JP3140625U - ろうそく立ての風防 - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾つきのろうそく立て風防を提供する。
【解決手段】ろうそく立て1に板バネ3を複数設置した台座2を、当該台座2の内側に取り付けパイプ5を挿入して内側に設けた板バネ3を径方向に広げ、ろうそく立て1に対して板バネ3の下端を引っ掛け、固定する。更に、当該台座2に風防4を装着してろうそくの炎を風から防ぐ。取り外す場合は、取り付けパイプ5を台座2に挿入して板バネ3を広げ、引き抜く。
【選択図】図1
【解決手段】ろうそく立て1に板バネ3を複数設置した台座2を、当該台座2の内側に取り付けパイプ5を挿入して内側に設けた板バネ3を径方向に広げ、ろうそく立て1に対して板バネ3の下端を引っ掛け、固定する。更に、当該台座2に風防4を装着してろうそくの炎を風から防ぐ。取り外す場合は、取り付けパイプ5を台座2に挿入して板バネ3を広げ、引き抜く。
【選択図】図1
Description
本考案は、墓に設置されたろうそく立てを利用して、脱着自在な飾りを設置するとともに、ろうそくの炎を風から防ぐ風防を装着する、ろうそく立ての風防に関するものである。
従来、墓参りをしている間は、ろうそくの火が燃えていて欲しいものだが、ろうそくは風が吹くと、すぐに消えてしまう。また、燃え残ったろうそくは、夏には溶けて曲がり見栄えが悪く、掃除も手間取る。
墓の多くには、円形の座に釘が付いた、ろうそく立てが設置されているが殺風景である。現在墓石のデザインは多様化しており、墓石に設置されるろうそく立ても、墓のデザインにマッチングする装飾が求められている。
風防の付いた、見栄えの良いろうそく立てを、墓に置いておくと、盗難の被害の可能性がある。また、掃除が大変である。
特開2002−250151
多くの墓には円形のろうそく立てが取り付けられているが、風の吹いている時は、ろうそくの炎の風除けがないため、ろうそくの炎の点火後すぐに炎が消えてしまう。
墓石に設置されているろうそく立ては円形の台座に釘が立っているだけの物が多いが、飾りを設置すると盗まれる可能性がある。また、取り外しが出来ないので掃除が困難である。本考案は以上の欠点を除くためになされたものである。
このろうそく立ての風防は、ろうそく立てよりも大きな内径を有する台座と、この台座の内壁でその略軸方向に設けられ且つその一部が台座内側に出ている板バネと、前記台座の内側に挿入可能な取り付けパイプと、台座の内側にて前記板バネにより底部を固定し得る風防を備えたことを特徴とする。
また、このろうそく立ての風防は、上記考案において、更に、前記板バネは、中間部分から下端にかけて凹曲面形状となることを特徴とする。
また、このろうそく立ての風防は、上記考案において、更に、前記台座の内壁に設けた突起が設けられ、前記取り付けパイプに前記突起に対応する切り込みが設けられていることを特徴とする。
墓に既に設置されている、ろうそく立てに、脱着自在の台座を設置して、ろうそくの風防を装着することが出来る。取り付ける台座に飾りや、彫刻、塗装を施すことにより見栄えも良くなり、多様な墓石にも対応できる。台座が汚れた場合は、台座を取外せるので清掃がた易い。風防と台座が分離できるので、風防に模様や、塗装をしてろうそくの光の演出も可能である。
台座の突起と、取り付け用パイプの切り込み位置との係合により、取り付け用パイプが鍵の役目をして盗難防止に役立つ。
台座の突起と、取り付け用パイプの切り込み位置との係合により、取り付け用パイプが鍵の役目をして盗難防止に役立つ。
以下、本考案の実施するための最良の形態について説明する。
墓石に設置されている既存の円形状のろうそく立て1の外形より大きい直径の内径を有する台座2の内壁に、板バネ3をその長手方向が台座2の略上下方向(台座2の軸方向)となるように等間隔に複数設置する。台座2の材質は樹脂製、陶器、木製、金属製、石製からなり、板バネ3は下部が2ヶ所谷おりされ、ろうそく立て1の下端に咬合出来る形状を有する。
墓石に設置されている既存の円形状のろうそく立て1の外形より大きい直径の内径を有する台座2の内壁に、板バネ3をその長手方向が台座2の略上下方向(台座2の軸方向)となるように等間隔に複数設置する。台座2の材質は樹脂製、陶器、木製、金属製、石製からなり、板バネ3は下部が2ヶ所谷おりされ、ろうそく立て1の下端に咬合出来る形状を有する。
台座2の内径に取り付けパイプ5を嵌着し、板バネ3の下部を広げる。
台座2の内径の内壁に突起6を設け、取り付けパイプ5に係合する切り込み7を設置すると、取り付けパイプ5が台座2の板バネ3を広げる鍵の機能を持つ事ができる。
台座2の内径の内壁に突起6を設け、取り付けパイプ5に係合する切り込み7を設置すると、取り付けパイプ5が台座2の板バネ3を広げる鍵の機能を持つ事ができる。
取り付けパイプ5を嵌着した状態で、台座2をろうそく立て1に被せた状態で、取り付けパイプ5を引き抜くことにより、板バネ3がろうそく立て1の下端を咬合して、台座2が装着出来る。
台座2に風防4を嵌め込み、ろうそくの風防が設置される。風防4は、ガラス、不燃性の樹脂、不燃紙から成り、透明または、半透明とする。
風防4に模様や、塗装、絵柄を施すと、ろうそくの光の演出が可能となる。
風防4に模様や、塗装、絵柄を施すと、ろうそくの光の演出が可能となる。
台座2を取り外す場合は、風防4を取り外して、取り付けパイプ5を台座2の内径に嵌着すると、板バネ3が広がりろうそく立て1から脱着することが出来る。
以下、本考案の実施形態を、図面を参照にしながら説明する。
図1は本考案の断面図が示されている。台座2に取り付けられた、板バネ3がろうそく立て1を咬合して設置されている。各一枚の板バネ3は下部が、2ヶ所谷折に曲げてあり、中間の曲げは、ろうそく立て1の下端に入り、先端部分の曲げがろうそく立て1下端を掴み、台座2が固定される。板バネ3の下部先端はろうそく立て1の曲面となる底に密着する様に、また、取り付けパイプの下端が接触しスムーズに板バネ3が開くように、前記中間部分から下端にかけて凹曲面形状とするのが望ましい。また、この板バネ3は、前記中間部分から下端にかけて台座2の中心側に出ている。
台座2の内径に嵌め込まれた風防4が、ろうそく立て1に立てられたろうそくの炎を風から防いでいる状態を示す。
図1は本考案の断面図が示されている。台座2に取り付けられた、板バネ3がろうそく立て1を咬合して設置されている。各一枚の板バネ3は下部が、2ヶ所谷折に曲げてあり、中間の曲げは、ろうそく立て1の下端に入り、先端部分の曲げがろうそく立て1下端を掴み、台座2が固定される。板バネ3の下部先端はろうそく立て1の曲面となる底に密着する様に、また、取り付けパイプの下端が接触しスムーズに板バネ3が開くように、前記中間部分から下端にかけて凹曲面形状とするのが望ましい。また、この板バネ3は、前記中間部分から下端にかけて台座2の中心側に出ている。
台座2の内径に嵌め込まれた風防4が、ろうそく立て1に立てられたろうそくの炎を風から防いでいる状態を示す。
図2は、多くの墓に設置されているろうそく立て1にろうそくを立てた図である。以下に図2のろうそく立て1に、本考案によるろうそく立ての風防の設置方法を示す。
図3は、台座2に複数取り付けられた板バネ3を広げる方法を示した図である。
台座2の内径に取り付けパイプを挿入する。取り付けパイプ5が押し込まれることにより、板バネ3の下部が台座2の径方向に開き、ろうそく立て1をその内部に挿入できるようになる。
台座2の内径に取り付けパイプを挿入する。取り付けパイプ5が押し込まれることにより、板バネ3の下部が台座2の径方向に開き、ろうそく立て1をその内部に挿入できるようになる。
図4は台座2の内径の内壁部に突起6を設置し、取り付けパイプ5の突起6に係合する切り込み7を設置した図である。この突起6と切り込み7により、取り付けパイプ5が板バネ3を広げる鍵の役目をすることが出来る。即ち、切り込み7が突起6に対応して設けられているから、この取り付けパイプ5を台座2に挿入する際、突起6が切り込み7に入り、当該取り付けパイプ5が台座2に完全に挿入できる。そして、第三者が単なる円筒物を台座2の内側に差し込んでも、当該突起6が邪魔して最後まで差し込めず、台座2をろうそく立て1から容易に取り外すことができない。突起6と切り込み7の数や位置を変化することにより、複数の組合せが可能となる。
図5は、ろうそく立て1に台座2を設置する方法を示す図である。
取り付けパイプ5を嵌着した状態でろうそく立て1に装着する。
台座2の板バネ3は取り付けパイプ5により広がっているので板バネ3の障害なく装着出来る。この時、板バネ3の下端の折り曲げが、取り付けパイプ5の下端に掛かり取り付けパイプ5が下がり過ぎない役目も果たす。
取り付けパイプ5を嵌着した状態でろうそく立て1に装着する。
台座2の板バネ3は取り付けパイプ5により広がっているので板バネ3の障害なく装着出来る。この時、板バネ3の下端の折り曲げが、取り付けパイプ5の下端に掛かり取り付けパイプ5が下がり過ぎない役目も果たす。
図6は、取り付けパイプ5を引き抜くことにより、ろうそく立て1に台座2を固定する方法を示す。取り付けパイプ5を台座2から引き抜くと、板バネ3がろうそく立て1の下部で元に戻り、板バネ3の反作用で台座2が固定される。
台座2を取り外す場合も、取り付けパイプ5を台座2の内径に挿入することにより、板バネ3が広がり、台座2がろうそく立て1から取外せる。
取り外す時に、台座2の突起6と、取り付けパイプ5の切り込み7の係合を設置すると、取り付けパイプ5が鍵の役目をして盗難防止に役立つ。
台座2を取り外す場合も、取り付けパイプ5を台座2の内径に挿入することにより、板バネ3が広がり、台座2がろうそく立て1から取外せる。
取り外す時に、台座2の突起6と、取り付けパイプ5の切り込み7の係合を設置すると、取り付けパイプ5が鍵の役目をして盗難防止に役立つ。
図7は、台座2に風防4を嵌め込む図を示す。
台座2の内側に設置された、板バネ3と接触することにより、風防4は保持される。
風防4と接触される部分の板バネ3は山折に曲げられ、板バネ3の反発力で風防4が保持されるのが望ましい(図示省略)。
台座2の内側に設置された、板バネ3と接触することにより、風防4は保持される。
風防4と接触される部分の板バネ3は山折に曲げられ、板バネ3の反発力で風防4が保持されるのが望ましい(図示省略)。
図8は、ろうそく立て1に設置された台座2の平面図を示す。台座2の内径は円形でなく、楕円、多角形でも良い。
図9は、本考案の台座2をはすの花をイメージした形状にして、設置された立面図である。
このように台座2を装飾施し、または、装飾を取り付けることにより、ろうそく立てを、装飾する事が出来る。墓石もデザインが多様化しており、ろうそく立ても墓石に合うデザインが求められている。
また、本考案は、取り付けパイプ5により、台座2が脱着自在であるので、台座2が汚れたら取り外して洗うことも出来る。
このように台座2を装飾施し、または、装飾を取り付けることにより、ろうそく立てを、装飾する事が出来る。墓石もデザインが多様化しており、ろうそく立ても墓石に合うデザインが求められている。
また、本考案は、取り付けパイプ5により、台座2が脱着自在であるので、台座2が汚れたら取り外して洗うことも出来る。
1 ろうそく立て
2 台座
3 板バネ
4 風防
5 取り付けパイプ
6 突起
7 切り込み
2 台座
3 板バネ
4 風防
5 取り付けパイプ
6 突起
7 切り込み
Claims (3)
- ろうそく立てよりも大きな内径を有する台座と、この台座の内壁でその略軸方向に設けられ且つその一部が台座内側に出ている板バネと、前記台座の内側に挿入可能な取り付けパイプと、台座の内側にて前記板バネにより底部を固定し得る風防を備えたことを特徴とするろうそく立ての風防。
- 更に、前記板バネは、中間部分から下端にかけて凹曲面形状となることを特徴とする請求項1に記載のろうそく立ての風防。
- 更に、前記台座の内壁に設けた突起が設けられ、前記取り付けパイプに前記突起に対応する切り込みが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のろうそく立ての風防。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000273U JP3140625U (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | ろうそく立ての風防 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008000273U JP3140625U (ja) | 2008-01-22 | 2008-01-22 | ろうそく立ての風防 |
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JP3140625U true JP3140625U (ja) | 2008-04-03 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3140625U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018004592A1 (en) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | Paralee Thiefault | Candle seal |
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2008
- 2008-01-22 JP JP2008000273U patent/JP3140625U/ja not_active Expired - Fee Related
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