JP3140000B2 - 軽量繊維板および該軽量繊維板の製造方法 - Google Patents

軽量繊維板および該軽量繊維板の製造方法

Info

Publication number
JP3140000B2
JP3140000B2 JP10357383A JP35738398A JP3140000B2 JP 3140000 B2 JP3140000 B2 JP 3140000B2 JP 10357383 A JP10357383 A JP 10357383A JP 35738398 A JP35738398 A JP 35738398A JP 3140000 B2 JP3140000 B2 JP 3140000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiberboard
density
fibers
thickness
mat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10357383A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000178900A (ja
Inventor
祥夫 田中
哲也 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiha Corp
Original Assignee
Nichiha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichiha Corp filed Critical Nichiha Corp
Priority to JP10357383A priority Critical patent/JP3140000B2/ja
Publication of JP2000178900A publication Critical patent/JP2000178900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3140000B2 publication Critical patent/JP3140000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば断熱材、防音
材等に有用な木質繊維板および該木質繊維板の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から木質パルプをコーンスターチの
ようなバインダーで結着した木質繊維板が断熱材や防音
材として使用されている。このような木質繊維板は通常
密度が0.25g/cm3 以上である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の木質繊維板
は上記したように密度が0.25g/cm3 以上であって板
厚が大きく、広い面積に使用する場合には重くなり、ク
ッション性も十分とは言いがたいものであった。しかし
密度を0.25g/cm3 以下にすると強度が不足し易く表
面が粗雑になりがちであり実用的に問題がある。軽量化
のために該木質繊維板に低密度のポリスチレン発泡体板
を重ねて使用することも提案されているが、ポリスチレ
ン発泡体板は堅く脆く、クッション性、防音性が劣り、
また耐熱性にも乏しく高温時にへたりを生じ易い。更に
ポリスチレン発泡体のスクラップは焼却処理すると大量
の煤が発生し、環境を著しく汚染すると言う問題点があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、一方の面から全体厚みの
20%の厚み部分の平均密度が0.10〜0.14g/cm
3 であり、他方の面から全体厚みの20%の厚み部分の
平均密度が0.15〜0.19g/cm3 であって、該一方
の面より該他方の面に行くにしたがって密度が漸増して
おり、全体の平均密度が0.13〜0.18g/cm3 であ
る軽量繊維板を提供するものである。該軽量繊維板の繊
維は濾水度が10〜15デファイブレーター・秒(D.
S.)の粗さを有する木質パルプであることが望まし
い。本発明の木質繊維板の望ましい製造方法としては、
繊維を含む原料を水に分散させたスラリーの固形分含有
率を0.5〜2.0重量%に調節し、該スラリーを長網
式抄造機の長網上に供給して吸引脱水することにより厚
さ18〜50mmのマットを抄造し、該マットを乾燥させ
る方法がある。
【0005】本発明を以下に詳細に説明する。本発明に
使用する繊維は主として木質パルプ、綿繊維、麻繊維、
竹繊維、ナシ繊維等のセルロース系天然繊維であるが、
該天然繊維に代えてあるいは該天然繊維と共にポリエス
テル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポ
リアミド繊維、アクリル繊維、ウレタン繊維、ポリ塩化
ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテート繊維
等の合成繊維も使用出来る。望ましい繊維としては、主
として長さが4mm以上の繊維を90%以上含有した繊維
長2〜32mm、濾水度10〜15D.S.の粗さを有す
る木質パルプがあげられる。繊維の長さが2 mm未満で
あると繊維板の密度が高くなりすぎ、また32mmを超え
ると繊維が糸まり状に絡み易くなってスラリーへの分散
性が悪くなる。また濾水度が15D.S.を超えると繊
維板の密度が高くなりすぎ、10D.S.未満であると
繊維板の密度が低くなりすぎかつ繊維相互の絡み合いも
不充分となり、強度不足になりやすい。
【0006】本発明の繊維板においては、上記繊維を結
着するためにバインダーが使用される。該バインダーと
しては主としてニカワ、ゼラチン、カゼイン、澱粉、変
性澱粉、酸化澱粉、デキストリン、アラビアゴム、アル
ギン酸ソーダ、ポリビニルアルコール、カルボキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ハイドロキシエチル
セルロース、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリル酸
ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、
ポリビニルメチルエーテル、酢酸ビニル−マレイン酸共
重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸エステル部分鹸化物、ポリメ
タクリル酸エステル部分鹸化物等の水溶性樹脂または糊
料が使用されるが、該水溶性樹脂に代えてあるいは該水
溶性樹脂または糊料と共にメラミン樹脂、尿素樹脂、フ
ェノール樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
プロピレンターポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレ
ン、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリル樹
脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリアミド、熱可
塑性ウレタン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重
合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体等の熱可塑性合成樹
脂、ウレタン樹脂プレポリマー、エポキシ樹脂プレポリ
マー、メラミン樹脂プレポリマー、尿素樹脂プレポリマ
ー、フェノール樹脂プレポリマー、ジアリルフタレート
プレポリマー、アクリルオリゴマー、多価イソシアナー
ト、メタクリルエステルモノマー、ジアリルフタレート
モノマー等のプレポリマー、オリゴマー、モノマー等の
樹脂前躯体等が使用されてもよい。上記バインダーは粉
末、液状、溶液、あるいはエマルジョンの状態で提供さ
れる。
【0007】上記原料以外、本発明の繊維板において
は、パラフィン、ワックス、シリコン油、高級脂肪酸ジ
ルコニウム塩等の撥水材、塩素化パラフィン、四臭化エ
チレン、トリクレジルホスフェート、酸化アンチモン等
の難燃剤等が添加されてもよい。
【0008】本発明の繊維板を製造する方法として望ま
しい方法は湿式法である、該湿式法にあっては上記原料
を水に分散させてスラリーを調製する。この場合上記バ
インダーは上記繊維に対して3〜10重量%程度添加さ
れる。バインダーの添加量が3重量%を下回ると繊維の
結着力が小さくほぐれ易くなり強度も不十分となる。ま
た10重量%を上回ると繊維板が堅くなってクッション
性が小さくなり、またバインダーの凝集作用によって繊
維板の密度が大きくなってしまう場合もある。その他の
原料、例えば撥水剤や難燃剤等は通常数重量%以下の量
で添加される。上記原料は水に分散されスラリーが調製
されるが、低密度の繊維板を得るために、スラリー中の
固形分の濃度は0.5〜2.0重量%に調節することが
望ましい。
【0009】上記スラリーを抄造してマットをフォーミ
ングするが、抄造に使用する抄造機としては濾水性に優
れた長網式抄造機を使用することが望ましい。そしてス
ラリーの供給量は300〜500kg/m2 程度とする。
【0010】このように低固形分濃度のスラリーの供給
量を多くし、スラリー供給直後のマットの厚さを25〜
70mmと比較的厚く抄造するために、濾水性の良い長網
式抄造機を使用する。かかる長網式抄造機を使用し、長
網上に供給されたスラリーを吸引脱水してマットをフォ
ーミングする間に、スラリー中の固形分濃度は下方に高
く上方に低くなり、このような固形分濃度勾配によっ
て、抄造されたマットの密度は下方に高く上方に低くな
る勾配が付される。
【0011】このようにして抄造されたマットは更にプ
レスされ厚み調節され、かつ表面を平滑化されるが、該
プレスはロールプレス、平板プレス等を使用して25〜
40kg/cm2、好ましくは30〜35kg/cm2の圧力で行わ
れる。プレス圧が40kg/cm2を超えるとマットの密度が
高くなりすぎるおそれがある。
【0012】上記抄造マットの厚みは最終的には18〜
50mmとなり、該マットは自然乾燥あるいは100〜1
50℃で2〜5時間程度の加熱乾燥によって乾燥されて
全体の平均密度が0.13〜0.18g/cm3 の軽量繊維
板とされる。
【0013】本発明の繊維板は主として上記湿式法で製
造されるが、乾式法で製造されてもよい。乾式法にあっ
ては上記原料の混合物を型板上に散布してマットをフォ
ーミングする。この場合、使用する繊維を粗さによって
複数区分に分別しておき、粗さの順に該複数の区分を散
布する。この場合最大粗さの区分を最下層にしても、あ
るいは逆に最上層にしてもよい。このようにしてフォー
ミングされたマットは通常ホットプレスされ、バインダ
ーによって繊維を結着しかつ表面平滑化および厚み調節
される。
【0014】乾式法の場合には主として粉末状のバイン
ダーが使用されるが、水溶性樹脂または糊料を使用する
場合には原料混合物中に水を添加しておくか、あるいは
ホットプレスにおいて水蒸気を吹き込んで該水溶性樹脂
または糊料を活性化させ繊維を結着する。また溶液、エ
マルジョン等の状態のバインダーも使用されてもよい。
【0015】
【作用】本発明の繊維板にあっては一方の面から他方の
面に行くにしたがって密度が漸増しているので、密度の
低い面側が軽量性および良好なへたりにくいクッション
性を与え、密度の高い面側が高い機械的強度、耐圧縮性
を与え、結果として良好なクッション性と高い機械的強
度を合わせ有する軽量な繊維板が得られる。しかし密度
の低い側の面から全体厚みの20%の厚み部分の平均密
度が0.10g/cm3 未満になると面強度が不足し毛羽立
ち等の不具合がおこり、0.14g/cm3 を超えると良好
なクッション性が得られなくなる。更に密度の高い側の
面から全体厚みの20%の厚み部分の平均密度が0.1
5g/cm3 未満になると繊維板の機械的強度が不充分とな
り、0.19g/cm3 を超えると軽量な繊維板が得られに
くくなる。
【0016】
【実施例】繊維長2mm未満が1%、2mm以上4mm未満が
5%、4mm以上12mm未満が17%、12mm以上が77
%からなる木質パルプで、濾水度が13D.S.の木質
パルプ100重量部、コーンスターチ7重量部、パラフ
ィンエマルジョン0.5重量部を水に投入して分散さ
せ、固形分濃度1重量%のスラリーを調製する。該スラ
リーを使用して長網式抄造機によってマットを抄造し、
該マットをロールプレスによって30Kg/cm2の圧力でプ
レスし、厚み40mmのマットに調節する。該マットは1
20℃,3時間加熱乾燥して繊維板が得られる。該繊維
板は上面から全体厚みの20%の厚み部分の平均密度が
0.13g/cm3、下面から全体厚みの20%の厚み部分
の平均密度が0.17g/cm3 であって、上面から下面に
行くにしたがって密度が漸増しており、全体の平均密度
は0.15g/cm3 であった。一方比較として板全体の密
度がほぼ均一に分布した密度0.15g/cm3 および0.
20g/cm3 である繊維板を湿式法によって製造した。
【0017】これらの比較物性値は表1の通りである。
【表1】 試験法 (1) 曲げ強度はJIS A5905に準拠 (2) 復元性は荷重20kgをかけて30秒放置した後、圧
力を解除し1分間放置した後の繊維板の復元量 この表からわかるように、本発明の繊維板の曲げ強度は
密度が同等である繊維板に比較して優れ、また復元量も
極めて大きいことから、クッション性が良いといえる。
【0018】
【発明の効果】本発明では軽量でかつ耐圧縮性、クッシ
ョン性に優れた繊維板が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−90521(JP,A) 特開 平8−290503(JP,A) 特開 平8−199461(JP,A) 実開 昭61−82991(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21J 1/00 - 1/20 D04H 1/00 - 5/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の面から全体厚みの20%の厚み部分
    の平均密度が0.10〜0.14g/cm3 であり、他方の
    面から全体厚みの20%の厚み部分の平均密度が0.1
    5〜0.19g/cm3 であって、該一方の面より該他方の
    面に行くにしたがって密度が漸増しており、全体の平均
    密度が0.13〜0.18g/cm3 であることを特徴とす
    る軽量繊維板
  2. 【請求項2】該軽量繊維板の繊維は濾水度が10〜15
    デファイブレーター・秒(D.S.)の粗さを有する木
    質パルプである請求項1に記載の軽量繊維板
  3. 【請求項3】繊維を含む原料を水に分散させたスラリー
    の固形分含有率を0.5〜2.0重量%に調節し、該ス
    ラリーを長網式抄造機の長網上に供給して吸引脱水する
    ことにより厚さ18〜50mmのマットを抄造し、該マッ
    トを乾燥させることを特徴とする請求項1または2に記
    載の木質繊維板の製造方法
JP10357383A 1998-12-16 1998-12-16 軽量繊維板および該軽量繊維板の製造方法 Expired - Fee Related JP3140000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10357383A JP3140000B2 (ja) 1998-12-16 1998-12-16 軽量繊維板および該軽量繊維板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10357383A JP3140000B2 (ja) 1998-12-16 1998-12-16 軽量繊維板および該軽量繊維板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000178900A JP2000178900A (ja) 2000-06-27
JP3140000B2 true JP3140000B2 (ja) 2001-03-05

Family

ID=18453854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10357383A Expired - Fee Related JP3140000B2 (ja) 1998-12-16 1998-12-16 軽量繊維板および該軽量繊維板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3140000B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030036593A (ko) * 2001-05-07 2003-05-09 쿠니지 나카무라 생분해성 성형품, 입상 배양토, 및 고강도부재
CN103467000B (zh) * 2013-09-11 2017-01-25 上海骐杰碳素材料有限公司 一种利用废弃纤维制作的复合保温材料及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000178900A (ja) 2000-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3558638B2 (ja) 嵩高いセルロース繊維を用いているマルチプライセルロース製品
JP4694691B2 (ja) 紙または板紙の積層体および積層体を製造する方法
US2563897A (en) Sizing cellulosic fibers with cationic melamine resin and hydrophobic material
JP2817006B2 (ja) 繊維エンタングルされた不織ウェブ材料の製造方法
US2634207A (en) Building board
US4247364A (en) Method of making a smooth, dimensionally stable, mica-filled, glass fiber sheet
GB2108166A (en) Dimensionally stable cellulosic web
US3804706A (en) Inorganic fiber board with binder of thermosetting resin and thermoplastic vinylic resin
CA1306131C (en) Agricultural paper and process for producing the same
CN107683358A (zh) 纤维素纤维用于制造非织造布的用途
US4012281A (en) Wet laid laminate and method of manufacturing the same
WO1990005808A1 (en) Easily defibered web-shaped paper product
JP3140000B2 (ja) 軽量繊維板および該軽量繊維板の製造方法
US3093533A (en) Production of fiberboard containing mineral fiber
JP2982807B1 (ja)
US4865691A (en) Process for internally strengthening paper and board products and products resulting therefrom
EP2880218B1 (en) High bulk tissue comprising expandable microspheres
JP3026974B1 (ja) 軽量繊維板の製造方法
JP4070439B2 (ja) 発熱成形体の製造方法
JPH10180961A (ja) 床材用裏打ち基材及びその製造方法
JP4214495B2 (ja) 空調フィルタ用セパレータ用紙
WO2000058094A1 (en) Use of cotton fibers in filter paper
JP4429256B2 (ja) 発熱成形体の製造方法
CN1763307B (zh) 抗污底网压榨造纸毛毯的制造方法
JP2001164845A (ja) 建具および建具の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001114

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees