JP3143151U - 的場、弓道場キットおよび簡易弓道場 - Google Patents

的場、弓道場キットおよび簡易弓道場 Download PDF

Info

Publication number
JP3143151U
JP3143151U JP2008002741U JP2008002741U JP3143151U JP 3143151 U JP3143151 U JP 3143151U JP 2008002741 U JP2008002741 U JP 2008002741U JP 2008002741 U JP2008002741 U JP 2008002741U JP 3143151 U JP3143151 U JP 3143151U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
azuchi
archery
curtain
target
field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2008002741U
Other languages
English (en)
Inventor
三成 鈴木
茂樹 原田
Original Assignee
財団法人全日本弓道連盟
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 財団法人全日本弓道連盟 filed Critical 財団法人全日本弓道連盟
Priority to JP2008002741U priority Critical patent/JP3143151U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3143151U publication Critical patent/JP3143151U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Abstract

【課題】組み立てが容易で、安全性の高い的場、的場と射場をセットにした弓道場キットおよび簡易弓道場を提供すること。
【解決手段】的を設置する正面60aが下方になるほどせり出す傾斜を有し、正面に隣接する左右の側面60b、60cが鉛直に形成された安土部60と、安土部を載置するステージ70と、ステージを挟んで設置され、安土部の側面に沿う方向に延伸する少なくとも2本の基礎材10と、基礎材に接続され、安土部の正面と対向する背面側に安土部の左右方向に離間して立設される少なくとも2本の主柱20と、安土部の上を、安土部の背面側から正面に至るまで延在する安土押さえ梁42と、安土押さえ梁に支持され、安土部の正面の上部を押さえる安土転倒防止具44と、2本の主柱に支持され、安土部より上の鉛直面を塞ぐように設置される防矢ネット80とを備える的場1。
【選択図】図1

Description

本考案は、仮設の弓道場として用いることができる的場、弓道場キットおよび簡易弓道場に関する。より詳細には、簡易に設置可能で、かつ、安全な的場、弓道場キットおよび簡易弓道場に関する。
和弓の競技を行う弓道場には、射手が弓を射る射場と、射場から約28m離れたところに位置する的場とが設置される。的場には、砂などを2mほどの高さに盛り上げ、その斜面に的を設置する安土(あずち)が築かれる。安土は的を設置する台であると共に、的を外れた矢を受け止める役割をも果たす。安土の上方には屋根が設置される。屋根からは、幕が垂れ下がり、安土の上方に飛んだ矢をやわらかく受け止める。なお、複数の射手が並んで行射することができるよう、射場や安土の幅は長く、競技用弓道場では20m以上であるのが一般的である。
近年の和弓の普及に伴い、和弓の競技も広く行われるようになってきている。しかし、上記のような弓道場の数は限られており、仮設した弓道場にて競技を行うことも少なくない。仮設の弓道場では、たとえば体育館などの広い室内に、畳などを立て、あるいは、発泡スチロール製ボックスを重ね、それらを足場用パイプのようなパイプを組み立てた構造で支え、安土の替わりに用いる。また、屋根や幕の設置が難しく、その上、安土の上方にそれた矢を受けるための防矢ネットの設置も難しいことが多い。そこで、防矢ネットをその場所の構造に応じて壁や天井などから吊り下げるなどして設置し、あるいは、設置できない場合もある。このような的場の設置には、時間と人手を要し、また、前記の足場用パイプを組み立てるためには専用工具が必要である。さらに、幕が設置されないと、美観が劣り、あるいは、安土の上方に外れた矢を損傷する可能性も高い。そこで、本考案は、組み立てが容易で、安全性の高い的場、的場と射場をセットにした弓道場キットおよび簡易弓道場を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の考案に係る的場は、たとえば図1に示すように、的を設置する正面60aが下方になるほどせり出す傾斜を有し、正面60aに隣接する左右の側面60b、60cが鉛直に形成された安土部60と;安土部60を載置するステージ70と;ステージ70を挟んで設置され、安土部60の側面60b、60cに沿う方向に延伸する少なくとも2本の基礎材10と;基礎材10に接続され、安土部60の正面60aと対向する背面60d(図5参照)側に安土部60の左右方向に離間して立設される少なくとも2本の主柱20と;安土部60の上を、安土部60の背面60d側から正面60aに至るまで延在する安土押さえ梁42と;安土押さえ梁42に支持され、安土部60の正面60aの上部を押さえる安土転倒防止具44と;2本の主柱20に支持され、安土部60より上の鉛直面を塞ぐように設置される防矢ネット80とを備える。
このように構成すると、基礎材と基礎材に立設される主柱とを組み立て、基礎材に挟まれるようにステージを設置し、ステージ上に安土部を載置し、主柱で支持して防矢ネットを設置することで、的場が容易に組み立てられる。また、防矢ネットが設置され、安全な的場となる。なお、「主柱で防矢ネットを支持」するとは、主柱で直接防矢ネットを支持する場合のほかに、他の部材を介在して支持する場合を含む。また、安土部の上部を安土転倒防止具で押さえるので、軽量な安土部であっても矢が突き刺さる力で移動や転倒することがない。さらに、安土部の側面が鉛直に形成されているので、安土部を並べやすく、長い的場を形成しやすい。
また、請求項2に記載の考案に係る的場は、請求項1に記載の的場1において、たとえば図2に示すように、基礎材10と主柱20と安土押さえ梁42とが、パイプ要素で組み立てられる。
このように構成すると、パイプ要素で組み立てられるので、軽量で強度が高い。なお、パイプ要素には、円管のほか、角パイプなど含み、さらにそれらを接続するための継手類、たとえばT継手、Y継手、エルボも含む。
また、請求項3に記載の考案に係る的場は、請求項2に記載の的場1において、たとえば図3に示すように、パイプ要素が、差込み継手を有する。
このように構成すると、パイプ要素が差込み継手で接続できるので、工具を必要とせず、簡単に組み立て可能となる。
また、請求項4に記載の考案に係る的場は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の的場1において、たとえば図5に示すように、安土部60がウレタン樹脂62で形成される。
このように構成すると、安土部がウレタン樹脂で形成されるので、軽量となり、運搬、設置が容易である。また、安土部は、矢が刺さったときに矢との間の摩擦による熱で溶融することはない。さらに、適度に矢が貫入できるので、矢が損傷することもない。また、以上のことより、刺さった矢を容易に引き抜くことができる。
また、請求項5に記載の考案に係る的場は、請求項4に記載の的場1において、たとえば図5に示すように、安土部60の正面60aにゴム層64、66が形成される。
このように構成すると、安土部の正面にゴム層が形成されるので、安土部に刺さった矢が、ウレタン樹脂からの反力で戻されて抜けてしまうことが防止され、また、矢を抜いた後の穴が塞がれ、繰り返しの使用に適する。
また、請求項6に記載の考案に係る的場は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の的場1において、たとえば図1に示すように、主柱20に一端が支持され、安土部60の上方で安土部60の正面60aを越えて延在する少なくとも2本の幕用梁30と;幕用梁30に垂下される幕86とを備える。
このように構成すると、主柱から安土部の正面を越えて延在する幕用梁で、幕を垂下するので、簡単に幕を設置することができる。なお、「幕用梁に垂下される幕」とは、幕が幕用梁に直接垂下される場合のほかに、他の部材を介して垂下される場合を含む。
また、請求項7に記載の考案に係る的場は、請求項6に記載の的場1において、たとえば図1および図2に示すように、基礎材10に接続され、安土部60と主柱20との間に立設され、幕用梁30を支持する副柱40を備える。
このように構成すると、安土部と主柱の間に立設された副柱でも幕用梁を支持するので、幕用梁を強固に支持することができる。
また、請求項8に記載の考案に係る的場は、請求項7に記載の的場1において、たとえば図2に示すように、安土押さえ梁42が、副柱40に支持される。
このように構成すると、安土押さえ梁が、安土部と主柱の間に立設された副柱に支持されるので、安土押さえ梁の長さが短くなり、安土部を安定して押さえることができる。
また、請求項9に記載の考案に係る的場は、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の的場1において、たとえば図2に示すように、主柱20間に、着脱可能に接続されるブレース50を備える。
このように構成すると、複数の主柱が、互いにブレースで接続されるので、主柱の間隔を固定できる。また、主柱の変形が抑えられる。さらに、ブレースが着脱可能であるので、組立ておよび解体が容易である。
また、請求項10に記載の考案に係る的場は、請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の的場において、たとえば図6に示すように、主柱20に支持される、安土部60の上方を覆う屋根110を備える。
このように構成すると、屋根が主柱に支持されるので、少ない部材で簡単に屋根を設置することができる。また、安土部の上方を屋根で覆うので、安全性が高まると共に、正式な弓道場の条件を実現できる。なお、「主柱に支持される」とは、屋根が主柱で直接支持される場合のほかに、屋根を直接支持している部材が主柱に支持される場合、すなわち、間接的に主柱に支持される場合を含む。
前記目的を達成するため、請求項11に記載の考案に係る弓道場キットは、たとえば図7に示すように、請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の的場1と;安土部60と同じ幅を有し、ステージ70と同じ高さを有する射場床90とを備える。
このように構成すると、弓道場キットは、容易に組み立てられて安全な的場と、ステージと同じ高さの射場床とを備えるので、容易に組み立てられて安全な弓道場キットとなる。特に、射場床の高さが、安土部を載置するステージと同じ高さなので、正式な弓道場での射場の条件を実現できる。また、安土部と射場床が同じ幅であるので、並べやすく、幅の広い弓道場を組み立てやすい。
また、請求項12に記載の考案に係る弓道場キットは、請求項11に記載の弓道場キット100において、安土部の幅が180cmである。
このように構成すると、競技における一競技者用の幅と同等となり、正式な弓道場の条件を実現できる。
前記目的を達成するために、請求項13に記載の考案に係る簡易弓道場は、たとえば図8に示すように、請求項11または請求項12に記載の弓道場キット100を、安土部60の左右方向に複数並べて構成される。
このように構成すると、容易に組み立てられて安全な弓道場キットを並べることにより、簡単に設置でき安全な簡易弓道場となる。
先ず、図1および図2を参照して、本考案に係る的場1について説明する。図1は、的場1の全体図を示す斜視図で、図2は、的場1のフレーム構造を示す斜視図である。図1では、2つの的場1が左右に並べられている。的場1は、たとえば体育館などの床上に配置されるステージ70と、ステージ70上に載置される安土部60と、安土部60を囲むようにして床上に配置されるフレーム構造を備える。
ステージ70上に載置された安土部60は、正面60aは下方になるほどせり出す傾斜を有し、正面60aに侯串(不図示)を介して的(不図示)を設置する。ステージ70は、安土部60の正面60aよりさらに図1の手前にせり出し、安土部60の側面60b、60cとほぼ同じ幅を有する。ここで、ステージ70には後述する基礎材10が入る空間が形成され、図1に示すように、的場1が並べられたときに、上面および正面60aよりせり出した側の端面70aは隙間なく並べられるのが好ましい。なお、ステージ70は複数枚を並べて、上記の寸法を有する構造としてもよく、図1に示す的場1では、2枚の要素でステージ70を構成する。ステージ70は、土台としての横木の上に薄板材を貼った構造としても、無垢材で形成されてもよく、また、木材でも、プラスチックスや硬質ゴムで形成されてもよい。ステージ70は、安土部60を水平に載置できればよく、安土部60を載置したときに変形が少ないのが好ましい。また、ステージ70の床と接する下面および安土部60を載置する上面は、摩擦を大きく、滑りにくくすることが好ましい。また、安土部60からせり出した側の端面70aに傾斜を設け、矢(不図示)が当該面に当たると滑ることにより、矢がステージ70に突き刺さらないようにするのが好ましい。
フレーム構造は、ステージ70を挟んで床上に配置される基礎材10を含む。基礎材10は、角パイプを安土部60の側面60b、60cに沿う方向に配置する構成である。基礎材10は、角パイプでなく、円管など他の断面のパイプあるいは中実棒、形鋼あるいは板でもよいが、パイプ構造とすると、曲げ強度を維持しつつ軽量となるので、好ましい。特に角パイプとすると、基礎材10を配置する床との接触面積が増えるので、床を傷めず、好ましい。基礎材10は、安土部60を挟んで側面60b、60cに沿う方向に延伸して配置されるので、荷重を安定して支えることができる。ここで、「側面60b、60cに沿う方向に延伸」するとは、後述する主柱20等を支えても、側面60b、60cに沿う方向に簡単に倒れない程度に長さを有すればよい。また、「2本の基礎材」には、板材等により構成される2枚あるいは2個の基礎材である場合を含む。
基礎材10から主柱20が立設される。主柱20は、安土部60より高く、射損じた矢が到達すると予想される高さと同じかそれ以上の高さを有するのが好ましい。主柱20はパイプ構造とするのが好適であるが、中実棒でも形鋼でもよい。基礎材10と主柱20とは、どのように接続されてもよく、溶接で接続されてもよく、T継手(不図示)が基礎材10に組み込まれてそのT継手と接続されてもよく、また、基礎材10に主柱20と接続するための継手(不図示)が設置されて主柱20の一端をその継手に差し込んで接続する差込み継手としてもよい。溶接構造とすると、強度が高く荷重を受けても変形が少ないので好ましい。主柱20が基礎材10に接続する位置は、基礎材10の中央よりも、安土部60の正面60aと対向する背面60d(図5参照)側、すなわち図1の奥側に寄った位置とする。後述するように、主柱20から幕用梁30が安土部60の正面60aを越えて張り出すので、主柱20には安土部60の正面60a側、すなわち図1の手前側に向けて回転するモーメントが作用する。そのモーメントを基礎材10で支えるので、図1の手前側の基礎材10が長くなる位置に、主柱20は接続されるのが好ましい。
2本の主柱20の上端に防矢ネット梁26が渡される。防矢ネット梁26は、2本の主柱20の中心間距離と同じ長さを有するパイプ構造とし、その両端に主柱20の上端に設けた受け部と係合する接続部(不図示)を有するのが好適である。なお、防矢ネット梁26は金属棒などで形成されてもよい。典型的には、主柱20の受け部は、上端に設けられた孔あるいは、パイプ材の中心空洞部で、防矢ネット梁26の接続部は、孔に挿入される突起である。図1に図示するように、的場1が並べられる場合には、防矢ネット梁26が2本の主柱20の中心間距離と同じ長さを有すると、1本の主柱20の上端に2本の防矢ネット梁26の端部が合わさり、両防矢ネット梁26の接続部が1本の主柱20の受け部に係合する。あるいは、1本の防矢ネット梁26が3本以上の主柱20の上端に渡され、各主柱20の受け部と係合してもよい。主柱20の上端に防矢ネット梁26が渡されると、主柱20の変形が抑えられる。
防矢ネット梁26から防矢ネット80が垂下される。防矢ネット80は、安土部60の上方に外れた矢を受ける面を構成する。防矢ネット80は、矢が貫通しない程度に目の細かなネットあるいは布で、安土部60の上端に達する高さと、主柱20との間にほとんど隙間ができない程度の幅を有するのが好ましい。すなわち、安土部60より上の鉛直面が防矢ネット80で塞がれる。防矢ネット80は、防矢ネット梁26から直接垂下されてもよいし、あるいは、リングなどを介して垂下されてもよい。さらに、防矢ネット80は主柱20で直接支持されてもよい。いずれの場合も、防矢ネット80が主柱20に支持されるという概念に含まれる。
主柱20が立設する位置より図1の手前側において、基礎材10から副柱40が立設される。副柱40は、安土部60より高く、主柱20より低い高さを有する。副柱40はパイプ構造とするのが好適であるが、中実棒でも形鋼でもよい。基礎材10と副柱40とは、どのように接続されてもよく、溶接で接合されてもよく、T継手(不図示)が基礎材10に組み込まれてそのT継手と接続されてもよく、また、基礎材10に副柱40と接続するための継手(不図示)が設置されて副柱40の一端をその継手に差し込んで接続する差込み継手としてもよい。溶接構造とすると、強度が高く荷重を受けても変形が少ないので好ましい。
主柱20に幕用梁30が接続される。幕用梁30は、主柱20から図1の手前側の斜め上方に向けて配置され、副柱40の上端で支持される。斜め上方に向ける角度は特に限定されないが、角度が大きすぎると幕用梁30の長さが長くなり重量も増えてしまうので、好ましくない。また、角度が小さすぎると、後述の幕取付梁38および幕86の重量のために幕用梁30のたわみが大きくなってしまうので好ましくない。幕用梁30の先端は、安土部60の正面60aより図1の手前側となる。幕用梁30が主柱20に接続し、副柱40で支持されることにより、斜めに配置されても片持ち梁状態とならず、変形が抑えられ、主柱20との接続部に生ずるモーメントが過大にならず、好ましい。幕用梁30はパイプ構造とするのが軽量で強度が高く、好適である。主柱20と幕用梁30とは、どのように接続されてもよく、溶接で接続されてもよく、T継手(不図示)が主柱20に組み込まれてそのT継手と接続されてもよく、また、主柱20に幕用梁30と接続するための継手(不図示)が設置されて幕用梁30の一端をその継手に差し込んで接続する差込み継手としてもよい。溶接構造とすると、強度が高く荷重を受けても変形が少ないので好ましい。
2本の幕用梁30の先端に幕取付梁38が渡される。幕取付梁38は、2本の幕用梁30の中心間距離と同じ長さを有するパイプ構造とし、その両端に幕用梁30の先端に設けた受け部と係合する接続部(不図示)を有するのが好適である。なお、幕取付梁38は金属棒、形鋼などで形成されてもよい。典型的には、幕用梁30の受け部は、先端に設けられた孔あるいは、パイプ材の中心空洞部で、幕取付梁38の接続部は、孔に挿入される突起である。図1に図示するように、的場1が並べられる場合には、幕取付梁38が2本の幕用梁30の中心間距離と同じ長さを有すると、1本の幕用梁30の先端に2本の幕取付梁38の端部が合わさり、両幕取付梁38の接続部が1本の幕用梁30の受け部に係合する。あるいは、1本の幕取付梁38が3本以上の幕用梁30の上端に渡され、各幕用梁30の受け部と係合してもよい。
幕取付梁38から幕86が垂下される。幕86は、布製の幕で、安土部60の上端に達する程度の高さと、幕用梁30の先端間の幅と同程度の幅を有する。幕86は、幕取付梁38から直接垂下されてもよいし、あるいは、リングなどを介して垂下されてもよい。さらに、幕86は幕用梁30で直接支持されてもよい。いずれの場合も、幕86が幕用梁30支持されるという概念に含まれる。
副柱40に安土押さえ梁42が接続する。安土押さえ梁42は、安土部60の上端直上を図1の手前側に向けて配置される。安土押さえ梁42の先端は、安土部60の傾斜した正面60aの上端近傍に位置する。安土押さえ梁42はパイプ構造とするのが好適であるが、中実棒でもよいし、形鋼や板材で形成されてもよい。副柱40と安土押さえ梁42とは、どのように接続されてもよく、溶接で接続されてもよく、T継手(不図示)が副柱40に組み込まれてそのT継手と接続されてもよい。溶接構造とすると、組み立てが簡単になり好ましい。特に安土押さえ梁42の長さは比較的短いので、副柱40と一体としても、その保管や運搬への影響は少ない。
安土押さえ梁42の先端に安土転倒防止具44が設置される。安土転倒防止具44は、安土部60の正面60aが図1の手前側に移動するのを防止するための部材で、典型的には金属製の板で正面60aを押さえる。安土部60は正面60aを、特にその上部を安土転倒防止具44に押さえられることにより、図1の手前側への移動および転倒が防止される。なお、安土部60の図1の奥側への移動および転倒は、たとえば副柱40で押さえられ、あるいは、主柱20もしくは後述するブレース50で押さえられる。安土転倒防止具44は、典型的には安土押さえ梁42の先端からパイプ構造の中心空洞部に挿入される軸部(不図示)を有し、その軸部を安土押さえ梁42に取り付けられた蝶ボルト48(図4参照)で固定する。なお、安土転倒防止具44の安土押さえ梁42への固定方法は、他の周知の方法でもよい。
図2に示すように、2本の主柱20の間にブレース50が取り付けられる。ブレース50は、主柱20の背面側、すなわち副柱40が設置されたのとは反対側に設置されたピン(不図示)に差し込んで設置する構造とするのが、組み立て、解体が容易で好ましい。なお、ピンの先端にブレースが外れないようにはずれ防止機構を設けてもよい。特に、ブレース50で安土部60の移動等を抑えるときには、はずれ防止機構を設けることが必要である。図2では、ブレース50はX型にしているが、ブレース50が1本で構成されるZ型であってもよい。ブレース50が備えられるので、2本の主柱20の間隔が定まり、また、主柱20の変形が抑えられる。
2本の基礎材10の間にもブレース52が取り付けられる。ブレース52は、基礎材10の上面側に設置されたピン12、14に差し込んで設置する構造とするのが、組み立て、解体が容易で好ましい。基礎材10の上面側に設置されたピン12、14に差し込むので、ブレース52の自重のために、ブレース52は外れにくい。図2では、ブレース52はX型にしているが、ブレース52が1本で構成されるZ型であってもよい。ブレース52が備えられるので、2本の基礎材10の間隔が定まる。
続いて、図3を参照して、フレーム構造の組立て方法の一実施例を説明する。図3は、基礎材10、主柱20、幕用梁30、副柱40および安土押さえ梁42の組み立て方法を説明する斜視分解図である。本実施例では、基礎材10と、主柱20の下部22と、副柱40と、幕用梁30の根元部32と、安土押さえ梁42とは、溶接接続され、一体化された部材16とされている。なお、幕用梁30は、主柱20の下部22に接続している。このように、基礎材10と主柱20の下部22と副柱40と幕用梁30の根元部32と安土押さえ梁42とを一体化された部材16とすることで、組立てを簡便にすることができる。特に、これらの部材を一体としても、保管や輸送が困難になるほどに大きくなることはない。一実施の形態では、安土部60の高さを1.2m程度とし、一体化された部材16の高さは1.8m程度とする。また、一体化された部材16の幅、すなわち基礎材10の長さは、1.8m程度とする。また、パイプ構造を用いることにより、一体化された部材16の重量は、一人で運搬できる程度となる。
一体化された部材16を、設置場所の床上に寝かした状態とし、主柱20の上部24と幕用梁30の先端部36を接続する。主柱20の下部22と上部24とは差込み継手となっており、工具を使わずに簡単に接続することができる。また、幕用梁30の根元部32と先端部36も、差込み継手となっており、簡単に接続することができる。ここで、差込み継手においては、図3の先端部36で例示するように、先端部36の部材を先端差込み部36aと本体部36bとで構成し、先端差込み部36aを根元部32のパイプの中心空洞部のような孔に挿入することで接合できる。このようにして、1面の側面フレーム構造18を組み立てることができる。
1面の側面フレーム構造18が組み立てられたら、他の面の側面フレーム構造18を同様に組み立てる。2面の側面フレーム構造18が組み立てられたら、的場1を設置する場所で、2面の側面フレーム構造18を所定の間隔だけ隔てて立てる。ここで、所定の間隔は、安土部60の幅であり、すなわち、1人の射手が占める幅で、典型的には180cmである。この場合には、それぞれの側面フレーム構造18毎に人が押さえる。そして、別の人が、2面の側面フレーム構造18の間にブレース50およびブレース52を設置する。前述の通り、ブレース50、52はピンに差し込むことにより、工具を使わず、簡単に設置することができる。必要に応じて、ブレース50のはずれ防止機構を付ける。ブレース50、52が設置されると、図2に示すフレーム構造が完成し、フレーム構造は自立する。
続いて、図1および図4を参照して、安土部60と安土転倒防止具44の取り付けについて説明する。図4は安土転倒防止具44の取り付けを説明する拡大斜視図である。フレーム構造が完成したら、基礎材10の間にステージ70を敷く。ステージ70は、基礎材10にかぶさるような上面を有しており、隙間なく敷かれる。一実施の形態では、ステージ70は1面を副柱40に当接して敷かれる。続いて、ステージ70上に安土部60を設置する。安土部60は背面60d(図5参照)を副柱40に当接して設置される。このように、ステージ70と安土部60を副柱40に当接して設置することで、ステージ70と安土部60との設置位置が定まり、さらに、安土部60が図1の奥側に移動することおよび転倒することが防止される。
安土部60を設置したら、安土転倒防止具44の軸部(不図示)を安土押さえ梁42のパイプ材の中心空洞部(不図示)に挿入する。そして、安土転倒防止具44を安土部60の正面60aに当たるまで押し込む。そして、蝶ボルト48を安土押さえ梁42に形成されたねじ孔(不図示)に嵌め入れ、安土転倒防止具44の軸部を押さえるまで締める。蝶ボルト48で安土転倒防止具44の軸部を締めることにより、安土転倒防止具44は安土押さえ梁42に固定され、安土部60の図1の手前側への移動を防止し、転倒を防止する。したがって、安土部60は図1の手前側にも奥側にも移動せず転倒することがなく、正面60aに矢(不図示)が当たることによる衝撃を受けても動かない。
安土部60を設置し、安土転倒防止具44を取り付けたならば、幕用梁30の先端に幕取付梁38を設置する。典型的には、幕用梁30のパイプ材の中心空洞部に、幕取付梁38の接続部である突起を挿入することで、幕取付梁38は固定される。幕取付梁38に幕86を取り付ける。続いて、主柱20の上端に防矢ネット梁26を設置する。典型的には、主柱20のパイプ材の中心空洞部(不図示)に、防矢ネット梁26の接続部である突起を挿入することで、防矢ネット梁26は固定される。防矢ネット梁26に防矢ネット80を取り付ける。
なお、的場1を並べて設置するには、必要な面数の側面フレーム構造18を組立てる。上記の通りに2面の側面フレーム構造18間にブレース50、52を設置する。次に、組立てられ自立するフレーム構造の側面フレームから所定の間隔を隔てて、側面フレーム構造18を配置し、ブレース50、52を設置する。順次、側面フレーム18を追加し、ブレース50、52を設置していくことで、幅の広い的場用のフレーム構造も簡単に組み立てられる。ステージ70、安土部60、幕用梁38と幕86、防矢ネット梁26と防矢ネット80の設置は、的場1を並べて設置する場合でも、前述の説明と同様に行うことができる。
以上説明したように、的場1は、工具を使用することなく、少人数で、かつ、短時間で簡単に設置できる。本実施の形態では、3人で組み立てることができる。また、防矢ネット80が設置され、安全であるので、体育館内等に仮設する弓道場用の的場として適している。
次に、図5を参照して、安土部60の構造を説明する。図5は、安土部60の構造を説明する図で、(a)は側面図、(b)は(a)のA−A断面図である。安土部60は、正面60aが下方になるほどせりだす傾斜を有し、側面60b、60cおよび背面60dは垂直に形成される。傾斜の角度は、好ましくは85度とする。傾斜の角度を小さくすると安土部60がさらに移動しにくく、かつ転倒しにくくなる。傾斜の角度を大きくすると、安土部60の体積を小さくでき、軽量になり、かつ、材料コストを低減できる。安土部60は主として、ウレタンフォームを細かく粉砕して、接着剤を混合した後、圧縮成形したウレタンチップフォーム62で成形される。ウレタンチップフォーム62で成形されるので、軽量で、運搬が容易な安土部60となる。また、矢が安土部60に刺さる際に生ずる摩擦熱で融解することがなく、矢に融解した安土部60の一部が付着することがない。また、ウレタンチップフォーム62であるので、適当な硬度があり、矢の貫入する深さも適当であり、また、矢が刺さったときに形成される矢の穴も消され易く、繰り返し使用するのに適する。さらに、以上のことから、刺さった矢を容易に抜くこともできる。たとえば、密度40〜60kg/mのウレタンチップフォームを用い、厚みを200〜400mmとする。
図5(b)の断面図に示すように、安土部60の正面60a側にはウレタンチップフォーム62に、ゴム層としての、軟質ウレタンシート64とEVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)シート66が積層される。軟質ウレタンシート64とEVAシート66が積層されることにより、矢が刺ささるときに反力で撥ね返されることが防止される。さらに、EVAシート66には、矢を抜いた後にも、矢の跡がほとんど残らないので、繰り返し使用するのに好適である。安土部60では、ウレタンチップフォーム62が厚く、軟質ウレタンシート64が次に厚く、EVAシート66は薄く形成され、たとえば、軟質ウレタンシート64は50mm厚さとし、EVAシート66は5mm厚さとする。ゴム層としては、軟質ウレタンシート64とEVAシート66が積層されることが上述の通り好ましいが、他の硬弾性発泡材あるいはゴム材の構成としてもよい。
次に図6を参照して、屋根付き的場2について説明する。図6は屋根付き的場2を示す斜視図で、図1の裏側からの斜視図であり、図1と同様に2つの屋根付き的場2が左右に並べられている。図6では、幕86は備えているが、防矢ネット80は省略している。屋根付き的場2では、幕用梁30上に屋根板110を被せて、屋根を構成している。屋根板110は、2本の幕用梁30で画定される範囲(図2参照)を1枚の板で覆ってもよいし、複数枚の板で覆ってもよい。屋根板110は、木材で構成しても、プラスチックスで構成してもよいが、軽量化のために中空材で構成することが好ましい。屋根板110は、幕用梁30上に設置されるものとしたが、幕用梁30は主柱20に支持されている。また、主柱20あるいは主柱20で支持されている他の梁で支持されてもよく、幕用梁30等との間に他の部材を介してもよい。たとえば、主柱20から吊り下げられる屋根であってもよい。これらいずれの場合にも屋根(屋根板110)は主柱20に支持されるという概念に含まれる。屋外で使用するときには、屋根板110の上に、たとえばビニールシートのような1枚のシート112を被せ、屋根板110のつなぎ目を隠してもよい。シート112で覆うことにより、防水機能が高まる。
続いて、図7を参照して、的場1を用いた弓道場キット100について説明する。図7は、的場1と射場床90とを備える弓道場キット100の斜視図である。的場1は組み立てて図示しているが、弓道場キット100としては組み立てていなくてもよい。弓道場キット100が的場1と射場床90とを備えるので、弓道場キット100だけで、弓道場に必要な構成が揃い、弓道場を仮設するのが容易となる。射場床90は、的場1から所定の距離、典型的には約28m離して配置して、用いる。
射場床90は、射手が弓を射る場所に敷設される床である。射場床90は、ステージ70と同じ厚さ、安土部60と同じ幅を有する。射場床90がステージ70と同じ高さであるので、安土部60が載置される面と同じ高さに射手が立つことになり、正式な弓道場と同じ条件となる。また、射場床90が安土部60と同じ幅を有するので、弓道場キット100を横に並べ、すなわち的場1と射場床90とを並べて、複数の射手が同時に弓を射ることができる、幅の広い弓道場を形成することが容易である。射場床90の長さは、射手が弓を射るのに適した長さであればよく、たとえば、幅と同じ長さとしてもよい。射場床90は、典型的には合板または無垢材の床材で形成されるが、横木の上に薄板を貼ったものでも、他の構造でもよい。
複数の射場床90を並べるときには、射場床90同士を連結するのが好ましく、連結は、周知の方法で行うことができる。また、弓道場キット100が、1つの的場1に対して複数の射場床90を備え、広い射場とするために、弓を射る方向(射場床90から的場1の方向)に複数の射場床90を並べて、縦に長く形成してもよい。なお、弓道場キット100の的場1と射場床90とは、180cm幅を有するのが好ましい。競技における一競技者用の幅は180cmであり、1つの弓道場キット100で正式な弓道場の条件を実現できるからである。弓道場キット100として、的場1と射場床90とを備えるものとして説明したが、弓道場キットは、的場1ではなく、屋根付き的場2を備えてもよい。
続いて、図8を参照して、弓道場キット100を用いて設置した簡易弓道場について説明する。図8は弓道場キット100を用いて設置した簡易弓道場の模式図である。弓道場キット100を用いて簡易弓道場を設置する場合には、1つの的場1と1つの射場床90で弓道場を設置するよりは、複数の弓道場キット100を安土部60(図1参照)の左右方向に並べて、射場や安土部60の幅を長くする。よって、複数の射手が並んで行射することができる。さらに、左右に逸れた矢が安土部60あるいは、その上下のステージ70、防矢ネット80、幕86で受け止められるので、安全である。また、設置する射場90の数より的場1の数を増やし、左右端あるいはその近くの射場から射られた矢が左右に逸れでも、的場1で受けられるようにしてもよい。図8では、6セットの弓道場キット100を用いる例を示しているが、並べる的場1と射場90との数は、設置する場所の広さ、同時に行射する射手の数などに応じて、適宜定められる。簡易弓道場では、的場1と射場90とを約28m離すのが一般的である。その間に、たとえば人工芝を敷設してもよい。的場1ではなく屋根付き的場2を用いた弓道場キットを用いて、簡易弓道場を設置してもよい。
これまでの説明では、基礎材10に副柱40が接続するものとして説明したが、副柱40は備えなくてもよい。また、これまでの説明では、安土押さえ梁42は副柱40に接続するものとして説明したが、主柱20に接続してもよい。また、これまでの説明では、的場1は2本の主柱20を有するものとして説明したが、3本以上の主柱20を有してもよい。また、これまでの説明では、的場1は2本の基礎材10を有するものとして説明したが、3本以上の基礎材10を有してもよい。
的場の全体図を示す斜視図である。 的場のフレーム構造を示す斜視図である。 基礎材、主柱、幕用梁、副柱および安土押さえ梁の組み立て方法を説明する斜視分解図である。 安土転倒防止具の取り付けを説明する拡大斜視図である。 安土部の構造を説明する図で、(a)は側面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 屋根付き的場を示す斜視図である。 的場と射場床とを備える弓道場キットの斜視図である。 弓道場キットを用いて設置した簡易弓道場の模式図である。
符号の説明
1 的場
2 屋根付き的場
10 基礎材
12、14 ピン
16 一体化された部材
18 側面フレーム構造
20 主柱
22 主柱の下部
24 主柱の上部
26 防矢ネット梁
30 幕用梁
32 幕用梁の根元部
36 幕用梁の先端部
38 幕取付梁
40 副柱
42 安土押さえ梁
44 安土転倒防止具
48 蝶ボルト
50、52 ブレース
60 安土部
60a 正面
60b、60c 側面
60d 背面
62 ウレタンチップフォーム(ウレタン樹脂)
64 軟質ウレタンシート(ゴム層)
66 EVAシート(ゴム層)
70 ステージ
80 防矢ネット
86 幕
90 射場床
100 弓道場キット
110 屋根板(屋根)
112 屋根シート

Claims (13)

  1. 的を設置する正面が下方になるほどせり出す傾斜を有し、前記正面に隣接する左右の側面が鉛直に形成された安土部と;
    前記安土部を載置するステージと;
    前記ステージを挟んで設置され、前記安土部の側面に沿う方向に延伸する少なくとも2本の基礎材と;
    前記基礎材に接続され、前記安土部の前記正面と対向する背面側に前記安土部の左右方向に離間して立設される少なくとも2本の主柱と;
    前記安土部の上を、前記安土部の前記背面側から前記正面に至るまで延在する安土押さえ梁と;
    前記安土押さえ梁に支持され、前記安土部の前記正面の上部を押さえる安土転倒防止具と;
    前記2本の主柱に支持され、前記安土部より上の鉛直面を塞ぐように設置される防矢ネットとを備える;
    的場。
  2. 前記基礎材と前記主柱と前記安土押さえ梁とが、パイプ要素で組み立てられる;
    請求項1に記載の的場。
  3. 前記パイプ要素が、差込み継手を有する;
    請求項2に記載の的場。
  4. 前記安土部がウレタン樹脂で形成される;
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の的場。
  5. 前記安土部の正面にゴム層が形成される;
    請求項4に記載の的場。
  6. 前記主柱に一端が支持され、前記安土部の上方で前記安土部の前記正面を越えて延在する少なくとも2本の幕用梁と;
    前記幕用梁に垂下される幕とを備える;
    請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の的場。
  7. 前記基礎材に接続され、前記安土部と前記主柱との間に立設され、前記幕用梁を支持する副柱を備える;
    請求項6に記載の的場。
  8. 前記安土押さえ梁が、前記副柱に支持される;
    請求項7に記載の的場。
  9. 前記主柱間に、着脱可能に接続されるブレースを備える;
    請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の的場。
  10. 前記主柱に支持され、前記安土部の上方を覆う屋根を備える;
    請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の的場。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の的場と;
    前記安土部と同じ幅を有し、前記ステージと同じ高さを有する射場床とを備える;
    弓道場キット。
  12. 前記安土部の幅が180cmである;
    請求項11に記載の弓道場キット。
  13. 請求項11または請求項12に記載の弓道場キットを、前記安土部の左右方向に複数並べた;
    簡易弓道場。
JP2008002741U 2008-04-28 2008-04-28 的場、弓道場キットおよび簡易弓道場 Expired - Lifetime JP3143151U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008002741U JP3143151U (ja) 2008-04-28 2008-04-28 的場、弓道場キットおよび簡易弓道場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008002741U JP3143151U (ja) 2008-04-28 2008-04-28 的場、弓道場キットおよび簡易弓道場

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3143151U true JP3143151U (ja) 2008-07-10

Family

ID=43293108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008002741U Expired - Lifetime JP3143151U (ja) 2008-04-28 2008-04-28 的場、弓道場キットおよび簡易弓道場

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3143151U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113932656A (zh) * 2021-09-09 2022-01-14 河北汉光重工有限责任公司 一种可提高积雪强度的导弹立体靶标

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113932656A (zh) * 2021-09-09 2022-01-14 河北汉光重工有限责任公司 一种可提高积雪强度的导弹立体靶标

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9453356B2 (en) Multipurpose seasonal sport safety fence
US8161710B2 (en) Projectile-resistant wall structure with internal bag
TW200912105A (en) Protective shelter
US7246471B2 (en) Modular assault course
US7914385B2 (en) Dasher boards
CA2732064C (en) Modular stage, kit for same and method of assembling same
GB2458312A (en) Fence Panel Support Apparatus
US10081965B2 (en) Modular hyperbolic trapezoid fabric structure
JP3143151U (ja) 的場、弓道場キットおよび簡易弓道場
US4491321A (en) Playing wall
JP6403025B1 (ja) 鉄骨柱と梁の接合構造および木造建築物
US11186982B2 (en) Modular support frame
KR101143016B1 (ko) 인공암벽 구조물 및 이의 설치방법
US3108803A (en) Basketball goal set
US6857460B1 (en) Portable paintball bunker
MXPA06011271A (es) Sistema de soporte y ribeteado para estructuras construidas en fabrica.
US6520874B2 (en) Swimming pool water game goal apparatus
KR20100038952A (ko) 조립식 이동형 골프 연습장
JP3029324B2 (ja) 仮囲い及び仮囲い用基礎
CN211547440U (zh) 一种市政建筑隔音墙结构
JP7114014B2 (ja) ゴルフ練習具
JP4955327B2 (ja) 傾斜面工事用墜落防護装置
JP2006266625A (ja) あずち構成体及びあずち壁構造体
KR200308551Y1 (ko) 금속재 각편이 삽입된 가설물용 조립식 고정지주
JP5268399B2 (ja) 墓石の耐震用器具並びにこれを具えた墓石

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term