JP3142290U - 乾電池式内照看板 - Google Patents

Abstract

【課題】持ち運びが可能な大きさの内照式でパネル差し替え式看板を提供する。
【解決手段】光源となるＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付を市販の乾電池で点灯させる構造により、薄い厚みとなり軽量化が図れる。本体に標識及び看板となるパネルを取り付けて内照式標識及び内照式看板とする。電源は、市販の乾電池を利用する。
【選択図】図６

Description

この考案は屋内、屋外で使用されている内照式標識、内照式看板の構造に関するものである。

技術背景

従来、内照式標識、内照式看板はさまざまな形の製品が使用されている。しかしながら、それらの光源は市販品の蛍光灯や通常のＬＥＤを使用する構造であった為、１００Ｖの電源を必要とした。

従来、電源がない場所で看板を点灯し使用するには、ＬＥＤを使用する方法であった。ＬＥＤは一つ一つを点灯させ集合体として表示を構成するものであり、そのため表示する文字、模様を変更するのが困難であった。

電源がない場所での使用の際には、発電設備または蓄電設備が必要であった。

ＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付を使用する事により、市販の乾電池で点灯できる。それにより持ち運びが可能な大きさの内照式でパネル差し替え式看板ができる。

ＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付とは弾丸型レンズを用いた直進発光ではなく、主に水平全周方向及びモジュール下部方向へ発光するものである。

ＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付は長寿命・省電力であるため環境破壊の防止に有効である。また市販の乾電池が使用できるので持ち運びが可能になる。表示面の内照パネルは差し替え式なので用途に応じて容易に変更できる。

非常時など電源の無い場所でも発電設備または蓄電設備が不要となる。

以下、本考案の実施の形態を写真に基づき説明する。
写真１〜写真４は本考案の実施の形態に係わり、写真１のＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付を写真２に示すとおり箱型本体の内側に固定し電池ボックス及びスイッチと接続。写真２のＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付設置済みの箱型本体は、写真３のパネル差し込みが可能。写真４は家庭用電源を５Ｖに変圧するアダプターを使用し点灯させた状態。写真５は乾電池を使用しパネルを本体に取り付け点灯させた状態である。以上が本考案の構造である。

以上、本考案の実施の形態を説明したが、本考案の範囲はこれに限定されるものではない。例えばＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付の個数や配置位置、使用する乾電池の種類は状況に応じて適宜選択されるものである。また標識、看板の大きさや形状、パネルの模様は用途よって異なる。

写真の簡単な説明

写真１

ＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付を正面から写した写真である。

写真２

本体にＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付・電池ボックス・スイッチを固定し接続したときの写真である。

写真３

本体にパネルを差し込み途中の写真である。

写真４

アダプターを使用し家庭用電源で点灯中の写真である。

写真５

写真３の本体に標識及び看板となるパネルを取り付け電池で点灯中の写真である。

Claims (2)

1. ＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付を光源として、内照式標識及び内照式看板本体を持ち運び可能となる事を特徴とする。
2. 光源となるＬＥＤモジュール・光拡散レンズ付の電源は市販の乾電池３本（４．５Ｖ〜５Ｖ）または家庭用電源１００Ｖからアダプターを用いて、２通りの電源方式で利用できることを特徴とする。