JP3142624U - ペット用ドライヤー - Google Patents
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Abstract
【課題】毛の散乱やゴミが舞い飛ぶことを防ぎつつ、乾燥効率の高いペット用ドライヤーを提供する。
【解決手段】ヘッド部1と、吸引及び分離機能を有する本体とを吸引ホースで連結したペット用ドライヤーにおいて、ヘッド部1は、空気を加熱する電熱部6と、温風流出部8a,8bと、吸引口10とより成り、本体は、水分及びゴミを捕集するタンク部と、吸引装置と、固気分離のフィルター付き排気口とより成る。
【選択図】図1
【解決手段】ヘッド部1と、吸引及び分離機能を有する本体とを吸引ホースで連結したペット用ドライヤーにおいて、ヘッド部1は、空気を加熱する電熱部6と、温風流出部8a,8bと、吸引口10とより成り、本体は、水分及びゴミを捕集するタンク部と、吸引装置と、固気分離のフィルター付き排気口とより成る。
【選択図】図1
Description
本考案は、温風を生成、流出できるヘッド部と、吸引と分離ができる本体とを吸引ホースで連結したペット用ドライヤーに関する。
従来、ペット用ドライヤーは、ペットショップなどで用いられており、例えば、特許文献1のように、キャスターを備えたスタンドの上部に外側から挿入して締付けボルトにより固定された二又形の支持体に、電動モータで駆動回転されるファンにより発生する風をヒータ手段で加熱して吹出管から温風が吹き出されるようにしたドライヤー本体を取り付けるものなどがあった。
実用新案登録第3063682号公報
従来のペット用ドライヤーは、温風を吹き出すように構成されているため、ペットに付着した水分を乾燥させることには適しているが、ペットの抜け毛や毛に付着したゴミが温風により吹き飛ばされるため、特に家屋内での使用において、毛の散乱やゴミが飛散するおそれがあった。
一方、毛の散乱やゴミが舞い飛ぶことを防ぐために、掃除機等の吸引装置を利用する場合、一般の掃除機のみでは、水分を一緒に吸引し難い問題点があった。
また、水分も吸引できるドライヤーであれば、乾燥効率を高めるべく温風を利用したものであって、その温風が効率よくペットにあたるような構造が望ましかったが、そのような物の提案はなかった。
本考案のペット用ドライヤーは、温風流出部と空気の吸引口とを有するヘッド部と、吸引及び分離機能を有する本体とを吸引ホースで連結したペット用ドライヤーであって、前記ヘッド部は、空気を加熱する電熱部と、温風流出部と、吸引口とより成り、前記本体は、水分及びゴミを捕集するタンク部と、吸引装置と、固気分離のフィルター付き排気口とより成るペット用ドライヤーとしたことで、前記従来の問題点を解決したのである。
前記電熱部で生成された温風は、吸引を行うことで、前記温風流出部を通って、ペットにあたった後、吸引口から吸引される。ここで、前記温風流出部は、前記電熱部で生成された温風をペットに効率良くあてるために設けたものであって、前記目的を達成できるものであれば形状は問わない。
前記吸引口からは、空気とともに、ペットに付着した水分及びペットの毛やゴミも同時に吸引し、前記吸引ホースを通過した後、まず、前記タンク部で水分及び大きいゴミを分離、捕集する。その後、前記固気分離フィルターにより微細な毛やゴミを取り除き、前記排気口より排気される。
前記ヘッド部には、操作性向上のため、操作盤を設置し、本体を制御することができるようにしてある。
また、前記水分及びゴミを捕集するタンク部と、前記吸引装置とは、一体であるか否かを問わず、前記タンク部と前記吸引装置とを吸引ホースで連結することもできる。この場合、前記吸引装置は家庭用電気掃除機を利用することができる。
また、前記ヘッド部の吸引口には、ブラッシング機能を追加すべく、ブラシを着脱自在に取り付けることができる。該ブラシは、対象となるペットの毛の太さや長さに応じて異なるブラシ片のものを採用できる。
また、本考案の他のペット用ドライヤーは、乾燥効率を高めるべく、前記ヘッド部の吸引口に中空のブラシ片より成るブラシを取り付け、ブラシ片の先端から温風が流出することを特徴とする。
本考案の請求項1記載のペット用ドライヤーによれば、ヘッド部に温風流出部を設けたことで、電熱部の熱が効率よく吸入空気を加熱し、ペットにあたって、吸引される効果がある。
また、本体に、水分及びゴミを捕集するタンク部と、排気口の固気分離のフィルターとを設けたことで、吸引と分離が合理的に行われ、水分やゴミが入り込むことなく使用できるものとなった。
本考案の請求項2記載のペット用ドライヤーによれば、水分及びゴミを捕集するタンク部と、吸引装置とを分離したことで、前記吸引装置については家庭用電気掃除機を利用するといった、柔軟な構成での使用が可能となった。
本考案の請求項3記載のペット用ドライヤーによれば、ヘッド部に操作盤を設け本体を制御することで、操作性が向上した。
本考案の請求項4記載のペット用ドライヤーによれば、ヘッド部の吸引口に着脱自在のブラシを取り付けたことで、ドライヤーにブラッシング機能を追加し、ペットの状態に応じてブラシの形状を変えるなど性能向上と利便性を高めた。
本考案の請求項5記載のペット用ドライヤーによれば、中空のブラシ片の先端部を温風流出部としたことで、温風がペットの毛の根元部分の皮膚へ直接あたるため、乾燥効率が向上した。
温風流出部と空気の吸引口とを有するヘッド部と吸引及び分離機能を有する本体とを吸引ホースで連結したペット用ドライヤーにおいて、前記ヘッド部は、吸引口と、空気を加熱する電熱部と、温風流出部と、本体を制御する操作盤より成り、前記温風流出部は、前記吸引口に中空ブラシ片よりなるブラシを取り付け、前記ブラシ片の先端から温風が流出することとしたものであって、前記本体は、水分及びゴミを捕集するタンク部と、吸引装置と、固気分離のフィルター付き排気口とより成ることを特徴としたペット用ドライヤーである。
本考案の実施例を図1及び図2について説明すれば、このペット用ドライヤーは、図2図示のように、ヘッド部1と吸引及び分離機能を有する本体2とを、吸引ホース15で連結したものである。
前記ヘッド部1は、下面に開口部を設けた略直方体形状であって、図1(a)図示の通り、内側に仕切り1bを設けて前記開口部を仕切り、該仕切り1bの前方の開口部を温風流出部8a、後方の開口部を吸引口10とした。また、前記ヘッド部1の先端部に空気の吸入口9を設けて、該吸入口9と前記流出部8aの間に、空気を加熱する電熱部6を内装した。
前記仕切り1bには、図1(a)、(c)図示の通り、前記吸引口10側に伸びる略円筒状の温風流出部8b、8bを設けた。
また、前記ヘッド部の開口部の前縁部に、空気の流れを遮断するためのガード7を設けた。
次に、前記本体2は、水分及びゴミを捕集するタンク部16と、吸引動力部17及び該吸引動力部17に接続されたファン18と、固気分離のフィルター19、排気口20とより成る。
前記において、吸引時には、図1(b)図示の各矢示の方向に空気が流動する。これにより、前記電熱部6で生成された温風は、一部は前記温風流出部8aからペット5にあたり、吸引口10から吸引される。また、一部は図1(c)図示の通り、前記温風流出部8b、8b及び仕切り1bの下方を通過し、吸引される。これにより、ペットの体の表面の広範囲に温風をあてることができる。
また、前記吸引口10からは、空気とともに、ペットに付着した水分12、12及びペットの毛11、11も同時に吸引する。これらは、前記吸引ホース15を通過した後、まず、前記タンク部16で水分12、12及び長い毛11、11、を分離し、捕集する。その後、前記フィルター19により微細な毛やゴミを取り除き、前記排気口20より排気される。
ここで、前記ヘッド部1には、操作性向上のため、操作盤31を設置し、本体を制御することも可能である。
前記実施例によれば、温風に加え、水分も吸引されるため、ペットの乾燥が早く、また、前記温風流出部8を設けたことで、一度により広い範囲での乾燥が可能となり、乾燥効率の高いペット用ドライヤーとなった。
本考案の他の実施例を図3及び図4について説明すれば、このペット用ドライヤーは、実施例1記載のペット用ドライヤーから、温風流出部8bを除き、ヘッド部1の吸引口10に、ブラシ13を着脱自在に取り付けたものである。
前記ブラシ13の基部の取付板には、空気を通過させるための孔14、14を設けた。
また、ブラシの高さに合わせて、前記開口部10の後縁部にもガード7を設けた。
前記において、吸引時には、図3(b)図示の各矢示32、33の方向に空気が流動する。これにより、前記電熱部6で生成された温風は、前記温風流出部8aからペット5にあたり、孔14、14を通過して吸引口10から吸引される。
ここで、図4図示の通り、前記ヘッド部1の両側面に、温風流通部22、22を設けることもできる。これにより前記電熱部6で生成された温風は、一部は前記温風流通部8aからペットにあたり、一部は前記温風流出部8b、8b及び仕切り1bの下方を通過し、吸引される。これにより、ペットの毛に邪魔されて吸引力を落とすことなく、ペットの体の表面の広範囲に温風をあてることができる。
前記実施例によれば、前記ブラシ13を装着すれば、ブラッシング機能も加えることができ、作業時間も短縮できた。
本考案の他の実施例を図5について説明すれば、このペット用ドライヤーは、実施例1記載のペット用ドライヤーのタンク部16及びフィルター19と、吸引動力部17及び該吸引動力部17に接続されたファン18とを分離して、タンク装置3と吸引装置4とし、吸引ホース26で接続したものである。
前記において、微細な毛やゴミを取り除くための、固気分離のフィルター21は、前記吸引ホース26の接続部に取り付けた。
また、前記吸引装置4は、専用の吸引装置以外にも、家庭用電気掃除機などの公知の吸引装置を使用することもできる。
本考案の他の実施例を図6について説明すれば、このペット用ドライヤーは、ヘッド部1の吸引口10に中空ブラシ片24より成るブラシ30を取り付け、前記ブラシ片24、24のそれぞれの先端に設けた複数の小孔25、25から温風を同図矢示34、34のように流出させるものである。
前記ブラシ30の基部はパイプ23、23を用いたが、空気を通過させることができるものであれば、中空盤でもよく、構造は問わない。
前記において、吸引時には、図6(c)図示の各矢示の方向に空気が流動する。前記電熱部6で生成された温風を仕切り1bに接する端部から前記ブラシ片24に送る。また、該ブラシ片24の先端部には小孔25、25が複数設けられており、そこを温風が通過する。通過した温風及び、ペット5に付着した水分12、12及び毛11、11は、前記パイプ30、30間の隙間から吸引される。
前記実施例において、温風がペットの毛の根元部分の皮膚に温風があたることになり、乾燥の時間が短縮される。
1 ヘッド部
1a ヘッド部外装
1b 仕切り
2 本体
3 タンク装置
4 吸引装置
5 ペット
6 電熱部
7 ガード
8a、8b、22 温風流出部
9 吸入口
10 吸引口
11 毛
12 水分
13 ブラシ
13a、24 ブラシ片
14 孔
15、26 吸引ホース
16 タンク部
17 吸引動力部
18 ファン
19、21 フィルター
20 排気口
23 パイプ
25 小孔
30 ブラシ
1a ヘッド部外装
1b 仕切り
2 本体
3 タンク装置
4 吸引装置
5 ペット
6 電熱部
7 ガード
8a、8b、22 温風流出部
9 吸入口
10 吸引口
11 毛
12 水分
13 ブラシ
13a、24 ブラシ片
14 孔
15、26 吸引ホース
16 タンク部
17 吸引動力部
18 ファン
19、21 フィルター
20 排気口
23 パイプ
25 小孔
30 ブラシ
Claims (5)
- 温風流出部と空気の吸引口とを有するヘッド部と、吸引及び分離機能を有する本体とを吸引ホースで連結したペット用ドライヤーにおいて、前記ヘッド部は、空気を加熱する電熱部と、温風流出部と、吸引口とより成り、前記本体は、水分及びゴミを捕集するタンク部と、吸引装置と、固気分離のフィルター付き排気口とより成ることを特徴としたペット用ドライヤー。
- 水分及びゴミを捕集するタンク部と、吸引装置とを吸引ホースで連結したことを特徴とする請求項1記載のペット用ドライヤー。
- ヘッド部に本体を制御する操作盤を設けたことを特徴とする請求項1記載のペット用ドライヤー。
- ヘッド部の吸引口にブラシを着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のペット用ドライヤー。
- ヘッド部の吸引口に中空ブラシ片よりなるブラシを取り付け、前記ブラシ片の先端から温風が流出するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のペット用ドライヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002205U JP3142624U (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | ペット用ドライヤー |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008002205U JP3142624U (ja) | 2008-04-08 | 2008-04-08 | ペット用ドライヤー |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015228996A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | 徹 上河 | 集塵用ホース及び集塵装置 |
WO2021060733A1 (ko) * | 2019-09-27 | 2021-04-01 | 주식회사 비엠스마일 | 애완동물용 브러쉬 |
WO2024022250A1 (zh) * | 2022-07-29 | 2024-02-01 | 苏州市伟克斯电器有限公司 | 一种宠物护理机及护理宠物毛发的方法 |
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2008
- 2008-04-08 JP JP2008002205U patent/JP3142624U/ja not_active Expired - Fee Related
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