JP3141551U - 摺動二重軸ヒンジ組立体 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様化する機能に見合う柔軟性を備え、製造を容易にする簡単な構造のヒンジ組立体を提供する。
【解決手段】摺動二重軸ヒンジ組立体は、摺動ばね板と固定ばね板とを備える。摺動ばね板は2個の戻り止めと、摺動ばね板の枢軸端に形成された外軸であって携帯用電子装置のカバーに摺動ばね板を枢動可能に取り付ける外軸とを有する。固定ばね板はその近接端に形成された内軸であって前記固定ばね板を携帯用電子装置の基台に枢動可能に取り付ける内軸と、前記戻り止めと係合する2つの摺動ブラケットとを有し、前記摺動ばね板を前記固定ばね板に対して摺動させるべく、前記2個の摺動ブラケットは、2つの摺動溝を対向して規定し前記摺動ばね板の側縁に取り付けられている。そのため、前記携帯用電子装置のカバーは、2つの異なる位置で前記基台に対して枢動する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ヒンジ、特に、異なる位置でカバーが基台に対し摺動及び枢動することを許す摺動二重軸ヒンジ組立体であって、製作を容易にするため簡単な構造を有する摺動二重軸ヒンジ組立体に関する。
ノートパソコン、携帯電話、DVDプレーヤを含む携帯用映画再生装置等、ヒンジで連結されたカバー付きの携帯用電子装置は、普通に携行される付属品である。一般的に、携帯電子装置は基台と、カバーと、少なくとも1個のヒンジとを含む。カバーにはディスプレーを取り付けることができる。前記ヒンジはカバーを基台に接続し、携帯用電子装置の使用時にカバーが基台に対して枢動することを可能にする。
さらに柔軟性を与えるため、ヒンジは、カバーが基台から離れるように枢動された後カバーの回転を許すためさらに開発されてきた。しかし、前記携帯用電子装置の機能又はプログラムがさらに開発されるにつれて、ヒンジがますます使用に関する柔軟性を備えることが要求されている。
本考案の目的は、短所を克服して問題点を回避又は緩和する摺動二重軸ヒンジ組立体を提供することにある。
本考案の主な目的は、カバーが異なる位置で基台に対してスライドし枢動することを可能にする摺動二重軸ヒンジ組立体であって製造を容易にするため単純な構造を有する二重軸ヒンジ組立体を提供することである。
この目的達成のため、本考案に係る前記摺動二重軸ヒンジ組立体は、摺動ばね板と固定ばね板とを含む。
摺動ばね板は2つの側縁と、外軸と、2個の戻り止めとを備える。前記外軸は前記摺動ばね板の軸端に形成され、携帯用電子装置のカバーに摺動ばね板を枢動可能に取り付ける。前記戻り止めは摺動端の近傍に対向して形成される。
前記固定ばね板は内軸と、2つの摺動ブラケットとを備える。前記内軸は固定ばね板の近接端に形成され、固定ばね板を前記携帯用電子装置の基台に枢動可能に取り付ける。前記摺動ブラケットは、2つの摺動溝を対向して形成し、前記摺動ばね板の側縁に取り付けられて、摺動ばね板の固定ばね板に対する摺動を可能にする。各摺動ブラケットは、一方の戻り止めと係合するための切欠きを少なくとも1つ備え、それによって該摺動ばね板を固定ばね板に対して定位置に一時的に保持する。
かくして、摺動ばね板の両戻り止めが固定ばね板の摺動ブラケットと係合する位置にあるとき、カバーは外軸を経て前記基台に対し枢動することができる、あるいは、摺動ばね板がカバーと共に固定ばね板上を摺動した後、カバーは内軸を経て前記基台に対して枢動することができ、内軸の機能を可能にする。したがって、携帯用電子装置のカバーは、2つの異なる位置で基台に対して枢動し、それによって電子装置への様々な特定応用を提供する。
本考案の他の目的、利点及び新規な特徴は、添付の図面と共に下記の詳細な説明からより明白になるであろう。
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1、2、3を参照するに、携帯用電子装置は、基台10と、カバー20とを含む。基台10は一時的に平面に載置され、2つの側部と、上部凹所11と、2個のガイド12とを備えた上面を有する。上部凹所11は、基台10の上面に形成され、2つの取り付け溝110を有する。前記取り付け溝110は、前記上部凹所11に隣接して形成され上部凹所11と連通する。前記ガイド12は、それぞれ基台10の上面の両側部に形成され、各ガイド12は、斜面120を有する。
カバー20は、基台10の上面に取り付けられ、上面と、底面と、底部凹所21とを有する。前記カバー20の上面にはディスプレーを取り付けてもよい。前記底部凹所21は、カバー20の底面に形成され、2つの取り付け用スロット210を有し、磁気を帯びた内面を備えてもよい。前記取り付け用スロット210は、前記底面に隣接しこの底面に連通する。
図4、5、6を参照するに、摺動二重軸ヒンジ組立体は、摺動ばね板30と、固定ばね板40と、2個の弾性体50とを含む。
摺動ばね板30は、カバー20の底部凹所21に取り付けられ、枢軸端と、2つの側縁と、底面と、外軸31と、2個の戻り止め32とを有する。外軸31は、摺動ばね板30の枢軸端に形成され、2個の外筒310と、2本の外軸棒311とを有する。2個の外筒310は、摺動ばね板30の枢軸端に離れて形成され、それぞれカバー20の底部凹所21の取り付け用スロット210に取り付けられる。外軸棒311は、外軸31の外筒310にそれぞれ回転可能に取り付けられ、各外軸棒311は、カバー20に固定的に接続されたコネクタを有し、摺動ばね板30に対するカバー20の枢動を可能にする。両戻り止め32は、摺動ばね板30の摺動端の近傍に対向して取り付けられ、各戻り止め32は、その側面から突出する制限突起320を備えてもよい。摺動ばね板30は、常磁性のものでもよく、カバー20の底部凹所21の磁性を有する内面に取り外し可能に取り付けることができる。
固定ばね板40は、基台10の上部凹所11に取り付けられ、近接端と、内軸41と、2個の摺動ブラケット42と、2個のばね取り付け台43とを有する。内軸41は、固定ばね板40の近接端に形成され、2個の内筒410と、2本の内軸棒411とを有する。内筒410は、固定ばね板40の近接端の離れた箇所に固定的に形成され、基台10の上部凹所11の取り付け用溝110にそれぞれ取り付けられる。内軸棒411は、それぞれ内軸41の内筒410に回転可能に取り付けられ、各内軸棒411は、固定ばね板40が基台10に対して枢動できるように、基台10に固定的に接続されるコネクタを有する。摺動ブラケット42は、2つの摺動溝420を対向して形成する。両摺動溝420は、摺動ばね板30が固定ばね板40に対して摺動できるように、摺動ばね板30の両側縁に取り付けられる。各摺動ブラケット42は、一方の戻り止め32の制限突起320と選択的に係合するために、それぞれ形成された少なくとも1個の切欠き421、422を有する。これにより、摺動ばね板30を固定ばね板40に対して一時的に定位置に保持する。ばね取り付け台43は、固定ばね板40に離れて形成される。
さらに図6、7、8を参照するに、両弾性体50はコイル・スプリングであってもよく、摺動ばね板30の底面に接続され、それぞれ固定ばね板40のばね取り付け台43に接続される。一旦戻り止め32が解除されると、弾性体50は固定ばね板40の内軸41が基台10の取り付け溝110に合致するように、摺動ばね板30を固定ばね板40に対して強制的に摺動させる。
戻り止め32の制限突起320が、摺動ブラケット42の第1の切欠き422に取る付けられるとき、摺動ばね板30は第1ポジションにあり、内軸31も外軸41も移動できないためカバー20は閉じたままであり、この状態は摺動ばね板30とカバー20の底部凹所21との間の磁気的吸引力によって強化される。
さらに図10を参照するに、戻り止め32の制限突起320が摺動ブラケット42の第2の切欠き421に取り付けられるとき、摺動ばね板30は第2ポジションにあり、カバー20の底部凹所21から取り外すことができ、またカバー20は、基台10に対して枢動することができ、外軸31を利用しての位置決めが可能である。
さらに図9を参照するに、一旦戻り止め32が摺動ブラケット42の第1及び第2の切欠き421、422から開放されると、摺動ばね板30は、弾性体50によって第3の位置まで引っ張られ、そのポジションにおいて、固定ばね板40の内軸41が基台10の取り付け用溝110に合致する。ところで、ガイド12の斜面120は、カバー20を基台10から徐々に遠ざけるように引き離す。そのため、カバー20を保持する固定ばね板40は、基台10に対して枢動可能であり、またカバー20は内軸41を経て位置決めが可能である。
したがって、携帯用電子装置のカバー20は、2つの異なる位置で基台10に対して枢動可能であり、そのため、異なる特定応用を提供する。
本考案の様々な特徴及び利点を、その構造及び機能の詳細と共に上述したが、この開示は例示的なものに過ぎない。特に形状、寸法、本考案の原理内における部品の配置に関して、添付の請求項を表現している用語の広義な一般的な意味の範囲内で細部における変更が可能である。
携帯用電子装置に取り付けられた、本考案による摺動二重軸ヒンジ組立体の斜視図。 前記携帯用電子装置に取り付けられた図1の摺動二重軸ヒンジ組立体の分解斜視図。 前記携帯用電子装置に取り付けられた図1の摺動二重軸ヒンジ組立体の部分分解斜視図。 図1における摺動二重軸ヒンジ組立体の部分分解斜視図。 図1における摺動二重軸ヒンジ組立体の部分分解斜視図。 仮想線で示したカバーを有する携帯用電子装置に取り付けられた、図1における摺動二重軸ヒンジ組立体の分解斜視図。 仮想線で示した摺動中の内部部材を備えた、図1における摺動二重軸ヒンジ組立体の第1の操作実施例の斜視図。 図1における摺動二重軸ヒンジ組立体の操作底面図。 作動中の図6における摺動二重軸ヒンジ組立体を有する携帯用電子装置の第1の操作実施例の斜視図。 枢動中の、図9における摺動二重軸ヒンジ組立体の第2の操作実施例の斜視図。
符号の説明
10 基台
12 ガイド
20 カバー
30 摺動ばね板
32 戻り止め
40 固定ばね板
41 内軸
42 摺動ブラケット
43 ばね取り付け台
50 弾性部材

Claims (3)

  1. 摺動ばね板と、固定ばね板とを含む摺動二重軸ヒンジ組立体であって、
    摺動ばね板は、
    軸端と、
    摺動端と、
    2つの側縁と、
    底面と、
    前記摺動ばね板の軸端に形成された外軸と、
    前記摺動ばね板の摺動端の近傍に対向して取り付けられた2個の戻り止めとを含み、
    前記固定ばね板は、
    近接端と、
    固定ばね板の前記近接端に形成された内軸と、
    前記固定ばね板の側縁を受け入れる2つの摺動溝を対向して形成する2個の摺動ブラケットであって、それによって前記摺動ばね板の前記固定ばね板に対する摺動を許す、2個の摺動ブラケットと、
    前記固定ばね板上に離れて形成された2個のばね取り付け台と、
    前記摺動ばね板の底面に接続され、それぞれ前記固定ばね板のばね取り付け台に接続された2個の弾性部材とを含む固定ばね板とを含む、摺動二重軸ヒンジ組立体。
  2. 摺動ばね板の各戻り止めは、該戻り止めの摺動面から突出する制限突起を有し、
    前記固定ばね板の各摺動ブラケットは、前記戻り止めの一方の制限突起と選択的に係合する少なくとも1つの切欠きを有し、それによって前記摺動ばね板を前記固定ばね板に対して定位置に一時的に保持する、請求項1に記載の摺動二重軸ヒンジ組立体。
  3. 前記摺動ばね板の外軸は、
    前記摺動ばね板の軸端に離れて形成された2個の外筒と、
    前記外軸の外筒にそれぞれ回転可能に取り付けられた2個の外軸棒であってそれぞれがコネクタを有する2個の外軸棒とを含み、
    前記固定ばね板の内軸は、
    前記固定ばね板の近接端に離れて形成された2個の内筒と、
    前記内軸の内筒にそれぞれ回転可能に取り付けられた2個の軸棒であって、それぞれがコネクタを有する2個の軸棒とを含む、請求項1に記載の摺動二重軸ヒンジ組立体。
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