JP3141138U - 熔接ゲージ - Google Patents

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利行 五十嵐
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新潟精機株式会社
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Abstract

【課題】蟻溝の製造が1回のプログラムで蟻溝を形成することができるので、精度も著しく高く、仕上げ加工時に発生する誤差も殆どなく、しかも製作時間も従来のものに比し著しく短縮でき製品を安価に提供できるようにする。
【解決手段】ゲージ本体aの左側端縁部3から右側端縁部4にかけて形成する裏面部に押圧バネを付着する台形状スケールbがスライド可能なゲージ本体aの表面部1から内側部にかけて形成される蟻溝付き熔接ゲージにおいて、台形状スケールbの押圧バネ6が挿入する小径状バネ嵌挿溝部と、小径状バネ嵌挿溝部の上方部に形成の台形状スケールbの押圧バネの逃し溝部8と、押圧バネの逃し溝部の上方に、台形状スケールbの左側挿込み部9と右側挿込み部10を嵌挿せしめる大径の嵌挿溝部とからなる蟻溝cをワイヤーカット放電加工手段によって形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、誤差が発生しにくく、製造工程数が少なく、精度にもすぐれている熔接ゲージの分野に関するものである。
従来、熔接ゲージとして、実用新案登録第3008941号が開示されているが、前記熔接ゲージを構成するゲージ本体7には、スケール8を左右方向にスライド自在にするスライド溝34が形成されている。
しかし、前記スライド溝34の形成については特段の説明もなされていない。
そして、従来の熔接ゲージを構成するスケール8を左右方向自在にスライドさせる蟻溝の形成には、予め別設する専用蟻溝T型カッターで荒削り加工を施し、さらに前記押圧バネの逃し溝部を荒削りする荒削り工程と、前記スケールの左右両サイドの挿込み部の嵌挿溝部を荒削りする荒削り工程と、さらに前記3工程を仕上げるための仕上げ工程の全部で6工程もの工程を必要としており、形成時の所要時間も多くを必要としていた。
そのため、工程数の多いことが原因で、誤差が出やすいという欠点と、複雑な工程によって、製造費が昂騰する等の弊害があった。
さらに、前記のように蟻溝の製造工程数の多さから、各工程時に使用する器具が摩耗したりして修理費が発生する弊害もあった。
第3008941号登録実用新案公報
しかるに、本考案が解決しようとする課題は下記のとおり、従来実施されてきた多種数の専用機具を使用し、且複数の工程を経て蟻溝を形成するものでなく、ワイヤーカット放電加工手段を介して1回の工程で前記ゲージ本体に前記蟻溝を形成するものである。
そのため、本考案は、前記蟻溝の製造が1回のプログラムで前記蟻溝を形成することができるので、精度も著しく高く、仕上げ加工時に発生する誤差も殆んどなく、しかも製作時間も従来のものに比し著しく短縮でき製品を安価に提供できるようにした。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、ゲージ本体aの左側端縁部3から右側端縁部4にかけて形成する裏面部5に押圧バネ6を付着する台形状スケールbがスライド可能な前記ゲージ本体aの表面部1から内側部にかけて形成される蟻溝付き熔接ゲージにおいて、前記台形状スケールbの押圧バネ6が挿入する小径状バネ嵌挿溝部7と、前記小径状バネ嵌挿溝部7の上方部に形成の前記台形状スケールbの押圧バネ6の逃し溝部8と、前記押圧バネ6の逃し溝部8の上方に、前記台形状スケールbの左側挿込み部9と右側挿込み部10を嵌挿せしめる大径の嵌挿溝部11とからなる蟻溝cをワイヤーカット放電加工手段によって形成する熔接ゲージである。
上記課題を解決するための手段として、請求項2記載の発明は、前記ゲージ本体aの裏面部2に密接せしめ回動自在に回転子dを接続部材12を介して接着せしめる熔接ゲージである。
上記課題を解決するための手段として、請求項3記載の発明は、前記ゲージ本体aの表面部11の前方端部13に、目盛14を、且前記ゲージ本体aの表面部11の内側方にも目盛15が付されている熔接ゲージである。
上記課題を解決するための手段として、請求項4記載の発明は、前記ゲージ本体aの裏面部5に、角度目盛16を付熔接ゲージである。
上記課題を解決するための手段として、請求項5記載の発明は、前記抜止めバネ6が、リン青銅である熔接ゲージである。
上記課題を解決するための手段として、請求項6記載の発明は、前記接続部材12が、ピンである熔接ゲージである。
請求項1の本発明は、ゲージ本体aの左側端縁部3から右側端縁部4にかけて形成する裏面部5に押圧バネ6を付着する台形状スケールbがスライド可能な前記ゲージ本体aの表面部1から内側部にかけて形成される蟻溝付き熔接ゲージにおいて、前記台形状スケールbの押圧バネ6が挿入する小径状バネ嵌挿溝部7と、前記小径状バネ嵌挿溝部7の上方部に形成の前記台形状スケールbの押圧バネ6の逃し溝部8と、前記押圧バネ6の逃し溝部8の上方に、前記台形状スケールbの左側挿込み部9と右側挿込み部10を嵌挿せしめる大径の嵌挿溝部11とからなる蟻溝cをワイヤーカット放電加工手段によって形成する熔接ゲージなので、前記蟻溝の製造工程が1回の施工でしかも短時間で形成することができる。そのため、製作費を従来の製造工程による制作費よりも著しく安価である。
さらに本考案は、前記のとおり蟻溝の製造工程が1回なので、各構成部分の寸法上の誤差も全くなく精度の高い製品として仕上げ販売できる。
また本考案は、従来の蟻溝を形成する制作上の器具を全く不要とし、且前記器具の摩耗による修理工程もなく、且複数の研削器具を取り揃える必要もないので、製作費も安価となる利点を有している。
請求項2の本発明は、前記ゲージ本体aの裏面部2に密接せしめ回動自在に回転子dを接続部材12を介して接着せしめる熔接ゲージなので、前記請求項1に記載の発明と同じ効果を有している。
請求項3の本発明は、前記ゲージ本体aの表面部11の前方端部13に、目盛14を、且前記ゲージ本体aの表面部11の内側方にも目盛15が付されている熔接ゲージなので、前記請求項1又は同2に記載の発明と同じ効果を有している。
請求項4の本発明は、前記ゲージ本体aの裏面部5に、角度目盛16を付する熔接ゲージなので、請求項1又は同2又は同3に記載の発明と同じ効果を有している。
請求項5の本発明は、前記抜止めバネ6が、リン青銅である熔接ゲージなので、前記請求項1又は同2又は同3又は同4に記載の発明と同じ効果を有している。
請求項6記載の発明は、前記接続部材12が、ピンである熔接ゲージなので、前記請求項1又は同2又は同3又は同4又は同5に記載の発明と同じ効果を有している。
本考案の請求項1〜6記載の考案の実施の形態は、共通しているので以下のとおり一括して説明する。
図において、aは熔接ゲージを構成する厚い板状のゲージ本体であり、bは台形状スケールである。
前記ゲージ本体aは、前記ゲージ本体aの左側端縁部3から右側端縁部4にかけて形成する。
前記ゲージ本体aに形成の蟻溝cは、前記台形状スケールbが左右方向に自在にスライドができるような形状を有している。
前記台形状スケールbの裏面部5には、前記スケールbが蟻溝c内に嵌挿した際に、このスケールbを常時押圧するように押圧バネ6を付着する。
前記蟻溝cの形態は、前記押圧バネ6が挿入する小径状バネ嵌挿溝部7と、前記小径状バネ嵌挿溝部7の上方部には前記台形状スケールbの押圧バネ6の逃し溝部8がある。さらに前記逃し溝部8の上方には、前記台形状スケールbの左右再サイドの傾斜状となっている左側挿込み部9と同じく右側挿込み部10を嵌挿する大径の嵌挿溝部11が形成される。
上記が蟻溝cである。
本考案の熔接ゲージは、ゲージ本体aの表面部1から裏面部2方向にかけて、最下段の小径状バネ嵌挿溝部7と、中段の逃し溝部8と大径の嵌挿溝部11とを、ワイヤーカット放電加工手段によって、1回で前記蟻溝cを形成するものである。
前記ワイヤーカット放電加工手段は、市販されている加工手段をもって処理する。
dは前記ゲージ本体aの裏面部5に密着せしめ回動自在に接続部材12を介して接着せしめた回転子である。
さらに前記接続子12はピン材でも良い。
また本考案のゲージ本体aの表面部1の前方端部13に目盛14を付する。さらに前記ゲージ本体aの表面部1の内側方にも目盛15を付記する。
さらに前記ゲージ本体aの裏面部2に角度目盛16を付記する。
また、前記押圧バネ6は、リン青銅製である。
本考案熔接ゲージにおけるゲージ本体に台形状スケールが嵌挿されている状態の正面図である。
図1に回転子を接着せしめた熔接ゲージの背面図である。
図2の状態から回転子を若干回転せしめた熔接ゲージの背面図である。
同熔接ゲージの一部切欠拡大縦断面図である。
同台形状スケールの裏面部に押圧バネが取着している状態を示す一部切欠拡大縦断面図である。
同ゲージ本体に回転子が接着する状態を示す一部切欠縦断面図である。
同ゲージ本体の正面図である。
図7のゲージ本体の一部切欠拡大縦断面図である。
同台形状スケールの正面図である。
同台形状スケールの底面図である。
符号の説明
A 熔接ゲージ
a ゲージ本体
b 台形状スケール
c 蟻溝
d 回転子
1 表面部
2 裏面部
3 左側端縁部
4 右側端縁部
5 裏面部
6 押圧バネ
7 バネ嵌挿溝部
8 逃し溝部
9 左側挿込み部
10 右側挿込み部
11 嵌挿溝部
12 接続部材
13 前方端部
14 目盛
15 目盛
16 角度目盛
17 ワッシャー

Claims (6)

  1. ゲージ本体の左側端縁部から右側端縁部にかけて形成する裏面部に押圧バネを付着する台形状スケールがスライド可能な前記ゲージ本体の表面部から内側部にかけて形成される蟻溝付き熔接ゲージにおいて、前記台形状スケールの押圧バネが挿入する小径状バネ嵌挿溝部と、前記小径状バネ嵌挿溝部の上方部に形成の前記台形状スケールの押圧バネの逃し溝部と、前記押圧バネの逃し溝部の上方に、前記台形状スケールの左側挿込み部と右側挿込み部を嵌挿せしめる大径の嵌挿溝部とからなる蟻溝をワイヤーカット放電加工手段によって形成することを特徴とする熔接ゲージ。
  2. 前記ゲージ本体の裏面部に、密接せしめ回動自在に回転子を接続部材を介して接着せしめることを特徴とする請求項1に記載の熔接ゲージ。
  3. 前記ゲージ本体の表面部の前方端部に、目盛を、且前記ゲージ本体の表面部の内側方にも目盛が付されていることを特徴とする請求項1又は同2に記載の熔接ゲージ。
  4. 前記ゲージ本体の裏面部に、角度目盛を付することを特徴とする請求項1又は同2又は同3に記載の熔接ゲージ。
  5. 前記抜止めバネが、リン青銅であることを特徴とする請求項1又は同2又は同3又は同4に記載の熔接ゲージ。
  6. 前記接続部材が、ピンであることを特徴とする請求項1又は同2又は同3又は同4又は同5に記載の熔接ゲージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109141183A (zh) * 2018-06-30 2019-01-04 武汉冶钢结构有限责任公司 角接接头角焊缝检测尺
CN111397489A (zh) * 2020-04-23 2020-07-10 二重(德阳)重型装备有限公司 燕尾槽测量装置及测量方法

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