JP3142309B2 - 養毛剤 - Google Patents
養毛剤Info
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- JP3142309B2 JP3142309B2 JP03153983A JP15398391A JP3142309B2 JP 3142309 B2 JP3142309 B2 JP 3142309B2 JP 03153983 A JP03153983 A JP 03153983A JP 15398391 A JP15398391 A JP 15398391A JP 3142309 B2 JP3142309 B2 JP 3142309B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、養毛剤に関し、特に外
用塗着の養毛剤に関する。
用塗着の養毛剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】諸国において、頭髪の脱毛に悩んでいる
人は多い。古来から、多数の育毛剤や養毛剤が開発さ
れ、商品が販売されてきた。しかし、脱毛症で悩んでい
る人にとって、十分に満足できるものでない。
人は多い。古来から、多数の育毛剤や養毛剤が開発さ
れ、商品が販売されてきた。しかし、脱毛症で悩んでい
る人にとって、十分に満足できるものでない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】脱毛の多くは、神経過
敏による血行虚弱が原因で、肌、皮膚、髪に栄養が行き
届かないために脱毛する。そして、特に、脂性による脂
溢性脱髪、円形状態に脱毛した斑禿に悩んでいる人が多
い。
敏による血行虚弱が原因で、肌、皮膚、髪に栄養が行き
届かないために脱毛する。そして、特に、脂性による脂
溢性脱髪、円形状態に脱毛した斑禿に悩んでいる人が多
い。
【０００４】本発明者は、これらの生薬について長年に
わたって研究し、中国医学に基づいて温経通路、活血化
お、養血、補血の原則を運用した結果、上記脱毛症に対
して顕著な効果を有する養毛剤を開発することができ
た。
わたって研究し、中国医学に基づいて温経通路、活血化
お、養血、補血の原則を運用した結果、上記脱毛症に対
して顕著な効果を有する養毛剤を開発することができ
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、頭部
の毛孔を刺激し、痒み止めに有効な花椒１０〜１５重量
％と、血流の留滞を除去して活血をはかる丹参１５〜２
０重量％と、虚を補養して補血する人参２５〜３０重量
％と、生髪を促進する何首烏２５〜３０重量％、側柏葉
１０〜１５重量％の生薬を含有していることを特徴とす
る養毛剤を提供するにある。
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、頭部
の毛孔を刺激し、痒み止めに有効な花椒１０〜１５重量
％と、血流の留滞を除去して活血をはかる丹参１５〜２
０重量％と、虚を補養して補血する人参２５〜３０重量
％と、生髪を促進する何首烏２５〜３０重量％、側柏葉
１０〜１５重量％の生薬を含有していることを特徴とす
る養毛剤を提供するにある。
【０００６】
【作用】本発明の養毛剤を頭部の禿部や薄毛部に塗着す
ると、含有している花椒によって毛根部を刺激するとと
もに毛細血管を拡張し、また含有している丹参によって
頭部に血流が停滞するのを防いで血行を良くし、含有し
ている人参によって血虚を補充して補血をはかり、さら
に含有している何首烏、側柏葉によって頭部の充血状態
を持続し、頭髪の養毛、育毛、発毛を促進することがで
きる。
ると、含有している花椒によって毛根部を刺激するとと
もに毛細血管を拡張し、また含有している丹参によって
頭部に血流が停滞するのを防いで血行を良くし、含有し
ている人参によって血虚を補充して補血をはかり、さら
に含有している何首烏、側柏葉によって頭部の充血状態
を持続し、頭髪の養毛、育毛、発毛を促進することがで
きる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を実施例にもとづいて説明す
る。本発明の養毛剤は、頭部の毛孔を刺激するための花
椒と、血流の留滞を除去して活血をはかる丹参と、虚を
補養して補血する人参と、生髪を促進する何首烏、側柏
葉の生薬を含有していることを特徴とするもので、これ
らの生薬の粉末や、細切れ、顆粒等をエチルアルコ−ル
等の薬用アルコ−ルに浸漬し、ろ過して精製している。
る。本発明の養毛剤は、頭部の毛孔を刺激するための花
椒と、血流の留滞を除去して活血をはかる丹参と、虚を
補養して補血する人参と、生髪を促進する何首烏、側柏
葉の生薬を含有していることを特徴とするもので、これ
らの生薬の粉末や、細切れ、顆粒等をエチルアルコ−ル
等の薬用アルコ−ルに浸漬し、ろ過して精製している。
【０００８】本発明の養毛剤の配合としては、たとえば
花椒を１０〜１５重量％、丹参を１５〜２０重量％、人
参を２５〜３０重量％、何首烏を２５〜３０重量％、側
柏葉を１０〜１５重量％とするのが好ましい。そして、
上記のようにエチルアルコ−ルに３〜５日間浸漬して、
ろ過し、適宜な香剤を添加して精製することができる。
花椒を１０〜１５重量％、丹参を１５〜２０重量％、人
参を２５〜３０重量％、何首烏を２５〜３０重量％、側
柏葉を１０〜１５重量％とするのが好ましい。そして、
上記のようにエチルアルコ−ルに３〜５日間浸漬して、
ろ過し、適宜な香剤を添加して精製することができる。
【０００９】上記花椒は頭部の毛孔を刺激して毛根を活
性化するとともに、痒み止めに有効である。丹参は頭部
の血流の留滞を除去して活血をはかり、人参は血虚を補
養する。人参は高価であるが、ひげ人参が安価に利用で
きて好ましい。また、何首烏、側柏葉は生髪の作用を有
し、これらの生薬の配合で、経路を通じ、養毛、育毛を
促進する。
性化するとともに、痒み止めに有効である。丹参は頭部
の血流の留滞を除去して活血をはかり、人参は血虚を補
養する。人参は高価であるが、ひげ人参が安価に利用で
きて好ましい。また、何首烏、側柏葉は生髪の作用を有
し、これらの生薬の配合で、経路を通じ、養毛、育毛を
促進する。
【００１０】上記配合率は、これらの生薬配合から好ま
しいのもので、上記の配合量よりも少なくしたり、多く
したりすると、十分な効果を発揮しにくくなる。また、
エチルアルコ−ルは６０〜７０％のアルコ−ル度のもの
が好ましい。
しいのもので、上記の配合量よりも少なくしたり、多く
したりすると、十分な効果を発揮しにくくなる。また、
エチルアルコ−ルは６０〜７０％のアルコ−ル度のもの
が好ましい。
【００１１】
【試験結果】上記養毛剤について、薬品衛生基準の品質
に合格するものであり、またラット、兎を使用した動物
試験による毒性試験や皮膚刺激試験においても、異常は
みられなかった。
に合格するものであり、またラット、兎を使用した動物
試験による毒性試験や皮膚刺激試験においても、異常は
みられなかった。
【００１２】
【使用例】上記養毛剤を多数の男女の治験者に対して、
１日２〜３回ずつ、脱髪部に均一に塗布した。その結
果、円形脱毛症、脂溢性脱毛症に対して特に有効で、そ
の有効率は８０〜８５％であった。円形脱毛症、脂溢性
脱毛症の者について、局部の痒みが減り、ふけも減り、
１〜２ケ月で新しい毛が生えはじめ、３〜４ケ月で明白
に生長するのことが多く、特に脂溢性脱毛の治療に新し
い道が発見できた。
１日２〜３回ずつ、脱髪部に均一に塗布した。その結
果、円形脱毛症、脂溢性脱毛症に対して特に有効で、そ
の有効率は８０〜８５％であった。円形脱毛症、脂溢性
脱毛症の者について、局部の痒みが減り、ふけも減り、
１〜２ケ月で新しい毛が生えはじめ、３〜４ケ月で明白
に生長するのことが多く、特に脂溢性脱毛の治療に新し
い道が発見できた。
【００１３】上記実施例では、いずれも生薬の粉末、細
切れ、顆粒を薬用エチルアルコ−ルの有機溶媒に浸漬し
て有効成分を抽出するようにしたが、公知のメタノ−
ル、イソプロパノ−ル、エチレングリコ−ルなどの有機
溶媒やこれらの混合溶液、またはこれらの含水有機溶媒
で抽出することもできるものである。また、これらの有
機溶媒や含水有機溶媒で抽出した抽出液や有効成分を濃
縮凝固して形成した粉末状等を精製水や香料、ミツロ
ウ、ワセリン、流動パラフィン等と混合し、ヘヤ−トニ
ック、ヘヤ−クリ−ム等として使用することもできる。
上記配合の生薬成分を軟膏基材に装填して軟膏として使
用することもできるものである。
切れ、顆粒を薬用エチルアルコ−ルの有機溶媒に浸漬し
て有効成分を抽出するようにしたが、公知のメタノ−
ル、イソプロパノ−ル、エチレングリコ−ルなどの有機
溶媒やこれらの混合溶液、またはこれらの含水有機溶媒
で抽出することもできるものである。また、これらの有
機溶媒や含水有機溶媒で抽出した抽出液や有効成分を濃
縮凝固して形成した粉末状等を精製水や香料、ミツロ
ウ、ワセリン、流動パラフィン等と混合し、ヘヤ−トニ
ック、ヘヤ−クリ−ム等として使用することもできる。
上記配合の生薬成分を軟膏基材に装填して軟膏として使
用することもできるものである。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、頭部の
痒み止めができて毛根部を刺激して毛細血管を拡張し、
また患部の血流が留滞するのを防いで血行を良くすると
ともに、血虚の補充や補養をはかって頭部の充血状態を
持続でき、円形脱毛症の他、各成分を１０重量％以上と
することによって、特に従来治りにくかった脂溢性脱毛
に対して有効に作用する。
痒み止めができて毛根部を刺激して毛細血管を拡張し、
また患部の血流が留滞するのを防いで血行を良くすると
ともに、血虚の補充や補養をはかって頭部の充血状態を
持続でき、円形脱毛症の他、各成分を１０重量％以上と
することによって、特に従来治りにくかった脂溢性脱毛
に対して有効に作用する。
フロントページの続き (56)参考文献 特公 平５−36407（ＪＰ，Ｂ２) 特公 平５−66922（ＪＰ，Ｂ２) 特許2534695（ＪＰ，Ｂ２) 特許2548941（ＪＰ，Ｂ２) 特許2561101（ＪＰ，Ｂ２) 特許2561102（ＪＰ，Ｂ２) 特許2561116（ＪＰ，Ｂ２) 特許2592635（ＪＰ，Ｂ２) 特許2648618（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61K 7/00 - 7/50
Claims (1)
- 【請求項１】 頭部の毛孔を刺激し、痒みに有効な花椒
１０〜１５重量％と、血流の留滞を除去して活血をはか
る丹参１５〜２０重量％と、虚を補養して補血する人参
２５〜３０重量％と、生髪を促進する何首烏２５〜３０
重量％、側柏葉１０〜１５重量％の生薬を含有している
ことを特徴とする養毛剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03153983A JP3142309B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 養毛剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03153983A JP3142309B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 養毛剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04352710A JPH04352710A (ja) | 1992-12-07 |
| JP3142309B2 true JP3142309B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=15574346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03153983A Expired - Fee Related JP3142309B2 (ja) | 1991-05-28 | 1991-05-28 | 養毛剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3142309B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100259037B1 (ko) * | 1998-04-01 | 2000-07-01 | 박효석 | 발모촉진용 외용액제 |
| FR2807317B1 (fr) * | 2000-04-10 | 2002-08-16 | Indena Sa | Compositions de soin capillaire |
| CN103040713B (zh) * | 2012-12-29 | 2015-07-29 | 青岛华仁技术孵化器有限公司 | 一种防治脂溢性脱发、头痒的中药洗发膏 |
| TWI653044B (zh) * | 2016-07-15 | 2019-03-11 | 郭哲佑 | Hair growth agent |
| CN112438919A (zh) * | 2019-09-03 | 2021-03-05 | 魏子翔 | 一种养发护发洗发水 |
-
1991
- 1991-05-28 JP JP03153983A patent/JP3142309B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04352710A (ja) | 1992-12-07 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |