JP3140629U - 酒器 - Google Patents

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Abstract

【課題】燗をつけた焼酎を保温しつつ安定に収容し、前記焼酎をゆっくりと愉しむことを可能とする酒器を提供する。
【解決手段】略楕円形状の底面を有し高さが底面の短手方向の最大長さよりも短くされた、略ドーム形状の本体内部空間を有する酒器であって、本体内部空間の底面は、略中央が凸なる緩やかな曲面とされている。焼酎の多寡に関わらず、水平方向における略中央の低い高さ位置に重心が維持されると共に、重力が酒器の周端部に分散されるから、安定に焼酎を収容することができる。蓋2が本体1から上方に向けて突設された注入口3と嵌合されることによって蒸気が漏れ出ることが回避され、蒸発による熱損失が防止される。本体1及び蓋2は何れも熱に強く熱伝導率の低い陶器製であって、燗をつけた焼酎を入れ又は直火に当てても酒器が変形又は破損し難く、焼酎の保温に適する。親亀,子亀及び孫亀を模した、優れた外観を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、燗をつけた焼酎に適した酒器に関する。
焼酎を入れる伝統的な酒器として、ちょかが知られている。ちょかは、算盤珠の様な形状の陶器製の酒器であり、上部の注入口は蓋付きとされ、側方には突出した注出管が設けられている。従来は、割水された焼酎をちょかに入れて七輪等で加温して燗をつけつつ、前記注出管から猪口等の飲用容器に焼酎を移していたとされる。ガスこんろ等の火力の強い加熱器具が普及し七輪等の旧型の加熱器具が廃れた昨今では、ちょかは専ら風流を愉しむ目的で使用されることが多く、他の容器で予め燗をつけた焼酎を移し入れて用いられている。
一方、上部が広く開口した浅皿状の徳利本体に、注ぎ口を設けた徳利が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−126031号公報
しかしながら、伝統的なちょかは七輪等で加温することを想定し、底面積が小さく重心の高い算盤珠の様な形状に作成されているため、食卓に安定に載置するのに適さない。
上記特許文献1に記載の徳利本体は、アユ等の魚の骨がそのままの姿で収容可能な程度に広い底面積を有し且つ浅く形成され上部が広く開口しているから、加温された液体を内部に注ぎ入れると、盛んな蒸発によって熱が奪われ前記液体が容易に冷めてしまう虞がある。蓋を設けることも開示されているものの、下面が平らな蓋を徳利本体の開口を覆う様にして単に載置するものであって、徳利本体と蓋の隙間から蒸気が漏れ出ることを防ぎ得ず保温効果は期待できない。
徳利本体は全ての部位における高さが略均一で且つ浅いから、徳利を僅かに移動させただけでも、注ぎ口又は開口部から内部の液体が溢れてしまう虞がある。
本考案は、上記問題点に鑑み、燗をつけた焼酎を保温しつつ安定に収容できる酒器を提供することを課題とする。換言すると、燗をつけた焼酎が冷めることを回避しつつゆっくりと焼酎を嗜み、風流を愉しむのに適した酒器を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本考案の請求項1に係る酒器は、上部に設けられた注入口及び側方から突出する注出管を有する本体と、注入口に嵌合可能な蓋を具えた酒器であって、本体内部空間が、略楕円形状の底面を有し、高さが底面の短手方向の最大長さよりも短くされた略ドーム形状である。
請求項2に係る考案は、請求項1に記載の酒器であって、本体内部空間の底面が、略中央が凸なる緩やかな曲面とされてなる。
請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2に記載の酒器であって、
蓋が、注入口の略平らな開口縁部と当接される略平らな当接面と、当接面から突設され注入口の内側に遊嵌される筒状の嵌挿部を具えてなり、
当接面の外端から嵌挿部の付け根までの距離が、何れの方向においても、遊嵌隙間と開口縁部の厚みの和よりも大きくされてなる。
請求項4に係る考案は、本体から側方に向けて突設された脚の内側に、本体内部空間と連通する凹みが設けられてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の酒器である。
請求項5に係る考案は、本体及び蓋が陶器で作成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の酒器である。
請求項6に係る考案は、親亀を模した本体と、孫亀を背負った子亀を模した蓋を具えてなる請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の酒器である。
本考案に係る酒器は、略楕円形状の底面を有する本体内部空間の高さが底面の短手方向の最大長さよりも短くされているから、焼酎の多寡に関わらず重心が低く保たれ、多量の焼酎でも安定に収容できる。本体内部空間が略ドーム形状とされていて、常に下方に焼酎の大部分が収容されると共に、重心の水平位置が酒器の略中央に維持されるから、より安定に焼酎を収容できる。
多量の焼酎であっても安定に収容できるから、容器から焼酎を零すことが回避されるし、燗をつけた焼酎を幾度も移し入れる手間を省きゆっくりと焼酎を愉しむことができる。近年の、風流を愉しむ目的での使用に適った酒器である。
請求項2に係る酒器は、本体内部空間の底面が略中央が凸なる緩やかな曲面とされているから、酒器に入れた焼酎の重力が酒器の周端部付近に分散して加わり、焼酎を入れた酒器がより安定する。
請求項3に係る酒器は、注入口の開口縁部及び蓋の当接面が何れも略平らであって、しかも当接面の外端から嵌挿部の付け根までの距離が、何れの方向においても、遊嵌隙間と開口縁部の厚みの和よりも大きくされてなるから、蓋が開口縁部と平行な何れの方向にずれたとしても、両者が密接されることによって蒸気の漏出が回避され、焼酎が確実に保温される。嵌挿部が設けられることによって蓋が重くなることも、本体と蓋とのより確実な密接に寄与する。筒状の注入口に筒状の嵌挿部が遊嵌されていて、両者の隙間に入り込む蒸気の量が限定されることによって本体と蓋の隙間から蒸気が漏れ出ることがより確実に回避されるから、焼酎がより確実に保温される。
請求項4に係る酒器は、本体から側方に向けて脚が突設されているから、脚で支持されることによって、脚を持たない酒器に比べ安定に載置される。脚を設けることによって本体が食卓と接する面積を小さくすることができ、燗をつけた焼酎を入れた酒器を直接載置しても食卓に熱が伝わることが回避され、塗料の変質や剥離等の、熱による食卓の損傷が回避される。更に、脚の内側に本体内部空間と連通する凹みが設けられているから、酒器に入れた焼酎の一部が前記凹みに入ることによって、酒器に入れた焼酎の重力が酒器の周端部付近により分散して加わり、焼酎を入れた酒器が更に安定する。
請求項5に係る酒器は、熱に強く熱伝導率の低い陶器で本体及び蓋が作成されているから、高温でも変形又は破損し難く、焼酎を更に確実に保温でき、燗をつけた焼酎をゆっくりと愉しむのに適している。直火に当てても酒器が破損し難いから、伝統的なちょかと同様に七輪等で加温することもできる。
請求項6に係る酒器は、優れたデザインの外観を有するから、使用者は、焼酎のみならず酒器の外観も愉しむことができる。酒器としてのみならず、置物としても充分な価値を具えたものであって、消費者の購買意欲を高める効果も期待できる。亀を模した形状とすることによって蓋が重くなるから、本体と蓋とが更に確実に密接され、焼酎の更に確実な保温に寄与する。
以下に、本考案を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明するが、本考案はこれらに限定されるものではない。
図1は、本考案の実施形態を示す斜視図である。図2は、本考案の実施形態に係る図面で、(a)は本体を示す斜視図であり、(b)は蓋を示す側面図である。図3は、本考案の実施形態を示す上面図である。図4は、本考案の実施形態を示す側面図である。図5は、本考案の実施形態を示す底面図である。図6は、図3のA−A線断面図である。図7は、図4のB−B線断面図である。また、図8は、蓋と注入口の嵌合状態を示すP矢視要部断面図である。
本考案に係る酒器は、図1乃至図8に示される様に、上部に設けられた注入口3及び側方から突出する注出管4を有する本体1と、注入口3に嵌合可能な蓋2を具えた酒器であって、その本体内部空間5は、略楕円形状の底面5aを有し、高さが底面5aの短手方向の最大長さよりも短くされた略ドーム形状とされている。
本体1及び蓋2は陶器で作成されているが、剛性を有していればそれらの材質は必ずしも陶器に限定されず、鉄,銅,真鍮,炭素鋼,ステンレス鋼,アルミニウム合金等の剛性を有する金属,高密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル,ポリスチレン,ポリテトラフルオロエチレン,AS樹脂,ABS樹脂,ポリカーボネート,ポリアミド,ポリ乳酸,ポリテレフタル酸エステル,ポリメタクリル酸エステル等の剛性を有する合成樹脂,陶器,磁器,ソーダ石灰ガラス,クリスタルガラス,ホウケイ酸ガラス及び木材が好適に用いられる。熱に強く燗をつけた焼酎を入れても容易に変形又は破損せず、熱伝導率が低く焼酎を保温できる、高密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリテトラフルオロエチレン,ポリカーボネート,ポリアミド,ポリテレフタル酸エステル,陶器及び磁器がより好適に用いられる。特に熱に強く高温でも変形又は破損し難い陶器又は磁器が更に好適であって、直火に当てても破損し難く七輪等で加温できる陶器が特に好適である。
本体1は、略ドーム形状の本体内部空間5を有する容器であって、上部に注入口3が設けられると共に、側方には本体内部空間5と連通する注出管4が突出されて設けられている。本体1の外周には、本体1の下端付近から側方に向けて、4個の脚6,…が突設されている。本体1上部の長手方向の両端付近には注入口3を挟む様にして係合部7,7が設けられ、係合部7,7には把手8が取付けられている。本体1は、注出管4が頸で4個の脚が四肢とする親亀を模して作成されているが、略ドーム形状の本体内部空間5を有する形状であれば必ずしもこの形状に限定されない。
蓋2は、その下方に、略平らな当接面2bを有している。当接面2bから下方に向けて筒状の嵌挿部2aが突設されていて、注入口3と遊嵌可能とされている。蓋2は、孫亀を背負った子亀を模して作成されていて、嵌挿部2aを注入口3に嵌挿して蓋をすると、前記子亀を更に親亀が背負った形状となる。蓋2の形状は、嵌挿部2a及び当接面2bを具えていれば必ずしもこの形状に限定されない。
本実施形態においては、蓋2は中空とされているが必ずしもこれに限られず、中空でない蓋2の下方に嵌挿部2aが突設されていても良い。蓋2が中空とされている場合には、蓋2の内面は、嵌挿部2aの内周面と緩やかな曲面で連通され、嵌挿部2a以外に下方への凹部を持たないことが好ましい。蓋2内で蒸気が凝縮したとしても、生じた液体が蓋2内に留まり難く、蓋2を開けた際に意図せず液滴が落ち周囲を汚すことが回避されるからである。
嵌挿部2aは、蓋2の下方に突設され、略楕円形の断面を有する筒状に形成されている。嵌挿部2aの断面形状は、本体1の注入口3と嵌合可能な形状であれば必ずしも略楕円形に限られず円形,多角形等任意形状であって良いが、蓋2が繰り返し開閉されることによって稜が摩耗する虞の無い略円形,略楕円形又は稜が面取りされた略多角形とされていることが好ましく、外力に対して高い強度を発揮する略円形又は略楕円形がより好ましい。本体1及び蓋2が一体として、例えば親亀,子亀及び孫亀等の特定の形状を模している場合には、嵌挿部2aの断面形状は、蓋2の本体1に対する向きが限定される略楕円形状であることが更に好ましい。
嵌挿部2aと注入口3の嵌合の形式は必ずしも遊嵌に限られず、嵌挿部2aの外周が注入口3と隙間無く嵌合されていても良いが、蓋2が繰り返し開閉されることによって嵌挿部2a又は注入口3が摩耗する虞の無い遊嵌であることが好ましい。
当接面2bは、蓋2の下方に設けられた略平らな面であって、後述する開口縁部3aと当接可能である。当接面2bの外端から嵌挿部2aの付け根までの距離Wは、図8に示される様に、注入口3と嵌挿部2aとの遊嵌隙間(L+L)と開口縁部3aの厚みTの和よりも大きくされている。また、当接面2bの外端から嵌挿部2aの付け根までの距離Wは、注入口3と嵌挿部2aとの遊嵌隙間(L+L)と開口縁部3aの厚みTの和よりも大きくされている。したがって、蓋2が、図8において左右何れかにずれたとしても、当接面2bは常に開口縁部3aに当接される。P矢と垂直な方向を例に説明したが、何れの方向においても、当接面2bの外端から嵌挿部2aの付け根までの距離は、遊嵌隙間と開口縁部3aの厚みの和よりも大きくされていて、蓋2がずれたとしても当接面2bは常に開口縁部3aに当接され、当接面2bと開口縁部3aとの隙間から蒸気が漏れ出ることが回避される。
注入口3は、略楕円形の断面を有する筒状の形状を有し、本体1の上部に突設されている。注入口3の開口は本体内部空間5と連通していて、注入口3上端の開口縁部3aは略平らとされている。本体内部空間5に焼酎を注入可能であれば必ずしも筒状の注入口3が突設されていることに限られず単純な孔が設けられているのみでも良いが、略平らな開口縁部3aを有する筒状の注入口3が突設されていることが好ましい。叙上の通り、嵌挿部2aが注入口3に遊嵌され、開口縁部3aが当接面2bと当接されることによって、本体1と蓋2の隙間からの蒸気漏れをより確実に回避できるからである。
注入口3の断面形状は、嵌挿部2aと嵌合可能な形状であれば必ずしも略楕円形に限られず円形,多角形等任意形状であって良いが、亀裂を生じ易い凹稜を持たない、略円形,略楕円形又は凹稜が面取りされた略多角形とされていることが好ましく、外力に対して高い強度を発揮する略円形又は略楕円形がより好ましい。本体1及び蓋2が一体として、例えば親亀,子亀及び孫亀等の特定の形状を模している場合には、注入口3の断面形状は、蓋2の本体1に対する向きが限定される略楕円形状であることが更に好ましい。
注出管4は、本体1の側方に突出する様に設けられ、本体内部空間5と連通している。注出管4先端の開口は開口縁部3aよりも高くされているが、注入口3から焼酎を注入しても焼酎が溢れない高さ位置であれば良く、開口縁部3aと略等しい高さ位置とされていても良い。
本体内部空間5は、略楕円形状の底面5aを有する略ドーム状の形状とされていて、その高さは、底面5aの短手方向の最大長さよりも短くされている。更に、本体内部空間5の底面5aは、略中央が凸なる緩やかな曲面とされている。
本体1から側方に向けて、本体1と一体として作成された4個の脚6,…が突設されている。脚6,…の数は必ずしも4個に限られず、酒器を安定に支持可能であれば良いが、複雑に過ぎず本考案を容易に作成でき、亀の形状を模すのに適した4個であることが好ましい。また、脚6,…の内側に本体内部空間と連通する凹みが設けられていても良く、一切の凹みを持たない脚が設けられていても良い。
係合部7,7は、下辺が本体1上部に接する略三角形状とされているが、把手8が取付け可能であれば必ずしもその形状は限定されず、略円形,略楕円形,多角形他の任意形状であっても良い。2個の係合部7,7は、同一形状であっても良く、互いに異なる形状とされていても良い。また、必ずしも係合部7,7が設けられ把手8が取付けられている必要は無く、本体1と一体として作成された把手が、本体1から上方,後方又は側方に延出されて設けられていても良い。
把手8は、カズラで作成され、係合部7,7と係合されている。把手8の材質は、焼酎を収容した酒器を吊下するに充分な強度を有していれば必ずしもカズラに限定されず、鉄,銅,真鍮,炭素鋼,ステンレス鋼,アルミニウム合金等の剛性を有する金属,高密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリ塩化ビニル,ポリスチレン,ポリテトラフルオロエチレン,AS樹脂,ABS樹脂,ポリカーボネート,ポリアミド,ポリ乳酸,ポリテレフタル酸エステル,ポリメタクリル酸エステル等の剛性を有する合成樹脂,陶器,磁器,ソーダ石灰ガラス,クリスタルガラス,ホウケイ酸ガラス,木材及びカズラが好適に用いられるが、趣があって興醒めしない酒器とするために、カズラで作成されていることが特に好ましい。尚、カズラの生物種を、特に限定するものではない。また、把手8の形状は、特に限定されない。
本考案は、叙上の通り酒器として優れた特性を有するが、急須,液体調味料の容器,花瓶等の液体容器としても用いることができる。また、優れた外観を有するから、置物又は土産物としての価値も高い。
本考案の実施形態を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る図面で、(a)は本体を示す斜視図であり、(b)は蓋を示す側面図である。 本考案の実施形態を示す上面図である。 本考案の実施形態を示す側面図である。 本考案の実施形態を示す底面図である。 図3のA−A線断面図である。 図4のB−B線断面図である。 蓋と注入口の嵌合状態を示すP矢視要部断面図である。
符号の説明
1 本体
2 蓋
2a 嵌挿部
2b 当接面
3 注入口
3a 開口縁部
4 注出管
5 本体内部空間
5a 底面
6 脚
7 係合部
8 把手

Claims (6)

  1. 上部に設けられた注入口及び側方から突出する注出管を有する本体と、注入口に嵌合可能な蓋を具えた酒器であって、本体内部空間が、略楕円形状の底面を有し高さが底面の短手方向の最大長さよりも短くされた略ドーム形状であることを特徴とする酒器。
  2. 本体内部空間の底面が、略中央が凸なる緩やかな曲面とされてなることを特徴とする請求項1に記載の酒器。
  3. 蓋が、注入口の略平らな開口縁部と当接される略平らな当接面と、当接面から突設され注入口の内側に遊嵌される筒状の嵌挿部を具えてなり、
    当接面の外端から嵌挿部の付け根までの距離が、何れの方向においても、遊嵌隙間と開口縁部の厚みの和よりも大きくされてなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の酒器。
  4. 本体から側方に向けて突設された脚の内側に、本体内部空間と連通する凹みが設けられてなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の酒器。
  5. 本体及び蓋が陶器で作成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の酒器。
  6. 親亀を模した本体と、孫亀を背負った子亀を模した蓋を具えてなることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の酒器。
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