JP3139072U - ナスカンスナップ - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉ロッド5を閉鎖位置に簡単にロックできるナスカンスナップを提供する。
【解決手段】一端部にフック1を一体に形成したナスカン本体2と、ナスカン本体2の他端部に取り付けられた引き紐等索体連結用のリング3と、ナスカン本体2にその長手方向にスライド自在で回転自在に支持され、常時はバネ4により付勢されてフック1の開口部1oを閉鎖する開閉ロッド5と、開閉ロッド5に基軸部6を介して一体に突設されていて、基軸部6がナスカン本体2に長手方向に設けられたガイド用スリット7に沿ってスライドするロッド開放操作用把手8とからなるナスカンスナップにおいて、ナスカン本体2のフック1側端部には、開閉ロッド5を閉鎖位置にロックするためのロック用溝10をガイド用スリット7から横方向に分岐して設け、開閉ロッド5によってフック1の開口部1oを閉鎖する際にロッド開放操作用把手8の基軸部6をロック溝部10bに係入させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、犬等のペットの首輪や胴輪に引き紐を連結するためにその首輪や胴輪に引っ掛けるのに主として使用されるナスカンスナップに関するものである。
図5は従来のナスカンスナップを示したもので、(a) は正面図、(b) は側面図である。このナスカンスナップ10Nは、一端部にフック1を一体に形成したナスカン本体2と、このナスカン本体2の他端部に取り付けられた引き紐等索体連結用のリング3と、ナスカン本体2にその長手方向にスライド自在で回転自在に支持されていて、常時はコイルバネ4により付勢されてフック1の開口部1oを閉鎖する開閉ロッド5と、この開閉ロッド5に基軸部6を介して一体に突設されていて、その基軸部6がナスカン本体2に長手方向に形成されたガイド用スリット7に沿ってスライド自在のロッド開放操作用把手8とからなり、図示の状態からコイルバネ4の付勢力に抗して把手8で開閉ロッド5を押し上げることによって、フック1の開口部1oを開放させるようになっている。
上記のような従来のナスカンスナップ10Nのフック1を例えば犬の首輪に引っ掛け、リング3に引き紐を連結して、犬を散歩させる際に、犬の首の激しい動きや振動等によって開閉ロッド5が瞬間的に開放方向にスライドして開放し、引き紐がリング3から外れて犬が逃亡する、というような問題があった。
本考案は、上記の課題に鑑み、開閉ロッド5を閉鎖位置に簡単にロックできるようにしたナスカンスナップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る考案は、一端部にフック1を一体に形成したナスカン本体2と、ナスカン本体2の他端部に取り付けられた引き紐等索体連結用のリング3と、ナスカン本体2にその長手方向にスライド自在で回転自在に支持され、常時はバネ4により付勢されてフック1の開口部1oを閉鎖する開閉ロッド5と、開閉ロッド5に基軸部6を介して一体に突設されていて、基軸部6がナスカン本体2に長手方向に設けられたガイド用スリット7に沿ってスライドするロッド開放操作用把手8とからなるナスカンスナップにおいて、
ナスカン本体2のフック1側端部には、開閉ロッド5を閉鎖位置にロックするためのロック用溝10をガイド用スリット7から横方向に分岐して設け、開閉ロッド5によってフック1の開口部1oを閉鎖する際にロッド開放操作用把手8の基軸部6をロック溝部10bに係入させるようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載のナスカンスナップにおいて、ロック用溝10は、ガイド用スリット7に隣接する入口溝部10aと、入口溝部10aの奥部側にあって、入口溝部10aよりもフック1の開口部1o側へ先行するように段違いに設けられたロック溝部10bとからなることを特徴とする。
上記解決手段による考案の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る考案のナスカンスナップによれば、ナスカン本体2のフック1側端部に、開閉ロッド5を閉鎖位置にロックするためのロック用溝10をガイド用スリット7から横方向に分岐して設けたから、開閉ロッド5によってフック1の開口部1oを閉鎖する際にロッド開放操作用把手8の基軸部6をロック溝部10bに係入させることによって、開閉ロッド5を閉鎖位置に簡単にロックすることができ、それによって索体連結用リング3に引き紐の端部を連結し、フック1を犬の首輪に取り付けて、犬を散歩させるような時に、犬の首が激しく動いたり、ナスカン本体2やフック1に大きな振動等が生じたりしても、開閉ロッド5はロックされた状態にあるため開放するおそれがなく、従って犬の逃亡を防ぐことができる。
請求項2に係る考案のように、ロック用溝10を、ガイド用スリット7に隣接する入口溝部10aと、入口溝部10aよりもフック1の開口部1o側へ先行するように段違いに設けられたロック溝部10bとから構成することにより、ロッド開放操作用把手8の基軸部6は、一旦ロック溝部10bに入り込めば、人がロッド開放操作用把手8を操作しない限り、基軸部6が入口溝部10a側へ抜け出るようなことはなく、従って開閉ロッド5をより確実に閉鎖位置にロックすることができる。
以下に本考案の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1の(a) は本考案に係るナスカンスナップの正面図、(b) は側面図であり、図2は同ナスカンスナップの背面図である。本考案に係るナスカンスナップNは、その殆どが図5に示す従来のナスカンスナップ10Nと同様であって、一端部にフック1を一体に形成したナスカン本体2と、このナスカン本体2の他端部に取付用ボルト9によって回転自在に取り付けられた索体連結用リング3と、ナスカン本体2に長手方向にスライド自在で回転自在に支持されていて、常時はコイルバネ4により付勢されてフック1の開口部1oを閉鎖する開閉ロッド5と、この開閉ロッド5に基軸部6を介して一体に突設されていて、基軸部6がナスカン本体2に長手方向に形成されたガイド用スリット7に沿ってスライド自在のロッド開放操作用把手8とから構成されている。索体連結用リング3には、図示は省略するが、引き紐の一端部が連結されるようになっている。
本考案に係るナスカンスナップNが従来のナスカンスナップ10Nと異なるところは、ナスカン本体2のフック1側端部に、開閉ロッド5を閉鎖位置にロックするためのロック用溝10をガイド用スリット7から横方向に分岐して設け、開閉ロッド5によってフック1の開口部1oを閉鎖する際に、ロッド開放操作用把手8の基軸部6をロック用溝10に係入させるようにした点にある。
上記ナスカンスナップNの構造について更に詳しく説明すれば、概ね円柱状のナスカン本体2にはそのほぼ中心軸線に沿ってロッドスライド孔11が設けられ、このロッドスライド孔11の上端部は閉塞され、下端部はフック1の開口部1oに開口している。そしてこのロッドスライド孔11にはコイルバネ4が挿入された後、開閉ロッド5がスライド自在に嵌挿されると共に、ロッド開放操作用把手8の基軸部6がガイド用スリット7にスライド自在に挿入されるようになっている。
開閉ロッド5を閉鎖位置にロックするためのロック用溝10は、図1の(a) ,(b) に示すように、ナスカン本体2のフック1側端部におけるガイド用スリット7の片側でガイド用スリット7に隣接する入口溝部10aと、この入口溝部10aの奥部側にあって、入口溝部10aよりもフック1の開口部1o側へ先行するように段違いに設けられたロック溝部10bとからなり、しかして入口溝部10aとロック溝部10bとは、図1の(a) から分かるように正面視で横向き略々L字状を成している。
尚、この実施形態では、ロック用溝10を、ナスカン本体2のフック1側端部におけるガイド用スリット7を挟んでその一方側(例えば図3の(b) 及び図4の(b) に関して夫々右側)に設け、その反対側には切り込み深さの浅い溝12を設けているが、この溝12もロック用溝として使用することができる。また、このような溝12に代えて、ロック用溝10を設けてもよい。つまり、ガイド用スリット7を挟んでその両側にロック用溝10を対称状に設けてもよい。
図3の(a) ,(b) はコイルバネ4の付勢力に抗して把手8で開閉ロッド5を押し上げることによって、フック1の開口部1oを開放させた状態を示している。この図3のようにフック1の開口部1oが開放した状態から、ロッド開放操作用把手8を掴んでいる手指を解放すれば、開閉ロッド5は、コイルバネ4の付勢力で下動してフック1の開口部1oを閉鎖することになる。
しかして、図4のようにフック1の開口部1oが閉鎖した状態から、ロッド開放操作用把手8を介して開閉ロッド5を少しだけ持ち上げるようにしながら開閉ロッド5をロック用溝10側へ回転させると、把手8の基軸部6がガイド用スリット7からロック用溝10の入口溝部10aを経てロック溝部10bに係入され、これによって開閉ロッド5は閉鎖位置にロックされる。
開閉ロッド5には、コイルバネ4によって開閉ロッド5を閉鎖位置にロックするように付勢力が常時作用しており、しかしてロッド開放操作用把手8の基軸部6がロック用溝10のロック溝部10bに係入した時も、その基軸部6はコイルバネ4によってロック溝部10bの下端部(フック開口部1o側端部)に押し付けられるから、閉鎖位置を維持できると共に、例えばナスカン本体2やフック1に伝わる振動などによって開閉ロッド5にロッド押し上げ方向の力が働いたとしても、把手8の基軸部6がロック溝部10bの上端部(フック開口部1o側端部と反対側の端部)に当たるため、開閉ロッド5は、押し上げられるようなことはなく、閉鎖位置にロックされる。
また、ロック用溝10は、ガイド用スリット7に隣接する入口溝部10aと、この入口溝部10aよりもフック1の開口部1o側へ先行するように段違いに設けられたロック溝部10bとからなるため、ロッド開放操作用把手8の基軸部6は、一旦ロック溝部10bに入り込めば、人がロッド開放操作用把手8を操作しない限り、その基軸部6が入口溝部10a側へ抜け出るようなことはなく、従って開閉ロッド5を確実に閉鎖位置にロックすることができる。
尚、ロック用溝10は、この実施形態のように必ずしも、入口溝部10aとロック溝部10bとからるなるものでなく、ガイド用スリット7から横方向に分岐するだけの簡単な溝構造とした場合でも、開閉ロッド5にかかるコイルバネ4の付勢力によって、ロッド開放操作用把手8の基軸部6をロック用溝10に保持できるから、開閉ロッド5を閉鎖位置にロックすることができる。
上記したようなナスカンスナップNの索体連結用リング3に引き紐の端部を連結し、フック1を犬の首輪に取り付けて、犬を散歩させるような時に、犬の首が激しく動いたり、ナスカン本体2やフック1に大きな振動等が生じたりしても、ナスカンスナップNの開閉ロッド5はロックされた状態にあるから、開放するようなことがなく、従って犬の逃亡を防ぐことができる。
(a) は本考案に係るナスカンスナップの正面図、(b) は側面図である。 同ナスカンスナップの背面図である。 (a) はロッド開放操作用把手で開閉ロッドを押し上げて、フックの開口部を開放させた状態を示す正面図、(b) は側面図である。 開閉ロッドが閉鎖位置にロックされている状態の正面図、(b) は側面図である。 従来のナスカンスナップを示したもので、(a) は正面図、(b) は側面図である。
符号の説明
N ナスカンスナップ
1 フック
2 ナスカン本体
3 引き紐等索体連結用のリング
4 コイルバネ
5 開閉ロッド
6 基軸部
7 ガイド用スリット
8 ロッド開放操作用把手
10 ロック用溝
10a 入口溝部
10b ロック溝部

Claims (2)

  1. 一端部にフックを一体に形成したナスカン本体と、ナスカン本体の他端部に取り付けられた引き紐等索体連結用のリングと、ナスカン本体にその長手方向にスライド自在で回転自在に支持され、常時はバネにより付勢されてフックの開口部を閉鎖する開閉ロッドと、開閉ロッドに基軸部を介して一体に突設されていて、基軸部がナスカン本体に長手方向に設けられたガイド用スリットに沿ってスライドするロッド開放操作用把手とからなるナスカンスナップにおいて、
    ナスカン本体のフック側端部には、開閉ロッドを閉鎖位置にロックするためのロック用溝をガイド用スリットから横方向に分岐して設け、開閉ロッドによってフックの開口部を閉鎖する際にロッド開放操作用把手の基軸部をロック用溝に係入させるようにしたことを特徴とするナスカンスナップ。
  2. ロック用溝は、ガイド用スリットに隣接する入口溝部と、入口溝部の奥部側にあって、入口溝部よりもフックの開口部側へ先行するように段違いに設けられたロック溝部とからなることを特徴とする請求項1に記載のナスカンスナップ。
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