JP3141182B2 - ロールコータ - Google Patents
ロールコータInfo
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Description
を施すためのロールコータに関する。
す装置としてロールコータが知られている。このロール
コータは、被塗装平板の送入側の上下に塗膜を形成した
コーティングロールとその下のバックアップロールとを
具え、また送出側の上下にリバースロールとその下のバ
ックアップゴムロールとを具えて成り、被塗装平板を送
入側と送出側との上下のロール間を通すあいだに、コー
ティングロールから被塗装平板に塗膜を転移付着させ、
併せてリバースロールを逆回転させながら塗料を擦り込
むようにして塗装を施す装置である。
管理、塗布量の調整及び作業終了後の洗浄等のほとんど
が塗装技術者の人手で行なわれているため、作業者の負
担が大きく、作業の危険性も増す。また作業終了後の洗
浄、清掃作業が丁寧に行なわれない場合には、後の塗装
作業に悪影響を及ぼすことにもなる。
鑑みなされたものであって、塗料の粘度管理、塗布量の
調整及び作業終了後の洗浄等を自動化し、作業者の負担
軽減と洗浄作業の合理化を目的としたロールコータの開
発を試みたものである。
ールコータは、被塗装平板の送入側に、コーティングロ
ールとこれに下側から臨むバックアップロールとコーテ
ィングロール側方から接触するドクターロールとを具
え、また被塗装平板の送出側に、リバースロールとこれ
に下側から臨むバックアップゴムロールとを具え、更に
前記コーティングロールと前記リバースロールの両端部
下方には、傾いた案内樋を前後方向にそれぞれ配設し、
これら案内樋の両下傾端には回収樋を配設し、一方前記
コーティングロールと前記ドクターロールとの間及びリ
バースロールの上方には、塗料タンクより延びる塗料供
給管路に接続される塗料供給ノズルが各々臨み、この塗
料供給ノズルから供給する塗料を、前記送入側から送り
込んだ被塗装平板の上面に塗装し、併せて前記リバース
ロールを逆回転させながら被塗装平板に擦り込むように
する装置において、前記塗料タンク内には粘度計を備
え、この粘度計が前記塗料の粘度上限値を上回る値を検
知した時には、溶剤タンクから自動的に溶剤が塗料タン
クに供給され、前記粘度計が前記塗料の粘度下限値を下
回る値を検知した時には、溶剤タンクから塗料タンクへ
の溶剤の供給が自動的に停止されることを特徴として成
るものである。
ータは、前記要件に加えて前記回収樋の下流側端部は長
さ方向にスライド可能であり、この下流側端部が、塗装
作業中は前記塗料タンクに臨み、装置の洗浄中は回収液
タンクに臨むことを特徴として成るものである。
ルコータは、前記要件に加えて前記案内樋及び前記回収
樋の各内面には、複数の溶剤噴出孔が形成される溶剤導
管が設けられ、この溶剤導管が前記溶剤タンクに接続さ
れることを特徴として成るものである。
ルコータは、前記要件に加えて前記塗料供給ノズルは上
方へ回動自在に構成されることを特徴として成るもので
ある。これら発明により前記目的を達成せんとするもの
である。
え、この粘度計が塗料の粘度上限値を越える値を検知し
た時には、溶剤タンクから自動的に溶剤が塗料タンクに
供給され、また粘度計が塗料の粘度下限値を下回る値を
検知した時には、溶剤タンクから塗料タンクへの溶剤の
供給が自動的に停止されるから、塗料タンク内の塗料が
常に一定範囲の粘度に自動的に調整される。
イド可能であり、この下流側端部が、塗装作業中は塗料
タンクに臨み、装置の洗浄中は回収液タンクに臨むよう
にすれば、塗装作業中は余剰の塗料が案内樋から回収樋
を介して塗料タンク内に回収され、また装置の洗浄中は
洗浄液が案内樋、回収樋を通って洗浄液タンク内に回収
される。
溶剤噴出孔が形成される溶剤導管を設け、この溶剤導管
を溶剤タンクに接続する構成を採れば、塗装作業終了後
に洗浄液として溶剤を溶剤噴出孔から噴出し、案内樋と
回収樋との各内面を洗浄することができる。
成するようにすれば、塗装作業終了あるいは洗浄後に塗
料供給ノズルの先端を上向きにして、ノズルから塗料や
洗浄液が滴下することを自動的に防止できる。
に説明する。符号1は本発明のロールコータであって、
このものは装置本体2と塗料調整部3と制御盤4とから
成る。
装平板Aを通過させて塗装を施す装置であり、このもの
は機枠5に対して被塗装平板Aの送入側に、コーティン
グロール6とその下のバックアップロール7とを具え
る。これらコーティングロール6とバックアップロール
7との間には、被塗装平板Aの通過間隙8aが形成さ
れ、両ロールは機枠5の側方に設けたモータM1 によ
り、被塗装平板Aの進行方向に対して互いに順送り方向
(図3中矢印で示す)に同位相で回転するようになって
いる。尚、以下被塗装平板Aの送り込み手前側を装置本
体2の前側と定義して説明する。
クターロール9が設けられる。このものは、塗装作業中
はその周面をコーティングロール6の周面と接触させな
がら回転することにより、コーティングロール6の周面
の塗膜の形成状態を調整するためのものである。そして
このものはモータM2 によりコーティングロール6と反
対方向に回転するとともに、モータM3 の正逆回転をギ
ヤボックスにより往復運動に変換し、このギヤボックス
から突出するスクリューロッド10に接続されることで
コーティングロール6に接触、離反し、あるいはコーテ
ィングロール6への圧接状態を調節できるようになって
いる。
端側にはリバースロール11と、その下のバックアップ
ゴムロール12とを具える。リバースロール11の下面
及びバックアップゴムロール12の上面は、それぞれ上
記コーティングロール6の下面及びバックアップロール
7の上面とほぼ同レベルに設定され、両ロールの間には
通過間隙8bが形成される。リバースロール11は、コ
ーティングロール6で被塗装平板A上面に転移付着した
塗料を、主として擦り込む作用をなすものであり、その
ためこのものは、モータM4 によって被塗装平板Aの進
行方向に対して逆方向に回転するようになっている。ま
たバックアップゴムロール12は、モータM5 により被
塗装平板Aの進行方向に対して順方向に回転する。
が設けられるが、このうちコーティングロール6とドク
ターロール9とは前部可動機枠13に、またリバースロ
ール11は後部可動機枠14にそれぞれ取り付けられて
いて、被塗装平板Aの厚さによって、各々前部可動機枠
13または後部可動機枠14を上下動させて、各通過間
隙8a、8bを調節できるようになっている。尚、前部
可動機枠13の上下動によるモータM1 の駆動伝達チェ
ーン15のテンション調整は、バランスウェイト16で
行なわれている。またバックアップロール7及びバック
アップゴムロール12の各上面と同レベルの位置には、
複数のフリーローラ17が各ロールと軸を平行に向けて
配設され、その上面に移送面18を形成する。
ル9との間の上方には、各ロールの幅方向の中央に、ロ
ールの軸方向に長い扁平な塗料供給ノズル19が臨む。
そしてこの塗料供給ノズル19には、図5に示すように
機枠5の側方から塗料供給管20が接続する。この塗料
供給管20には従動ギア21が設けられ、これに対して
モータM6 の出力軸に設けた駆動ギア22が噛合するこ
とで、モータM6 の駆動で塗料供給ノズル19が塗料供
給管20を軸として回動できるようになっている。因み
にこのような構造は本発明の特徴的構成の一つであり、
これにより洗浄作業終了後に塗料供給ノズル19を上向
きに回動させておけば、ノズルから洗浄液が滴下してコ
ーティングロール6を汚したり、滴下によりロール表面
の一部が膨張することを防止できる。またかかる構造
は、本実施例のロールコータ以外にも各種の塗装ないし
印刷装置における塗料、インク、洗浄剤等の供給ノズル
にも適用することができるものである。尚、バックアッ
プロール7ないしバックアップゴムロール12の下方に
は、ほぼロール幅に亘って全体的に受皿22aが設けら
れ、こぼれた塗料や洗浄液を受け止めるようになってい
る。
も、上方から塗料供給ノズル23が臨み、そしてこのノ
ズルから供給された余剰の塗料を受け入れるための受け
樋24が、リバースロール11の直後に設けられる。
尚、塗料供給ノズル23は上記塗料供給ノズル19と同
様なノズルの回動機構を具える。
ル11とには、図3に示すように後方上部にブレードB
が臨んでいる。このブレードBは、その先端がロール表
面に接触、離反できるように、上記塗料供給ノズル19
と同様な回動構造を具え、塗装作業中はブレードBをロ
ール表面に接触させ、洗浄終了後はロール表面から離反
させるようになっている。
ル11との各両端部下方には、前後方向に延びる二本の
案内樋25、26が後傾状態で配設される。この案内樋
25は余剰の塗料や、洗浄の際には洗浄液を回収するた
めのものであって、コーティングロール6及びリバース
ロール11の端部から落下した塗料や洗浄液を受け入れ
たり、受け樋24の両端からシュート24aを介して案
内された塗料や洗浄液を受け入れるようになっている。
尚、受皿22aにこぼれた塗料や洗浄液について、図2
では特に回収経路を設けていないが、直接後述の塗料タ
ンクや洗浄液タンクに導いたり、案内樋25、26に流
し込むようにして回収してもよい。
の流れる方向の端部にはシュート25a、26aが形成
され、その下方には図2に示すように、回収樋27が図
中左に傾くように設けられる。そしてこの回収樋27の
下流側(図2では左側)の端部付近には、塗料タンク2
8と洗浄液タンク29とが並べて設けられる。更に回収
樋27の下方にはシリンダ30が設けられ、そのロッド
端部が回収樋27の下面に取り付けたブラケット31に
固定され、一方回収樋27の上流側の下面には当接片3
2が形成されるとともに、この当接片32の両側には機
枠5に対してストッパ33が二個設けられる。
成の一つであり、シリンダ30のロッド収縮時には、回
収樋27の下流側端部が塗料タンク28の上方に自動的
に至り、またシリンダ30のロッド伸張時には、同端部
が洗浄液タンク29の上方に自動的に至って、塗料と洗
浄液との回収が区別して行なえるようになっている。
尚、本実施例では回収樋27全体を長さ方向にスライド
させる構造を採るが、回収樋27の下流側に長さ方向に
スライド可能な補助樋を下方から重ねて設け、この補助
樋のスライドにより樋端部の位置を塗料タンクと洗浄液
タンクとの上方に切り換えるようにしてもよい。またこ
のような樋またはその一部のスライド構造は、各種の塗
装ないし印刷装置にも同様にして適用することができ
る。
内側には、それぞれ両脇にほぼ下向きに複数の溶剤噴出
孔35が形成された溶剤導管34が配設される。因みに
この溶剤噴出孔35は、洗浄の際に溶剤を噴出し、各樋
をきれいに洗浄するためのものであり、本構造について
も各種の塗装ないし印刷装置に同様にして適用すること
ができる。
溶剤の各配管系について説明する。まず塗料調整部3
は、上記塗料タンク28、洗浄液タンク29及び溶剤タ
ンク36を具えて成る。塗料タンク28には攪拌装置3
7を具えるとともに、粘度計38を具える。この粘度計
38は、適宜公知のものが適用できるが、例えば電動機
でプロペラ状の回転体を回転駆動した際、塗料の粘度に
応じて電動機に掛かる負荷が変化することを電流値の変
化としてとらえ検出するものである。この電流値は制御
盤4の電流計39に表示、管理されるものであり、制御
盤4においてあらかじめ設定された電流の上限値と下限
値との範囲を逸脱した場合には、溶剤タンク36下方の
調節バルブ40に信号を送り、その開閉を制御できるよ
うになっている。
粘度の設定上限値を越える値を検知した時には、制御盤
4から調節バルブ40に「開」の指令が伝達され、溶剤
タンク36から溶剤が塗料タンク28内に供給される。
また粘度計38が塗料粘度の設定下限値を下回る値を検
知した時には、逆に制御盤4から調節バルブ40に
「閉」の指令が伝達され、溶剤の供給が停止する。因み
にこのような構成も本発明の特徴の一つであり、これに
より従来完全に人手に頼っていた塗料の粘度調整を自動
化することができる。
タンク28からは途中ポンプP1 を介する管路が形成さ
れ、その他端側は二つの塗料供給管20に接続される。
また洗浄液タンク29からの配管も、ポンプP1 の手前
で上記塗料タンク28からの配管系に接続し、実質的に
塗料と洗浄液とは同じ配管を共用するように構成され
る。尚、両者の切替えは、塗料タンク28側のバルブV
1 と洗浄液タンク29側のバルブV2 との開閉の切替え
によって行なわれる。
したように塗料タンク28へ通ずる管路の他に、ポンプ
P2 を介して各溶剤導管34に通じる管路及び各塗料供
給ノズル19、23に隣接して設けられる溶剤噴出ノズ
ル41へ通じる管路が形成される。尚、各溶剤噴出ノズ
ル41への溶剤の供給は、制御盤4から調節バルブ40
へ「開」の指令が伝達されるときに、同じタイミングで
溶剤噴出ノズル41へ通ずるバルブを開けて行なうよう
にする。
る配管を備える。即ち、コーティングロール6、リバー
スロール11等の表面には、複数のエア噴出孔43が形
成される圧力エア管44が臨み、この圧力エア管44と
エアコンプレッサ45との間に圧力エアの供給管路が形
成される。更にこの圧力エアの供給管路からは、途中分
岐して、塗料または洗浄液の供給管路、溶剤噴出ノズル
41へ通ずる管路及び各溶剤導管34へ通じる管路に、
それぞれバルブを介して接続される。因みにこれら圧力
エアの分岐管路は、塗装作業終了後に、各管路に残溜し
ている洗浄液や溶剤を圧力エアで負い出して、洗浄液等
のたれや滴下によるロール面の汚れを防止するためのも
のである。
造を具えるものであって、以下その作業状態について説
明する。まず塗料、洗浄液、溶剤を各タンク内に供給し
た状態で、制御盤4の操作により被塗装平板Aの厚みを
設定し、コーティングロール6を上下動させて自動的に
通過間隙8a、8bの寸法を決定する。また回収樋27
の下流側端部は、塗料タンク28の上にくるようにして
おく。
し、ドクターロール9をコーティングロール6に接触さ
せ、塗料供給ノズル19から適量の塗料を供給しながら
各ロールを回転させる。またコーティングロール6の回
転とともにブレードBが自動的にこれに接触する。尚、
このとき塗料の粘度は粘度計38で測定されており、上
記フィードバック制御による調節バルブ40の開閉操作
により、塗料は溶剤で適宜希釈され、所定範囲内の粘度
に調整されている。また制御盤4で塗布量設定釦(図示
省略)を押すことにより、ドクターロール9のコーティ
ングロール6への圧接状態を調整して塗布量を調整して
おく。
8aに入れ込み、通過間隙8b側へ移送する間に、コー
ティングロール6上の塗料を被塗装平板Aの上面に転移
付着させ、リバースロール11でこの塗料を擦り込むよ
うにする。このようにしながら順次被塗装平板Aに塗装
を施すわけであるが、コーティングロール6に残る過剰
量の塗料は、ブレードBで掻き取られ、コーティングロ
ール6両端部から案内樋25、26へ流れ込んで回収樋
27へ至り、塗料タンク28に回収される。また塗装作
業中に塗料の粘度が上昇したときには、粘度計38がこ
れを検知して調節バルブ40が開き、溶剤が塗料タンク
28に供給されるとともに、併せて溶剤噴出ノズル41
からもコーティングロール6へ供給される。
作により、残りの塗料が塗料タンク28内に自動的に回
収される。その後シリンダ30のロッド伸張により、そ
の下流端部が洗浄液タンク29の上方へ移行するように
回収樋27がスライドするとともに、バルブV1 が閉
じ、バルブV2 が開いて、今度は洗浄液が塗料の流れて
いた管路を流れるようになる。これにより塗料の付着し
ている各ロール、ブレードB、案内樋25、26、回収
樋27及び塗料の流れていた配管内部が洗浄され、洗浄
液は回収樋27を介して洗浄液タンク29に回収され
る。尚、このような洗浄はタイマーによりあらかじめ洗
浄時間が決められており、設定時間内で自動的に行なわ
れる。この自動洗浄が終了したところでブレードBが自
動的に開く。
ズル41と溶剤噴出孔35からコーティングロール6、
リバースロール11及び案内樋25、26、回収樋27
に供給され、仕上げの洗浄がなされる。そしてドクター
ロール9が自動的にコーティングロール6と離れた後、
洗浄液、溶剤の各供給管路のバルブが閉鎖され、それに
代わって圧力エアの供給管路のバルブが開き、圧力エア
が供給されてコーティングロール6、ドクターロール9
等に残っている溶剤を飛散するとともに、塗料供給ノズ
ル19、23や溶剤噴出ノズル41等に残溜する溶剤を
吐出する。その後液の滴下防止のため塗料供給ノズル1
9、23が自動的に上方へ回動し、最後に全ロールの回
転が停止する。
え、この粘度計が検知する塗料の粘度に応じて、溶剤タ
ンクから塗料タンクへの溶剤の供給またはその停止を自
動的に行なえるようにしたから、従来人手によりフォー
ドカップ等を用いて行なっていた粘度測定作業が不要と
なり、作業者の負担がかなり軽減される。
イド可能とし、この下流側端部が、塗装作業中は塗料タ
ンクに臨み、装置の洗浄中は回収液タンクに臨むように
することで、作業中は余剰の塗料を案内樋から回収樋を
介して塗料タンク内に回収し、また装置の洗浄中は洗浄
液を案内樋、回収樋を介して洗浄液タンク内に回収する
ことができ、その切替えも自動的に行なうことが可能と
なる。
溶剤噴出孔が形成される溶剤導管を設け、この溶剤導管
を溶剤タンクに接続する構成を採ることにより、案内樋
と回収樋とをその都度取り外すことなく自動的に洗浄す
ることができる。
成するようにすれば、塗装作業終了あるいは洗浄後に塗
料供給ノズルの先端を上向きにして、ノズルから塗料や
洗浄液が滴下することを自動的に防止できる。
る。
説明図である。
る。
図である。
構を示す側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 被塗装平板の送入側に、コーティングロ
ールとこれに下側から臨むバックアップロールとコーテ
ィングロール側方から接触するドクターロールとを具
え、また被塗装平板の送出側に、リバースロールとこれ
に下側から臨むバックアップゴムロールとを具え、更に
前記コーティングロールと前記リバースロールの両端部
下方には、傾いた案内樋を前後方向にそれぞれ配設し、
これら案内樋の両下傾端には回収樋を配設し、一方前記
コーティングロールと前記ドクターロールとの間及びリ
バースロールの上方には、塗料タンクより延びる塗料供
給管路に接続される塗料供給ノズルが各々臨み、この塗
料供給ノズルから供給する塗料を、前記送入側から送り
込んだ被塗装平板の上面に塗装し、併せて前記リバース
ロールを逆回転させながら被塗装平板に擦り込むように
する装置において、前記塗料タンク内には粘度計を備
え、この粘度計が前記塗料の粘度上限値を上回る値を検
知した時には、溶剤タンクから自動的に溶剤が塗料タン
クに供給され、前記粘度計が前記塗料の粘度下限値を下
回る値を検知した時には、溶剤タンクから塗料タンクへ
の溶剤の供給が自動的に停止されることを特徴とするロ
ールコータ。 - 【請求項2】 前記回収樋の下流側端部は長さ方向にス
ライド可能であり、この下流側端部が、塗装作業中は前
記塗料タンクに臨み、装置の洗浄中は回収液タンクに臨
むことを特徴とする請求項1記載のロールコータ。 - 【請求項3】 前記案内樋及び前記回収樋の各内面に
は、複数の溶剤噴出孔が形成される溶剤導管が設けら
れ、この溶剤導管が前記溶剤タンクに接続されることを
特徴とする請求項1または2記載のロールコータ。 - 【請求項4】 前記塗料供給ノズルは上方へ回動自在に
構成されることを特徴とする請求項1、2または3記載
のロールコータ。
Priority Applications (1)
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JP04354152A JP3141182B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | ロールコータ |
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JP04354152A JP3141182B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | ロールコータ |
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JPH06178957A JPH06178957A (ja) | 1994-06-28 |
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JP04354152A Expired - Fee Related JP3141182B2 (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | ロールコータ |
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Cited By (1)
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JP2008023421A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Mochizuki Kiko Seisakusho:Kk | ホットメルト系塗料に対応したロールコーター |
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- 1992-12-15 JP JP04354152A patent/JP3141182B2/ja not_active Expired - Fee Related
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