JP3141210U - ズボン等のウエスト調整構造 - Google Patents

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基二 竹内
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株式会社 双和ロジスティクス
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Abstract

【課題】
デザイン性が優れかつ着用者が快適に着用できるとともに、ウエスト寸法の調整(変更)が容易である、簡単な構造のズボン等のウエスト調整構造を提供する。
【解決手段】
ズボン等のウエスト生地と、このウエスト生地の左右両側から背中側にかけての内側略半周にトンネル状に設けられるベルト挿通部と、このベルト挿通部に貫挿されかつ前記ベルト挿通部内に位置する弾性ベルト地及びこの弾性ベルト地の両端側にそれぞれ連設されて前記ベルト挿通部からはみ出るボタン穴付ベルト地からなる調整用ベルトと、各ボタン穴付ベルト地の先端側ボタン穴にそれぞれ係止できるように前記ウエスト生地の内面にウエスト周り方向に間隔を置いてそれぞれ設けられる二個一組のボタンとを備え、かつ前記二個一組のボタンを、ズボン等の左右両側にある脇線をそれぞれ跨る位置に少し間隔を置いてそれぞれ配設した、ズボン等のウエスト調整構造。
【選択図】 図2

Description

本考案は、ズボンやスカート等(以下単に「ズボン等」という)のウエストを着用者のウエスト寸法に合わせて簡単に調整できるズボン等のウエスト調整構造に関するものである。
この種のズボン等におけるウエスト調整構造は、古くから種々開発され、多数提案されている。
これらの最も一般的なものとしては、例えば特許文献1及び特許文献2に記載のごとく、ズボン等のウエスト部分の全部又は一部にゴム等の伸縮材を入れて伸縮自在として、着用者のウエスト寸法に合わせるものがある。このようにゴム等の伸縮材を使うものは、単にウエスト部の全部又は一部が伸縮するだけであるので、伸縮性に限度があって調整幅が小さいために、着用者のウエスト寸法に適切に合わせたズボン等のウエスト調整(変更)ができない。
そこで、着用者のウエスト寸法に合わせてズボン等のウエスト調整(変更)ができるものとして、例えば特許文献3及び特許文献4に記載のごとく、ズボン等の両脇のポケット部分で前身頃と後身頃を切り離してこれらの端片を重ね合わせ、その一方から突出させた調整ベルトの先端金具を他方に設けたレール状の係止具の任意箇所に係止させ、調整ベルトに設けた調節金具によりベルトの長さを調整するようにしたものが提案されている。このように先端金具や調節金具を使うものは、その係止位置を変えれば着用者のウエスト寸法に合わせてズボン等のウエスト調整(変更)は可能であるが、金属アレルギーの問題があって身体に着けるものとしては好ましくない。
この点を改善するものとして、複数の位置でボタン止めする構造のものが従来から使われている。この構造では、数個のボタンが取り付けられ、これに止める調整ベルトによりボタン止め位置を変えることにより、着用者のウエスト寸法に合わせてズボン等のウエスト調整(変更)ができる。
この構造のものは、このようにボタンの数に応じてウエスト調整(変更)が可能であるが、ボタンによるウエストへの圧迫を避けるために、ボタンがウエスト外面に突出しており、露出したボタンにより見栄えが悪く、デザイン的に良好ではない。従って、ファッション性を追求するズボン等においては利用しにくく、商品としての魅力に欠けるという問題があった。
実開昭56−111108号公報 実開昭57−147225号公報 実開平2−17505号公報 実公昭59−22085号公報
本考案は、かかる従来技術の現状に鑑み創案されたものであり、その目的は、デザイン性に優れかつ着用者が快適に着用できるとともに、ウエスト寸法の調整(変更)が容易である、簡単な構造のズボン等のウエスト調整構造を提供することにある。
本考案者は、かかる目的を達成するためにウエスト寸法の調整のためのボタンの配置について鋭意検討した結果、ズボン等のウエスト内面の左右両側にある脇線のそれぞれ跨る位置に二個一組のボタンを少し間隔を置いて配設し、ボタン穴付調整用ベルトでボタンとの係止位置を調整することにより、簡単な構造で三段階のウエスト寸法の調整が可能になるとともに、ボタンをウエスト内面に設けた場合であっても着用者が長時間違和感なく着用できることを見出し、本考案の完成に至った。
即ち、本考案は、ズボン等のウエスト生地と、
このウエスト生地の左右両側から背中側にかけての内側略半周にトンネル状に設けられるベルト挿通部と、
このベルト挿通部に貫挿されかつ前記ベルト挿通部内に位置する弾性ベルト地及びこの弾性ベルト地の両端側にそれぞれ連設されて前記ベルト挿通部からはみ出るボタン穴付ベルト地からなる調整用ベルトと、
各ボタン穴付ベルト地の先端側ボタン穴にそれぞれ係止できるように前記ウエスト生地の内面にウエスト周り方向に間隔を置いてそれぞれ設けられる二個一組のボタンとを備え、
かつ前記二個一組のボタンを、ズボン等の左右両側にある脇線をそれぞれ跨る位置に少し間隔を置いてそれぞれ配設したことを特徴とするズボン等のウエスト調整構造である。
本考案のウエスト構造は、ウエスト寸法調整用のボタンをウエスト内面に配置したので、ボタン等の調整構造が外部から見えず、見栄えが良くなり、ファッション性が高い。また、ウエスト調整用のボタンをズボン等のウエスト内面の左右両側の脇線の位置に設けたので、長時間着用してもボタンによる着用者への圧迫や着用者の違和感がない。さらに、ボタン四個に対するボタン穴付弾性調整ベルトのはめ替えでウエスト寸法を調整しているので、簡単な構造で容易に三段階でウエスト調整(変更)ができ、しかも各段階において一定幅の伸縮性が得られる。
本考案のズボン等のウエスト調整構造は、ズボン等のウエスト生地と、このウエスト生地の内面に設けたベルト挿通部と、このベルト挿通部に貫挿されると共に弾性ベルト地とこの弾性ベルト地の両端側にそれぞれ連設されるボタン穴付ベルト地とからなる調整用ベルトと、各ボタン穴付ベルト地の先端側ボタン穴にそれぞれ係止できるように前記ウエスト生地の内面に脇線を跨いでウエスト周り方向に少し間隔を置いてそれぞれ設けられる二個一組のボタンとを備えることにより、実現されるものである。
本考案の一実施例を、図1、図2を参照しながら説明する。図1はズボンのウエスト部を示す斜視図、図2は図1の調整用ベルトを示す斜視図である。
図において、1は前開きのズボン、2はズボン1のウエスト生地、3はウエスト生地2の左右両側から背中側にかけての内側略半周にトンネル状に設けたベルト挿通部、4はベルト挿通部3に貫挿される調整用ベルトで、ベルト挿通部3内に位置するゴム等の弾性ベルト地4aとこの弾性ベルト地4aの両端側にそれぞれ連設されて前記ベルト挿通部3からはみ出るボタン穴付ベルト地4b,4bとからなっている。
5はズボン1の左右両側にある脇線、6はウエスト生地2の内面にあって脇線5を跨ぐ位置でウエスト周り方向に少し間隔を置いて設けた二個一組のボタンで、各ボタン穴付ベルト地4b,4bの先端側ボタン穴4c,4cにそれぞれ係止できるようにウエスト生地2の内側の左右両側にそれぞれ配設してある。
なお、二個一組のボタン6のボタン6a、6bの間隔は、調整用ベルト4の弾性ベルト地4aの伸縮許容範囲に合わせて適宜設定でき、その際弾性ベルト地4aの弾性力に合わせて大きくでき、勿論この間隔を大きくすればするほどズボン1のウエスト寸法の調整できる範囲が大きくなる。
図1に示す状態、つまり調整用ベルト4の両ボタン穴付ベルト地4b,4bがいずれも手前(ウエストの背中側)のボタン6a,6aに係止された状態では、ズボン1のウエスト背後側が最大限に広がるので、ズボン1のウエスト寸法としては最大のものになる。
次に、図示しないが、調整用ベルト4の両ボタン穴付ベルト地4b,4bをいずれも前方(ウエストの前側)のボタン6b,6bに係止すると、ズボン1のウエスト背中側が調整用ベルト4により絞られるので、ズボン1のウエスト寸法としては最小のものになる。
そして、図示しないが、調整用ベルト4の両ボタン穴付ベルト地4b,4bのうち一方を手前のボタン6aに他方を前方のボタン6bに,つまり互い違いにボタン止めすると、ズボン1のウエスト背中側の絞り量が前記最大,最小の中間となるので、ズボン1のウエスト寸法としては中間のものになる。
このようにボタン四個の簡単な構造でかつ両二個一組のボタン6,6をはめ替えるだけで、ズボン1のウエスト寸法を最大,中間,最小の三段階に調整(変更)でき、各段階における調整用ベルト4の弾性ベルト地4aの伸縮性は一定幅であるので、各ウエスト寸法においても圧迫されない良好な着用感が得られる。
また、図1に示すようにウエスト調整構造は全てウエスト生地2の内面にあって外部に露出しないので、外見的にはウエスト周りがすっきりとして見栄えが良くなり、ファッション性も向上すると共にデザイン性の高い魅力ある商品を提案できるようになる。
さらに、ウエスト生地2の内面に二個一組のボタン6,6をいずれもズボン1の各脇線5,5の位置にそれぞれ設けたので、ズボン1の前方においてこの種のボタンが着用者のお腹を圧迫したりズボン1の後方において着用者の敏感なお尻を刺激するということがなく、二個一組のボタン6,6による違和感のない良好な着用感が得られる。
前述した例では、調整用ベルト4を図2に示すように一本のものとしたがこれを左右両側に独立して存在する二本のものとしても良いし、またボタン6を二個一組のものとしたがこれをさらに増やして三個一組以上のものとしても良い。これらの態様は当然、本考案の技術範囲に属する。
なお、以上の例ではズボン1について説明したが、スカートであっても同様の効果が得られるのは勿論、ズボン1やスカートにおいてはウエスト調整構造の設置位置を変更することにより前開きや後開き等の有無に関係なく同様の効果が得られる。
本考案は、ウエストを着用者のウエスト寸法に合わせて簡単に調整できる、ファッション性の高いズボンやスカート等のウエスト調整構造に広く活用できる。
本考案の一実施態様を示すズボンウエスト部の斜視図である。 図1の調整用ベルトを示す斜視図である。
符号の説明
1:ズボン
2:ウエスト生地
3:ベルト挿通部
4:調整用ベルト
4a:弾性ベルト地
4b;ボタン穴付ベルト地
4c:ボタン穴
5:脇線
6:二個一組のボタン
6a:手前のボタン
6b:前方のボタン

Claims (1)

  1. ズボン等のウエスト生地と、
    このウエスト生地の左右両側から背中側にかけての内側略半周にトンネル状に設けられるベルト挿通部と、
    このベルト挿通部に貫挿されかつ前記ベルト挿通部内に位置する弾性ベルト地及びこの弾性ベルト地の両端側にそれぞれ連設されて前記ベルト挿通部からはみ出るボタン穴付ベルト地からなる調整用ベルトと、
    各ボタン穴付ベルト地の先端側ボタン穴にそれぞれ係止できるように前記ウエスト生地の内面にウエスト周り方向に間隔を置いてそれぞれ設けられる二個一組のボタンとを備え、
    かつ前記二個一組のボタンを、ズボン等の左右両側にある脇線をそれぞれ跨る位置に少し間隔を置いてそれぞれ配設したことを特徴とするズボン等のウエスト調整構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020066817A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 加藤 好司 ウエスト伸縮自在ボトムス
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CN111770695A (zh) * 2017-12-14 2020-10-13 范斯公司 服装的腰带系统

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