JP3140781U - 立体刺繍型 - Google Patents

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Abstract

【課題】熟練を要する盛り上げ技法の刺繍を容易にでき、しかも同一の型の成形も容易な立体刺繍型を提供する。
【解決手段】造形乾燥後に外力による変形を受けても簡単にひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を備え且つ針の通りがよい薄く延ばしたシート状軽量粘土2の表裏面の両面を布生地3でサンドイッチ状に挟み込んだ刺繍用布生地4の表面に、立体デザイン凹凸型を使用して凹凸立体型デザインを形成すると共にデザインに刺繍用補助ラインを施した。
【選択図】図1

Description

この考案は、種々の糸を用いて、布地の表面に絵や模様を縫い表す刺繍用の型に係り、特に、熟練を要する盛り上げ技法の刺繍を容易にでき、叉同一の型の成形も容易な立体刺繍型に関するものである。
従来、刺繍は平面で行われている。刺繍では盛りあげの技法として肉入れと称して、綿や木綿等で成形して立体刺繍に仕上げている。
実開平06−62981 特開平06−322656 特開2003−328262
しかしながら、綿や木綿等で成形して立体刺繍に仕上げる場合には熟練を要する。
また、微妙な表現は困難であり、熟練の技を備えた専門家であっても同一の型の立体刺繍の成形はできなかった。
この考案は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、熟練を要する盛り上げ技法の刺繍を容易にでき、しかも同一の型の成形も容易な立体刺繍型を提供することにある。
以上の課題を解決するために、請求項1の考案は、造形乾燥後に外力による変形を受けても簡単にひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を備え且つ針の通りがよい薄く延ばしたシート状軽量粘土の表裏面の両面を布生地でサンドイッチ状に挟み込んだ刺繍用布生地の表面に、立体デザイン凹凸型を使用して凹凸立体型デザインを形成した手段よりなるものである。
また、請求項2の考案は、造形乾燥後に外力による変形を受けても簡単にひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を備え且つ針の通りがよい薄く延ばしたシート状軽量粘土の表裏面の両面を布生地でサンドイッチ状に挟み込んだ刺繍用布生地の表面に、立体デザイン凹凸型を使用して凹凸立体型デザインを形成すると共に該デザインに刺繍用補助ラインを施した手段よりなるものである。
以上の課題を解決するための手段を備えた請求項1、請求項2の考案に係る立体刺繍型によれば、次のような優れた効果を奏することができる。
(1)造形乾燥後に外力による変形を受けても簡単にひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を備え且つ針の通りがよいのは勿論のこと、薄く延ばしたシート状軽量粘土の表裏面の両面を布生地で覆っているので、針を間違って入れた後に針を抜いても、針穴が表面に残ることがなく、仕上がりが綺麗になると共に従来の平面布生地に刺繍するのに近い感覚で立体刺繍が可能となり、初心者でも手軽に立体刺繍を行うことができる。
(2)これまでの立体型の刺繍は、肉入れと称して綿や木綿等の詰め物を入れて立体刺繍に仕上げていて高度な熟練を要していたが、この考案に係る立体刺繍型を使用することにより、初心者でも手軽にプロの技を楽しむことができる。
(3)デザイン専門家が作った良質の同一の立体型デザインを多量にしかも安価に製作できるので、良質の同一の立体型デザインを広く世間に普及させることが可能となり、デザイン製作能力が乏しい初心者でも立体刺繍用の良質のデザインを容易にしかも安価に入手することができる。
(4)デザイン専門家が作った良質の立体デザイン型を基にしてこれに刺繍を施してゆけばよいので、デザイン製作能力が乏しい初心者であってもデザイン性に優れた立体刺繍に仕上げることが可能となる。
(5)これまでの立体型の刺繍にあっては、前記のように詰め物などを入れて立体型に仕上げているが、詰め方などの相違によって微妙な表現が困難であり、専門家であっても同一形の立体型刺繍を作るのが難しく、単品製作となっていたが、この考案に係る立体刺繍型を使用することにより、同一の立体型刺繍を多数製作することが可能となる。
(6)良質のデザイン型を基に、立体刺繍型の量産ができ、刺繍のクラフトとしての新しい分野が可能となる。
(6)薄く延ばしたシート状軽量粘土の片面のみを布生地で覆う場合には、薄く延ばしたシート状軽量粘土が割れることがあるが、シート状軽量粘土の表裏面の両面を布生地で覆っているので、簡単にシート状軽量粘土が割れることもない。
(7)薄く延ばしたシート状軽量粘土の表裏面の両面を布生地で覆っているので、シート状軽量粘土の片面のみを布生地で覆う場合に比べて、シート状軽量粘土のひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を有するという優れた特性をさらに強化することができる。
(8)このように、この考案に係る立体刺繍型によれば、良質のデザイン型を基に、立体刺繍型の量産ができ、刺繍の新しい分野が可能となる。
また、請求項2の考案に係る立体刺繍型によれば、前記の効果に加えて次のような優れた効果を奏することができる。
(1)デザインに刺繍用補助ラインを施したことにより、デザインが立体的であるのに加えて、刺繍用補助ラインによって、立体的デザインの内容がより明確に把握でき、刺繍用補助ラインに沿って刺繍を行うことにより、立体刺繍型の有する優れたデザインの特徴を損なうことなく、立体刺繍を行うことが可能となる。
以下、図面に記載の考案を実施するための最良の形態に基づいて、この考案をより具体的に説明する。
ここで、図1(A)〜(D)は立体刺繍型の作り方を示す説明図、図2は立体刺繍型の端面図である。
図において、立体刺繍型1は、立体的な刺繍を行いたい場合に使用される型で、凹凸の立体型に形成された表面に刺繍することによって、簡単に立体刺繍を楽しむことができるものである。特に、刺繍を立体的に仕上げる場合には、これまでは熟練の技を要していたが、この立体刺繍型1を使用することで、初心者でも容易に立体刺繍を行うことが可能となる。
立体刺繍型1は、薄く延ばしたシート状軽量粘土2の表裏面の両面を刺繍用の布生地3でサンドイッチ状に挟み込んで構成される刺繍用布生地4の表面に、立体デザイン凹凸型5を使用して凹凸立体型デザインが形成される。立体デザイン凹凸型5を使用して成形されるため、同一型の量産が可能となる。また、立体デザイン凹凸型5として専門家の良質なデザインを利用することにより、同一の良質な立体刺繍型1を多数造り出すことができる。
立体刺繍型1の基になる刺繍用布生地4は、表裏面の両面の布生地3とその間に挟み込まれるシート状軽量粘土2から構成される。このうち、シート状軽量粘土2としては、例えば、株式会社パジコの「ハーティクレイ ホワイト(製品名)」の軽量粘土が使用される。この製品の成分表示によると、株式会社パジコの軽量粘土は、微小中空球樹脂、繊維、無機粉、合成糊材、保存材、防カビ剤、水、などから構成されている。
株式会社パジコの「ハーティクレイ ホワイト(製品名)」の軽量粘土にあっては、造形乾燥後に外力による変形を受けても簡単にひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を備え且つ針の通りがよい等の特徴があり、造形乾燥後つまり立体デザインにした後は、外力による変形を受けても簡単にひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を備えており、しかも刺繍のために針を通す場合にスムーズに針が通り易いという利点があり、立体刺繍型1の材料としては優れていると考えられる。
シート状軽量粘土2は例えば1mm以下に薄く延ばされて使用される。薄く延ばしたシート状軽量粘土2の表裏面の両面を布生地3でサンドイッチ状に挟み込んで刺繍用布生地4が作られる。両面を布生地3で覆うことにより、シート状軽量粘土2の片面のみを布生地3で覆う場合に比べて、シート状軽量粘土のひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を有するという優れた特性をさらに強化することができる。
刺繍用布生地4を作った後に、この刺繍用布生地4の表面に、立体デザイン凹凸型5を使用して凹凸立体型デザインを施し、これが乾燥することによって立体刺繍型1が成形される。立体デザイン凹凸型5を使用することにより、同一の立体刺繍型1を多数作ることが可能となる。立体デザインとして、専門家のデザイナーによってデザインされた良質なものを使用することにより、良質な立体刺繍型1を得ることができる。
立体刺繍型1は表面が凹凸状になっているが、デザインの図案などの輪郭が明確でない。そこで、デザインに図案などの刺繍用補助ライン6を施して刺繍し易いようにする。デザインが立体的であるのに加えて、図案などの刺繍用補助ライン6によって、立体的デザインの内容がより明確に把握でき、図案などの刺繍用補助ライン6に沿って刺繍を行うことにより、立体刺繍型1の有する優れたデザインの特徴を損なうことなく、立体刺繍を行うことが可能となる。
次に、上記考案を実施するための最良の形態の構成に基づく立体刺繍型の作り方について以下説明する。
例えば株式会社パジコの「ハーティクレイ ホワイト(製品名)」という製品名のシート状軽量粘土2を例えば1mm以下になるように薄く延ばす。薄く延ばすのは造形乾燥後に針の通りを良くするためである。また、軽くできるからである。シート状軽量粘土2の厚みはシート状軽量粘土2の広さにも比例しており、シート状軽量粘土2が広い場合には厚みも少し厚くする。
薄く延ばしたシート状軽量粘土2の表裏面の両面に刺繍用の布生地3をあてがい、両面の布生地3でシート状軽量粘土2をサンドイッチ状に表裏面の両面側から挟んで刺繍用布生地4を作る。
刺繍用布生地4のシート状軽量粘土2が乾燥まえの固まらないうちに、専門家のデザイナーによってデザインされた良質な所望のデザインが施された立体デザイン凹凸型5の間に刺繍用布生地4を挟む。立体デザイン凹凸型5の凸側と凹側とで刺繍用布生地4を挟んで、上下から圧着する。
圧着後、刺繍用布生地4のシート状軽量粘土2の造形後に、立体デザイン凹凸型5からはずす。専門家のデザイナーによってデザインされた良質な所望のデザインからなる凹凸状の針の通りのよい立体刺繍型1ができあがる。
立体刺繍型1の刺繍が施される表面は凹凸面にはなっているが、立体的デザインの輪郭など内容が把握できないので、立体的デザインの内容がより明確に把握できるように刺繍用補助ラインの図案などをいれる。
このようにして作られた立体刺繍型1を使用して、図案などの刺繍用補助ライン6に沿って刺繍を行うことにより、熟練の技量を有さない者でも、立体刺繍を簡単容易に行うことが可能となる。
なお、この考案は上記考案を実施するための最良の形態に限定されるものではなく、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
(A)〜(D)はこの考案を実施するための最良の形態の立体刺繍型の作り方を示す説明図である。 この考案を実施するための最良の形態の立体刺繍型の端面図である。
符号の説明
1 立体刺繍型
2 シート状軽量粘土
3 布生地
4 刺繍用布生地
5 立体デザイン凹凸型
6 刺繍用補助ライン

Claims (2)

  1. 造形乾燥後に外力による変形を受けても簡単にひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を備え且つ針の通りがよい薄く延ばしたシート状軽量粘土の表裏面の両面を布生地でサンドイッチ状に挟み込んだ刺繍用布生地の表面に、立体デザイン凹凸型を使用して凹凸立体型デザインを形成したことを特徴とする立体刺繍型。
  2. 造形乾燥後に外力による変形を受けても簡単にひび割れ、折れ、破損等を生ぜず弾力性を備え且つ針の通りがよい薄く延ばしたシート状軽量粘土の表裏面の両面を布生地でサンドイッチ状に挟み込んだ刺繍用布生地の表面に、立体デザイン凹凸型を使用して凹凸立体型デザインを形成すると共に該デザインに刺繍用補助ラインを施したことを特徴とする立体刺繍型。
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