JP3141311B2 - 表示物 - Google Patents

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JP3141311B2 JP05208466A JP20846693A JP3141311B2 JP 3141311 B2 JP3141311 B2 JP 3141311B2 JP 05208466 A JP05208466 A JP 05208466A JP 20846693 A JP20846693 A JP 20846693A JP 3141311 B2 JP3141311 B2 JP 3141311B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋内や屋外において広
告看板や、広告ポスター等として利用される表示物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、広告看板や、広告ポスター等の表
示物として、フィルム状基材と、着色画像を有するアク
リル系感光性樹脂フィルムとのラミネート体は知られて
いる。この場合、基材フィルムとアクリル系感光性樹脂
フィルムとの接着は、そのアクリル系感光性樹脂の持つ
接着力によって行われている。従って、基材フィルムと
しては、そのアクリル系感光性樹脂が接着しやすいも
の、例えば、紙や、ポリ塩化ビニルフィルム等が用いら
れている。しかし、紙は耐久性が悪いという欠点があ
り、屋外に用いるのには好ましくない。一方、ポリ塩化
ビニルフィルムは、寸法安定性が悪い上、屈曲部におい
て、その樹脂フィルムにクラックが生じる等の問題があ
る。熱安定性及び寸法安定性にすぐれたフィルムとし
て、ポリエステルフィルムが知られている。しかし、こ
のものは、アクリル系感光性樹脂とは接着性が悪いため
に、そのままでは基材フィルムとしては使用することは
できない。そこでアクリル系重合体に対する接着剤とし
て一般に用いられているアクリル樹脂エマルジョンをオ
ーバーコートしたポリエステルフィルムを基材フィルム
として用いたが、この場合にも、ポリエステルフィルム
とアクリル系感光性樹脂との接着性は不十分であった。
さらに、着色画像フィルム上にポリエステルフィルムを
保護層としてラミネートすることも行われているが、こ
のポリエステルフィルムの場合、耐候性の点で未だ不十
分である上、表面汚れを生じやすいという問題もあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、着色画像を
有するアクリル系感光性樹脂フィルムと基材フィルムと
のラミネート体からなる表示物において、その基材フィ
ルムとして、特定のオーバーコート層を有するポリエス
テルフィルムを用いることにより、寸法安定性、耐久性
にすぐれるとともに、着色画像を有するアクリル系感光
性樹脂フィルムと基材フィルムとの接着性にもすぐれた
表示物を提供することをその課題とする。また、本発明
は、表面汚れが生じにくくかつ着色画像の変質の生じに
くい表示物を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明によれば、オーバーコート層を
有するポリエステルフィルムと、そのオーバーコート層
上に積層された着色画像を有するフィルムとのラミネー
ト体からなり、該オーバーコート層が塩化ビニル/アク
リロニトリル共重合体樹脂及び/又は線状飽和ポリエス
テル樹脂を主体とする樹脂層であり、該着色画像を有す
るフィルムはアクリル系感光性樹脂フィルムに画像状に
紫外線を照射し、該アクリル系感光性樹脂フィルムに該
紫外線の当った硬化部分と該紫外線の当らなかった未硬
化部分とを形成し、該未硬化部分に着色粉体顔料を塗布
することによって形成されたものであることを特徴とす
る表示物が提供される。また、本発明によれば、オーバ
ーコート層を有するポリエステルフィルムと、そのオー
バーコート層上に積層された着色画像を有するフィルム
と、その着色画像を有するフィルム上に積層された表面
保護層フィルムとのラミネート体からなり、該オーバー
コート層が塩化ビニル/アクリロニトリル共重合体樹脂
及び/又は線状飽和ポリエステル樹脂を主体とする樹脂
層であり、該表面保護フィルムが紫外線吸収剤を含有す
る含フッ素樹脂フィルムであり、該着色画像を有するフ
ィルムはアクリル系感光性樹脂フィルムに画像状に紫外
線を照射し、該アクリル系感光性樹脂フィルムに該紫外
線の当った硬化部分と該紫外線の当らなかった未硬化部
分とを形成し、該未硬化部分に着色粉体顔料を塗布する
ことによって形成されたものであることを特徴とする表
示物が提供される。
【0005】本発明において用いる基材フィルムは、
(i)塩化ビニル/アクリロニトリル共重合体樹脂、
(ii)線状飽和ポリエステル樹脂、(iii)塩化ビ
ニル/アクリロニトリル共重合体樹脂と線状飽和ポリエ
ステル樹脂との混合樹脂を含むオーバーコート層を有す
るポリエステルフィルムである。この基材フィルムの裏
面には、固体表面に貼着できるように、あらかじめ粘着
層を形成しておくこともできる。また、この基材フィル
ムは、その内部に白色顔料や、他の着色顔料を含有させ
て、不透明のものとすることができる。ポリエステルフ
ィルムは、前記したように、アクリル系感光性樹脂とは
接着性の悪いものであり、そのままでは基材フィルムと
しては適用のできないものである。しかし、その表面
に、前記した特定の樹脂を含むオーバーコート層を設け
ることにより、アクリル系感光性樹脂フィルムに対する
接着性のすぐれた基材フィルムとして有利に適用でき
る。ポリエステルフィルムとしては、汎用されているポ
リエチレンテレフタレートが一般的に使用されるが、他
のポリエステル樹脂、例えば、ポリエチレンナフタレー
ト等であってもよい。ポリエステルフィルム上のオーバ
ーコート層としての樹脂層の付着量は、0.1〜1g/
2、好ましくは0.2〜0.5g/m2である。また、
このオーバーコート層には、必要に応じ、シリカ、アル
ミナ、酸化チタン等の充填剤を含有させることもでき、
さらに紫外線吸収剤を含有させることもできる。
【0006】本発明で用いるアクリル系感光性樹脂フィ
ルムは従来公知のものであり、アクリル系感光樹脂をフ
ィルム状に形成することにより得ることができる。図1
に、この感光性樹脂フィルムの一例についての説明断面
図を示す。この図において、P−1は上下表面に支持体
フィルムと剥離用フィルムが積層された粘着性アクリル
系感光性樹脂フィルムを示し、P(1)はその樹脂フィ
ルム、2は支持体フィルム、3は剥離用フィルムを示
す。支持体フィルム2としては、ポリエチレンテレフタ
レートが用いられ、剥離用フィルムとしては、ポリプロ
ピレンフィルムが用いられる。このようなアクリル系感
光性樹脂フィルムは、既に市販されており、例えば、色
校正システム(クロマリン)(デュポン社製)として入
手することができる。
【0007】本発明の表示物を作製するには、図1に示
したアクリル系感光性樹脂フィルムP−1から剥離用フ
ィルム3を剥離した後、これを基材ポリエステルフィル
ムのオーバーコート層上に積層し、ラミネート化する。
この場合のラミネート化は、積層フィルムを温度80〜
130℃の条件下で、加圧ロール間を通すことによって
行うことができる。次に、このようにして形成されたラ
ミネートフィルムの上に、色分解フィルムB−1を重ね
る。この状態図を図2に示す。図2において、Aは基材
ポリエステルフィルム、4はその上に形成されたオーバ
ーコート層、P(1)は粘着性アクリル系感光性樹脂フ
ィルム、2はその表面に貼着された支持体フィルム、B
−1は色分解フィルムを示す。色分解フィルムB−1は
ポジ型のもので、そのフィルム中のbは、紫外線を透過
しない不透明画像部を示す。また、Cは紫外線透過部
(非画像部)を示す。色分解フィルムB−1は、カラー
画像の場合、所望のカラー画像写真を、例えば、シア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4つの色に色分解
した4種の色分解フィルムB−1、B−2、B−3、B
−4のうちの1つである。このようにして形成された図
2に示す断面構造の積層フィルムの表面側から紫外線を
照射する。この紫外線照射により、感光性樹脂フィルム
の紫外線の当った部分、即ち、非画像部(透明部)に対
応する感光性樹脂フィルム部分は光硬化体となり、その
表面粘着性を失う。一方、感光性樹脂フィルムの紫外線
の当らなかった非露光部分、即ち、画像部(不透明部)
に対応する感光性樹脂フィルム部分は、未硬化で、表面
粘着性を保持した部分となる。このようにして、感光性
樹脂フィルムP(1)には、未硬化の粘着性を有する樹
脂画像の潜像が形成される。
【0008】次に、前記のようにして紫外線照射された
積層フィルムから、その色分解フィルムB−1と、樹脂
フィルムの表面上の支持体フィルム2を剥離し、その上
に、色分解フィルムB−1に対応する色の着色粉体顔料
を塗布し、その粉体顔料を、樹脂フィルムの非露光部で
ある粘着性部分(画像部)に粘着させて、顔料画像を形
成する。この状態図を図3に示す。図3において、5は
顔料、6は樹脂の非露光部、7は樹脂の露光部を示す。
【0009】次に、前記のようにして得られた表面に顔
料画像を有する積層フィルムの表面に、前記と同様にし
て、再び感光性樹脂フィルムP−2を、その剥離用フィ
ルムを剥離除去して、ラミネート化した後、色分解フィ
ルムB−2を重ねて紫外線照射した後、色分解フィルム
B−2と感光性樹脂フィルムP(2)の表面に形成され
た支持体フィルムを剥離し、次いで、顔料粉体をその樹
脂フィルムの非露光部である粘着性部分に粘着させて顔
料画像を形成する。
【0010】さらに、前記と同様の操作を残りの色分解
フィルムB−3、B−4について繰返し、顔料画像を形
成する。次いで、この顔料画像の上に、感光性樹脂フィ
ルムP−5を重ね、その全面に紫外線照射を行った後、
感光性樹脂フィルム上の支持体フィルムを除去して、感
光性樹脂からなるカバーフィルムを形成して、表示物を
得る。
【0011】図4に、前記のようにして得た本発明の表
示物の断面図を示す。この図において、Aは基材ポリエ
ステルフィルム、4はそのオーバーコート層、5は顔
料、6非露光部、7は露光部を各示す。また、P
(1)、P(2)、P(3)及びP(4)はその表面に
顔料粉体画像を形成した、部分的に光硬化された感光性
樹脂フィルムを示し、P(5)は、感光性樹脂フィルム
の全面光硬化体からなるカバーフィルムを示す。
【0012】本発明による前記表示物は、必要に応じ、
その表面に対し、その着色画像の光による変質の防止
や、表面汚れを生じにくくするために、紫外線吸収剤を
含有する含フッ素樹脂フィルムからなる表面保護フィル
ムをラミネート化することができる。この場合の含フッ
素樹脂フィルムとしては、フッ化ビニリデン樹脂や、ポ
リテトラフルオロエチレン樹脂、テトラフルオロエチレ
ン共重合体樹脂等の含フッ素樹脂から形成されたフィル
ムを用いることができる。また、この表面保護フィルム
は、その表面に微細凹凸を有することができる。この表
面保護フィルムは、紫外線吸収剤を含有するものである
ことが好ましい。本発明で用いる含フッ素樹脂フィルム
の厚さは、10〜80μm、好ましくは20〜50μm
であり、また、その360nm以下の紫外線遮光率は9
0%以上、好ましくは95〜100%である。前記図4
に示した表示物の表面に対する含フッ素樹脂フィルムの
ラミネート化は、熱圧着により実施し得る他、接着剤層
や粘着剤層を介して行うことができる。紫外線吸収剤
は、含フッ素樹脂フィルム中に含有させることができる
他、接着剤や、粘着剤層に含有させることができる。ま
た、この場合の接着剤や粘着剤は、含フッ素樹脂フィル
ムを表示物表面に接着ないし粘着させ得るものであれば
どのようなものでも使用可能であるが、好ましくは、塩
化ビニル/アクリロニトリル共重合体樹脂、線状飽和ポ
リエステル樹脂、アクリル系樹脂等が用いられる。
【0013】図5に表面保護フィルムを有する本発明の
表示物の断面図を示す。この図においてAは基材ポリエ
ステルフィルム、4はそのオーバーコート層、5は顔
料、6は非露光部、7は露光部を各示す。また、P
(1)、P(2)、P(3)及びP(4)はその表面に
顔料粉体画像を形成した感光性樹脂フィルムを示し、P
(5)は、感光性樹脂フィルムの全面光硬化体からなる
カバーフィルムを示す。さらに、8は紫外線吸収剤を含
有する含フッ素樹脂フィルム、9は粘着剤層を示す。
【0014】
【発明の効果】本発明の表示物は、基材フィルムとし
て、特定のオーバーコート層を有するポリエステルフィ
ルムを用いたことにより、寸法安定性、耐光性、耐久性
にすぐれるとともに、基材フィルムとその上にラミネー
トした着色画像を有するアクリル系感光性樹脂フィルム
との間の接着性にすぐれたものである。そして、この表
示物を屈曲させても、屈曲部における感光性樹脂硬化体
フィルムに割れや亀裂を生じるようなことはない。さら
に、表面保護フィルムを有する本発明の表示物は、その
表面保護フィルムが含フッ素樹脂フィルムであることか
ら、表面汚れを生じにくい上に、付着した汚れは容易に
除去することができる。また、その表面保護フィルムが
紫外線吸収剤を含有する場合には、紫外線の透過率を遮
断するため、その着色画像の紫外線による変質が防止さ
れる。
【0015】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。
【0016】実施例1 内部に白色顔料を充填した白色不透明のポリエチレンテ
レフタレートフィルム(厚さ:50μm)上に、塩化ビ
ニル/アクリロニトリル共重合体樹脂(ダウケミカル社
製、「サランレジンF310」)0.93wt部、線状
飽和ポリエステル樹脂(東洋紡績社製、「バイロン−2
00」)0.31wt部、メチルエチルケトン20wt
部、トルエン12wt部、プロピレングリコールモノメ
チルエーテルアセテート8wt部からなる樹脂溶液を塗
布乾燥して、オーバーコート層としての樹脂層(樹脂付
着量0.3g/m2)を有する基材ポリエステルフィルム
を作製した。次に、この基材フィルムと、図1に示す構
造のアクリル系感光性樹脂フィルム(デュポン社製、
「クロマリンフィルム」)を用い、図4に示す構造の表
示物を作製した。このようにして得られた表示物は、基
材フィルムと感光性樹脂フィルムとの間の接着力の大き
なもので、これを屈曲させても、その感光性樹脂フィル
ムが基材フィルムから剥離したり、感光性樹脂フィルム
に亀裂を生じるようなことはなかった。
【0017】比較例1 実施例1において、基材ポリエステルフィルム上に塗布
する接着剤として、アクリル系樹脂エマルジョン(東亜
合成社製、「ARON NS−1200」)を用いた以
外は同様にして、表示物を作製した。この表示物は、基
材フィルムと感光性樹脂フィルムとの間の接着力が悪
く、これを屈曲させると、その屈曲部において、感光性
樹脂フィルムが基材フィルムから剥離した。
【0018】実施例2 実施例1の表示物の表面のアクリル系感光性樹脂の全面
光硬化体フィルム上に、アクリル系粘着剤(厚さ25μ
m)を介して紫外線吸収剤を含有するフッ化ビニリデン
樹脂フィルム(厚さ50μm)をラミネートして、図5
に示す構造の表面保護フィルムを有する表示物を作製し
た。このようにして得られた表示物は、紫外線、ほこ
り、大気中の塵等による変色、劣化及び汚れはほとんど
なかった。さらに、強制的に汚れをつけた後、これをぬ
れた布で拭いたところ、簡単に汚れを除去することがで
き、また、着色画像及びオーバーコート層にも何ら変化
はなかった。
【0019】比較例2 実施例2において、表面保護層フィルムとしてポリエチ
レンフィルムを用いた以外は同様にして、表示物を作製
した。この表示物は、紫外線、ほこり、大気中の塵等に
よる変色、劣化及び汚れがあった。さらに、この汚れを
ぬれた布で拭いたところ汚れを除去することができず、
また、保護フィルム、着色画像及びオーバーコート層に
変色、劣化をおこした。
【図面の簡単な説明】
【図1】一方の面に剥離用フィルム及び上の面に支持体
フィルムを貼着したアクリル系感光性樹脂フィルムの断
面図を示す。
【図2】オーバーコート層を有する支持体フィルムに、
剥離用フィルムを剥離除去したアクリル系感光性樹脂フ
ィルムをラミネートし、その上に色分解フィルムを重ね
た積層フィルムの断面図を示す。
【図3】図2の構造の積層フィルムの表面側から紫外線
照射した後、色分解フィルムと、感光性樹脂フィルム上
の支持体フィルムを除去し、次いで粉体顔料を、その紫
外線の当らなかった樹脂フィルムの粘着性部(画像部)
に粘着させて得た積層フィルムの断面図を示す。
【図4】本発明の表示物の断面図を示す。
【図5】表面に保護フィルムを有する本発明の表示物の
断面図を示す。
【符号の説明】
P(1)、P(2)、P(3)、P(4)、P(5) アクリル系
感光性樹脂フィルム 2 支持体フィルム 3 剥離用フィルム 4 オーバーコート層 5 粉体顔料 6 非露光樹脂部 7 露光樹脂部 8 表面保護フィルム 9 粘着剤層 A 基材ポリエステルフィルム B−1 色分解フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 G03F 7/004 - 7/04 G03F 7/06 G03F 7/075 - 7/115 G03F 7/16 - 7/18 G03C 1/76

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーバーコート層を有するポリエステル
    フィルムと、そのオーバーコート層上に積層された着色
    画像を有するフィルムとのラミネート体からなり、該オ
    ーバーコート層が塩化ビニル/アクリロニトリル共重合
    体樹脂及び/又は線状飽和ポリエステル樹脂を主体とす
    る樹脂層であり、該着色画像を有するフィルムはアクリ
    ル系感光性樹脂フィルムに画像状に紫外線を照射し、該
    アクリル系感光性樹脂フィルムに該紫外線の当った硬化
    部分と該紫外線の当らなかった未硬化部分とを形成し、
    該未硬化部分に着色粉体顔料を塗布することによって形
    成されたものであることを特徴とする表示物。
  2. 【請求項2】 オーバーコート層を有するポリエステル
    フィルムと、そのオーバーコート層上に積層された着色
    画像を有するフィルムと、その着色画像を有するフィル
    上に積層された表面保護層フィルムとのラミネート体
    からなり、該オーバーコート層が塩化ビニル/アクリロ
    ニトリル共重合体樹脂及び/又は線状飽和ポリエステル
    樹脂を主体とする樹脂層であり、該表面保護フィルムが
    紫外線吸収剤を含有する含フッ素樹脂フィルムであり、
    該着色画像を有するフィルムはアクリル系感光性樹脂フ
    ィルムに画像状に紫外線を照射し、該アクリル系感光性
    樹脂フィルムに該紫外線の当った硬化部分と該紫外線の
    当らなかった未硬化部分とを形成し、該未硬化部分に着
    色粉体顔料を塗布することによって形成されたものであ
    ことを特徴とする表示物。
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US6682806B1 (en) 1999-02-19 2004-01-27 Ronald H. Ball Method of applying a protective film, optionally including advertising or other visible material, to the surface of a handrail for an escalator or moving walkway
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