を開設することによって、お茶の葉・朝鮮ニンジン茶などの即席飲料の素材にお湯を注ぐことが出来る。又前記内設管体4のフィルター・キャップ43に数個のフィルター穴(図示せず)を開設することによって、お茶の葉・朝鮮ニンジン茶などの飲料素材を浸すことが出来る。
前記上段キャップ2の適所に下向きに一個以上の差込柱25を延伸し、且つ上段キャップ2下端の内側面に掛止部22を設け、又上段キャップ2の内側面適所に一個以上の気密リング23を設置する。前記上段キャップ2の差込柱25は内設管体4の差込穴41の中に差し込まれ、上段キャップ2の掛止部22は下段キャップ1の引っ掛け部12へ掛着する。前記上段キャップ2はプラスチックで製作されている。前記薄膜3は、下段キャップ1の下端に封合されている。
消費者は、上段キャップ2をひねり回すだけで、上段キャップ2の差込柱25が捻じ曲がる方式で同期的に内設管体4を回し、一定距離回すと、内設管体4の先端が薄膜3を突き破り、その中にある即席飲料の素材200を容器ビン100の中に落としこむ、(図6A参照)。尚、フィルター・キャップ43を付け加える実施方式もある。消費者が即席飲料の素材200にお湯をつぎ込み、同じように上段キャップ2をひねり回すと、その上の差込柱25が内設管体4の差込穴41から離脱する。この時、内設管体4はひねり回されず引き続き下へ移動し、即席飲料の素材200を充填した内設管体4はお湯や水を入れた容器ビン100の中に浸かる状態となり、フィルター・キャップ43の設置があるため、即席飲料の素材200が容器ビン100の中に落ち込むのを防ぎ、(図6B参照)、消費者は即席飲料の素材200を飲み込まないで済む。
図7Aと図7Bは、第四実施例示図及び操作概略図であり、下段キャップ1と、内設管体4と、上段キャップ2と、薄膜3と、を含む。前記下段キャップ1の上端辺縁はやや斜め角度を呈し、又前記下段キャップ1の周縁には封着部11を環設し、且つ封着部11上縁の適所に引っ掛け部12を設けることによって、上段キャップ2の掛止部22と相互に掛合し、又下段キャップ1の内側面に対応するスライド溝14を設置することによって、内設管体4のスライド・レール45が上下にスライドして移動し、且つ前記スライド溝14の下端に当止部15を形成することによって、内設管体4の位置を制限出来る。前記封着部11は、市販の統一規格容器ビンの口径に封着することが出来る。前記下段キャップはプラスチックで製作されている。
前記内設管体4の上端面にネジ穴44を開設し、内設管体4の外側面に対応する二本のスライド・レール45をそれぞれ開設する。前記内設管体4はスライド・レール45によって下段キャップ1のスライド溝14の中に設置される。前記内設管体4の中に任意の即席飲料の素材200を充填することが出来る。前記即席飲料の素材200は、お茶の粉・朝鮮ニンジン粉・コーヒー粉などであってよい。前記内設管体4下端にはフィルター・キャップ431(図7B参照)を設置してよく、且つフィルター・キャップ43に数個のフィルター穴431を開設することによってお茶の葉・朝鮮ニンジン茶などの即席飲料の素材を浸すことができる。前記内設管体4にはフィルター・キャップ43の上に数個のフィルター穴(図示せず)を開設することによって、お茶の葉・朝鮮ニンジンなどの即席飲料の素材を浸すことができる。
前記上段キャップ2の中心から下へ向かってスクリュウ・ロッド26を延伸し、且つ上段キャップ2下端の内側面に掛止部22を設け、又上段キャップ2の内側面の適所に一個以上の気密リング23を設置する。前記上段キャップ2のスクリュウ・ロッド26は内設管体4のネジ穴44の中に螺合し、上段キャップ2の掛止部22は下段キャップ1の引っ掛け部12に掛合する、前記上段キャップ2はプラスチックで製作される。前記薄膜3は、下段キャップ1の下端に封合される。
消費者は、ただ上段キャップ2をひねり回すだけで、上段キャップ2のスクリュウ・ロッド26がネジ山を押す方式で同期的に内設管体4を下方へ向かって移動させ、一定の距離まで回すと、内設管体4の前端が薄膜3を突き破ることによって、その中の即席飲料の素材200を容器ビンの中に落としこむ(図8A参照)。尚、フィルター・キャップ43を取り付ける実施方式もあり、消費者が即席飲料の素材200を浸す場合は、同様に上段キャップ2をひねり回すと、スクリュウ・ロット26が内設管体4のネジ穴から離脱する。
この時、前記内設管体4が下方へ移動し、且つ下段キャップ1の当止部15によって内設管体4のスライド・レール45を差し止め、即席飲料の素材200を入れた内設管体4がお湯や水を入れた容器ビンの中に浸される。フィルター・キャップ43が設置されているため、即席飲料の素材200が容器ビン100の中へ落ちることを避けることが出来るので(図8参照)、消費者は即席飲料の素材200を飲みこまないで済む。
上述詳細な説明は、本考案の実施可能な実施例の具体的説明であり、但しこの実施例は、本考案の登録請求の範囲を制限するものではなく、凡そ本考案の技術精神を逸脱せずになされる等価実施又は変更は、すべて本考案の登録請求の範囲に含まれるものとする。
以上を総合すると、本考案は空間形態上確かに創造的であるのみならず、従来の物品に比べ上述幾多の効能を増進しており、既に新規性及び進歩性の法定実用新案の登録要件を十分満たしておるものとして、茲に出願する次第である。
本考案に係る即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第一実施例の分解図である。 本考案に係る即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第一実施例の結合図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の操作概略図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第二実施例の説明図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第二実施例の操作概略図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第三実施例の説明図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第三実施例の説明図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第三実施例の操作概略図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第三実施例の操作概略図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第四実施例の説明図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第四実施例の説明図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第四実施例の操作概略図である。 前記即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造の第四実施例の操作概略図である。
符号の説明
1 下段キャップ
11 封着部
12 引っ掛け部
13 内ネジ山
14 スライド溝
15 当止部
2 上段キャップ
21 切り込み管
22 掛止部
23 気密リング
24 板体
25 差込柱
26 スクリュウロッド
3 薄膜
4 内設管体
41 差込穴
42 外ネジ山
43 濾過キャップ
431 濾過穴
44 ネジ穴
45 スライドレール
100 容器ビン
200 即席飲料の素材

Claims (5)

  1. 下段キャップと、上段キャップと、薄膜と、を含む容器ビン・キャップの構造であって、
    前記下段キャップの周縁には、封着部を環設し、且つ封着部上縁には引っ掛け部を設け、更に下段キャップの下端は斜め切り口状を呈しており、
    前記上段キャップの中心から下方へ切り込み管を延伸し、前記切り込み管の下端は斜め切り口状を呈し、又上段キャップ下端の内側面には掛止部を設け、更に上段キャップ内側面の適所には一個以上の気密リングを設置し、前記上段キャップの切り込み管は下段キャップの中へ差し込まれ、上段キャップの掛止部が下段キャップの引っ掛け部に掛着し、
    前記薄膜は下段キャップ下端の斜め切り口に封合されることを特徴とする、即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造。
  2. 下段キャップと、上段キャップと、薄膜と、を含む容器ビン・キャップの構造であって、
    前記下段キャップの周縁には封着部を環設し、且つ封着部上縁に引っ掛け部を設け、上段キャップの掛止部と相互に掛着できるようになっており、
    前記上段キャップ側辺には板体を下方へ延伸し、且つ上段キャップ下端の内側面には掛止部を設け、更に上段キャップ内側面には一個以上の気密リングを設置しており、前記上段キャップの板体は下段キャップの中に差し込まれ、上段キャップの掛止部は下段キャップの引っ掛け部に掛着できるようになっており、
    前記薄膜は、下段キャップの下端に封合され、且つ薄膜と上段キャップの板体端面は貼り合わせて一体となっていることを特徴とする、即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造。
  3. 下段キャップと、内設管体と、上段キャップと、薄膜と、を含む容器ビン・キャップの構造であって、
    前記下段キャップの周縁には封着部が環設され、且つ封着部上縁には引っ掛け部を設け、上段キャップの掛止部と相互に掛着できるようになっており、また下段キャップ内側面に内ネジ山を設置し、内設管体の外ネジ山と相互に螺合出来るようになっており、
    前記内設管体上端面には一個以上の差込穴を開設し、内設管体の外側には外ネジ山が設置しており、前記内設管体は外ネジ山によって下段キャップの内ネジ山と螺合し、
    前記上段キャップから下方へ向かって一個以上の差込柱が延伸され、且つ上段キャップ下端の内側面に掛止部があり、更に上段キャップ内側面に一個以上の気密リングを設置してある;前記上段キャップの差込柱は内設管体の差し込み穴中に差し込まれ、上段キャップの掛止部は下段キャップの引っ掛かり部に掛着し、
    前記薄膜は、下段キャップの下端に封合されることを特徴とする、即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造。
  4. 下段キャップと、内設管体と、上段キャップと、薄膜と、を含む容器ビン・キャップの構造であって、
    前記下段キャップの周縁には封着部を環設し、且つ封着部上縁の適所に引っ掛け部を設け、上段キャップの掛止部と相互に掛着できるようになっており、又下段キャップの内側面に対応するスライド溝を設け、内設管体のスライド・レールがその上で上下に滑り移動することが出来るようになっており、又前記スライド溝下端には当止部を形成し、内設管体の位置を制限し、
    前記内設管体の上端面にはネジ穴を開設し、内設管体外側面に対応する二本のスライド・レールをそれぞれ設置しており、前記内設管体はスライド・レールによって下段キャップのスライド溝の中に設置されており、
    前記上段キャップの中心から下方へ向かってスクリュウ・ロッドが延伸され、且つ上段キャップ下端の内側面に掛止部があり、又上段キャップの内側面に一個以上の気密リングを設置しており、前記上段キャップのスクリュウ・ロッドは内設管体のネジ穴に螺合し、上段キャップの掛止部は下段キャップの引っ掛け部に掛着し、
    前記薄膜は下段キャップの下端に封合されることを特徴とする、即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造。
  5. 前記下段キャップの上端辺縁は、やや斜め角度を呈し、上・下段キャップの相互掛着する掛着度合いを強めることを特徴とする、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の即席注入式飲料の素材を有する容器ビン・キャップの構造。
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