JP3141652U - 安眠器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 睡眠時における、イビキ防止と睡眠時無呼吸症候群に有効で、最も簡便、かつ、効果の高い安眠器具を提供することを目的とする。
【解決手段】 敷布団またはマット上に配置させる木製台座に於いて、就寝の際に背中を乗せる部位の傾斜角を6°40′とし、高さ7cm、底辺長さ60cm、奥行き約90cmとした傾斜台と、高さ7cm、幅10cm、奥行き約90cmとする直方体を組み合わせた形状を基本として、当該台座上面に複数個のセラミックを埋め込み、就寝時に該台座に寝ることによって、イビキ並びに睡眠時無呼吸症候群を防止したことを特徴とした安眠器具を提供し上述の問題点を解決している。
【選択図】図1

Description

本考案はイビキ防止、特に、現代病の一つとされる睡眠時無呼吸症候群(SAS)を抑制し安眠を得ることができる、安眠具に関する。
従来より、快適な安眠を得るための技術として代表的なものは、枕に関するものが多く、種々の改良がなされている。
とりわけ安眠の妨げとして、本人は勿論のこと一緒に就寝する者にも不快感を与えるのがイビキの発生である。特に、イビキの症状が悪化したものに睡眠時無呼吸症候群(SAS)と呼ばれる病気が近年多くなっている。イビキは睡眠中に上気道の緊張感が緩んで、狭くなるために発生する。更に緩むと上部気道は完全に閉塞してしまい、そのため何回も呼吸が止まってしまう症状が発生する。これが睡眠時無呼吸症候群と呼ばれるものである。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:以下、「SAS」と呼ぶ。)は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気、つまり睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5回以上繰り返される病気で、主に、イビキや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などの症状があり、その結果十分に睡眠がとれず、日中の眠気、集中力、活力に欠ける、居眠りがちになるなど、居眠り運転で事故や労働災害などの重大事故などを起こしやすくなる。近年では記憶に新しい新幹線のオーバーラン事件などがSASによって引き起こしたとされる代表的な例である。
このSASは生活習慣病と密接に関係しており、放置すると生命の危険に及ぶこともある。特に呼吸の停止と再開の繰り返しによって睡眠は分断され、日中の眠気を招き、無呼吸に伴う低酸素や“断眠”ストレス等の影響で高血圧や心筋梗塞、脳卒中などの心血管系疾患を引き起こすと言われている。酸素不足が起これば「寝苦しい」「息苦しい」などの症状が現れ、睡眠不足が起こり、また酸素不足は循環機能に負担をかけ、不整脈、高血圧、心不全、糖尿病が現れ事故や突然死などで生存率が低くなるなど無呼吸症候群には様々な問題が出てきている。
考えられているSAS症状としては、「イビキ、日中の眠気や倦怠感、昼間の眠気、もの覚えが悪くなる、性格の変化、起床時の頭痛、夜間の中途覚醒、不眠」などがあり、合併症として、「肥満、高血圧症、糖尿病、高脂血症、浮腫、脳卒中、インポテンツ」などが挙げられている。
このSASの疾患は特殊な疾患ではなく、有病率は人口の4%と言われており、日本には200万人いると言われている。SASとなる原因は図8の正常状態(a)と異常状態(b)の各図に示すように、舌の付け根や軟口蓋と言われているところが気道へ落ち込んだり、上気道(空気の通り道)が閉塞することにより起こる。また、首周りの脂肪の沈着、アデノイドや扁桃肥大が原因となる。また、顎が小さい、顎が後退している(小顎症)が原因となることもある。SASは肥満に伴った疾患と思われがちであるが、痩せていても顎が小さいことでSASを罹患している人も多くいる。
そこで、安眠を得るために睡眠薬や精神安定剤の服用をする人も増加しているが、当該精神安定剤の中にも気道の筋肉を脱力させ、無呼吸を助長させるものがあるため、必ずしも安眠に役立てられているものでもない。
そこで、上述の問題を解決しようとする特開2004−073473号「無呼吸症候群又はいびき症改善用のマウスピース」や、特開2003−102596号「背枕における重層的クッション構造」などの技術が開示されている。
しかしながら、これまでもイビキ防止用として鼻に装着する装具などがあったが、実質的には効果がさほど無いばかりか、かえって邪魔なものとなっていた。特開2004−073473号においては、就寝時にマウスピースを口内に装着しながら寝ることから、前述同様に実際に窮屈なばかりで逆に安眠の妨げとなる。
他方、特開2003−102596号では背中にクッション材を背負い、就寝時にリュックタイプの形状の装具を背負って寝ることは、窮屈なばかりか困難を極め、安眠できる状態とは決して言えるものではない。更に、装着に煩わしく時間がかかり、一部突出したクッション部は邪魔となるであろう事は容易に予想される。以上のように、開示技術によるものでは安眠を促進するものとしては難がある。
また、これまでのイビキ防止対策品では欠点が生じるほか、睡眠時無呼吸症候群を抑制するための簡易型器具が無かったものであり、取扱が簡便である安眠促進のものが望まれていたものである。
そこで上記従来技術の種々なる問題点に鑑み、本出願人は、病院における入院患者のベッド角度の調整時に着目し、イビキ防止と睡眠時無呼吸症候群に有効な角度からなる簡易型の器具を見出し、最も簡便、かつ、効果の高い安眠器具を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために本考案の安眠器具は、敷布団またはマット上に配置させる木製台座に於いて、就寝の際に背中を乗せる部位の傾斜角を6°40′とし、高さ7cm、底辺長さ60cm、奥行き約90cmとした傾斜台と、高さ7cm、幅10cm、奥行き約90cmとする直方体を組み合わせた形状を基本として、当該台座上面に複数個のセラミックを埋め込み、就寝時に該台座に寝ることによって、イビキ並びに睡眠時無呼吸症候群を防止したことを特徴とした安眠器具を提供し上述の問題点を解決している。
以上説明したように本考案に係る安眠器具によれば、素材を秋田杉や桧などの天然木による木材を使用し、天然材の温もりと香ばしいさが睡眠を安定させる。
また、台座内にセラミックを埋設することにより、天然材の温もりに加えセラミックによる遠赤外線と防湿、防臭効果がある。
特に、本考案の台座傾斜角によれば、最もイビキを防止できるほか、睡眠時無呼吸症候群を抑制することができるため、就寝時の安眠が確保できる。
以上の如く本考案の安眠器具によれば、最も簡便な形状でもって形成することができ、林産業利用の大幅な向上につながることから、極めて実用的有益なる優れた経済効果を奏するものである。
次に本考案の実施の形態を図1乃至り図7の添付図面に示す実施例に基づいて詳述する。
図1は本考案に係わる安眠器具の斜視外観図であり、図2は同実施例の側面図である。図3は使用状態を表す側面図であり、図4は斜面に滑り止めラバーを装着した例の外観図、図5は底面に滑り止めを施した例の右斜め下斜視図、図6は一体形成を表した外観斜視図であり、図7はセラミックを埋設した本考案の外観図を表す。
図1に示すように、本考案の安眠器具本体1の構成は、秋田杉、桧等の天然木を素材とし、傾斜台2と直方体3から構成された最も簡易形状のものである。図1に示すように傾斜台2及び直方体3には、それぞれ形状寸法A、B、C、D、Eが付されている。当該各記号は、図2の側面図内に記す寸法にあるように、傾斜角Aは6°40′、傾斜台底辺寸法Bは60cm、傾斜台2の高さ及び直方体3の高さCが7cm、直方体3の幅Dは10cmで構成されており、奥行きEは実施において人体の平均的体格から86cm〜90cm内が妥当である。
当該各寸法は、就寝時において息苦しさを感じず、かつ、リラックスできる状態を測定し、最も適した状態となる寸法としたもので、傾斜角A乃至り奥行きEまでの寸法を基準として、例えば底辺寸法Bは60cmを固定して、傾斜角Aが2°の傾斜がプラスとなった場合には、高さが約2.15cmプラスとなり、逆に2°マイナスの傾斜では約2.1cmマイナスとなる。このように傾斜角Aの角度を変えることで就寝した時の人体が感じる角度としては、個人差があることから多少の±数値を加えることは、本考案にとって許容範囲内でもある。よって本考案の角度及び各寸法は当該基本値に近い状態で、変更使用できることから、多少の±数値の変更も全て包含されるものである。
図3の使用状態を表す側面図に示すように、平状での就寝状態10に比べ、傾斜角Aに沿った就寝状態20では、頭部40の角度差を見て判るように、上気道30が拡がることが実感できる。このことから呼吸難は解消され、イビキを防止し睡眠時無呼吸症候群を抑制することができる。また、上述で記したようにこの図からも判る通り、就寝位置を決めているものでもなく、ストッパーを施しているわけではないので、傾斜角に沿って体を上下移動することで、就寝する人が各々適した状態の角度を探ることが容易にできる。
次に図4では、寝巻き又は下着が傾斜台に触れることで捲れたりすることや、ズレたりすることを防ぐ手段として、傾斜台2の上面に滑り止めラバー4を施した状態を示すもので、本考案の傾斜角では実質何等影響がないものであるが、下着素材が滑りやすい材質のものであった場合には、当該図4のような手段を用いることでもよい。取着手段としては、図に示すように滑り止めラバー4と傾斜台2にマジックテープ(商標登録)等の取着具を取り付けることで、容易に取り外しも可能となる。また、滑り止めラバー4が両面ゴム体であれば、傾斜台2の上面では滑ることがないことから、上記取着手段は必要としない。
次に図5では、敷布団上又はマット上に配設した安眠器具本体1の、位置ズレを防止するための滑り止め5を設けた状態を示し、当該滑り止め5を施すことで、布団の上を安眠器具本体1が移動することは無い。
図6は傾斜台2と直方体3を一体形成した状態を示すものであるが、図1乃至り図5に示すように傾斜台2と直方体3とを特別分離したものとして考えるものではないが、図1に示すように直方体3の幅方向を変更する場合は、傾斜台2と直方体3のように分離できる状態が望ましい。また、傾斜台2と直方体3とをつなぐ手段としては適宜の方法で接続すればよいことから、特にその方法についてはここで限定するものではない。
次に、図7は本考案の請求項に記載した安眠器具本体1として、傾斜台2と直方体3のそれぞれ上面に、適宜数の孔を設け、その孔にセラミックを埋設したことを表したもので、埋設するセラミックの形状及び個数は特に限定するものではない。またこの埋設するセラミックは自由に配置しても構わない。
本考案に係わる安眠器具の斜視外観図。 同実施例の側面図。 使用状態を表す側面図。 斜面に滑り止めラバーを装着した例の外観図。 底面に滑り止めを施した例の右斜め下斜視図。 一体形成を表した外観斜視図。 セラミックを埋設した本考案の外観図。 睡眠時無呼吸症候群の正常、異常状態を表した説明図。
符号の説明
1:安眠器具本体
2:傾斜台
3:直方体
4:滑り止めラバー
5:滑り止め
6:セラミック
10:平状での就寝状態
20:傾斜角に沿った就寝状態
30:上気道
40:頭部

Claims (1)

  1. 敷布団またはマット上に配置させる木製台座に於いて、就寝の際に背中を乗せる部位の傾斜角を6°40′とし、高さ7cm、底辺長さ60cm、奥行き約90cmとした傾斜台と、高さ7cm、幅10cm、奥行き約90cmとする直方体を組み合わせた形状を基本として、当該台座上面に複数個のセラミックを埋め込み、就寝時に該台座に寝ることによって、イビキ並びに睡眠時無呼吸症候群を防止したことを特徴とした安眠器具。
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