JP3138704U - HGA(HeadGimbalAssembly)の特性検査装置 - Google Patents

HGA(HeadGimbalAssembly)の特性検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】HGAにおける浮上型磁気ヘッドスライダの位置誤差及び角度誤差とHGAの特性との関係を見いだすことが可能なHGAの特性検査装置を提供する。
【解決手段】画像処理部20は、側面カメラ22及び正面カメラ24によって撮像された画像を基に浮上型磁気ヘッドスライダのxy座標を特定し、上方カメラ26によって撮像された画像を基にディンプル中心(目標搭載点)のxy座標を特定し、浮上型磁気ヘッドスライダの位置誤差を求める。データ処理部14は、レーザ変位計28の測定結果とHGA1の直線移動距離とを基に浮上型磁気ヘッドスライダの角度誤差を求める。
【選択図】図1

Description

本考案は、ハードディスクドライブ等に用いられるHGAの特性を検査する特性検査装置に関する。
ハードディスクドライブ(以下「HDD」)では、高速回転する磁気ディスクとHGAの磁気ヘッドスライダとが非接触の状態でデータが磁気ディスクに書き込まれ、またデータが磁気ディスクから読み出される。HGAの最終検査は、実際のHDDに対する書込み及び読出しと同じような状況を作り出して行う必要がある。これは例えば動特性検査といわれる。HGAの動特性検査に関しては種々の方法が提案されており、一般的には、HGAによる擬似メディアへのデータの書込み(記録)及び読出し(再生)の結果をオリジナルデータと比較して、出力レベルやビット欠落などを基にHGAの特性が評価される。
HGAの特性検査装置に関する文献として、下記特許文献1及び2が挙げられる。
特開2002−133601号公報 特開2002−342906号公報
特許文献1は、磁気ディスク上の所定のトラック位置に磁気ヘッドを位置決めし、記録再生特性を測定する特性評価装置を開示している。この装置は、時間経過に伴う熱ドリフトに起因する磁気ディスクの記録トラックと磁気ヘッドとの相対的な位置ずれ(オフトラック)を記録再生特性の測定中に定期的に補正することにより、記録再生特性をより正確に測定しようとするものである。
特許文献2は、薄膜磁気ヘッドの検査装置を開示している。この装置は、回転する磁気ディスク上に磁気ヘッドを位置決めして記録再生特性を測定した後、磁気ディスク上から磁気ヘッドを移動して磁気ヘッドに外部磁界を印加し、それよって磁気ヘッドから得られた信号から磁気ヘッドの発生するイレギュラーパルス(多くの再生出力波形の中で一波形だけ振幅が高くなったり低くなったりしたもの)を検出する。
他方、ハードディスクの高密度記録化に伴い、HGAにおける磁気ヘッドコアの搭載精度(すなわち浮上型磁気ヘッドスライダの搭載精度)を高めることが要求されており、その要求に応えるための技術が下記特許文献3及び4に提案されている(HGAの形状は図4参照)。
特開平11−31369号公報 特開2005−135467号公報(本出願人提案)
特許文献3は、HDDヘッド用コアのジンバル(サスペンション)に対する位置決め及び固定が簡単かつ確実になされるHDDヘッド用ジンバルを開示している。このジンバルは、ロードビームに形成されたビューホール及びツーリングホールを基準点とし、撮像手段を用いて基準点の位置決めを行い、この位置決めの結果に基づいて、ロードビームに設けられたディンプルに対して適切な位置関係を持つようにHDDヘッド用コアをフレキシャのコア搭載部上に配置するものである。
特許文献4は、磁気記録装置において用いられる浮上型磁気ヘッドスライダをサスペンションに対して搭載する際の搭載位置の測定装置を開示している。この装置は、サスペンション上に形成されたディンプルの凹面最深部の位置を下カメラによって撮影することで取得し、浮上型磁気ヘッドスライダの中心をディンプルの中心と一致させる。なお、ディンプルの凹面最深部と凸面頂部との位置ずれが存在する場合は、そのずれ量を加味して浮上型磁気ヘッドスライダの搭載位置を決定している。
特許文献3及び4の技術は、浮上型磁気ヘッドスライダの搭載精度を高める観点から有意義と考えられる。しかし、浮上型磁気ヘッドスライダの搭載精度を高めても、搭載する際の誤差(位置誤差、角度誤差)を完全になくすことは不可能といえる。この誤差はHGAの特性に影響を与えると考えられるが、それらの関係を見いだすことを可能とする技術の好適な開示は為されていない。
本考案はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、HGAにおける浮上型磁気ヘッドスライダの位置誤差及び角度誤差とHGAの特性との関係を見いだすことの可能なHGAの特性検査装置を提供することにある。
本考案のある態様は、HGAの特性検査装置である。この特性検査装置は、
前記HGAによってデータの書込み及び読出しが実行される擬似メディアと、
前記擬似メディアを回転駆動する駆動モータと、
前記HGAを前記HGAの長手方向に直線移動可能に保持するホルダと、
前記ホルダに保持される前記HGAを側面、正面及び上方からそれぞれ撮像する第1から第3の撮像部と、
前記第1から第3の撮像部によって撮像された画像を処理する画像処理部と、
前記ホルダに保持される前記HGAの側方に配置され、前記HGAの浮上型磁気ヘッドスライダ側面の変位を測定する非接触変位計と、
前記ホルダに保持される前記HGAの前記擬似メディアに対するデータの書込み及び読出しの実行結果から前記HGAの特性を評価する測定器と、
前記画像処理部における処理結果、前記非接触変位計における変位測定結果、及び前記測定器における特性評価結果を記憶する記憶部と、
前記記憶部の記憶データを処理するデータ処理部とを備える。
ある態様の特性検査装置において、この特性検査装置が検査対象とするHGAのサスペンションは第1及び第2の基準マークを有し、
前記画像処理部は、前記第1及び第2の撮像装置によって撮像された画像を基に前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標を特定し、前記第3の撮像装置によって撮像された画像を基に前記第1及び第2の基準マークと所定位置関係にある目標搭載点の2次元座標を特定し、前記目標搭載点の2次元座標に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標の位置誤差を求めるとともに、前記ホルダによる前記HGAの直線移動前後に前記第3の撮像装置によって撮像された画像を基に前記第1及び第2の基準マークを結ぶ直線と前記HGAの直線移動方向とが成す第1の角度を特定するものであり、
前記データ処理部は、前記ホルダによる前記HGAの直線移動前後に前記非接触変位計によって測定された前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の変位と、前記HGAの直線移動距離とを基に、前記浮上型磁気ヘッドスライダの側面と前記HGAの直線移動方向とが成す第2の角度を特定し、この第2の角度と、前記画像処理部によって特定された前記第1の角度とを基に、前記第1及び第2の基準マークを結ぶ直線に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の角度誤差を求め、前記位置誤差及び前記角度誤差を前記記憶部に記憶してもよい。
また、前記第1及び第2の基準マークは、貫通孔であってもよい。
ある態様の特性検査装置において、この特性検査装置が検査対象とするHGAのサスペンションは、浮上型磁気ヘッドスライダ搭載面の背後に接するように形成されたディンプルと、基準マークとを有し、
前記画像処理部は、前記第1及び第2の撮像装置によって撮像された画像を基に前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標を特定し、前記第3の撮像装置によって撮像された画像を基に前記ディンプルの2次元座標を特定し、前記ディンプルの2次元座標に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標の位置誤差を求めるとともに、前記ホルダによる前記HGAの直線移動前後に前記第3の撮像装置によって撮像された画像を基に前記ディンプル及び前記基準マークを結ぶ直線と前記HGAの直線移動方向とが成す第1の角度を特定するものであり、
前記データ処理部は、前記ホルダによる前記HGAの直線移動前後に前記非接触変位計によって測定された前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の変位と、前記HGAの直線移動距離とを基に、前記浮上型磁気ヘッドスライダの側面と前記HGAの直線移動方向とが成す第2の角度を特定し、この第2の角度と、前記画像処理部によって特定された前記第1の角度とを基に、前記ディンプル及び前記基準マークを結ぶ直線に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の角度誤差を求め、前記位置誤差及び前記角度誤差を前記記憶部に記憶してもよい。
さらに、前記データ処理部は、複数のHGAについて求められた前記位置誤差及び前記角度誤差と、前記複数のHGAについての前記測定器における前記特性評価結果とを基に、前記位置誤差及び前記角度誤差と前記特性評価結果との相関を導出してもよい。
本考案の別の態様も、HGAの特性検査装置である。この特性検査装置は、
所定位置に保持される前記HGAによってデータの書込み及び読出しが実行される擬似メディアと、
前記擬似メディアを回転駆動する駆動モータと、
前記HGAの浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標を特定する手段と、
前記浮上型磁気ヘッドスライダの目標搭載点の2次元座標を特定する手段と、
前記目標搭載点の2次元座標に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標の位置誤差を求める手段と、
前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の基準方向に対する角度誤差を特定する手段と、
前記HGAの前記擬似メディアに対するデータの書込み及び読出しの実行結果から前記HGAの特性を評価する測定器と、
前記位置誤差、前記角度誤差、及び前記測定器における特性評価結果を記憶する記憶部と、
前記記憶部の記憶データを処理するデータ処理部とを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せもまた、本考案の態様として有効である。
本考案によれば、HGAの特性を検査するとともにHGAにおける浮上型磁気ヘッドスライダの位置誤差及び角度誤差を求めることができるため、その位置誤差及び角度誤差とHGAの特性との関係を見いだすことが可能となる。
以下、図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は考案を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも考案の本質的なものであるとは限らない。
図1は本考案の実施の形態に係るHGAの特性検査装置100の概略斜視図である。図2は、図1に示される特性検査装置100の要部平面図である。図3は、図1に示される特性検査装置100の要部側面図である。図4は、特性検査の対象となるHGA1の形状説明図である。
特性検査装置100は、筐体10と、制御部12と、測定器18と、画像処理部20と、第1の撮像部としての側面カメラ22と、第2の撮像部としての正面カメラ24と、第3の撮像部としての上方カメラ26と、非接触変位計としてのレーザ変位計28と、擬似メディア30と、駆動モータ32と、ホルダ34と、ローダ36と、操作ボックス38とを備える。
筐体10内部に制御部12と測定器18と画像処理部20とが収容され、筐体10上方はワークスペースとなっている。制御部12は特性検査装置100全体の動作を統括して制御するものであり、データ処理部14及び記憶部16の機能は制御部12に含まれる。
ローダ36はHGA1を順次ホルダ34に供給し、ホルダ34がHGA1を保持する。なお、HGA1の形状については図4を参照して後述する。ホルダ34は、ボイスコイルモータ(不図示)を内蔵し、HGA1を図2のα方向に回転可能である。これは書込み又は読出しトラックを移動するためである。ホルダ34はさらに、図示しないスライダによってHGA1長手方向(図1及び2のx方向)に直線移動可能である。つまり、ホルダ34はHGA1を回転可能かつHGA1長手方向に直線移動可能に保持する。
擬似メディア30は、HGA1の特性検査用の磁気ディスクであり、ハードディスクと実質的に同じものである。駆動モータ32は、筐体10上面に固定され、擬似メディア30を支持するとともに擬似メディア30を回転駆動する。
特性検査装置100が検査対象とするHGA1は、浮上型磁気ヘッドとして薄膜磁気ヘッドを用いたものであり、図4に示されるように、ロードビーム3及びフレキシャ5を有するサスペンション7(ジンバル)に浮上型磁気ヘッドスライダ2を搭載している。ロードビーム3は、金属製の板バネからなり、先端部にはフレキシャ5側に突出したディンプル11が形成されている。ロードビーム3及びフレキシャ5は、先端部を除いて例えば溶接されて一体化され、サスペンション7を成す。サスペンション7を上下方向に貫通するように、第1の基準マークとしてのビューホール7a及び第2の基準マークとしてのツーリングホール7bが形成されている。フレキシャ5は、本体部5aと、長方形状のタング5bとを有する。タング5bは、本体部5a先端側の辺のみが本体部5aに接続され、その他の辺は切断されている。タング5b背面はディンプル11によって付勢(押圧)され、タング5bはロードビーム3と略平行となる。浮上型磁気ヘッドスライダ2は、タング5b上に固定され、タング5bを介してディンプル11に付勢されて実際の書込み及び読出しにおいて最適な姿勢が保たれる。
図1及び2に示されるように、第1の撮像部としての側面カメラ22は、HGA1の側方(図中y方向)に配置され、HGA1の磁気ヘッドスライダ2の側面を撮像する。第2の撮像部としての正面カメラ24は、HGA1の前方(図中x方向)に配置され、HGA1の磁気ヘッドスライダ2正面を撮像する。また、図1及び3に示されるように、第3の撮像部としての上方カメラ26は、HGA1の上方に配置され、HGA1を上方から撮像する。
画像処理部20は、後述のように側面カメラ22、正面カメラ24及び上方カメラ26によって撮像された画像を処理する。レーザ変位計28は、HGA1の側方に配置され、HGA1の浮上型磁気ヘッドスライダ2の側面の変位を測定する。測定器18は、HGA1の擬似メディア30に対する書込み及び読出しの実行結果からHGA1の特性(例えば記録再生特性)を評価する。その評価方法は公知のものでよい。記憶部16は、画像処理部20における処理結果、レーザ変位計28における変位測定結果及び測定器18における特性評価結果を記憶する。データ処理部14は、記憶部16の記憶データを処理する。操作ボックス38は、使用者が特性検査装置100を操作する際に用いられる。
以下、浮上型磁気ヘッドスライダ2の位置誤差の導出について説明する。本実施の形態では、浮上型磁気ヘッドスライダ2の目標搭載点はディンプル11中心とする。
画像処理部20は、側面カメラ22及び正面カメラ24によって撮像された画像を基に、浮上型磁気ヘッドスライダ2のxy座標(2次元座標)を特定する。より詳しくは、画像処理部20は、側面カメラ22によって撮像された画像を基に浮上型磁気ヘッドスライダ2のx方向位置を画像処理によって特定し、正面カメラ24によって撮像された画像を基に浮上型磁気ヘッドスライダ2のy方向位置を画像処理によって特定する。なお、浮上型磁気ヘッドスライダ2の位置とは浮上型磁気ヘッドスライダ2における基準点の位置を意味し、この基準点は、例えば外形中心(又は浮上型磁気ヘッドスライダ2に形成されたパターンの中心)であってもよい。いずれにしても、浮上型磁気ヘッドスライダ2の基準点は画像処理によって特定可能なものである。
画像処理部20はさらに、上方カメラ26によって撮像された画像を基に、第1及び第2の基準マークとしてのビューホール7a及びツーリングホール7bのxy座標(2次元座標)を画像処理によって特定する。ここで、ビューホール7a及びツーリングホール7bのxy座標は、例えば外形中心あるいは重心とする。画像処理部20は、特定したビューホール7a及びツーリングホール7bのxy座標を基に、それらと所定位置関係にあるディンプル11中心(目標搭載点)のxy座標(2次元座標)を画像処理によって特定する。そして、ディンプル11中心のxy座標に対する先に特定した浮上型磁気ヘッドスライダ2のxy座標の位置誤差を求める。
図5は、図4に示されるビューホール7a及びツーリングホール7bのxy座標とディンプル11中心のxy座標との関係を示す説明図である。本図において、ビューホール7a及びツーリングホール7bを結ぶ直線がx軸として定義される。例えばビューホール7aを原点(0,0)としてツーリングホール7bの座標が(X,0)であるとき、ディンプル11中心(目標搭載点)の座標は(Xth,0)と一義的に定められる。特定された浮上型磁気ヘッドスライダ2のxy座標が(X,Y)であるとき、その位置誤差は、(ΔX,ΔY)=(X−Xth,Y)と求められる。
続いて、浮上型磁気ヘッドスライダ2の角度誤差の導出について説明する。本実施の形態では、浮上型磁気ヘッドスライダ2の側面がビューホール7a及びツーリングホール7bを結ぶ直線(図5のx軸)と平行になった状態を角度誤差0とする。角度誤差導出には下記の手順を踏む。
手順1:図1のホルダ34によるHGA1の直線移動方向に対するビューホール7a及びツーリングホール7bを結ぶ直線の角度(以下「第1の角度」)を特定する。
手順2:HGA1の前記直線移動方向に対する浮上型磁気ヘッドスライダ2の側面の角度(以下「第2の角度」)を特定する。
手順3:手順1及び2で特定された第1及び第2の角度を基に、ビューホール7a及びツーリングホール7bを結ぶ直線に対する浮上型磁気ヘッドスライダ2の側面の角度(すなわち角度誤差)を求める。
なお、ホルダ34はHGA1をHGA1長手方向に直線移動するが、この直線移動方向は多くの場合ビューホール7a及びツーリングホール7bを結ぶ直線の方向と厳密には一致しない。以下、各手順について詳細に説明する。
(手順1)
図6は上述の第1の角度の説明図である。図1の画像処理部20は、ホルダ34によってHGA1がHGA1長手方向に直線移動される前後にそれぞれ上方カメラ26によって撮像された2枚の画像を基に、HGA1の直線移動方向と、ビューホール7a及びツーリングホール7bを結ぶ直線(図5のx軸)とが成す角度(第1の角度、図6のθ)を特定する。ここで、HGA1の直線移動方向は、HGA1の直線移動前後におけるHGA1の所定点(例えばビューホール7a)の移動方向という形で特定される。なお、図6では理解を助けるためにθを実際の角度より大きくとってある(図7中の拡大図と図8についても同様)。
(手順2)
図7は上述の第2の角度の説明図である。ΔXは、レーザ変位計28による2回の変位測定間におけるホルダ34によるHGA1の直線移動距離(図中、HGAの直線移動(2)の距離)である。なお、これに先だって、HGA1はホルダ34によってレーザ変位計28による変位測定が可能となる位置まで移動されている(図中、HGAの直線移動(1))。図1のデータ処理部14は、ホルダ34によってHGA1がHGA1長手方向に直線移動される前後それぞれにレーザ変位計28によって測定された浮上型磁気ヘッドスライダ2の側面の変位(図7のYS1及びYS2)と、HGA1の直線移動距離(同図のΔX)とを基に、浮上型磁気ヘッドスライダ2の側面とHGA1の直線移動方向とが成す角度(第2の角度、図7のθ)を特定する。このとき、tanθ=ΔY/ΔXの関係が利用される(但し、ΔY=YS1−YS2)。
(手順3)
図8は、図4の浮上型磁気ヘッドスライダ2の角度誤差の説明図である。図1のデータ処理部14は、手順1及び2で特定された第1及び第2の角度(θ及びθ)を基に角度誤差を求め、この角度誤差を記憶部16に記憶する。角度誤差は、図8に示すように、Δθ=θ+θである。
以下、特性検査装置100の動作を説明する。
検査対象となるHGA1は、ローダ36からホルダ34に供給される。ホルダ34はHGA1を保持し、この状態で側面カメラ22、正面カメラ24及び上方カメラ26による撮像が行われる。画像処理部20は、撮像された画像を基に浮上型磁気ヘッドスライダ2の位置誤差を求め、この位置誤差を記憶部16に記憶する。
ホルダ34はHGA1をHGA1長手方向に所定距離だけ直線移動させ、この状態で上方カメラ26による撮像が再度行われる。画像処理部20は、上方カメラ26によって撮像された2枚の画像(直線移動前後のHGA1の画像)を基に、上述の第1の角度(図6のθ)を特定する。
ホルダ34はHGA1をHGA1長手方向に、レーザ変位計28による浮上型磁気ヘッドスライダ2の側面の変位測定が可能となる位置まで直線移動させる。この状態でレーザ変位計28による変位測定が行われる。ホルダ34はHGA1をさらにHGA1長手方向に、レーザ変位計28による変位測定が可能な範囲内で所定距離(例えば図7のΔX)だけ直線移動させる。この状態でレーザ変位計28による変位測定が再度行われる。データ処理部14は、レーザ変位計28による2回(HGA1の直線移動前後の1回ずつ)の変位測定結果と、その2回の間のHGA1の直線移動距離とを基に、上述の第2の角度(図7のθ)を特定する。データ処理部14はさらに、第1及び第2の角度を基に浮上型磁気ヘッドスライダ2の角度誤差(図8のΔθ)を求め、この角度誤差を記憶部16に記憶する。
ホルダ34はHGA1を元の位置(位置誤差を求めた位置)に戻す。この状態で、HGA1の特性検査が行われる。すなわち、駆動モータ32は擬似メディア30を回転駆動し、HGA1は擬似メディア30に対してテスト用データの書込み及び読出しを実行する。この実行結果から、測定器18はHGA1の特性(動特性)を評価し、評価結果を記憶部16に記憶する。以上の動作が複数のHGAについて行われる。
所定数のHGAについて位置誤差及び角度誤差の導出と特性評価とが終了した後、データ処理部14は、位置誤差及び角度誤差と、特性評価結果との相関を導出する。相関の導出結果を図9に例示する。本図において、縦軸は動特性の良否に関し、上に行くほど動特性が良いことを示す。横軸は位置誤差と角度誤差を総合的に考慮した誤差に関し、原点では誤差が0であり、原点から左右に離れるほど誤差が大きいことを示す。
本実施の形態によれば、下記の通りの効果を奏することができる。
(1) HGA1の特性を検査するとともにHGA1における浮上型磁気ヘッドスライダ2の位置誤差及び角度誤差を求めることができるため、その位置誤差及び角度誤差とHGA1の特性との関係を見いだすことが可能となる。
(2) 非接触変位計として高精度のレーザ変位計28を用いているので、レーザ変位計28の測定結果を基にデータ処理部14によって浮上型磁気ヘッドスライダ2の角度誤差が精度よく求められる。
(3) ある程度の数のHGA1について位置誤差及び角度誤差の導出と特性評価とを行い、データ処理部14によって位置誤差及び角度誤差と特性評価結果との相関を導出することで、位置誤差及び角度誤差とHGAの特性との関係を一般化することが可能になることも期待される。
以上、実施の形態を例に本考案を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
実施の形態ではディンプル11中心(浮上型磁気ヘッドスライダ2の目標搭載点)をビューホール7a及びツーリングホール7bのxy座標を基に特定した。変形例では、上方カメラ26によって撮像された画像からディンプル11中心(凹部中心)を画像処理部20により直接特定してもよい。特定の方法には上記特許文献4(本出願人提案)に記載の技術を用いることができる。この場合、ビューホール7a及びツーリングホール7bのいずれかは不要となる。角度誤差の基準は、ディンプル11中心とビューホール7a及びツーリングホール7bのいずれかを結ぶ線とする。本変形例も実施の形態と同様の効果を奏する。
実施の形態では第1及び第2の基準マークをビューホール7a及びツーリングホール7b(いずれも貫通孔)としたが、変形例では貫通孔に替えて突起としてもよい。要するに、基準マークは、それを撮像した画像から画像処理によって位置が特定可能なものであればよい。
本考案の実施の形態に係るHGAの特性検査装置の概略斜視図である。 図1に示される特性検査装置の要部平面図である。 図1に示される特性検査装置の要部側面図である。 実施の形態において特性検査の対象となるHGAの形状説明図である。 図4に示されるビューホール及びツーリングホールのxy座標と、ディンプル中心のxy座標との関係を示す説明図である。 図4のビューホール及びツーリングホールを結ぶ直線と、図1のホルダによるHGAの直線移動方向とが成す角度(第1の角度)の説明図である。 図4の浮上型磁気ヘッドスライダの側面と、図1のホルダによるHGAの直線移動方向とが成す角度(第2の角度)の説明図である。 図4の浮上型磁気ヘッドスライダの角度誤差の説明図である。 浮上型磁気ヘッドスライダの位置誤差及び角度誤差と、HGAの特性評価結果との例示的な相関図である。
符号の説明
1 HGA
3 ロードビーム
5 フレキシャ
7 サスペンション
10 筐体
12 制御部
14 データ処理部
16 記憶部
18 測定器
20 画像処理部
22 側面カメラ
24 正面カメラ
26 上方カメラ
28 レーザ変位計
30 擬似メディア
32 駆動モータ
34 ホルダ
36 ローダ
38 操作ボックス
100 特性検査装置

Claims (6)

  1. HGA(Head Gimbal Assembly)の特性を検査する装置であって、
    前記HGAによってデータの書込み及び読出しが実行される擬似メディアと、
    前記擬似メディアを回転駆動する駆動モータと、
    前記HGAを前記HGAの長手方向に直線移動可能に保持するホルダと、
    前記ホルダに保持される前記HGAを側面、正面及び上方からそれぞれ撮像する第1から第3の撮像部と、
    前記第1から第3の撮像部によって撮像された画像を処理する画像処理部と、
    前記ホルダに保持される前記HGAの側方に配置され、前記HGAの浮上型磁気ヘッドスライダ側面の変位を測定する非接触変位計と、
    前記ホルダに保持される前記HGAの前記擬似メディアに対するデータの書込み及び読出しの実行結果から前記HGAの特性を評価する測定器と、
    前記画像処理部における処理結果、前記非接触変位計における変位測定結果、及び前記測定器における特性評価結果を記憶する記憶部と、
    前記記憶部の記憶データを処理するデータ処理部とを備える、HGAの特性検査装置。
  2. 請求項1に記載の特性検査装置において、この特性検査装置が検査対象とするHGAのサスペンションは第1及び第2の基準マークを有し、
    前記画像処理部は、前記第1及び第2の撮像装置によって撮像された画像を基に前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標を特定し、前記第3の撮像装置によって撮像された画像を基に前記第1及び第2の基準マークと所定位置関係にある目標搭載点の2次元座標を特定し、前記目標搭載点の2次元座標に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標の位置誤差を求めるとともに、前記ホルダによる前記HGAの直線移動前後に前記第3の撮像装置によって撮像された画像を基に前記第1及び第2の基準マークを結ぶ直線と前記HGAの直線移動方向とが成す第1の角度を特定するものであり、
    前記データ処理部は、前記ホルダによる前記HGAの直線移動前後に前記非接触変位計によって測定された前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の変位と、前記HGAの直線移動距離とを基に、前記浮上型磁気ヘッドスライダの側面と前記HGAの直線移動方向とが成す第2の角度を特定し、この第2の角度と、前記画像処理部によって特定された前記第1の角度とを基に、前記第1及び第2の基準マークを結ぶ直線に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の角度誤差を求め、前記位置誤差及び前記角度誤差を前記記憶部に記憶することを特徴とする、HGAの特性検査装置。
  3. 請求項2に記載の特性検査装置において、前記第1及び第2の基準マークが貫通孔であることを特徴とする、HGAの特性検査装置。
  4. 請求項1に記載の特性検査装置において、この特性検査装置が検査対象とするHGAのサスペンションは、浮上型磁気ヘッドスライダ搭載面の背後に接するように形成されたディンプルと、基準マークとを有し、
    前記画像処理部は、前記第1及び第2の撮像装置によって撮像された画像を基に前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標を特定し、前記第3の撮像装置によって撮像された画像を基に前記ディンプルの2次元座標を特定し、前記ディンプルの2次元座標に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標の位置誤差を求めるとともに、前記ホルダによる前記HGAの直線移動前後に前記第3の撮像装置によって撮像された画像を基に前記ディンプル及び前記基準マークを結ぶ直線と前記HGAの直線移動方向とが成す第1の角度を特定するものであり、
    前記データ処理部は、前記ホルダによる前記HGAの直線移動前後に前記非接触変位計によって測定された前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の変位と、前記HGAの直線移動距離とを基に、前記浮上型磁気ヘッドスライダの側面と前記HGAの直線移動方向とが成す第2の角度を特定し、この第2の角度と、前記画像処理部によって特定された前記第1の角度とを基に、前記ディンプル及び前記基準マークを結ぶ直線に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の角度誤差を求め、前記位置誤差及び前記角度誤差を前記記憶部に記憶することを特徴とする、HGAの特性検査装置。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載の特性検査装置において、前記データ処理部は、複数のHGAについて求められた前記位置誤差及び前記角度誤差と、前記複数のHGAについての前記測定器における前記特性評価結果とを基に、前記位置誤差及び前記角度誤差と前記特性評価結果との相関を導出することを特徴とする、HGAの特性検査装置。
  6. HGA(Head Gimbal Assembly)の特性を検査する装置であって、
    所定位置に保持される前記HGAによってデータの書込み及び読出しが実行される擬似メディアと、
    前記擬似メディアを回転駆動する駆動モータと、
    前記HGAの浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標を特定する手段と、
    前記浮上型磁気ヘッドスライダの目標搭載点の2次元座標を特定する手段と、
    前記目標搭載点の2次元座標に対する前記浮上型磁気ヘッドスライダの2次元座標の位置誤差を求める手段と、
    前記浮上型磁気ヘッドスライダ側面の基準方向に対する角度誤差を特定する手段と、
    前記HGAの前記擬似メディアに対するデータの書込み及び読出しの実行結果から前記HGAの特性を評価する測定器と、
    前記位置誤差、前記角度誤差、及び前記測定器における特性評価結果を記憶する記憶部と、
    前記記憶部の記憶データを処理するデータ処理部とを備える、HGAの特性検査装置。
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JP2010055723A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Nhk Spring Co Ltd ヘッド・ジンバル・アッセンブリの運動特性測定用駆動装置及び運動特性測定方法

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