JP3140500U - 採血キット - Google Patents

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浩樹 山崎
隆善 沼田
康彦 新籾
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Nichiban Co Ltd
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Abstract

【課題】 採血作業者が、手袋を装着していても、細長い採血針を簡単に確実に容器本体から取り出すことができる採血キットを提供すること。
【解決手段】 本考案に係る採血キットは、少なくとも、採血針、採血用消毒材料、手袋及び採血ホルダーを含む採血作業に必要な医療機器を収容する収容部を有する容器本体と、前記容器本体に、剥離可能に、かつ、容器本体内を気密に封止できるように取り付けられるシート状の蓋部材とから成り、前記容器本体に、前記採血針を容器本体の底部から浮かして保持する採血針保持部を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本考案は、患者から採血を行う時に使用する医療機器を一つにまとめた採血キットに関する。
採血を行う場合、被採血者、採血作業者の双方にとっての安全性は当然のことながら、血液を扱うため感染症の防止が要求される。
感染症の防止のために患者毎に採血針や消毒用脱脂綿を交換することは従来から行われている。
しかし、採血中に何らかのトラブルが原因で採血作業者の手や採血台に血液が付着してしまい、その付着した血液から感染してしまう可能性もある。
このため、採血を行う場合、採血作業者は必ず手袋を着用し、かつ、患者毎に、採血針、採血用消毒材料及び手袋等を含む医療機器を全て交換するのが望ましく、患者側も医療機器の交換を求めている。
このように患者毎に採血に用いる医療機器を全て交換することにより、採血作業者と患者は感染症から守られる。また、患者毎に医療機器を全て交換することは、感染症の防止だけでなく、衛生面から見ても好ましい。
しかし、患者毎に全ての医療機器を交換することは大変面倒な作業であり、採血作業者の負担が増えるため、できるだけ簡単に、かつ、確実に交換を行えるようにする必要がある。
出願人は、患者毎に、簡単に、かつ、確実に医療機器の交換を行うことができる採血キットを既に提案している(特許文献1)。
特開2005−304790号
特許文献1において出願人が提案した採血キットは、容器本体に、採血針、採血用消毒材料、手袋及び採血ホルダー等の採血に必要な医療機器を、各々包装せずに収容し、容器本体内が無菌の密封状態になるように蓋部材を剥離可能に容器本体に装着したものである。そして、前記採血キットにおいては、医療機器が、手袋、採血ホルダー、採血針及び採血用消毒材料の順に、容器本体内に並べて収容されており、前記蓋部材が、容器本体の手袋が収容されている側の側部から剥離できるように容器本体に取り付けられている。
上記したように構成された従来の採血キットを用いることにより、採血作業者は、始めに手袋を取り出すことが可能になる。このため、採血作業者は、採血の際に、始めに新しい手袋を装着してから他の医療機器に触れることになるので、衛生面から見ても、感染症の防止の観点から見ても好ましい。
しかし、従来の採血キットは、上記したように衛生面や感染症防止の観点から見ると好ましいものであるが、多くの患者の採血をこなすという処置速度や処置効率の観点から見ると未だ改善の余地がある。
出願人は、上記した採血キットの提案後も、採血作業者がより取り扱い易い採血キットを考案することを目的として鋭意研究を重ね、従来の採血キットでは、採血の準備をする時に、採血針が取り扱い難いという問題を見出した。
即ち、従来の採血キットにおいて、採血針と採血ホルダーとを分離して収容する場合、採血針は、特別に保持されずに採血ホルダーと共に容器本体内に収容されるか、又は、容器本体の底部に設けられたスナップ嵌め式の保持部に保持されている。このため、どちらの場合でも、採血作業者が採血針を取り出す時に、採血針は、容器本体の底部にあることになる。しかし、採血針は採血針用容器本体に入れられているとはいえ細長くて持ち難いため、これが容器本体の底部にあると非常に取り出し難いという問題がある。特に、採血キットを使う採血作業者は、採血針を取り出す前に、手袋を装着しているため、このことが採血針の取り出し難さを増長させる。
採血針が取り出し難いからといって、手袋を外して素手で採血針を容器本体から取り出しているのでは、始めに新しい手袋をする意味が全くなくなってしまう。
出願人は、上記した問題点に鑑みて、採血作業者が、手袋を装着していても、細長い採血針を簡単に確実に容器本体から取り出すことができる採血キットを提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本考案に係る採血キットは、少なくとも、採血針、採血用消毒材料、手袋及び採血ホルダーを含む採血作業に必要な医療機器を収容する収容部を有する容器本体と、前記容器本体に、剥離可能に、かつ、容器本体内を気密に封止できるように取り付けられるシート状の蓋部材とから成り、前記容器本体に、前記採血針を容器本体の底部から浮かして保持する採血針保持部を設けたことを特徴とする。
前記採血針保持部は、採血針の少なくとも一方の端部を、容器本体の底部より上方で把持するように構成され得る。
また、前記採血針保持部は、採血針の両端を、容器本体の底部より上方で把持するように構成してもよい。
好ましくは、前記容器本体は、手袋、採血針、及び採血ホルダーの順に、これらの医療機器を並べて収容するよう構成され、前記蓋部材は、容器本体の手袋が収容されている側から剥離できるように容器本体に取り付けられ得る。
本考案に係る採血キットは、上記したように、少なくとも、採血針、採血用消毒材料、手袋及び採血ホルダーを含む採血作業に必要な医療機器を収容する収容部を有する容器本体と、前記容器本体に、剥離可能に、かつ、容器本体内を気密に封止できるように取り付けられるシート状の蓋部材とから成り、前記容器本体に、前記採血針を容器本体の底部から浮かして保持する採血針保持部を設けているので、採血作業者は、手袋をした状態でも、細長い採血針を二本の指で確実に挟むことができるため、採血針の取り扱いが容易になる。このため、本考案に係る採血キットは、衛生面や感染症防止の観点からは勿論のこと、多くの患者の採血をこなすという処置速度や処置効率の観点から見ても高い効果が得られる。
また、採血針保持部が、採血針の一方の端部を、容器本体の底部より上方で把持するように構成されている場合には、採血針の胴体部及び他方の端部が容器本体の底部から浮いていることになるので、採血作業者はその浮いている部分を持つことができる。
同様に、採血針保持部が、採血針の両方の端部を、容器本体の底部より上方で把持するように構成されている場合には、採血針の胴体部が容器本体の底部から浮いていることになるので、採血作業者はその浮いている部分を持つことができる。
また、手袋、採血針、及び採血ホルダーの順に、これらの医療機器を並べて収容するよう前記容器本体を構成し、容器本体の手袋が収容されている側から剥離できるように前記蓋部材を容器本体に取り付けることにより、蓋部材を剥離する過程で現れる医療機器が、採血作業者の手順(即ち、始めに新しい手袋を装着してから、採血針及び採血ホルダーを取り出して採血の準備をするという手順)に合致するため、取り扱い易いという効果を奏する。
以下、添付図面に示した一実施例を参照して本考案に係る採血キットの実施の形態について説明していく。
図1は本考案に係る採血キットにおける空の容器本体を斜め上方から見た斜視図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は図1におけるB−B断面図、図4は容器本体に採血針のみを収容した状態を示す斜視図、図5は容器本体に全ての医療機器を収容し、かつ、蓋を剥がしている状態を示す斜視図である。
図面に示すように、この採血キットは、ポリエチレンやポリプロピレン等の適当な材料で成形された容器本体1と、該容器本体1の上面に剥離可能に超音波溶着されている樹脂シートから成る蓋部材2とを有する。
容器本体1には、
採血に必要な手袋3、不織布(シート)4、採血用消毒材料5及び止血テープ6を収容する第一凹部1aと、
採血ホルダー7を収容する第二凹部1bと、
採血針8を保持する採血針保持部1c,1dと
が形成されている。
前記手袋3は、採血作業中に採血作業者が装着するための手袋である。
前記不織布(シート)4は、採血時に採血すべき患者の上腕の下に敷く採血枕を含む採血スペースをカバーするものであり、採血時の清潔性を確保すると共に、採血時に血液が採血枕や採血台等に付着するのを防止するために用いられる。
採血用消毒材料5には、採血前に採血部分を消毒するために用いられる消毒液含浸脱脂綿が収容されている。
止血テープ6は、採血後の止血用として用いられるテープである。
第一凹部1aと第二凹部1bとの間には、対向する壁部1e,1fにより括れが形成されており、これらの壁部1e及び1fの上部に、各々採血針8の前部と後部とを把持する採血針保持部1c及び1dが形成されている。
このように、採血針保持部1c及び1dが、括れを形成する壁部1e及び1fの上部、即ち、容器本体1の底部から上方に離間した位置に形成されているため、これら採血針保持部1c及び1dにより保持された採血針8は図4及び図5に示すように、その胴部8aが容器本体1の底部から浮いた状態になる。
このため、採血作業者は、採血針8の胴部8aを左右又は上下から指で挟んで採血針8を持つことができるため、手袋3を装着していても問題なく採血針8を取り出すことが可能になる。
蓋部材2は、容器本体1の内部に必要な医療機器を入れた後、容器本体1の外縁部1gの位置で、容器本体1に剥離可能に超音波溶着され、容器本体1は、蓋部材2で気密に封止される。
また、前記蓋部材2は、容器本体1における第一凹部1a側、即ち、手袋3が収容されている側から剥離できるように容器本体1に溶着され、これにより、採血作業者が、始めに手袋3を取り出すことが可能になる。
尚、上記した実施例では、容器本体1に、採血針8の両端部を把持するように一対の採血針保持部1c及び1dが設けられているが、採血針保持部の構成は本実施例に限定されることなく、採血針を容器本体の底部から浮かして保持するように構成されていれば任意の構成でよく、例えば、採血針を片持ち保持するように構成されていてもよい。
また、本実施例では、採血キット内に、採血時に使用する医療機器としての採血ホルダー、採血針、手袋、止血テープ及び消毒脱脂綿、並びに医療補助具としての不織布シートを収容した例を挙げているが、収容すべき医療機器等は、本実施例に限定されることなく、採血に必要な医療機器であれば、任意のものでよい。
また、本実施例では、容器本体に蓋部材を構成する樹脂シートを超音波溶着しているが、容器本体に蓋部材を取り付ける方法は本実施例に限定されることなく、剥離可能で、かつ、容器本体を蓋部材で気密に封止できる方法であれば、任意の方法でよく、例えば、熱溶着でもよい。
本考案に係る採血キットにおける空の容器本体を斜め上方から見た斜視図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるB−B断面図である。 容器本体に採血針のみを収容した状態を示す斜視図である。 容器本体に全ての医療機器を収容し、かつ、蓋を剥がしている状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 第一凹部
1b 第二凹部
1c 採血針保持部
1d 採血針保持部
1e 壁部
1f 壁部
1g 外縁部
2 蓋部材
3 手袋
4 不織布(シート)
5 採血用消毒材料
6 止血テープ
7 採血ホルダー
8 採血針

Claims (4)

  1. 少なくとも、採血針、採血用消毒材料、手袋及び採血ホルダーを含む採血作業に必要な医療機器を収容する収容部を有する容器本体と、
    前記容器本体に、剥離可能に、かつ、容器本体内を気密に封止できるように取り付けられるシート状の蓋部材とから成り、
    前記容器本体に、前記採血針を容器本体の底部から浮かして保持する採血針保持部を設けた
    ことを特徴とする採血キット。
  2. 前記採血針保持部が、採血針の少なくとも一方の端部を、容器本体の底部より上方で把持するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の採血キット。
  3. 前記採血針保持部が、採血針の両端を、容器本体の底部より上方で把持するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の採血キット。
  4. 前記容器本体が、手袋、採血針、及び採血ホルダーの順に、これらの医療機器を並べて収容するよう構成され、
    前記蓋部材が、容器本体の手袋が収容されている側から剥離できるように容器本体に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の採血キット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014076819A1 (ja) * 2012-11-16 2014-05-22 株式会社ホギメディカル 医療用包装容器
WO2020136921A1 (ja) * 2018-12-27 2020-07-02 田中電子工業株式会社 ワイヤ封止体

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