JP3145919U - ゴルフグリップ - Google Patents

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JP3145919U JP2008004099U JP2008004099U JP3145919U JP 3145919 U JP3145919 U JP 3145919U JP 2008004099 U JP2008004099 U JP 2008004099U JP 2008004099 U JP2008004099 U JP 2008004099U JP 3145919 U JP3145919 U JP 3145919U
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二郎 富樫
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二郎 富樫
富樫 健太
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Abstract

【課題】スイング時の方向性が良く、飛距離がアップするゴルフグリップを提供する。
【解決手段】先端部11より後部13にかけてその外形をほゞ平行状に形成してこの部分に利き腕となる片方の手を添える。後部13より緩やかなテーパ状カーブとなし且つ後部中間14より端部12にかけて曲線状となる急傾斜部15を形成してこの部分に他方の手を添える。
【選択図】図2

Description

本考案は、方向性が良く飛距離がアップするゴルフグリップに関する。
ゴルフクラブのグリップは、把持したときに握りやすく滑りにくいものが要求されるためグリップの表面に凹凸を付したり複数の素材を積層して形成するものや、全体に角度を付けてテーパ状としたものなど種々工夫されている(例えば特許文献1〜4参照)。
特開2006−110016号公報 特開平10−15133号公報 特開2002−320693号公報 登録実用新案第3113507号公報
特許文献1に記載のものは、雨天時の使用において滑りにくくフィット感を持たせるために合成樹脂等の比較的剛性の高い本体の表面に天然ゴム組成物を被覆したことを特徴とした二重構造のものであり、グリップ自体が単一素材でないため製造コストがかかるという問題と雨天時の使用を念頭においているため晴天時にはさほどの有用性が認められないなどの懸念がある。
特許文献2に記載の技術は、ヘッド側に重心が寄ることなく握り時に安定感をもつことのできるゴルフクラブに関わるものであり、そのためにグリップ該当個所のシャフトの径を端部に向かって大きくなるテーパ状段部としたもので、当然ながらグリップも端部に向かって徐々に径が拡大するテーパ状に形成したことを特徴としている。この技術はシャフト自体をテーパ状に形成するというものであるからグリップもこのような特定形状のシャフトに合わせる必要があり、既存のゴルフクラブにそのまゝ適応できない等の不利がある。
特許文献3に記載のものは、握りやすく且つ滑り難くするためにグリップの外径のテーパ率を2%以下とした構成を特徴としたもので、それまでの従来グリップのテーパが4%以上であったものを改良した点を強調した技術であるが、単に従来品と比較してなだらかなテーパとしたに過ぎず、初心者や握力の弱いプレーヤなどが把持しやすいといった利点以外の効果は窺知されない。
特許文献4に記載の技術は、テーパ状としたゴム製グリップの後部に外周面を凹凸形状とした滑り止めの弾性管を取り付けたことを特徴としたものであり、滑り止め効果は所期されてもゴム製のグリップに更に弾性管を取り付けるためその分製造コストがかゝるという問題点がある。
本考案は簡単な構造ながら握り具合がよく、既存のシャフトに実施できて方向性もよく、飛距離のアップを可能としたゴルフグリップを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本考案は、ゴルフクラブのシャフトに嵌合される生ゴム等の素材で構成されるゴルフグリップにおいて、先端部より後部にかけてその外形をほゞ平行状に形成するとともに後部より緩やかなテーパ状カーブとなし且つ後部中間より端部にかけて曲線状となる急傾斜部を形成し、而して該急傾斜部に連なる終端部に丸みを付したことを特徴とするゴルフグリップである。
前記グリップは全長がほゞ270mm、後部より終端部に至るまでの長さが80mm、先端部より後部までの外径が20mm台と細く、後部中間が33mm程度、急傾斜部端の最大径が40mm程度と太く形成したものであることを特徴としている。
本考案は従来例に示したテーパ形グリップのように先端部から終端部までの全体が連続状の傾斜角度を有するものではなく、利き腕が右の場合、右手の手のひらが触れる長尺部分の外形はほゞ平行状としてあるので握りやすく、このとき左手は緩いテーパ状の後部から太くした急傾斜部にかけてフィットできるため確固とした握り感触が得られクラブスイング時にグリップの握り具合が安定する。急傾斜部は曲線状としてあるため手のひらの小指側膨隆面が密着支持されてスイング時に妄動することがなく、フェース面が的確にボールを捕捉するとともにヘッドを大きく前に出すことができて方向性がよく飛距離を大幅にアップすることができる。また握り具合が良いため握力の弱い女性やシニア等が使用するにも最適な製品といえる。
図面に基づき本考案を説明すると、図1は生ゴムからなる本案グリップ10を取り付けたゴルフクラブの概略を示し、1は先端部にヘッド2を設けたシャフトであり、該シャフト1は通常使用されている形体のものを使用でき、グリップ10を取り付けるための特別な加工を必要とせず、クラブの種類も特に限定はない。
図2は本案グリップ10の外観を示したもので先端部11(図では下端位置)から終端部12(図では上端位置)までの全長は270mmあり、先端部11から後部13までは全体の長さの三分の二強である190mmあるため後部13から終端部12までの長さは80mmとなる。先端部11がやゝ細径であるが太さは微差であるため後部13までの外形の太さはほゞ平行状に目視される。好ましくは先端部2の外径が20.4mmで後部3周辺は25mmとする。
後部13より緩やかなテーパ状カーブが形成され、後部中間14付近では外径が33mm程度とやゝ太くなり、そして後部中間14より端部にかけて急傾斜部15が形成される。この急傾斜部15も曲線状となっていて、急傾斜部15に前記終端部12が丸みを帯びて連なっている。
急傾斜部15端の外径は最大40mmあり、したがってグリップ10はあたかも野球のバットのような外観を呈している。図3に示すようにグリップ10を握ったときに右利きの場合、当然ながら右手は先端部11から後部13の間に位置するので従来どおり違和感のない握り感触が得られる。他方左手の夫々の指は後部13から急傾斜部15にかけて納まり、それらの指が後部13の緩いテーパ状部と急傾斜部15の持つ曲線状面とのバランス良い曲折位置に適合する。
すなわち従来品は平板なテーパ状部を形成したにすぎないが、本考案において位置決めされる指は夫々に相応しい適度な傾斜位置に納まり、スイング時に接触面の摩擦力も働いてクラブを大振りしても所謂ブレを生じることがなく、方向性が良いためアイアンに適し飛距離アップにつながるため通常の既存のグリップを取り付けたクラブに比較したとき、本案グリップを取り付けたクラブ使用時の飛距離は15ヤード〜20ヤードも延びるという好結果が得られた。
なお本考案は寸法、材質などは上記したところに限定されるものではなく、具体的に示した数値は一例であるから、同じ目的効果を奏する範囲において女性などの場合、前記した数値とは異なることが想定されることは当然であり、グリップ10の素材も生ゴム以外の合成ゴム、合成樹脂などで形成できること勿論である。しかして本案グリップは完成時に前述した構成であれば良く、たとえば先端部11から後部13にかけてと、後部13から終端部12に至る個所を別体とし、それらを接合するなどして形成することもできるが、これらも本考案の実施の範疇に属するものである。
本案グリップを取り付けたゴルフクラブの概略図である。 本案グリップを示す拡大図である。 本案グリップの使用例を示す概略図である。
符号の説明
10 グリップ
11 先端部
12 終端部
13 後部
14 後部中間
15 急傾斜部

Claims (2)

  1. ゴルフクラブのシャフトに嵌合される生ゴム等の素材で構成されるゴルフグリップにおいて、先端部より後部にかけてその外形をほゞ平行状に形成するとともに後部より緩やかなテーパ状カーブとなし且つ後部中間より端部にかけて曲線状となる急傾斜部を形成し、該急傾斜部に連なる終端部に丸みを付したことを特徴とするゴルフグリップ。
  2. 前記グリップは全長がほゞ270mm、後部より終端部に至るまでの長さが80mm、先端部より後部までの外径が20mm台と細く、後部中間が33mm程度、急傾斜部端の最大径が40mm程度と太く形成したものであることを特徴とする請求項1記載のゴルフグリップ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017063891A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社ダイヤコーポレーション ゴルフクラブのグリップ部に取り付け自在な矯正用補助グリップ

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