JP3140074U - 樹脂用タッピングねじ - Google Patents

樹脂用タッピングねじ Download PDF

Info

Publication number
JP3140074U
JP3140074U JP2007009722U JP2007009722U JP3140074U JP 3140074 U JP3140074 U JP 3140074U JP 2007009722 U JP2007009722 U JP 2007009722U JP 2007009722 U JP2007009722 U JP 2007009722U JP 3140074 U JP3140074 U JP 3140074U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
thread
male screw
angle
crest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007009722U
Other languages
English (en)
Inventor
誠二 朝倉
義博 高野
Original Assignee
オリジナル通商株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オリジナル通商株式会社 filed Critical オリジナル通商株式会社
Priority to JP2007009722U priority Critical patent/JP3140074U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3140074U publication Critical patent/JP3140074U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B25/00Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
    • F16B25/001Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by the material of the body into which the screw is screwed
    • F16B25/0015Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by the material of the body into which the screw is screwed the material being a soft organic material, e.g. wood or plastic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B25/00Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws
    • F16B25/0036Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw
    • F16B25/0042Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw characterised by the geometry of the thread, the thread being a ridge wrapped around the shaft of the screw
    • F16B25/0047Screws that cut thread in the body into which they are screwed, e.g. wood screws characterised by geometric details of the screw characterised by the geometry of the thread, the thread being a ridge wrapped around the shaft of the screw the ridge being characterised by its cross-section in the plane of the shaft axis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】合成樹脂取付基材に対してねじ込みトルクが小さく、大きな締め付け力が得られ、しかも、雌ねじ破壊を起こすことなく、多数回の繰返し使用が可能で、製作が容易であり、構造的に堅牢な樹脂用タッピングねじを提供する。
【解決手段】雄ねじ1のねじ山2が、鋭角度αの山角の断面三角形の山頂部2Aと、該山頂部2Aの下部には前記山頂部2Aよりも大きな角度βにて谷部3に連なる裾広がりの左右の誘導脚辺部4,4を有するねじ山拡大本体部2Bと、よりなる二段の角度にて所望ピッチP1にて形成されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は樹脂用タッピングねじに関し、合成樹脂取付基材に対してねじ込みトルクが小さく、大きな締め付け力が得られ、しかも、雌ねじ破壊を起こすことなく、多数回の繰返し使用を可能になし、製作が容易であり、構造的に堅牢になすものである。
従来、例えば、樹脂材としてのワークにねじ込むまれるセルフタッピングねじとして、ねじの脚部に比較的リード角が大きいとともに、ねじ山高さが高く且つねじ山頂角が比較的小さいねじ山部を形成し、該ねじ山部に有効径付近からねじ山外径にかけて両側フランク面が頭部側に撓んだ曲面部を有するセルフタッピングねじがあった。そして、このセルフタッピングねじは、比較的小さなねじ山角にてリード角が大きく、ねじ山が高いので、セルフタッピングねじのねじ込み時に、トルクが小さく、しかも、雌ねじ破壊がなく、ねじ込みを行うものである。また、ねじ山のフランク面には、締付力に対して比較的小さな水平方向の分力が発生することにより、樹脂材としてのワークに割れの発生を減少させ、部品の取付けを行おうとするものであった(例えば特許文献1参照)。
特開2001−32812号公報
最今、例えばカメラ、ビデオカメラ等の小型の電子機器、通信用機器、光学機器、携帯用音声再生装置、携帯電話機、計測用機器、複写用機器、そのほか精密機器等の使用対象物に使用されるねじは、使用対象物の小型化、軽量化に伴い、合成樹脂取付基材に異なる材質よりなる金属製の被締結部材を締結するという要請が高まってきた。上記のように、機器、装置の精密化に伴って寸法、大きさが極めて小さいものとなるため、ねじ締結に要する穴径も小さいものが要望されている。
そして、この際用いる雄ねじには、合成樹脂取付基材が、合成樹脂であり、被締結部材が金属等、硬度、特性が異なる材料により形成されている場合には、十分な締め付けトルクが得られ、しかも、緩みが無く締め付け固定される必要がある。また、保守・点検、および部品の交換、再利用の観点からねじは容易かつ確実に螺退する必要がある。
ところで、特許文献1に記載の上記従来のセルフタッピングねじは、ねじ山が、比較的小さなねじ山角にてリード角が大きく、且つ、ねじ山高さが高いので、セルフタッピングねじのねじ込み時における、トルクが小さく、ねじ込みを行える反面、ねじ山のねじ山角が小さく、鋭利であることにより、合成樹脂取付基材に対する雄ねじのねじ山での食い付きが敏感で、深くなるため、締結したねじを螺退し、再び螺入することにより何度か締結するという繰り返し使用を行うたび毎に、雄ねじのねじ山の雌ねじに対する初期ねじ込み位置がねじ込みを行う毎にねじ込み軌跡が異なるため、合成樹脂取付基材の雌ねじ破壊を起こし易く、繰返し使用回数が低いとともに、下穴はいわゆるバカ穴になる。従って、繰返し使用における合成樹脂取付基材に対する締結性に欠けるものであった。
また、特許文献1に記載の上記従来のセルフタッピングねじは、ねじ山が、比較的小さく、金属素材を転造することにより、雄ねじを製作する場合に、ねじ山が無理な塑性変形により応力集中が起こり易く、ねじ山にカケ、破損が生じ、製作時の歩留まりが悪く、構造的にも脆弱であった。
本考案は、上記従来の欠点を解決し、合成樹脂取付基材に対する繰返し使用回数が高く
、充分な締結性が得られ、また、製作時における歩留まりが高く、構造的に堅牢なセルフタッピングねじを提供することを目的とする。
本考案は上記課題に鑑みなされ、請求項1に記載の考案は、雄ねじのねじ山が、鋭角度の断面三角形の山頂部と、該山頂部の下部には前記山頂部よりも大きな角度にて谷部に連なる裾広がりの左右の誘導脚辺部を有するねじ山拡大本体部と、よりなる二段の角度にて所望ピッチにて形成されることを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記山頂部が、その山角を38°〜42°に形成され、前記ねじ山拡大本体部の前記誘導脚辺部がなす角度が、77°〜83°に形成されることを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の考案は、請求項1または2において、前記山頂部における挟辺部の下端と、前記ねじ山拡大本体部の前記誘導脚辺部の上端とが交わる二段の角度の変化点が、合成樹脂取付基材に設ける雌ねじの下穴径よりも径小位置に配置されるように前記山頂部の山高を設定するようにして前記下穴の内面と前記雄ねじの谷との間にクリアランスが確保されることを特徴とする。
また、本考案の請求項4に記載の考案は、請求項1−3の何れかの請求項において、前記ねじ山拡大本体部の前記誘導脚辺部の下端が谷に交叉する谷面上の2点間の長さが、雄ねじの前記山頂部の山角を谷まで延長した時に、交点がなす谷面上の2点間の長さの、約1.5倍であることを特徴とする。
また、本考案の請求項5に記載の考案は、請求項1−4の何れかの請求項において、前記雄ねじの先端ポイント部の谷径が、雄ねじ本体部の谷径に略一致して設けられ、前記先端ポイント部の長さは雄ねじ部の先端から1.27〜3.18に形成されることを特徴とする。
また、本考案の請求項6に記載の考案は、請求項1−5の何れかの請求項において、雄ねじ本体のねじ山間のピッチが、1.27〜1.59に形成されることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の考案によれば、雄ねじのねじ山が、鋭角度の断面三角形の山頂部と、該山頂部の下部には前記山頂部よりも大きな角度にて谷部に連なる裾広がりの左右の誘導脚辺部を有するねじ山拡大本体部と、よりなる二段の角度にて所望ピッチにて形成されるので、鋭角度の断面三角形の山頂部が合成樹脂取付基材に設けられた下穴に対してセルフタッピングされて小さなトルクによりねじ込まれ、高い締め付けトルクが得られる。しかも、ねじ込み時には、同一のねじ込み軌跡になり、雌ねじ破壊を起こさず、高い繰返し使用回数になり、いわゆるバカ穴になるまでには多数回の使用に耐え得る。従って、繰返し使用における合成樹脂取付基材に対する充分な締結性が得られる。また、製作時において、素材に無理な塑性変形を起こさないで済むので、歩留まりが高く、構造的に堅牢に製作できる。
また、本考案の請求項2に記載の考案によれば、請求項1において、前記山頂部が、その山角を38°〜42°に形成され、前記ねじ山拡大本体部の前記誘導脚辺部がなす角度が、77°〜83°に形成されるので、鋭角度の断面三角形の山頂部が合成樹脂取付基材に設けられた下穴に対してセルフタッピングされて小さなトルクによりねじ込まれ、高い締め付けトルクが得られる。しかも、ねじ込み時には、同一のねじ込み軌跡になり、雌ねじ破壊を起こさず、高い繰返し使用回数になり、いわゆるバカ穴になるまでには多数回の使用に耐え得る。従って、繰返し使用における合成樹脂取付基材に対する充分な締結性が得られる。また、製作時において、素材に無理な塑性変形を起こさないで済むので、歩留まりが高く、構造的に堅牢に製作できる。
また、本考案の請求項3に記載の考案によれば、請求項1または2において、前記山頂部における挟辺部の下端と、前記ねじ山拡大本体部の前記誘導脚辺部の上端とが交わる二段の角度の変化点が、合成樹脂取付基材に設ける雌ねじの下穴径よりも径小位置に配置されるように前記山頂部の山高を設定するようにして前記下穴の内面と前記雄ねじの谷との間にクリアランスが確保されるので、合成樹脂取付基材に設けられた下穴に対して雄ねじはセルフタッピングされて小さなトルクによりねじ込まれ、高い締め付けトルクにて締結される。しかも、雄ねじのねじ込み時には、同一のねじ込み軌跡になり、雌ねじ破壊を起こさないとともに、仮に雄ねじのねじ込みによって下穴が塑性変形されるようなことがあっても、高い繰返し使用回数になり、下穴はいわゆるバカ穴になるまでには多数回の使用に耐え得る。従って、繰返し使用における合成樹脂取付基材に対する充分な締結性が得られる。また、製作時において、素材に無理な塑性変形を起こさないで済むので、歩留まりが高く、構造的に堅牢に製作できる。
また、本考案の請求項4に記載の考案によれば、請求項1−3の何れかの請求項において、前記ねじ山本体拡大部の前記誘導脚辺部の下端が谷に交叉する谷面上の2点間の長さが、雄ねじの前記山頂部の山角を谷まで延長した時に、交点がなす谷面上の2点間の長さの、約1.5倍であるので、ねじ山の山頂部により合成樹脂取付基材に設けられた下穴に対して雄ねじはセルフタッピングされて小さなトルクによりねじ込まれ、高い締め付けトルクにて締結される。しかも、雄ねじのねじ込み時には、同一のねじ込み軌跡になり、雌ねじ破壊を起こさないとともに、仮に雄ねじのねじ込みによって下穴が塑性変形されるようなことがあっても、下穴が塑性変形される肉盛りはねじ山本体の前記誘導脚辺部により誘導案内されてねじ山の再度のセルフタッピングに寄与できるため、高い繰返し使用回数になり、下穴はいわゆるバカ穴になるまでには多数回の使用に耐え得る。従って、繰返し使用における合成樹脂取付基材に対する充分な締結性が得られる。また、製作にねじ山を成形するのに、素材に無理な塑性変形を起こさずに山頂部と、その下部に山頂部よりも前述のように1.5倍の長い長さの安定したねじ山拡大本体部とにより形成されるので、無理な塑性変形により応力集中を起こしたり、ねじ山にカケ、破損が生じ難く、製作時の歩留まりが良好であり、構造的に堅牢に製作できる。
また、本考案の請求項5に記載の考案によれば、請求項1−4の何れかの請求項において、前記雄ねじの先端ポイント部の谷径が、雄ねじ本体部の谷径に略一致して設けられ、前記先端ポイント部の長さは雄ねじ部の先端から1.27〜3.18に形成されるので、
ねじ込み初期に同一軌跡をもって下穴にねじ込むまれ、雌ねじ破壊を起こすことなく、高い繰返し使用により、充分な締結性が得られる。
また、本考案の請求項6に記載の考案は、請求項1−5の何れかの請求項において、雄ねじ本体のねじ山間のピッチが、1.27〜1.59に形成されるので、雄ねじ本体のねじ山間のピッチが広くなり、鋭角度の断面三角形の山頂部が合成樹脂取付基材に設けられた下穴に対してセルフタッピングされて小さなトルクによりねじ込まれ、高い締め付けトルクが得られる。
以下、図面に従って本考案の実施の最良の形態により、本考案の詳細を説明する。
図1は本考案の樹脂用タッピングねじの実施形態を示す一部切欠拡大正面図、図2は同じくねじ山部分の拡大断面図、図3は同じく本考案の樹脂用タッピングねじの実施形態の全景を示す一部切欠正面図である。
本実施形態は、雄ねじ1のねじ山2が、鋭角度αの山角の断面三角形の山頂部2Aと、該山頂部2Aの下部には前記山頂部2Aよりも大きな角度βにて谷部3に連なる裾広がりの左右の誘導脚辺部4,4を有するねじ山拡大本体部2Bと、よりなる二段の角度にて所望ピッチP1にて形成されることを特徴とする。
図示において、dは本実施形態における雄ねじ1のねじ外径、d1は谷径、d2は山角変化径、d3は先端ポイント径である。本実施形態では、雄ねじ本体1Aのねじ山2,2・・・間の前記ピッチP1が、1.27〜1.59に形成され、山角が60°のJIS規格B1007に規定されているタッピング2種のねじに比べて広い。
ねじ山2の前記山頂部2Aが、具体的にはその山角を38°〜42°にて形成され、また、前記ねじ山拡大本体部2Bの前記誘導脚辺部4,4がなす角度βが、具体的には77°〜83°にて形成される。
このように、ねじ山2の前記山頂部2Aにおける山角を38°〜42°にて形成したのは、山角が38°以下であると、合成樹脂取付基材6に対する雄ねじ1のねじ山2の食い付きが敏感になり、締結したねじを合成樹脂取付基材6から螺退し、再び合成樹脂取付基材6に螺入することにより何度か締結するという繰り返し使用を行うたび毎に、雄ねじ1のねじ山2の雌ねじ7に対する初期ねじ込み位置がねじ込み毎にねじ込み軌跡が異なり、合成樹脂取付基材6の雌ねじ破壊を起こし易いのを防止するためであり、また、山角が42°を越えて大きくなる場合、例えば、本実施形態の雄ねじと同様寸法のJIS規格B1007に規定されている2種タッピングねじでは、山角が60°と大きいので、合成樹脂取付基材6の下穴8におけるねじ込み時における摩擦抵抗が大きくなって雌ねじ破壊を起こし易いのを防止するためである。また、ねじ山拡大本体部2Bの前記誘導脚辺部4,4がなす角度βを77°〜83°にて形成したのは、ねじ山2の基礎部を構造堅牢になし、強度を発揮させるためと、繰り返し使用する場合に、山頂部2Aがねじ込まれる合成樹脂取付基材6の下穴8が一度塑性変形されてから、雄ねじ1のねじ込みにより重ねて塑性変形されても、その肉盛りが山頂部2Aの挟辺部5,5に連なるねじ山拡大本体部2Bの緩やかな誘導脚辺部4,4に円滑に誘導案内され、誘導脚辺部4,4に沿って整然と無理なく塑性変形させて雌ねじ破壊を起こすことはなく、高い繰返し使用回数を発揮し、合成樹脂取付基材6に対する充分な締結性が得るためと、雄ねじ1を転造により成形する場合に、雄ねじ1のねじ山2の山角が鋭角の単なる三角形のものとは異なり、鋭角度αの山角の山頂部2Aと、その下部に形成されたねじ山拡大本体部2Bとの二段に形成されることにより、ダイプレート等の工具に余計な負担をかけずに済み、製作、加工する場合にも素材に無理な塑性変形を起こし、応力集中させないで済み、歩留まりが高く、構造的に堅牢に製作するためである。
また、前記山頂部2Aにおける挟辺部5,5の下端と、前記ねじ山拡大本体部2Bの前記誘導脚辺部4,4の上端とが交わる二段の角度の変化点X,Xが、合成樹脂取付基材6に設ける雌ねじ7の下穴径d4よりも径小位置Tに配置されるように前記山頂部2Aの山高h1を設定するようにして下穴8の内面と前記雄ねじ1の谷部3との間に、雄ねじ1を下穴8に螺入する場合にも、クリアランスKが確保されるようにする。h2は前記ねじ山拡大本体部2Bの山高である。また、Hは前記山高h1,h2を合算した基準山高である。
また、長さL1は雄ねじ1のねじ山拡大本体部2Bの前記誘導脚辺部4,4の下端が谷部3に交叉する谷面上の2点P,P間の長さであり、また、L2は雄ねじ1の前記山頂部2Aの山角を谷部3まで延長した時に、交点がなす谷面上の2点Q,Q間の長さである。そして、前記2点P,P間の長さL1は、前記2点Q,Q間の長さL2の、約1.5倍に設定される。
図3において、前記雄ねじ1の先端ポイント部1Aの谷径d3が、雄ねじ本体部1Aの前記谷径d1に略一致して設けられ、前記先端ポイント部1Aの長さyは雄ねじ1の先端から1.27〜3.18に形成される。そして、先端ポイント部1Aにおける雄ねじ1′は、先端ポイント部1Aの1/2の長さy位置にて0から順に山高が雄ねじ本体部1Aの雄ねじ1の基準山高Hと略同高さになるように増加する。
前記合成樹脂取付基材6に用いられる合成樹脂は、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリエステル樹脂、また、前記樹脂から選ばれる2種以上の樹脂の重合体、さらには廃棄処理を無公害に行うことを考慮して生分解プラスチック等が挙げられるが、これは例示であり、制限を受けるものではない。そして、この合成樹脂取付基材6は、本実施形態の雄ねじ1が、下穴8内に螺入される場合に、セルフタッピングが行われ、金属にて形成された被締結材(図には示さず)が締結されるようになっている。
本考案の樹脂用タッピングねじの実施形態は以上の構成からなり、雄ねじ1のねじ山2が、鋭角度αの山角に形成された断面三角形の山頂部2Aと、該山頂部2Aの下部には該山頂部2Aよりも大きな角度βにて谷部3に緩やかな直線として連なる裾広がりの左右の誘導脚辺部4,4を有するねじ山拡大本体部2Bと、により形成される二段の角度にて所望ピッチP1にて形成されているので、金属にて形成された被締結材(図には示さず)を締結するのに、合成樹脂取付基材6に設けられた下穴8内に雄ねじ1を螺入するのには、合成樹脂取付基材6に雄ねじ1の先端ポイント部1Aを合成樹脂取付基材6に設けた下穴8内に螺入して行く。
この際、雄ねじ1の先端ポイント部1Aの谷径d3が、雄ねじ本体部1Aの谷径d1に略一致して設けられ、前記先端ポイント部1Aの長さyは雄ねじ1の先端から1.27〜3.18に形成されているので、合成樹脂取付基材6に設ける下穴8内に雄ねじ1を螺入する場合に、常時ねじ込み初期に雄ねじ1の先端ポイント部1Aは同一軌跡をもって下穴8にねじ込むまれるため、雄ねじ1のねじ込みにより雌ねじ破壊を起こすことはない。
そして、雄ねじ1のねじ山2は、断面三角形の山頂部2Aが鋭角度α、図示する本実施形態では山角が60°のJIS規格の2種タッピングねじに比べてその山角が38°〜42°にて鋭角に形成され、しかも、ねじ山2,2・・・間のピッチP1が、1.27〜1.59に形成されて広いので、合成樹脂取付基材6の下穴8に対して抵抗が少なく、小さなトルクにより軽快にセルフタッピングがされてねじ込まれて行く。
また、本実施形態の雄ねじ1では、雄ねじ1の前記山頂部2Aにおける挟辺部5,5の下端と、前記ねじ山拡大本体部2Bの前記誘導脚辺部4,4の上端とが交わる二段の角度の変化点X,Xが、合成樹脂取付基材6に設ける雌ねじ7の下穴径d4よりも径小位置Tに配置されるように前記山頂部2Aの山高h1を設定するようにして下穴8の内面と前記雄ねじ1の谷部3との間に、クリアランスKが確保されるので、雄ねじ1を下穴8に螺入して行く場合に、下穴8の内面と前記雄ねじ1の谷部3との間に、クリアランスKが確保された状態で、下穴8の内周面に必要な分だけの山高h1の山頂部2Aが螺入して行くため、下穴8の内周壁が山頂部2Aの挟辺部5,5に沿って無理なく塑性変形されるのに過ぎず、小さなトルクによって螺入され、高い締付けトルクが得られる。このため、合成樹脂取付基材6の下穴8が小さく形成されて摩擦抵抗により破壊されずに済むとともに、下穴8が山頂部2Aの螺入により発生される摩擦熱による影響を受けて塑性変形されることもない。
そして、本実施形態の雄ねじ1では、ねじ山2が、山頂部2Aの挟辺部5,5の下端が連なる変化点X,Xを介して山角が38°〜42°の鋭角な山頂部2Aの挟辺部5,5から二段の角度、すなわち、角度βが、77°〜83°の誘導脚辺部4,4を有するねじ山拡大本体部2Bが形成されているので、仮に繰り返し使用により、山頂部2Aがねじ込まれる合成樹脂取付基材6の下穴8が一度塑性変形されてから、重ねて塑性変形される場合にも、山頂部2Aの挟辺部5,5に連なるねじ山拡大本体部2Bの誘導脚辺部4,4に円滑に誘導案内され、誘導脚辺部4,4に沿って整然と無理なく塑性変形されるため、雌ねじ破壊を起こすことはなく、高い繰返し使用回数になり、下穴8がいわゆるバカ穴になるまでには多数回の使用に耐え得る。従って、繰返し使用における合成樹脂取付基材6に対する充分な締結性が得られる。
しかも、本実施形態の雄ねじ1では、山角が38°〜42°の鋭角な山頂部2Aの挟辺部5,5から二段の角度、すなわち、角度βが、77°〜83°の誘導脚辺部4,4を有するねじ山拡大本体部2Bが形成されているので、ねじ山2は基礎部が構造堅牢になり、強度が発揮される。このため、雄ねじ1のねじ山2に無理な荷重がかかっても、カケやヒビを生ぜず、構造堅牢である。
本実施形態の雄ねじ1では、雄ねじ1のねじ山拡大本体部2Bの前記誘導脚辺部4,4の下端が谷部3に交叉する谷面上の2点P,P間の長さL1が、雄ねじ1の前記山頂部2Aの山角を谷部3まで延長した時に、交点がなす谷面上の2点Q,Q間の長さL2の約1.5倍の長さに形成されるので、無理な塑性変形により応力集中を起こしたり、ねじ山2にカケ、破損が生じ難い。
また、雄ねじ1を転造により成形する場合に、雄ねじ1のねじ山の山角が鋭角の単なる三角形のものとは異なり、前述のように鋭角度αの山角の山頂部2Aと、その下部に形成されたねじ山拡大本体部2Bとの二段に形成されるので、ダイプレート等の工具に余計な負担をかけずに済み、製作、加工する場合にも素材に無理な塑性変形を起こし、応力を集中さないで済み、歩留まりが高く、構造的に堅牢に製作できる。
そして、本実施形態1の雄ねじ1の有効性の確認試験を行った結果を表にまとめた。この試験方法としては、ねじ込みトルクの最大値、繰り返し使用性、雌ねじ破壊トルクの試験項目をトルク試験機により測定し、チャート紙に記録した。また、ねじ込みは電動ドライバー・ハイオスVZ1820(商品名、2,000rpm)を使用して行った。前述のドライバーの設定トルクは0.7Nmとした。また、合成樹脂取付基材6の繰り返し締め付け試験における締め付け条件は、繰り返し10回締め付けを行い、途中で雌ねじ破壊しないかを確認した。そして、破壊した場合には破壊までの締め付け回数を記録した。また、雌ねじの破壊トルク試験での測定条件は、前述の繰り返し10回締付けで雌ねじが破壊しない場合、最終的な雌ねじ破壊トルクを測定した。
また、合成樹脂取付基材6に用いる合成樹脂としては、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂との重合材を使用し、雌ねじ7の下穴径d4として、2.30、2.35、2.40、2.45につき、本実施形態の雄ねじ1と、雄ねじ1と同様寸法にJIS規格により規定されている2種タッピングねじとを、ねじ込みトルクの最大値T1、雌ねじ破壊トルクT2、締付け回数の試験項目につき測定し、これらの試験項目につき、1まとめにまとめて下記[表1] 、[表2]、 [表3]、 [表4]、[表5]を得た。
Figure 0003140074
Figure 0003140074
Figure 0003140074
Figure 0003140074
Figure 0003140074
上記[表1]では、合成樹脂取付基材6に用いる合成樹脂として、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂との重合材を使用し、雌ねじ7の下穴径d4として、2.30につき、本実施形態の雄ねじ1と、JIS規格により規定されている同様寸法の2種タッピングねじとを試料番号1〜10につき、それぞれ測定した。本実施形態の雄ねじ1は具体的に、ねじ外径dが2.95〜3.05、谷径d1が2.10〜2.20、先端ポイント径d3が2.10〜2.20のものと、また、ねじ外径dが3.93〜4.07、谷径d1が2.95〜3.05、先端ポイント径d3が2.95〜3.05の2種につき測定を行うこととした。この結果、本実施形態では、ねじ込みトルクの最大値T1が、0.26〜0.30であるのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは、0.25〜0.30(Nm)であり、ほぼ同様である。また、本実施形態では、雌ねじ破壊トルクT2が1.41〜1.64である。さらに、繰返し破壊トルクを測定した最終の繰り返し使用回数については、本実施形態では試料番号1〜10の全てにつき、10回が保証されたのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは、最低6回〜最高8回であり、本実施形態の方が繰返し破壊トルクは高く、優っている。
また、上記[表2]では、合成樹脂取付基材6に用いる合成樹脂として、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂との重合材を使用し、雌ねじ7の下穴径d4として、2.35につき、本実施形態の雄ねじ1と、JIS規格により規定されている同様寸法の2種タッピングねじとを試料番号1〜10につき、測定した結果、本実施形態では、ねじ込みトルクの最大値T1が、0.23〜0.27であるのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは0.23〜0.29(Nm)であり、ほぼ同様である。また、本実施形態では、雌ねじ破壊トルクT2が1.53〜1.71である。さらに、繰返し破壊トルクを測定した最終の繰り返し使用回数については、本実施形態では試料番号1〜10の全てにつき10回が保証されたのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは、最低6回〜最高8回であり、本実施形態の方が優る。
また、上記[表3]では、合成樹脂取付基材6に用いる合成樹脂として、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂との重合材を使用し、雌ねじ7の下穴径d4として、2.40につき、本実施形態の雄ねじ1と、JIS規格により規定されている同様寸法の2種タッピングねじとを試料番号1〜10につき、測定した結果、本実施形態では、ねじ込みトルクの最大値T1が、0.22〜0.25であるのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは、0.21〜0.25(Nm)であり、ほぼ同様である。また、本実施形態では、雌ねじ破壊トルクT2が1.71〜1.84である。さらに、繰返し破壊トルクを測定した最終の繰り返し使用回数については、本実施形態では試料番号1〜10につき全て10回が保証されたのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは、最低6回〜最高8回であり、本実施形態の方が繰返し破壊トルクは高い。
また、上記[表4]では、合成樹脂取付基材6に用いる合成樹脂として、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂との重合材を使用し、雌ねじ7の下穴径d4として、2.45につき、本実施形態の雄ねじ1と、JIS規格により規定されている同様寸法の2種タッピングねじとを試料番号1〜10につき、測定した結果、本実施形態では、ねじ込みトルクの最大値T1が、0.22〜0.24であるのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは0.17〜0.21(Nm)であり、本実施形態の方が大きい。また、本実施形態では、雌ねじ破壊トルクT2が1.38〜1.51である。さらに、繰返し破壊トルクを測定した最終の繰り返し使用回数については、本実施形態では試料番号1〜10につき全て10回が保証されたのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは、最低6回〜最高8回であり、本実施形態の方が優る。
さらに、上記[表5]では、合成樹脂取付基材6に用いる合成樹脂として、ポリカーボネート樹脂とABS樹脂との重合材を使用し、雌ねじ7の下穴径d4として、2.50につき、本実施形態の雄ねじ1と、JIS規格により規定されている同様寸法の2種タッピングねじとを試料番号1〜10につき、測定した結果、本実施形態では、ねじ込みトルクの最大値T1が、0.20〜0.22であるのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは0.16〜0.20(Nm)であり、本実施形態の方が大きい。また、本実施形態では、雌ねじ破壊トルクT2が1.21〜1.26である。さらに、繰返し破壊トルクを測定した最終の繰り返し使用回数については、本実施形態では試料番号1〜10につき全て10回が保証されたのに対してJIS規格により規定されている2種タッピングねじでは、最低4回〜最高6回であり、本実施形態の方が遙かに優る。
上記[表1]〜[表5]における説明では、前記合成樹脂取付基材6に用いられる合成樹脂は、ABS樹脂と、ポリカーボネート樹脂との重合材により形成される場合を代表的に説明したが、前記合成樹脂取付基材6を形成する合成樹脂は上記説明に限ることなく、例えばポリアミド樹脂、ポリフェニレンオキシド樹脂、ポリエステル樹脂、また、前記樹脂から選ばれる2種以上の樹脂の重合体のほか、さらには廃棄処分の無公害性を考慮して生分解プラスチックが挙げられるが、これは例示であり、制限されるものではなく、この合成樹脂取付基材6には本実施形態の雄ねじ1が、合成樹脂取付基材6の下穴8内に螺入されることによりセルフタッピングが容易かつ確実に行え、金属にて形成された被締結材(図には示さず)を大きな締付けトルクにより強固に締結することができ、合成樹脂取付基材6の繰り返し使用回数も高く、省資源化に寄与することができる。
本考案は、樹脂用タッピングねじに関し、合成樹脂取付基材に対してねじ込みトルクが小さく、大きな締め付け力が得られ、しかも、雌ねじ破壊を起こすことなく、多数回の繰返し使用を可能になし、製作が容易であり、構造的に堅牢になす用途・機能に適する。
図1は本考案の樹脂用タッピングねじの実施形態を示す一部切欠拡大正面図である。 図2は同じくねじ山部分の拡大断面図である。 図3は同じく本考案の樹脂用タッピングねじの実施形態の全景を示す一部切欠正面図である。
符号の説明
1 雄ねじ
1A 雄ねじ本体部
2 ねじ山
2A 山頂部
2B ねじ山本体拡大部
3 谷部
4 誘導脚辺部
5 狭辺部
6 合成樹脂取付基材
7 雌ねじ
8 下穴
K クリアランス
X 変化点
d ねじ外径
d1 谷径
d2 山角変化径
d3 先端ポイント部の谷径
d4 雌ねじ7の下穴径

Claims (6)

  1. 雄ねじのねじ山が、鋭角度の断面三角形の山頂部と、該山頂部の下部には前記山頂部よりも大きな角度にて谷部に連なる裾広がりの左右の誘導脚辺部を有するねじ山拡大本体部と、よりなる二段の角度にて所望ピッチにて形成されることを特徴とする樹脂用タッピングねじ。
  2. 前記山頂部が、その山角を38°〜42°に形成され、前記ねじ山拡大本体部の前記誘導脚辺部がなす角度が、77°〜83°に形成されることを特徴とする請求項1に記載の樹脂用タッピングねじ。
  3. 前記山頂部における挟辺部の下端と、前記ねじ山拡大本体部の前記誘導脚辺部の上端とが交わる二段の角度の変化点が、合成樹脂取付基材に設ける雌ねじの下穴径よりも径小位置に配置されるように前記山頂部の山高を設定するようにして前記下穴の内面と前記雄ねじの谷部との間にクリアランスが確保されることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂用タッピングねじ。
  4. 前記ねじ山本体拡大部の前記誘導脚辺部の下端が谷に交叉する谷面上の2点間の長さが、雄ねじの前記山頂部の山角を谷まで延長した時に、交点がなす谷面上の2点間の長さの、約1.5倍であることを特徴とする請求項1−3の何れかの請求項に記載の樹脂用タッピングねじ。
  5. 前記雄ねじの先端ポイント部の谷径が、雄ねじ本体部の谷径に略一致して設けられ、前記先端ポイント部の長さは雄ねじ部の先端から1.27〜3.18に形成されることを特徴とする請求項1−4の何れかの請求項に記載の樹脂用タッピングねじ。
  6. 雄ねじ本体のねじ山間のピッチが、1.27〜1.59に形成されることを特徴とする
    請求項1−5の何れかの請求項に記載の樹脂用タッピングねじ。
JP2007009722U 2007-12-19 2007-12-19 樹脂用タッピングねじ Expired - Fee Related JP3140074U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007009722U JP3140074U (ja) 2007-12-19 2007-12-19 樹脂用タッピングねじ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007009722U JP3140074U (ja) 2007-12-19 2007-12-19 樹脂用タッピングねじ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3140074U true JP3140074U (ja) 2008-03-13

Family

ID=43290234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007009722U Expired - Fee Related JP3140074U (ja) 2007-12-19 2007-12-19 樹脂用タッピングねじ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3140074U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014038256A (ja) * 2012-08-19 2014-02-27 Ricoh Co Ltd 駆動部締結機構、画像形成装置
JP2018507368A (ja) * 2015-03-02 2018-03-15 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 締結要素及び締結方法
JP6440883B1 (ja) * 2018-04-20 2018-12-19 株式会社トープラ タッピンねじ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014038256A (ja) * 2012-08-19 2014-02-27 Ricoh Co Ltd 駆動部締結機構、画像形成装置
JP2018507368A (ja) * 2015-03-02 2018-03-15 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 締結要素及び締結方法
JP6440883B1 (ja) * 2018-04-20 2018-12-19 株式会社トープラ タッピンねじ
JP2019190512A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 株式会社トープラ タッピンねじ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2679835A1 (en) Threaded fastener
AU2016303475B2 (en) Threaded fastener
CN101743407B (zh) 螺纹成型螺钉的螺纹和相应的螺纹滚压模具
EP1296070B1 (en) Bolt and nut
EP1887234B1 (en) Tapping screw
US8985926B2 (en) Tapping screw
US20030147716A1 (en) Structure of loosening-stop tightening means, loosening-stop bolt having the structure, method for producing the same bolt, loosening-stop nut having the structure, and method for producing the same nut
JP4224480B2 (ja) ねじ山形成ねじを採用した固定装置
JP4225546B2 (ja) タッピンねじ
US20120034048A1 (en) Self-tapping thread forming screw and corresponding thread roll die
JP3140074U (ja) 樹脂用タッピングねじ
JP2006125541A (ja) ねじ形状およびそれを具えるねじ部品
JP2005163834A (ja) ねじ部材及びこれを用いた連結具
JPH08338412A (ja) ねじ及びねじの製造方法
JP4954248B2 (ja) セルフタッピングねじ
JP5455404B2 (ja) 緩み防止用の多条ねじ
JP2007315524A (ja) ロックナット
CN101619739B (zh) 一种自锁螺套
JP2021099110A (ja) 螺子
JP2944660B1 (ja) セルフタッピンねじ
JP2004232656A (ja) スペーサ
JP7444831B2 (ja) 板ばねナット及び締結構造
US20210277930A1 (en) Internally threaded fastener having a prevailing torque feature
JP4553324B1 (ja) 多条ねじ
JP2010190234A (ja) ネジ

Legal Events

Date Code Title Description
A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20071220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees