JP3139482U - エスカレータ用警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エスカレータ使用中の事故防止に貢献できる警報装置を得る。
【解決手段】1つの筺体内に赤外線センサーと、照度センサーと音源、それらを稼働させる電機デバイスを収納せしめ、筺体の外壁一面又は外壁複数面に吸盤又は両面テープを設置した。別の実施態様として音源を筺体の外部に配線して設ける。保護板の円筒形部分を筺体の代わりに使用した。ソーラーパネル及びLEDを電機デバイスの傘下に設置する。電機デバイスを構成する制御基板に組み込むエスカレータの駆動回路によりエスカレータ本体のモータを停止させる。
【選択図】図1

Description

本考案はエスカレータに併設して使用するエスカレータ用警報装置に関する。
開放的な乗り物であるエスカレータの周囲には、建物の壁や天井、上り下りで交叉する他のエスカレータが輻輳しており、エスカレータ使用中に手摺りから身を乗り出すと挟まれ等の事故が発生し大変危険である。そのために従来から保護板の使用が義務づけられている。本考案はそのような事故防止に貢献できる警報装置を得ることを目的とする。
1つの筺体内に赤外線センサーと、照度センサーと音源、それらを稼働させる電機デバイスを収納せしめ、当該筺体の外壁一面又は外壁複数面に吸盤又は両面テープを設置する。
1つの筺体内に赤外線センサーと、照度センサー、それらを稼働せさる電機デバイスを収納せしめ、当該電機デバイスと関連する音源を前記筺体の外部に配線して設け、該筺体の外壁一面又は外壁複数面に吸盤又は両面テープを設置する。
保護板の円筒形部分に赤外線センサーと、照度センサーと音源、それらを稼働させる電機デバイスを収納する。
ソーラーパネル及びLEDを前記電機デバイスの傘下に設置する。
電機デバイスの稼働電源は電池式、電源ユニット内蔵式又はACアダプター式のいずれかを利用できるデバイス構成で良い。又、ソーラー式をこれらに適宜複合させても良い。又、電機デバイスを構成する制御基板にエスカレータ駆動回路を組み込んで、センサー感知によるエスカレータの自動停止を実現しても良い。この場合、電機デバイスを構成する制御基板は、センサー回路、タイマー回路、エスカレータの駆動回路をもつことになり、この回路からエレベータ内の非常スイッチ配線を経てモータ制御回路を経由してモータを停止させる。
尚、電機デバイスの構成要素としてエスカレータの停止・再稼働を制御する外部出力端子を設けることを一実施態様としてここに開示しておく。
手摺りよりはみ出した人や物をセンシングし、LEDや音源にて注意喚起できるので事故発生の抑止力になる。照度センサーにより電池の消費を抑えられる。エスカレータ設備の危険スポットに貼り付けて簡易・手軽に使用できる。エスカレータによる事故防止のため保護板の設置が義務づけられており、本考案はその既存保護板を活用して危険スポット近くでの危険行為に対してLEDや音源が警報を発するか、或いは、エスカレータが自動停止するので事故防止に役立つ。
センシング範囲に人体等が進入したことを赤外線センサーを使って検知する。その検知によりLEDや音源による警報が発動する。警報の発動は電機デバイスに組み込まれているタイマー回路を使って一定時間行う。エスカレータ設置場所の環境光を照度センサーを使って検知する。その検知により赤外線センサーのスタンバイをON・OFFする。蓋付きの開口部を設けて装置全般のメンテナンスができるようにする。
エスカレータ設備の内側板の外側に本考案によるエスカレータ用警報装置を吸盤又は両面テープで貼り付ける。こうすることで内側板をセンシング範囲の境界面として活用できることとなる。
保護板の円筒形の部分に各センサーや電機デバイスを仕組む。危険スポットに近い保護板から危険行為をセンシングできるのでタイムリーな警報として効果が上がる。
本考案によるエスカレータ用警報装置を筺体として使用する場合には、該筺体の側面又は底面を吸盤又は両面テープを介在させてエスカレータ設備の内側板又はデッキボード面に定着させて使用する。尚、接着剤で定着させることでも良い。
図1は本考案の一実施例を示す斜視図である。図1において、筺体1があってその上面に電池取り出し口2と蓋3を設ける。同じく筺体1の上面にブザー4、照度センサー5、焦電型赤外線センサー6を配設する。筺体1の内部には電池ボックス7と制御基板8を設置する。21が吸盤又は両面テープである。
検知精度の判定基準を光軸に依存させた方が都合がよい場合には反射型赤外線センサーを用いることが考えられる。
図1のイは、ソーラーパネルを併設して電池を充電する場合又はAC商業電源を使用する場合における電源供給線9の設置例を示すものである。
段落0013で説明した筺体1のエスカレータへの取付位置を図4に示す。また図6のごとく乗客10がエスカレータ11を使用する時は営業時間内であり店内は明るく照度が高い。それで、筺体1に設置してある照度センサーがその照度を感知して、焦電型赤外線センサー6をスタンバイ状態にする。このスタンバイ状態において乗客10がエスカレータの手摺り12から身を外に乗り出すと、焦電型赤外線センサー6は検知範囲に入ってきた乗客10を検知し、ブザー4又はスピーカー16を一定時間(通過時間)鳴らして警報を発する。一定時間は制御基板8に組み込んであるタイマー回路に依存する。特別にLED17を組み合わせて音と光でビジュアルな警報を発するように装置を構成しても良い(図3参照)。
営業の終了で照明が落ちた時間帯には照度センサー5はその照度を感知して、焦電型赤外線センサー6のスタンバイ状態をOFFにして節電効果を得る。消耗した電池の取り出しは蓋3を開けて電池ボックス7に収めている電池を交換する。装置のメンテナンスや設定も同じように蓋3を開けて制御基板8の取り出しやボリューム調整を適宜行う。
図2は他の実施例であって、段落0010乃至段落0013を援用する。フザー4を筺体1の外部に配線することが図1に示す実施例と異なる。筺体1の外部に配線することで、ブザー4を乗客により近い位置に配設することができる(図5参照)。21が吸盤又は両面テープである。
図3はエスカレータへの設置が義務づけられている保護板13を利用した本考案の実施例である。通常保護板13は通常図5と図6に示すような位置に設置される。図3において、14は小窓であり、その奥にフレネルレンズ15と焦電型赤外線センサー6を設けている。小窓14はスリット状に切り欠いた形状としたり、テーパー穴の形状にしたりして、焦電型赤外線センサー6が感知できる距離や範囲を設定する。消耗した電池の取り出しは蓋3を開けて電池ボックス7に収めている電池を交換する。装置のメンテナンスや設定も同じように蓋3を開けて制御基板8の取り出しやボリューム調整を適宜行う。蓋3とは別に蓋20を設けてメンテナンス用の開口蓋としても良い。
尚、この段落で説明した小窓14の穿設位置は、20cmルール(保護板の下端は手摺りより下方20cm)を適用した保護板の円筒形部分の下端から上端までの範囲かつ使用する赤外線センサーの種別にかかる特性を考慮した適宜位置とする。
保護板は固定式と懸架式があるがいずれも挟まれる必然性のある位置に垂設されている。従って保護板はセンサーを設置するに最適なロケーションとなっており本考案はその作用を巧みに利用するものである。
図3及び図6において、乗客10がエスカレータ11を使用する時は営業時間であり店内は明るく照度が高い。それで、保護板13に内蔵する照度センサー5がその照度を感知して、焦電型赤外線センサー6をスタンバイ状態にする。このスタンバイ状態において乗客10がエスカレータの手摺り12から身を外に乗り出すと、焦電型赤外線センサ−6は検知範囲に入ってきた乗客10を検知し、スピーカー16を鳴らして警報を発する。同時に予め制御基板8に組み込まれているLED17が発光し保護板13を発光色に染めて警報する。
図6の18と19は仮想線でありセンシング範囲をセンシング中であることを図示したものである。それそれのセンシング範囲は取付例の態様を同時記載したものであって、同時に3台使用することではない。
図7はエスカレータ設備の正面図である。19は仮想線でありセンシング範囲をセンシング中であることを図示したものである。このように手摺り12からはみ出した乗客10がセンシング範囲に入ることで、焦電型赤外線センサー6がそれを検知し、制御基板8の働きでブザー4を一定時間(通過時間)鳴らして警報を発することとなる。
図3のイは、ソーラーパネルを併設して電池を充電する場合における電源供給線9の設置例を示すものである。
図4において筺体1の取付位置の実施例を示す。この場合、筺体1はエスカレータ11の内側板22に吸盤又は両面テープ21(図1乃至図2参照)を使って貼り付く。その位置は危険スポットに入る前あたりに決定される。図4に示す筺体1はブザー一体型のタイプ(図1参照)である。
図5において筺体1の取付位置の実施例を示す。この場合、筺体1はその底面をエスカレータ設備のデッキボード面に吸盤又は両面テープ21(図1乃至図2参照)を使って貼り付く。接着剤又は両面テープにより貼り付けられている。その筺体1の位置はなるべく目立たない位置である。ブザー4は筺体1の外部に配線(図2参照)してあるので、ブザー4を乗客と近い位置になるように設置できる。
筺体1をスカレータ11の内側板22に貼り付ければ、内側板22が障壁となってセンシング範囲が自ずと定義される。すなわち、手摺り12を境として内側と外側に境界を分かつ作用があり、その作用を利用してセンシング範囲と成すものである。本考案の構成はこの作用を合理的に利用できることとなる。
本考案は手軽に設置できるエスカレータ用警報装置であって、エスカレータの設置環境を選ばないので広く実施できることから、産業上の利用可能性が自明であり、本考案の開示により産業の発展に寄与する。
本考案の斜視図である。 実施態様の斜視図である。 実施態様の斜視図である。 設置状況を示す斜視図である。 設置状況を示す斜視図である。 エスカレータ設備の側面図である。 エスカレータ設備の立面図である。
符号の説明
1 筺体
2 電池取り出し口
3 蓋
4 ブザー
5 照度センサー
6 焦電型赤外線センサー
7 電池ボックス
8 制御基板
9 電源供給線
10 乗客
11 エスカレータ
12 手摺り
13 保護板
14 小窓
15 フレネルレンズ
16 スピーカー
17 LED
18 仮想線
19 仮想線
20 蓋
21 吸盤又は両面テープ
22 内側板

Claims (4)

  1. 1つの筺体内に赤外線センサーと、照度センサーと音源、それらを稼働させる電機デバイスを収納せしめ、当該筺体の外壁一面又は外壁複数面に吸盤又は両面テープを設置することを特徴とするエスカレータ用警報装置。
  2. 1つの筺体内に赤外線センサーと、照度センサー、それらを稼働せさる電機デバイスを収納せしめ、当該電機デバイスと関連する音源を前記筺体の外部に配線して設け、該筺体の外壁一面又は外壁複数面に吸盤又は両面テープを設置することを特徴とするエスカレータ用警報装置。
  3. 保護板の円筒形部分に赤外線センサーと、照度センサーと音源、それらを稼働させる電機デバイスを収納せしめたことを特徴とするエスカレータ用警報装置。
  4. ソーラーパネル及びLEDを電機デバイスの傘下に設置することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のエスカレータ用警報装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010001103A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア
JP2011046517A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Hitachi Building Systems Co Ltd エスカレータの監視装置
JP2011046467A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Hitachi Building Systems Co Ltd エスカレータの監視装置
JP2017218303A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エスカレーター三角部可動保護装置

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