JP3142518U - パソコン等キーボード用ハンドレスト - Google Patents

Abstract

【課題】パソコン・ワープロ等のキーボードを打つ作業に伴う、手、腕、肩等の疲労を軽減し、より作業効率を向上させるためにパソコン等キーボード用ハンドレストを提供しようとするものである。
【解決手段】ハンドレスト本体１は、長方形の板の両端に脚部を接合し上部に手を乗せる構造とし、キーボード２の手前もしくは、キーボード２の手前部分にかぶせるように設置する。ハンドレスト本体１の上部に手のひら３の底掌部分を置くことにより、腕の重量を支える支点ができる。
【選択図】図２

Description

本考案はパソコン等を使用する際、キーボード手前上方に手のひらの底掌部分を置くスペースを作ることにより、キーボードを打つ作業に伴う手・腕・肩等の疲労を軽減することができるパソコン等キーボード用ハンドレストに関するものである。

狭いパソコンデスク等を用いてパソコン等のキーボードを打つ作業を行う際手を置くスペースが少なくさらに長時間手を宙に浮かせた状態を保つことがありその姿勢を維持するために手・腕・肩等に負担がかかり疲労がたまる事が多かった。

スペースに余裕のあるデスク、または昨今のノートパソコン等はキーボード上手前部分に手を置くスペースが確保されており、底掌部分を接地した状態でキーを打つことが可能であるが、手首から手の甲、指先にかけてわずかにこれを上方に維持する状態が必要であり、手のひら指先にも力が入り負担がかかる事があった。

考案が解決しようとする課題

本考案はパソコン・ワープロ等のキーボードを打つ作業を長時間行うと手、腕、肩等に疲労がたまりやすいことに着目し、人間の腕の重量を受けるように支えるスペースをキーボード手前上方に作ることによりパソコン作業等に伴う身体的疲労やストレスを軽減させようとするものである。

課題を解決するための手段

ド手前もしくはキーボード手前部分にかぶせるように設置する。
ここに手のひらの底掌部分を置くことにより腕の重量を支える支点ができる。
本来キーボードのキーは上方からたたくように設計されており、キーボードより高い位置に手のひらの底掌部分を置くことにより腕、手首、手の甲にかけてのラインがよりフラットな状態に近くなり指先の力も抜けて、上から下へより理に適った状態で長時間、軽快にキーボードを打つことが出来、手、腕、肩等の負担や疲労を軽減する等の問題を解決している。

ハンドレスト本体の形状は、長方形の板の両端に脚部を接合して上部に手を乗せる構造となる。強度を持たせることにより腕の重量を支えることが可能となる。

実地例

以下、添付図面に従って一実施例を説明すれば １はハンドレスト本体２はパソコンキーボード ３は手である。

本考案の実施例は上記のような構成で長時間キーボードを打つ際疲労が軽減できるだけでなく、デスクトップ、ノートパソコン、ワープロなどあらゆるタイプの機種のキーボードに対応が可能である。
また脚部の高さや天板を前後に傾斜させる調節機能を付加することにより、利用者に幅広く対応でき、構造も簡単、しかもローコストで工業生産も容易である。

本考案の全体を示す斜視図である。 本考案の側面図及び実施例である。

符号の説明

（１） ハンドレスト
（２） キーボード
（３） 手

Claims (1)

1. 本体をパソコン等キーボードの外形に余裕をもって設置するように強度剛性のあるプラスチック等の素材を用い、キーボードの幅より余裕のある長さと奥行きの３分の１程度の長さをもたせた長方形の板を作る。その板を上部天板とし、両端にキーボードの高さより余裕をもたせた寸法を有する脚部を接合し、
   

   

   本体をキーボードの手前もしくは上部手前にかぶせるように設置することによりキーボードより手前さらに数ミリ又は数センチ高い位置に手を置くスペースが確保できる。 これによりパソコン等の作業の際、キーボードの打ち込みが楽になり手・腕・肩等の疲労を軽減することを特徴とするパソコン等キーボード用ハンドレスト。

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