JP3142730U - ジョギング及びウオーキング用トレーニングポール - Google Patents

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Abstract

【課題】形状が真っ直ぐなポールのグリップ操作によって生じる上腕部のストレスを軽減させるトレーニングポールを提供する。
【解決手段】ポール本体は外部にグリップ部とシャフト部を一体に形成した二重構造とし、外部は軽量で耐久性と弾力性のある素材を使った中空状のポールにし、グリップ部を推進方向に撓めるように曲げ先端付近をやや上方に反り返した形状にし、握り手小指の下方付近に凸状の突起部を形成し、その下方部分をシャフト部としたその上部に凸状の膨らみ部を形成し、ポール本体の両端を推進方向側へ全体に湾曲して弓状に形成しシャフト部の先端を推進側に反った外部を成し、内部は粒子状或いは繊維状にした木質の素材を圧着した丸棒に形成し外部の中空部分に接着し埋め込み、グリップ部とシャフト部の先端を凹凸状に塞いでポール本体と成し、シャフト部先端の破損防止にプラスチック素材かゴム素材で形成した取り外し可能なキャップが付く。
【選択図】図1

Description

本考案は、ポールを使用したジョギング及びウオーキング運動中の、グリップ操作によって起こる身体の手や手首及び前腕などに生じるストレス感を軽減させて、効率的なグリップ操作ができる使い易い構造のポール本体に関する。
従来のジョギング及びウオーキングにおいて使用する専用のポールの形状は、グリップからシャフト先端までが真直ぐな形状しており、シャフトの先端には専用のゴム製部品が付けられ、長さを調節するタイプもあるものの外観はスキーポールと同じ形状である。
従来のウオーキング等の運動に併用しているポールの構造は、スキーポールの形状に似た全体が真直ぐなポールを使用していることが多く、その場合、片方のポールを前方へ漕ぎ出した状態のグリップを握った手の位置は肘よりも高く上がり、その状態でグリップを後方へ押し出すと、身体の上半身が一旦上に伸び上がる作用をした後に前方へ移動する動作になり、いわば身体を軽くジャンプしながら前進するような連続した上下作用を伴いながらポールを操作する為に、身体の主に手や手首、前腕などの腕の部位に生じるだるさや違和感が運動時間の経過と共にストレスとなって蓄積されることが要因となり、腕の振り幅も減少し結局はポールを引きずってしまい、ポールを使用した運動動作を長続き出来ないことから、ポールのグリップ操作時に生じる手や手首、前腕などの腕の各部のストレスを軽減させるポールの形状にしてジョギングやウオーキングの運動動作に適した使い易いポールの構造にすることが課題である。
本考案は請求項1のとおり、ポール本体の外部にグリップ部分とシャフト部分を一体に形成した二重構造とし、外部は軽量で耐久性と弾力性のある素材を使った中空状のポールにグリップ部分とシャフト部分を形成してポール本体の外観を成し、そのグリップ部分は推進方向に撓めた状態に曲げながら先端付近をやや上方に反り返した形状にし、握り手の四指のズレ防止のために、小指の下方付近に凸状の突起部を形成して、その凸状の突起部から下方をシャフト部分とし、そのシャフト部分に掛かる過重の負担を補強する為にその上部が凸状の膨らみを形成しながら弓状に湾曲したシャフト部分と、その先端が推進方向側に反った形状を成したポール本体の外部と成り、ポール本体の内部は粒子状あるいは繊維状にした木質の素材を圧着して丸棒に形成して、外部の中空部分に接着し埋め込み、グリップ部分の先端を凸状に塞ぎ、またシャフト部分の先端は凹状に塞いでポール全体を弓状にした二重構造のポール本体を形成し、しかもシャフト部分先端の破損防止にプラスチック素材かゴム素材で形成した取り外し可能な、ポール本体の形状に係るキャップが付くことを特徴とする。
本考案のジョギング及びウオーキング用トレーニングポールの場合、ポール本体のグリップ部分の形状が、自然木の枝のように推進方向に撓んだように弓状に湾曲して形成されているので、グリップ操作時の握り手は常に肘より低い位置で操作しないとシャフトの先端が接地面を上手く押し出しできない構造に形成されており、握り手の動きが通常の歩行時の手の振り状態に近づき、グリップ操作時の握り手は自然と肘よりも低い状態に保つことが出来るので上半身の上下作用が少なく、歩行時の腕振り動作のようにグリップ操作が自然に前後にできることで、手や手首及び前腕の疲労によるストレス感が軽減され、ポールが使い易くなって運動意欲を持続して持てるようになり、またポール本体内部に木質素材で形成した丸棒を埋め込んで内部の密度を高めたことでシャフトの先端を接地面に突いた時に自然木の枝を突いた感覚が持てる。
本考案のジョギング及びウオーキング用トレーニングポールは、図1に示すように、外部Gと内部Nの形状から成る構造を組み合わせた二重構造に形成され、その外部Gは軽量で耐久性と弾力性のある素材の中空状のポールに、図1及び図4に示すように、グリップ部2とシャフト部3を形成して成し、グリップ部2を形成する中空状のポールの一方を推進方向に撓めた状態に曲げて先端付近をやや上方に反り返した形状にすることで、グリップ部2を握った手は前方に下げた状態になり、グリップ操作時の握り手は常に肘より低い位置を維持して操作でき、その握り手の小指の下方付近に四指のズレ防止の為にグリップ前方凸部4を形成してグリップ部2と成る。
シャフト部3は、図1及び図4に示すように、グリップ部2のグリップ前方凸部4の下方から先端までとし、そのシャフト部3の上部にあたる、グリップ前方凸部5の背面付近のシャフト部分に掛かる過重の負担を補強する為に、凸状のシャフト膨らみ部5に形成し、グリップ部分とシャフト部分の両端を推進方向側へ撓ませたように全体を湾曲して弓状に形成したポール本体の外部とした、そのシャフト部分の先端は推進方向側に反った形状を成し、図1に示すように、ポール本体1の内部Nは粒子状あるいは繊維状にした木質の素材を圧着した丸棒Pを形成して、外部Gの中空部分に埋め込んで接着し、グリップ部2の先端を凸状に塞ぎ、またシャフト部3の先端を凹状に塞いで、ポール全体を弓状に形成した二重構造のポール本体1に形成したことで、グリップ部2の握り手が常に肘より低い位置で操作しなければ、シャフト部3の先端が接地面を上手く押し出しできない構造と成り、図1及び図2、図3に示すように、そのシャフト部3の先端の破損防止にプラスチック素材かゴム素材で形成した取り外し可能な、ポール本体1の形状に係るシャフト先端キャップ6を付けて成る。
本考案の二重構造に係るポール本体の縦断面図である。 ポール本体にシャフト先端キャップを取り付けた状態の側面図である。 ポール本体の形状に係る、先端キャップの縦断面図である。 ポール本体の正面図、側面図、上面図である。
符号の説明
1 ポール本体
2 グリップ部
3 シャフト部
4 グリップ前方凸部
5 シャフト膨らみ部
6 シャフト先端キャップ
P 丸棒
G 外部
N 内部

Claims (1)

  1. 本考案のポール本体は、外部にグリップ部分とシャフト部分を一体に形成した二重構造を有し、外部を軽量で耐久性と弾力性のある素材で形成された中空状のポールのグリップ部分を推進方向に撓めた状態に曲げ先端付近をやや上方に反り返して形成し、グリップ部分の前方に凸状の突起部を形成し、その凸状の突起部から下方をシャフト部分とした上部に凸状の膨らみ部分を形成しながら弓状に湾曲したシャフト部分と、その先端が推進方向側に反った形状を成したポール本体の外部と成り、内部は粒子状あるいは繊維状にした木質の素材を圧着して丸棒に形成し、外部の中空部分に接着して埋め込み、グリップ部分の先端を凸状に塞ぎ、またシャフト部分の先端は凹状に塞いでポール全体を弓状にした二重構造のポール本体を形成し、しかもシャフト部分の先端にプラスチック素材かゴム素材で形成した取り外し可能な、ポール本体の形状に係るキャップが付くことを特徴としたジョギング及びウオーキング用トレーニングポール。
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