JP3143226B2 - つまみ型加熱器 - Google Patents

つまみ型加熱器

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JP3143226B2
JP3143226B2 JP24827792A JP24827792A JP3143226B2 JP 3143226 B2 JP3143226 B2 JP 3143226B2 JP 24827792 A JP24827792 A JP 24827792A JP 24827792 A JP24827792 A JP 24827792A JP 3143226 B2 JP3143226 B2 JP 3143226B2
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bit
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重幸 高橋
龍平 奥野
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HOZAN TOOL INDUSTRIAL CO., LTD.
Sony Corp
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HOZAN TOOL INDUSTRIAL CO., LTD.
Sony Corp
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器の修理サービ
ス等に使用されるつまみ型加熱器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電子機器の修理サービスにおい
て、回路素子の交換等のために回路基板上の素子等を取
り外す作業が必要になる場合がある。その場合には回路
基板上の半田を溶融して、この半田が溶融している状態
で素子等の取り外しを行わなくてはならない。
【0003】そこで従来は、2本の半田ごてを左右両手
に持ち、その先端を回路基板上の素子の周囲の半田に接
触させて半田を溶融させると共に、その両先端間に素子
を挟んで取り外すことが行われている。しかしながらこ
のような方法では、両手を使うために作業性が極めて悪
く、また作業が不安定で熟練を要するものであった。
【0004】また従来の半田ごてでは、先端部のビット
の形状が大きく、小さな部品の取扱に不便である。さら
に従来の間接的に加熱される半田ごてでは、温度が上昇
するまでに時間が掛かり作業性が悪い。あるいは常時通
電状態にすることによって、消費電力が極めて大きくな
ってしまうものであった。この出願はこのような点に鑑
みて成されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の半田ごてでは回路基板上の素子等を取り外
す際の作業性が極めて悪く、また作業が不安定で熟練を
要していたというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピンセット形
の構造(アーム部1a、1b)を有し、その先端部にそ
れぞれ通電によって直接発熱する任意の形状のビット3
a、3bが着脱可能に設けられる(コネクタ2a、2
b)と共に、そのアーム部に上記通電を制御するスイッ
チ手段(スイッチノブ4)が設けられ、このスイッチ手
を収納した匣体5が、上記アーム部の間に配置されて
これらの位置決めガイドとなされると共に、上記先端部
の間隔を規制する停止部材となされるようにしたつまみ
型加熱器である。
【0007】
【作用】これによれば、先端部のビットで回路素子をつ
まんだ状態で、スイッチ手段にてビットに通電すること
によって、直接発熱型のビットが即座に加熱され、半田
が溶融された状態で回路素子をつまみ上げることによっ
て、容易に回路基板上の素子等を取り外すことができ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明によるつまみ型加熱器の構成を
示す斜視図である。この図において、1a、1bはアー
ム部を示し、これらのアーム部1a、1bはその一方の
端部が互いに接続されて、いわゆるピンセット形の構造
とされている。
【0009】またアーム部1a、1bの他端側にはそれ
ぞれコネクタ2a、2bが設けられる。そしてこれらの
コネクタ2a、2bに、直接発熱型の例えばセラミック
ヒータからなる任意の形状のビット3a、3bが、着脱
可能に設けられるようにされる。
【0010】さらに例えばアーム部1aの中間の所定部
にスイッチ手段を構成するスイッチノブ4が設けられ
る。そしてこのスイッチ手段を通じてビット3a、3b
に通電が行われるようにされる。
【0011】また、このスイッチ手段を内蔵する函体5
が設けられる。この函体5はアーム部1a、1bの間に
配置されてこれらの位置決めガイドとなされる。それと
共にアーム部1a、1bの先端部の間隔を規制する停止
部材となされる。
【0012】すなわち函体5は例えばアーム部1aとな
る断面コ字状の部材の内側に設けられる。そしてこの函
体5はアーム部1a、1bが押圧によって内方に移動さ
れた際には、アーム部1bとなる断面コ字状の部材の内
側に介挿され、アーム部1a、1bを左右方向に位置決
めするようにされる。これによってアーム部1a、1b
が内方に移動された際の、ビット3a、3bの先端のず
れが防止される。
【0013】また函体5のアーム部1bに介挿される部
分が、アーム部1b内の部材(図示せず)に当接され、
押圧によって内方に移動された際のアーム部1a、1b
の先端部の間隔が規制される。これによってアーム部1
a、1bが内方に移動された際に、ビット3a、3bの
先端が圧迫されて折損するのが防止される。
【0014】さらに図2は断面図を示す。この図におい
て、函体5内にスイッチ手段を構成するマイクロスイッ
チ41が設けられている。また函体5は、例えば部材5
1に当接されて内方への移動が停止され、アーム部1
a、1bの先端部の間隔が規制される。
【0015】なおこの図ではビット3a、3bへの通電
のための配線は省略されているが、アーム部1a、1b
の互いに接続された一方の端部から挿入されたコード
は、マイクロスイッチ41を介してコネクタ2a、2b
に接続される。そしてこれらのコネクタ2a、2bに設
けられるビット3a、3bに通電されている。
【0016】またこの装置において、ビット3a、3b
を直接発熱型の例えばセラミックヒータで形成すること
によって、これらのビット3a、3bはスイッチノブ4
によって通電が開始されると即座に(例えば10秒程度
で)加熱され、半田の溶融を良好に行うことができる。
従って作業時間が短縮され、消費電力の無駄も省くこと
ができる。
【0017】さらに例えばセラミックヒータで形成した
場合には、ビット3a、3bの電気的な絶縁が良く部品
の信頼性を劣化させることがない。またビット3a、3
bに半田が付かないので少量の半田で半田付けを行うこ
とができ作業性が向上する。さらにクリーム半田を使用
する際に徐々に加熱することも可能で、仕上がりや品質
が向上するものである。
【0018】こうして上述の装置によれば、先端部のビ
ット3a、3bで回路素子をつまんだ状態で、スイッチ
手段(スイッチノブ4)にてビット3a、3bに通電す
ることによって、直接発熱型のビット3a、3bが即座
に加熱され、半田が溶融された状態で回路素子をつまみ
上げることによって、容易に回路基板上の素子等を取り
外すことができるものである。
【0019】さらに上述の装置において、ビット3a、
3bとなるセラミックヒータは、例えば図3に示すよう
に形成される。すなわち同図のAに示すように先端が台
形状にされたセラミックの板体31に発熱体32が埋め
込まれる。またこの発熱体32に通電するためのリード
線(図示せず)が端子33a、33bに接続される。こ
の端子33a、33bがコネクタ2a、2bに装着され
ることで、ビット3a、3bのスイッチ手段(スイッチ
ノブ4)の操作による通電が行われる。
【0020】そして上述の装置において、ビット3a、
3bの先端の形状を上述の台形状にしたことによって、
その先端の平坦部を用いて図4のAに示すように小型の
素子の取り外しを行うことができる。また両側の傾斜部
を用いて同図のBに示すようにIC等の取り外しを行う
こともできる。
【0021】あるいは図5に示すような幅広の形状のビ
ットを形成し、このビットをビット3a、3bと交換し
てコネクタ2a、2bに装着することによって、より大
型のIC等の素子の取り外しを行うこともできる。この
場合に上述の装置によれば、コネクタ2a、2bを設け
たことによって、ビットの交換を容易に行うことができ
る。
【0022】さらに図6に示すように、4方向にビット
3a、3b、3c、3dを設けて、この内左右のビット
3a、3bの内方への移動によって、上下のビット3
c、3dが連動して内方に移動されるように構成するこ
とによって、4囲に接続端子を有するIC等の素子の取
り外しを行うことができる。
【0023】
【発明の効果】 この発明によれば、先端部のビットで回
路素子をつまんだ状態で、スイッチ手段にてビットに通
電することによって、直接発熱型のビットが即座に加熱
され、半田が溶融された状態で回路素子をつまみ上げる
ことによって、容易に回路基板上の素子等を取り外すこ
とができるようになった。
【0024】またこの発明によれば、スイッチ手段を匣
体内に設けることにより、省スペース化(小型化)でき
る利点があり、配線を余分に引き回す必要が無くなるな
どの効果がある。さらにビットが着脱可能に設けられる
ことにより、このビットを使用状況に応じた任意の形状
にして、被加熱部品のリード等を傷付けることなく容易
に、しかも短時間に基板から取り外すことが可能となる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるつまみ型加熱器の一例の構成図で
ある。
【図2】本発明によるつまみ型加熱器の一例の断面図で
ある。
【図3】本発明によるつまみ型加熱器に使用されるビッ
トの一例の構成図である。
【図4】その説明のための図である。
【図5】本発明によるつまみ型加熱器に使用されるビッ
トの他の例の構成図である。
【図6】本発明によるつまみ型加熱器の他の例の説明の
ための図である。
【符号の説明】
1a、1b アーム部 2a、2b コネクタ 3a、3b ビット 4 スイッチノブ 5 スイッチ手段を内蔵する函体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−43462(JP,U) 実開 平2−52477(JP,U) 実開 平1−128961(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 3/02 - 3/03 H05K 3/34 510

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピンセット形の構造を有し、 その先端部にそれぞれ通電によって直接発熱する任意の
    形状のビットが着脱可能に設けられると共に、 そのアーム部に上記通電を制御するスイッチ手段が設け
    られ、 このスイッチ手段を収納した匣体が、上記アーム部の間
    に配置されてこれらの位置決めガイドとなされると共
    に、上記先端部の間隔を規制する停止部材となされるよ
    うにしたつまみ型加熱器。
JP24827792A 1992-09-17 1992-09-17 つまみ型加熱器 Expired - Fee Related JP3143226B2 (ja)

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