JP3143126B2 - 内燃機関内のピストン用のピストンリング - Google Patents

内燃機関内のピストン用のピストンリング

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JP3143126B2
JP3143126B2 JP09512333A JP51233397A JP3143126B2 JP 3143126 B2 JP3143126 B2 JP 3143126B2 JP 09512333 A JP09512333 A JP 09512333A JP 51233397 A JP51233397 A JP 51233397A JP 3143126 B2 JP3143126 B2 JP 3143126B2
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piston
piston ring
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J9/00Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
    • F16J9/12Details
    • F16J9/22Rings for preventing wear of grooves or like seatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J9/00Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
    • F16J9/08Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction with expansion obtained by pressure of the medium

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関、特に、2行程ユニフロー掃気型
クロクヘッドエンジン内のピストン用のピストンリング
であって、該ピストンが、その周面に、軸方向に分離し
た幾つかの環状溝を有し、この環状溝の各々が溝上面
と、溝下面と、溝底部とを有し、複数のピストンリング
がこの環状溝内に挿入されて、ピストンの圧縮行程、及
び燃焼行程中、上方のピストンリングの上方にある作用
チャンバを下方に密封し、複数のピストンリングの少な
くとも1つが関連する環状溝内の溝上面と溝下面との間
における軸方向距離よりも低い軸方向高さを有し、この
ため、ピストンリングが環状の溝内にて軸方向に動くこ
とができ、また、該ピストンリングは、略気体密のリン
グ仕切り部を有して、環状溝内に取り付けるときリング
の直径が伸長することを可能にし、また、該ピストンリ
ングが該リングの外周の上方に亙って分配された幾つか
の漏洩路を有する、ピストンリングに関する。
かかるピストンリングは、国際特許第94/12815号から
公知であり、この場合、漏洩路は、シリンダ壁に対する
リングの接触面に形成された溝であり、即ち、これらの
溝は、リングの上面から下面まで伸長している。
また、リングの仕切り部に半径方向への切込みを有す
るピストンリングも公知であり、この場合、リングにお
ける圧力の降下は、リング空隙と称される、斜め方向に
伸長する半径方向切込みの幅によって制御される。最新
の2行程クロスヘッドエンジンにおいて、燃焼圧力は高
圧であり、その結果、リング空隙から下方に進む気体の
速度は高速となり、下方のピストンリング及びシリンダ
ライナーの内面が顕著に局部的に加熱される。ピストン
リングが環状溝内にて回転すると、下方のピストンリン
グは、極めて多くの箇所にて、局部的に過熱して、その
初期応力を失い、その結果、該ピストンリングは、ライ
ナーの内面との必要な密封接触状態を保ち得ない。この
ようなリングNo.2の機能が失われた後、頂部ピストンに
おける差圧をより小さくするためには、リングNo.3まで
下方に伸長するキャビティを加圧する必要があるから、
頂部リングのリング空隙を通る気体の流れが増す。この
ことは、リング空隙の周りの領域にて頂部リングに加わ
る熱負荷を増大させ、その頂部リングの機能が失われる
虞れを生じさせる。
国際出願第94/12815号に教示されたピストンリング
は、幾つかの小さい漏洩溝の上に気体の漏洩路を配分す
ることにより、その気体の漏洩を制御することにより、
この問題点を解決している。しかしながら、特に、熱及
び応力の双方の点にて、大きい負荷が加わるピストンリ
ングの場合、こうした漏洩溝は不利益な点がある。その
一つの理由は、漏洩溝の周囲の材料が極めて高温とな
り、また、重い応力負荷が加わるリングの領域にて溝が
応力を集中させるからである。
米国特許第1,988,727号には、関連する環状溝を高さ
の方向に向けて完全に充填する気体密のピストンリング
が記載されている。エンジンの各サイクル中、このピス
トンリングは、環状溝に対して軸方向に動かないため、
このピストンリングは、ピストンリングのコーキング及
びロッキングを防止するため、構造溝内にてリングを持
ち上げることを必要とする、最新の大出力エンジンに使
用するのには不適当である。この米国特許のピストンリ
ングには、リングのロッキングを防止すべくリングの全
ての面に多数の凹所及び切欠きが形成されている。リン
グの下面において、溝下面に対する接触面積の大部分は
除去され、半径方向を向いた四角断面の漏洩開口部が2
つ設けられている。このピストンリングは、製造が極め
て複雑である。
米国特許第1,365,348号には、同様に関連する環状溝
を高さ方向に向けて完全に充填する、別のピストンリン
グが記載されている。リング後方の環状溝内に気体及び
油が蓄積するのを防止するため、このピストンリングに
は、環状溝の上面及び下面に対してより緊密に密封し得
るように平坦な上面及び下面が形成されており、また、
リングの後側から浸み出す少しの気体及び油をも導いて
除去するため、その下面に形成された半径方向伸長路が
設けられている。このことは、リングの後側に圧力が蓄
積するのを防止する。
上述したように、エンジンの各サイクル中、環状溝内
にてリングが持ち上がるように、ピストンリングが環状
溝内で軸方向に動き得るようにすることが最新のエンジ
ンにおいて必須のことである。かかるリングは、燃焼室
内の圧力が高圧となる、燃焼又は作用行程中、溝の下面
に当接する。このため、ピストンリングの後側の環状の
空隙は、シリンダライナーに向けて開き、この理由のた
め、ピストンリングの後側における圧力の蓄積を防止す
るため、上記米国特許から公知である、半径方向に伸長
する漏洩路を使用する必要がなくなる。
独国特許第39 24 982号には、リングの仕切り部にお
ける空隙と、リングの上面に形成された、半径方向伸長
溝とを有するピストンリングが教示されている。この特
許では、溝の周りに応力が集中するため、大きい負荷が
加わるピストンリングにおいて、かかるリングの設計は
有利ではなく、このため、環状溝の溝上面に溝を形成さ
れることが好ましいと述べている。ピストンリングにお
ける差圧は、リングの空隙を通る気体の流れにより低下
する。半径方向に伸長する溝は、環状溝内にてリングが
持ち上がることで溝下面とのリング下面との密封接触が
失われたとき、ピストンリングにおける圧力を迅速に等
しくする働きをする。
日本国特許公告第2−48737号には、平坦な上面及び
下面を有するピストンリングと、環状溝を有するピスト
ンとが記載されており、この場合、ピストンリングにお
ける圧力降下を制御するため、環状溝間のピストン材料
に気体流路が形成されている。こうした流路は、製造が
難しい。漏洩路が全てのリングにおける圧力の降下を均
一にするようなリングの寸法とされていると記述してい
る。このことは、次の何れかを意味する。即ち、使用可
能な漏洩路が極めて少なく、このため、各リングにおけ
る差圧は僅かしか小さくなく、このため、何ら顕著な摩
耗減少効果が生じないことを意味し、又は、漏洩気体の
体積流量が極めて大きく、底部ピストンリングにおける
空隙内に圧力を蓄積させることを意味する。この後者の
場合、燃焼室内の気体の相当な量が逃げるため,、エン
ジンの比燃焼消費量が増大する。え 本発明の目的は、エンジンに対する作動特性が改善さ
れ且つリング自体及びシリンダライナーに対する作動特
性が改善された、ピストンリングを提供することであ
る。
この目的に鑑みて、本発明によるピストンリングは、
漏洩路が溝下面と接触することを目的とするリングの下
面に形成され、スリット幅を有するスリット状の形状を
しており、このスリット幅は、リングの周方向を向いて
おり、また、軸方向に伸長するスリットの高さよりも少
なくとも数倍、より大きいことを特徴とする。
リングの下面に漏洩路が存在することは、幾つかの有
利な点がある。特に、漏洩気体が下方のリングの頂部ま
で真っ直ぐに下方にぶつかることが防止され、リングの
外周の材料への応力の集中が著しくより軽減される。こ
の外周に著しく大きい引張り応力が加わると疲労破断し
易い。半径方向外方に流れる漏洩気体は、シリンダライ
ナーの内面にぶつかるが、ピストンリングがこの内面に
対して動く程度は、その下方のピストンリングに対して
動く程度よりも遥かに大きいため、この材料が損傷する
虞れは、軸方向に伸長する漏洩路を有する上述したピス
トンリングにおけるよりも著しく少なくなる。もう一つ
の有利な点は、その漏洩領域がリングの外周面における
リングの摩耗による影響を受けない点である。
漏洩路がスリット状の形状をしていることは、良好な
作動特性を達成する上で必須のことである。スリット状
の形状の漏洩路を貫流するとき、気体の流れは、粘性な
気体と、リング上における幅が広く、比較的狭く配置さ
れた壁面との間の摩擦によりそれぞれ制動され、これに
より、気体は、路の周りの材料に制御された量のエネル
ギを供給し、この材料は、その供給されたエネルギによ
って加熱される。この気体は、典型的に、800乃至1800
℃の範囲の温度を有し、漏洩路のスリット形状は、路内
の最高の気体速度を遅くし、このため、漏洩路壁の温度
は、同様に、漏洩気体の量が適当であるとき、500℃以
上に上昇する。こうした高温度にて、燃焼残留物は路の
壁上に付着せず、遊離する。高温度が一回得られる限
り、材料を長時間、高温度に保つ必要はない。それは、
温度が約500℃に上昇したとき、漏洩路内に固着した全
てのコークス分は緩んで遊離するからである。
スリットの高さがより高ければ、各漏洩路の断面積は
過大となるため、スリットの高さは1mm以下であること
が好ましい。スリットの高さが0.35乃至0.55mmの範囲に
あるときに、特に有利な気体の流量及び温度状態を得る
ことができる。その理由は、狭く配置された幅の広い漏
洩路壁は、また、漏洩路の中間にて気体流からもエネル
ギを受け取り、その気体の速度を遅くするからである。
これと同時に、路幅の全体に亙って、略均一な流れ状態
を達成することができる。また、スリットの有利な程度
に低い高さは、導程度の断面の漏洩路を実現するために
幾つかの漏洩路を使用することを必要とし、このため、
エンジンサイクル中にリングに伝達する全ての熱がより
均一に分配される。
一つの好適な実施の形態において、リングの高さは、
スリットの高さより、少なくとも8倍、高くする。この
ことは、リングに対して、漏洩路の上方にて厚い材料厚
さとし、このため、リング材料は、気体から受け取った
エネルギをより大きい面積に亙って分配する。このこと
は、リングの上面における温度を漏洩路の表面における
高温度よりも著しく低温とすることを確実にする。
また、スリットの幅をスリットの最大高さよも20倍以
内だけより広くすることにより、環状溝の上方における
リング材料の温度を制限することができる。それは、熱
の一部が環状溝に並んで位置する材料まで周方向に拡が
るからである。
リングの仕切り部と直径方向に対向する位置に配置さ
れたリング領域には、漏洩路が存在しないことが好まし
い。それは、この領域にて機械的応力は最大となるから
である。この領域に漏洩路が存在しないようにすること
により、応力の集中及び熱負荷に起因する更なる負荷が
回避される。
リングが少なくとも4つの漏洩路を有するとき、リン
グ上にて熱負荷を確実に分配することが可能となる。し
かしながら、ピストンリングがそのリングの下面に少な
くとも6つの漏洩路を有するときに、より適正に熱を分
配することができる。漏洩路の最適な数を求めるとき、
熱の分配に加えて、例えば、リングの後側と溝の底部と
の間の環状空隙内にコークス分が付着する虞れといっ
た、その他の状況も考慮に入れることができる。この漏
洩気体は、ピストン上の幾つかのピストンリングを経て
下方に流動し、このためには、この漏洩気体は、ピスト
ンの周方向に動いて、ピストンリングの漏洩路からその
下方のピストンリングの漏洩路まで流動する必要があ
る。この気体は、その気体と共に、油の残し及び燃焼の
残留生成物を吸引し、気体が流動しなければならない距
離が長くなればなる程、固着する可能性のある残留物が
付着する虞れがより増大する。ピストンリングの後側の
環状空隙内に固着分が付着するのを防止し得るようにす
るため、ピストンリングは、その下面に8乃至16個の漏
洩路を有することが好ましい。2つのピストンリング間
の周方向への最長の流路は、リングの周方向長さの約1/
2を漏洩路の数で割った値に等しい。但し、気体は、次
のリングの最寄りの漏洩路に流れることが条件である。
このことから、より多数の漏洩路であれば、流路は少な
くなるが、これと同時に、より多くの漏洩路をリングに
形成しなければならないため、製造コストも増大すると
考えられる。
この漏洩路は、均一な作動状態を達成するため、リン
グの仕切り部と反対側の領域を除いて、リングの外周に
亙って均一に配分されることが有利である。
シリンダの直径mmをDとし、面積mm2をAtotとした場
合に、漏洩路の総面積Atotは、D2/68000乃至D2/5000の
範囲内にあることが適している。この面積がD2/68000以
下となった場合、ピストンリングにおける圧力差の低下
は、リングの摩耗を著しく軽減するために、極めて穏当
なものとなる。D2/5000という面積の上限値は、リング
の摩耗を顕著に減少させることと、燃焼状態、即ち、比
燃料消費量を著しく劣化しないようにすることとの妥当
な妥協である。上述した範囲において、エンジン全体の
作動状態を良好にすることと相俟って、リングの寿命を
有利に延ばすことができる。この面積は、上述した面積
の上限値よりも大きいように選択することができるが、
排気弁が開いた直後にピストンリング下方の圧力が極め
て急速に逃げて、ピストンリングを環状溝内にて持ち上
げ得ないようにする程に大きく選択してはならない。
特に重い負荷が加わるピストンリングにおいて、漏洩
路の周りの応力の集中は、その漏洩路を適宜に設計する
ことにより減少させることができる。応力に関して極め
て有利な一つの実施の形態において、漏洩路の上面の断
面は、少なくとも3つの円弧状部分から成っており、そ
の円弧状部分の内、最外側の2つは、その中心がリング
の下面の上方に位置し、その中間の円弧状部分は、その
中心がリングの下面の下方に位置している。
次に、極く概略図的な図面を参照しつつ、本発明の一
つの実施の形態に関して更に詳細に説明する。添付図面
において、 図1は、シリンダ内に配置されたピストンの環状溝内
に配置された、本発明によるピストンリングの断面の一
部を示す図である。
図2は、リング仕切り部の周りの領域におけるピスト
ンリングの拡大縮尺による斜視図である。
図3は、本発明によるピストンリングの平面図であ
る。
図4は、漏洩溝の周りの領域における図3のピストン
リングのより大きい縮尺による断面図である。
図5は、図4のリング部分の側面図である。
図6は、リングの溝内に挿入されたピストンリングの
より大きい縮尺による断面図である。
図7は、応力に関して有利な形状を有する漏洩路の断
面図である。
図1には、シリンダライナー2内に取り付けられたピ
ストン1が図示されている。該ピストンは、軸方向に分
離した幾つかの環状溝3を有しており、該環状溝の各々
は、図6に図示するように、溝上面4と、溝下面5と、
溝底部6とを有している。ピストン上方の作用チャンバ
8内の気体圧力がピストンの下方の空隙まで拡がるのを
防止するため、ピストンリング7が環状溝内に挿入され
ている。該ピストンリングは、略気密のリング仕切り部
9を有しており、環状溝3内へ取り付けるときリングの
直径が拡張するのを可能にし、また、仕切り部における
リングの両端がリングが摩耗するに伴い互いに引き離れ
ることを可能にする。
環状仕切り部9の設計の一例が図2に図示されてお
り、この場合、仕切り部を通る気体の流れは略防止され
る。環状溝の外縁部は、一点鎖線10で表示されている。
リングの外面11は、シリンダライナー2の内面と当接す
る。リングの仕切り部において、リングの一端は、突出
部12を有しており、該突出部は、リングの他端における
対応する凹部13内に入る。半径方向に向けて、該突出部
12は、リング7よりも狭小であり、リングの内面にて、
該凹部13は、仕切り部の内面に当接する軸方向伸長壁に
より画成されている。また、該突出部12の高さは、リン
グの高さよりも低く、凹部13は、突出部の上面に当接す
る半径方向に当接する壁により上方に画成されている。
該突出部12の断面が凹部13の断面を満たすのに伴い、リ
ング仕切り部の略気密の閉塞状態が達成される。リング
の仕切り部をその他の気体密の方法で設計することは周
知である。
ピストンリング7は、その下面15に形成された幾つか
の漏洩路14を有している。図3に図示した実施の形態に
おいて、該リングは、リングの外周の周りで均一に配分
された10の漏洩路14を有している。これらの漏洩路は、
リング仕切り部9と直径方向に対向する位置に配置され
た2つの漏洩路がリング仕切り部の貫通する直径部分16
の周りで対称に配置され、この直径における。最も重い
負荷が加わるリング領域17がその2つの漏洩路の間に配
置されるようにしてある。これと代替的に、奇数個の路
を備えるようにピストンリングが製造されるならば、領
域17における2つの漏洩路の間の距離は、その他の漏洩
路の間の距離よりも長くする必要がある。
図4に最も明確に図示するように、漏洩路14の長手方
向軸線は、リングの半径方向に対して角度αを有してお
り、このため、外方に流れる漏洩気体は周方向への力を
伴ってピストンリングに作用し、このことは、リングを
環状溝内にて回転させる。この角度αは、例えば、20゜
乃至70゜の範囲とし、図示した実施の形態において、30
゜とする。
図5には、漏洩路14の外端を実線で示し、その内端を
破線で示した、外部から見たピストンリングが図示され
ている。外ピストンリングの高さは6.5mmであり、漏洩
路の高さh=0.5mmで、幅は5mmである。断面図におい
て、漏洩路の底部18は、略直線状であり、該路の側部の
各々はS字形をしており、その側部の各々は、2つの円
弧状部分から成り、その円弧状部分の最外側のものは、
半径Rが2mmであり、その中心がリングの下面15の下方
に位置し、接線方向伸長部が該下面内に伸長する一方、
最内側の円弧状部分は、半径2mmであり、その中心がリ
ングの下面15の下方にあり、接線方向伸長部が一側部に
対して漏洩路の底部18内に伸長し、反対側の側部に対し
て最外側の円弧状部分内に伸長している。勿論、この漏
洩路を四角の断面にて形成することも可能であるが、こ
の場合、該漏洩路の隅部に応力がより集中する箇所が生
じてしまう。図7に図示した代替的な実施の形態におい
て、漏洩路の底部18は、比較的大きい曲率半径を有し、
その中心がリングの下面15の下方に位置した、円弧状の
形状の断面を有する。
図6に図示した断面図において、ピストンリングの下
面15は、溝の下面5に当接し、漏洩路14は、ピストンリ
ングの内面20と溝の底部6との間の環状空隙19を環状空
隙21と気体流れ連通状態にし、この環状空隙21は、シリ
ンダライナー2の内面とピストン1の外面との間にてピ
ストンリングの下方の位置に配置されている。ピストン
リングの上面22は、溝の上面4から多少、下方の距離に
あるため、気体は、シリンダライナー2の内面とピスト
ンの外面との間にてピストンリングの上方に配置された
環状空隙からピストンリングの上方の空隙、環状空隙1
9、漏洩路14を介して環状空隙21内に流動し、該環状空
隙を加圧し、ピストンリングにおける差圧を低下させ
る。
ピストンリングにおける漏洩領域は、リング毎に異な
り、底部のピストンリングは当然に漏洩領域が全くな
く、それは、該底部リングは、ピストンの下方のスペー
スに対して底部シールを形成するからである。
ピストンリングを環状溝3内に配置し、ピストン1を
シリンダライナー2内に挿入すると、リングの直径は、
リングが非応力状態にあるときよりも小さく、外面11付
近にてリング材料に引っ張り応力が生じ、内面20付近の
材料にて圧縮応力が生じる。このため、リングの応力
は、リングの外面11をシリンダライナーの内面と接触し
た状態に保つ。
本発明によるピストンリングは、2行程型及び4行程
型の双方の内燃機関に適用可能であるが、このピストン
リングは、ユニフロー掃気型、即ち、シリンダライナー
の下方部分に掃気空気ポートを有し、シリンダカバーに
排気弁を有する型式の大型の2行程クロスヘッド型エン
ジンにて特に有利である。かかるエンジンは、例えば、
シリンダ径が250乃至1000mmの範囲内にあり、行程長さ
が900乃至2400mmの範囲であり、これらのエンジンは、1
0乃至19バールの範囲の極めて高圧の平均圧力にて作動
することができ、その結果、ピストンリングに大きい負
荷が加わる。こうしたエンジンにおいて、本発明による
ピストンリングは、リングに加わる大きい負荷にも拘わ
らず、ピストンリング及びシリンダライナーの長寿命を
実現することを可能にする。
フロントページの続き (56)参考文献 特公 平2−48737(JP,B2) 米国特許1365348(US,A) 米国特許1988727(US,A) 西独国特許出願公開3924982(DE, A1) 仏国特許1193072(FR,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16J 1/00 - 1/24 F16J 7/00 - 10/04 F02F 5/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のピストン(1)用のピストンリ
    ング(7)であって、該ピストンが、その周面に、軸方
    向に分離した幾つかの環状溝(3)を有し、該環状溝
    (3)の各々が溝上面(4)と、溝下面(5)と、溝底
    部(6)とを有し、複数のピストンリングが該環状溝内
    に挿入されて、ピストンの圧縮行程、及び燃焼行程中、
    上方のピストンリングの上方にある作用チャンバ(8)
    を下方に密封し、複数のピストンリング(7)のうちの
    少なくとも1つのピストンリングが関連する環状溝内の
    溝上面と溝下面との間における軸方向距離よりも低い軸
    方向高さを有し、このため、ピストンリングが環状溝内
    にて軸方向に動くことができ、また、該ピストンリング
    は、略気体密のリング仕切り部(9)を有して、環状溝
    内に取り付けるときリングの直径が伸長することを可能
    にし、また、該ピストンリングが該リングの外周の上方
    に亙って分配された幾つかの漏洩路を有する、ピストン
    リングにおいて、 漏洩路(14)が、溝下面(5)と接触することを目的と
    するリングの下面(15)に形成され、スリット幅を有す
    るスリット状の形状をしており、該スリット幅がリング
    の周方向を向いており、また、軸方向に伸長するスリッ
    トの高さ(h)よりも少なくとも数倍、より大きいこと
    を特徴とする、ピストンリング。
  2. 【請求項2】請求項1又は2に記載のピストンリングに
    おいて、前記スリットの高さ(h)が、1mm以下である
    ことを特徴とする、ピストンリング。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のピストンリングにおい
    て、前記スリットの高さ(h)が、0.35mm乃至0.55mmの
    範囲内にあることを特徴とする、ピストンリング。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載のピストンリングに
    おいて、前記リングの高さが、スリットの高さ(h)よ
    りも少なくとも8倍、より高いことを特徴とする、ピス
    トンリング。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れか1項に記載のピス
    トンリングにおいて、前記スリットの幅が、前記スリッ
    トの最大高さ(h)よりも20倍以内だけ、より広いこと
    を特徴とする、ピストンリング。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れか1項に記載のピス
    トンリングにおいて、リングの仕切り部と直径方向に対
    向する位置に配置された前記リング領域(17)に漏洩路
    (14)が存在しないことを特徴とする、ピストンリン
    グ。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6の何れか1項に記載のピス
    トンリングにおいて、前記リング下面(15)が、少なく
    とも4つの漏洩路(14)を有することを特徴とする、ピ
    ストンリング。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7の何れか1項に記載のピス
    トンリングにおいて、前記リング下面(15)が、6つ及
    び8つ乃至16つの漏洩路(14)を有することを特徴とす
    る、ピストンリング。
  9. 【請求項9】請求項7又は8に記載のピストンリングに
    おいて、前記漏洩路(14)が前記リング(17)の外周に
    亙って均一に配分されることを特徴とする、ピストンリ
    ング。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9の何れか1項に記載のピ
    ストンリングにおいて、シリンダの直径mmをD、面積mm
    2をAtotとした場合、漏洩路の総面積Atotが、D2/68000
    乃至D2/5000の範囲内にあることを特徴とする、ピスト
    ンリング。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10の何れか1項に記載のピ
    ストンリングにおいて、前記漏洩路(14)上面の断面
    が、少なくとも3つの円弧状部分から成っており、該円
    弧状部分の内、最外側の2つが、その中心がリングの下
    面(15)の上方にあり、その中間の円弧状部分が、その
    中心がリングの下面(15)の下方にあることを特徴とす
    る、ピストンリング。
  12. 【請求項12】請求項1乃至11の何れか1項に記載のピ
    ストンリングにおいて、前記内燃機関は、2行程ユニフ
    ロー掃気型クロクヘッドエンジンであることを特徴とす
    る、ピストンリング。
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