JP3138303U - トレーニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像画像に写りこんだ被写体の像に基づき当該被写体の動きを検出し、その動きを入力とする新規なトレーニング装置を提供する。
【解決手段】撮像ユニットに撮像されるスティックの再帰反射シートの傾斜及び動きに応じて、応答オブジェクト77が制御される。玉オブジェクト79W,79Rがランダムに落下してくる。使用者は、スティック61により、応答オブジェクト77を操作して、玉オブジェクト79Wを籠オブジェクト71Wに、玉オブジェクト79Rを籠オブジェクト71Rに入れることを試みる。籠オブジェクト71W及び71Rは上下動する。
【選択図】 図5

Description

本考案は、表示装置を使用するトレーニング装置及びその関連技術に関する。
本件出願人による特許文献1に開示されているゴルフゲームシステムは、ゲーム機及びゴルフクラブ型入力装置を含み、ゲーム機のハウジングの内部には撮像ユニットが収納され、この撮像ユニットは、イメージセンサ及び赤外発光ダイオード等から構成される。赤外発光ダイオードによって撮像ユニットの前方の所定範囲に赤外光が間欠的に照射され、したがって、イメージセンサは、その範囲内で移動するゴルフクラブ型入力装置に設けられた反射体を間欠的に撮影する。このような反射体のストロボ映像を処理することによって、ゲーム機の入力となる入力装置の速度などを計算する。このように、ストロボスコープを用いてゲーム機にリアルタイムで入力を与えることができる。
特開2004−85524号公報
本考案の目的は、撮像画像に写りこんだ被写体の像に基づき当該被写体の動きを検出し、その動きを入力とする新規なトレーニング装置及びその関連技術を提供することである。
本考案の形態によると、トレーニング装置は、表示装置に接続して使用されるトレーニング装置であって、使用者が操作する操作物に所定間隔離れて取り付けられた2つの被写体を撮像する撮像手段と、前記被写体の動きに応答する応答オブジェクト及び前記応答オブジェクトに向かって移動する複数の移動オブジェクトを前記表示装置に表示し、かつ、前記応答オブジェクトと前記移動オブジェクトとが接触した場合に、前記移動オブジェクトを跳ね返すプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記2つの被写体を結ぶ直線の傾きに基づいて、前記移動オブジェクトを跳ね返す方向を決定する。
この構成によれば、使用者は、操作物を動かして、応答オブジェクトによって移動オブジェクトを打ち返すことができる。この場合、使用者は、操作物の傾き、つまり、2つの被写体を結ぶ直線の傾きを調整することによって、移動オブジェクトを所望の方向に打ち返すことができる。
また、使用者は、刻々と変化する移動オブジェクトの位置を瞬時に判断し、適切なタイミングで操作物を動かして応答オブジェクトにより移動オブジェクトを打ち返さなければならない。このような使用者の動作により、使用者の脳と体の神経伝達系統が刺激され、反射神経や筋力(例えば、両腕で操作物を動かす場合は上腕の筋力)の維持・向上を期待できる。また、使用者は、画面に触れることなく空中で操作物を操作するので、空間認識による新しい脳機能の活性化を期待できる。
さらに、2つの被写体間の距離が固定されているので、使用者は、被写体間の距離を意識することなく、操作物を操作することができる。
このトレーニング装置において、前記プロセッサは、前記被写体の移動速度に基づいて、跳ね返される前記移動オブジェクトの初速度の大きさを決定する。
この構成によれば、使用者は、操作物を動かす速さを調整することにより、打ち返す移動オブジェクトの飛距離を調整できる。
システム設計者の観点から効果を述べる。使用者は、ある程度の速度で操作物を移動させなければ、所望の位置まで移動オブジェクトを打ち返すことができないので、設計者は、被写体の移動速度と移動オブジェクトの初速度との関係を調整することで、使用者に最低限行わせたい運動量を設定できる。
上記トレーニング装置において、前記プロセッサは、画面上、垂直下方向に、前記移動オブジェクトを移動する。
この構成によれば、使用者は、落下してくる移動オブジェクトを打ち返すことができる。
上記トレーニング装置において、前記複数の移動オブジェクトは、異なる形態を持つ複数の前記移動オブジェクトを含む。
この構成によれば、システム設計者は、使用者が移動オブジェクトの形態に応じて、異なる方向に移動オブジェクトを打ち返さなければならないようなコンテンツを制作できる。ここで、「形態」とは、形状、模様若しくは色彩またはそれらの組合せを含む。
このトレーニング装置において、前記プロセッサは、前記異なる形態に対応して、異なる形態の複数のターゲット画像(実施の形態の籠オブジェクト71W及び71Rに相当)を表示する。
この構成によれば、システム設計者は、使用者が移動オブジェクトの形態に対応する形態のターゲット画像に向かって移動オブジェクトを打ち返すようなコンテンツを制作できる。ここで、「形態」とは、形状、模様若しくは色彩またはそれらの組合せを含む。
このトレーニング装置において、前記プロセッサは、前記ターゲット画像を変位させる。
この構成によれば、ターゲット画像が変位するので、使用者は、変位に応じて、操作物の移動速度を調整して、移動オブジェクトの飛距離を調整しなければならないので、難易度を高くできる。
上記トレーニング装置において、前記操作物は、棒状の形状を有し、2つの前記被写体は、帯状であり、所定間隔だけ離れて、前記操作物に巻きつけられて取り付けられる。
上記トレーニング装置において、前記被写体は、光を再帰反射する再帰反射体である。
この構成によれば、被写体は光を再帰反射するので、撮像画像に被写体の像がより鮮明に写り込み、より精度良く被写体の像を抽出できる。
このトレーニング装置において、前記撮像手段は、光を間欠的に照射する発光手段を含む。
この構成によれば、光の照射時と非照射時とで、撮像画像の差分をとることができ、被写体の像(被写体からの反射光)以外の像(被写体以外の光源等からの光)、つまり、ノイズを簡易に除去できる。
このトレーニング装置において、前記発光手段が照射する前記光は、赤外光である。
この構成によれば、例えば、赤外線フィルタを通して、赤外光だけを撮像することにより、赤外光以外の光を簡易に除去できる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付してその説明を援用する。
図1は、本考案の実施の形態によるトレーニングシステムの全体構成を示す図である。図1を参照して、このトレーニングシステムは、アダプタ1、撮像ユニット5を備えたカートリッジ3、スティック61及びテレビジョンモニタ11を備える。アダプタ1には、カートリッジ3が装着される。また、アダプタ1は、AVケーブル13により、テレビジョンモニタ11に接続される。
図2は、図1のアダプタ1及びカートリッジ3の斜視図である。図2を参照して、アダプタ1は、上面、下面、左右の側面、前面、及び背面を有する平たい直方体形状を有する。アダプタ1の前面左側には、電源スイッチ19及びリセットスイッチ21が設けられ、前面右側には、赤外線フィルタ29が設けられる。この赤外線フィルタ29は、赤外線以外の光をカットして、赤外線だけを透過させるフィルタであり、この赤外線フィルタ29の裏側には、IRレシーバ(図示せず)が配置されている。また、アダプタ1の上面の前縁近傍には、4個の方向キー27が設けられる。さらに、左端の方向キー27の左側には、キャンセルキー23が設けられ、右端の方向キー27の右側には、決定キー25が設けられる。
カートリッジ3には、その上面後部に撮像ユニット5が設けられている。撮像ユニット5には、赤外線フィルタ17が設けられ、それを囲むように4個の赤外発光ダイオード15が設けられる。この赤外線フィルタ17は、赤外線以外の光をカットして、赤外線だけを透過させるフィルタであり、この赤外線フィルタ17の裏側には、後述のイメージセンサ31(図4参照)が配置されている。
図3(a)〜図3(c)は、図1のスティック61の説明図である。図3(a)を参照して、このスティック61は、図3(b)の細長い円柱状のバー63に、図3(c)の透明シートを円筒状にした筒62を挿入、装着して形成される。筒62の両端には、所定間隔(例えば20cm)離れて、帯状(例えば幅4cm)の再帰反射シート65L及び65Rがそれぞれ巻きつけられ、取り付けられる。再帰反射シート65L及び65Rを区別して説明する必要がない場合は再帰反射シート65と表記する。
バー63は、人が握ることができる程度の直径(例えば4cm)を有し、比較的柔らかい素材、例えば、発泡ポリエチレンで形成される。バー63の長さは例えば60cmである。また、筒62は、例えば、PET(Polyethylene Terephthalate)で形成される。再帰反射シート65L及び65Rは、受けた光を再帰反射する。もちろん、バー63や筒62の素材はこれらに限定されない。バー63の硬さや重さも任意に設定できる。筒62は透明でなくてもよい。また、筒62を使用せずに、バー63に再帰反射シート65L及び65Rを直接取り付けることもできる。
使用者は、スティック61を両手で把持する場合、例えば、再帰反射シート65Lの外側を左手で握り、再帰反射シート65Rの外側を右手で握って、スティック61を動かす。
なお、再帰反射シート65L及び65Rが取り付けられた筒62は、バー63上をスライドさせることができ、例えば、筒62の一方端をバー63の一方端に揃えることもでき、他のアプリケーションのために使用することもできる。この場合、使用者は、筒62のない他方端を片手又は両手で把持して、スティック61を動かす。もちろん、筒62をスライド不可にしてバー63の中央に固定することもできる。
図1に戻って、使用者が、スティック61を両手で把持して、撮像ユニット5に向けると、再帰反射シート65L及び65Rが撮影される。
再び図2を参照して、4つの赤外発光ダイオード15は、間欠的に赤外光を発光する。そして、赤外発光ダイオード15からの赤外光は、スティック61の再帰反射シート65L及び65Rにより反射され、赤外線フィルタ17の背面側に設けられたイメージセンサ31に入力される。このようにして、イメージセンサ31により、スティック61の再帰反射シート65L及び65Rが撮影される。
赤外光は間欠的に照射されるところ、赤外光の非照射時においても、イメージセンサ31による撮影処理は行われている。カートリッジ3のマルチメディアプロセッサ33は、赤外光照射時の画像信号と非照射時の画像信号との差分を求めて、この差分信号DI(差分画像DI)を基に、再帰反射シート65L及び65Rの位置等を算出する。このように、差分を求めることで、再帰反射シート65L及び65Rからの反射光以外の光によるノイズを極力除去でき、精度良く再帰反射シート65L及び65Rを検出できる。
図4は、図1のアダプタ1及びカートリッジ3の電気的構成を示す図である。図4を参照して、アダプタ1に電気的に接続されるカートリッジ3は、マルチメディアプロセッサ33、イメージセンサ31、赤外発光ダイオード15、外部メモリ35、及びバス37を含む。外部メモリ35は、ROM、RAM、及び/又はフラッシュメモリなど、システムの仕様に応じて必要なものを備える。
マルチメディアプロセッサ33は、バス37を通じて、外部メモリ35にアクセスできる。従って、マルチメディアプロセッサ33は、外部メモリ35に格納されたプログラムを実行でき、また、外部メモリ35に格納されたデータをリードして処理することができる。この外部メモリ35に、画面の制御並びに再帰反射シート65L及び65Rの位置検出等の各処理を行うアプリケーションプログラム、画像データ、及び音声データ等が予め格納される。
このマルチメディアプロセッサ33は、図示しないが、中央演算処理装置(以下、「CPU」と呼ぶ。)、グラフィックスプロセシングユニット(以下、「GPU」と呼ぶ。)、サウンドプロセシングユニット(以下、「SPU」と呼ぶ。)、ジオメトリエンジン(以下、「GE」と呼ぶ。)、外部インタフェースブロック、メインRAM、及びA/Dコンバータ(以下、「ADC」と呼ぶ。)などを具備する。
CPUは、外部メモリ35に格納されたプログラムを実行して、各種演算やシステム全体の制御を行う。グラフィックス処理に関するCPUの処理として、外部メモリ35に格納されたプログラムを実行して、各オブジェクトの拡大・縮小、回転、及び/又は平行移動のパラメータ、視点座標(カメラ座標)、並びに視線ベクトルの算出等を行う。ここで、1または複数のポリゴン又はスプライトから構成され、同じ拡大・縮小、回転、及び平行移動の変換が適用される単位を「オブジェクト」と呼ぶ。
GPUは、ポリゴン及びスプライトから構成される三次元イメージをリアルタイムに生成し、アナログのコンポジットビデオ信号に変換する。SPUは、PCM(pulse code modulation)波形データ、アンプリチュードデータ、及びメインボリュームデータを生成し、これらをアナログ乗算して、アナログオーディオ信号を生成する。GEは、三次元イメージを表示するための幾何演算を実行する。具体的には、GEは、行列積、ベクトルアフィン変換、ベクトル直交変換、透視投影変換、頂点明度/ポリゴン明度計算(ベクトル内積)、及びポリゴン裏面カリング処理(ベクトル外積)などの演算を実行する。
外部インタフェースブロックは、周辺装置(本実施の形態ではイメージセンサ31及び赤外発光ダイオード15)とのインタフェースであり、24チャンネルのプログラマブルなデジタル入出力(I/O)ポートを含む。ADCは、4チャンネルのアナログ入力ポートに接続され、これらを介して、アナログ入力装置(本実施の形態ではイメージセンサ31)から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。メインRAMは、CPUのワーク領域、変数格納領域、および仮想記憶機構管理領域等として利用される。
スティック61は、赤外発光ダイオード15の赤外光に照射され、その赤外光を再帰反射シート65L及び65Rで反射する。この再帰反射シート65L及び65Rからの反射光がイメージセンサ31に入力され、したがって、イメージセンサ31からは再帰反射シート65L及び65Rの像を含む画像信号が出力される。上記のように、マルチメディアプロセッサ33は、ストロボ撮影のために、赤外発光ダイオード15を間欠的に点滅するので、赤外光消灯時の画像信号も出力される。イメージセンサ31からのこれらのアナログ画像信号はマルチメディアプロセッサ33に内蔵されたADCによってデジタルデータに変換される。
マルチメディアプロセッサ33は、イメージセンサ31からADCを介して入力されるデジタル画像信号から上記の差分信号DI(差分画像DI)を生成して、これに基づき、再帰反射シート65L及び65Rの位置を検出して、演算、グラフィック処理、及びサウンド処理等を実行し、ビデオ信号VDおよびオーディオ信号AUを出力する。ビデオ信号VDおよびオーディオ信号AUは、アダプタ1を介してAVケーブル13によりテレビジョンモニタ11に与えられ、応じて、テレビジョンモニタ11に映像が表示され、そのスピーカ(図示せず)から音声が出力される。
次に、マルチメディアプロセッサ33がテレビジョンモニタ11に表示するトレーニング画面を表した図面を参照しながら、マルチメディアプロセッサ33による処理内容を説明する。
ここで、マルチメディアプロセッサ33は、再帰反射シート65Lの像の注目点と再帰反射シート65Rの像の注目点との中点を、スティック61の位置(水平座標,垂直座標)とする。また、マルチメディアプロセッサ33は、再帰反射シート65Lの像の注目点と再帰反射シート65Rの像の注目点とを結ぶ直線の傾きを、スティック61の傾きとする。
図5は、トレーニング画面の例示図である。図5を参照して、マルチメディアプロセッサ33が表示するトレーニング画面は、難易度を表す難易度表示部81、60秒からのカウントダウンを実行する時間表示部83及び棒状の応答オブジェクト77を含む。マルチメディアプロセッサ33は、検出したスティック61の垂直座標に応じて、応答オブジェクト77の中心座標(棒の中点)を移動する。また、マルチメディアプロセッサ33は、再帰反射シート65Lの垂直座標に応じて、応答オブジェクト77の左端75Lをポール73Lに沿って上下し、再帰反射シート65Rの垂直座標に応じて、右端75Rをポール73Rに沿って上下する。
使用者は、スティック61を平行移動させたり、回転させたりして、応答オブジェクト77を、上下に移動したり、任意の角度で斜めにしたりすることができる。なお、応答オブジェクト77は直線状であるが、伸縮するので、その両端75L及び75Rは、それぞれポール73L及び73Rに沿って動く。
また、トレーニング画面は、ポール73Lの左側に籠オブジェクト71W(例えば白色)を含み、ポール73Rの右側に籠オブジェクト71R(例えば赤色)を含む。マルチメディアプロセッサ33は、籠オブジェクト71W,71Rを上下方向に周期的に移動する。さらに、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79W(例えば白色)及び79R(例えば赤色)を、応答オブジェクト77に向かって落下させる。
この場合、玉オブジェクト79W及び79Rのいずれを出現・落下せせるかはランダムに決定され、また、出現のタイミングもランダムに決定され、さらに、落下コース(水平座標)もランダムに決定される。
マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79W,79Rが応答オブジェクト77に接触した時の応答オブジェクト77の垂直方向の移動速度に応じた大きさの初速度ベクトルを、玉オブジェクト79W,79Rに与える。また、その時の玉オブジェクト79W,79Rの初速度ベクトルの向きは、応答オブジェクト77の傾きに応じた向きに設定される(例えば、完全弾性衝突をシミュレーションする)。従って、使用者は、スティック61により応答オブジェクト77を操作して、任意の方向に任意の速度で玉オブジェクト79W,79Rを打ち返すことができる。
使用者は、スティック61により応答オブジェクト77を操作して、玉オブジェクト79Wを籠オブジェクト71Wに入れることを試み、玉オブジェクト79Rを籠オブジェクト71Rに入れることを試みる。使用者は、60秒間に(時間表示部83の表示が0になるまでに)、できるだけ多くの玉オブジェクト79W,79Rを適切な籠オブジェクト71W,71Rに入れなければならない。籠オブジェクト71W,71Rに入った玉オブジェクト79W,79Rの数は、玉数表示部85に表示される。なお、籠オブジェクト71W,71Rをターゲット画像と呼ぶこともある。
さて、次に、再帰反射シート65L及び65Rの検出処理を図面を用いて説明する。
図6は、再帰反射シート65L及び65Rの検出処理の説明図である。図6には、赤外光発光時及び消灯時の画像データから生成した差分画像データに基づく差分画像(32×32ピクセル)が図示されている。図中、小さい正方形は1ピクセルを示す。また、左上角をXY座標軸の原点とする。
この画像には、輝度値が大きい2つの領域251及び253が含まれる。領域251及び253は、それぞれ再帰反射シート65L及び65Rである。
まず、マルチメディアプロセッサ33は、Y=0を出発点として、X=0からX=31まで、差分画像データをスキャンし、次に、Yをインクリメントし、X=0からX=31まで、差分画像データをスキャンする。このような処理をY=31まで行い、32×32ピクセルの差分画像データをスキャンして、閾値ThLより大きいピクセルデータの上端位置minY、下端位置maxY、左端位置minX、及び右端位置maxXを求める。
次に、マルチメディアプロセッサ33は、座標(minX,minY)を出発点として、X軸の正方向にスキャンを実行して、最初に閾値ThLを超えるピクセルまでの距離LTを算出する。また、マルチメディアプロセッサ33は、座標(maxX,minY)を出発点として、X軸の負方向にスキャンを実行して、最初に閾値ThLを超えるピクセルまでの距離RTを算出する。さらに、マルチメディアプロセッサ33は、座標(minX,maxY)を出発点として、X軸の正方向にスキャンを実行して、最初に閾値ThLを超えるピクセルまでの距離LBを算出する。さらに、マルチメディアプロセッサ33は、座標(maxX,maxY)を出発点として、X軸の負方向にスキャンを実行して、最初に閾値ThLを超えるピクセルまでの距離RBを算出する。
マルチメディアプロセッサ33は、距離LT>RTのときは、座標(maxX,minY)を再帰反射シート65Rを示す右抽出点とし、距離LT≦RTのときは、座標(minX,minY)を再帰反射シート65Lを示す左抽出点とする。また、マルチメディアプロセッサ33は、距離LB>RBのときは、座標(maxX,maxY)を再帰反射シート65Rを示す右抽出点とし、距離LB≦RBのときは、座標(minX,maxY)を再帰反射シート65Lを示す左抽出点とする。なお、左抽出点及び右抽出点を区別して説明する必要がないときは、単に抽出点と呼ぶ。
さて、次に、マルチメディアプロセッサ33による処理の流れをフローチャートを用いて説明する。ただし、図5のトレーニング画面の応答オブジェクト77や玉オブジェクト79W及び79R等の制御方法は、上述とは異なる例を挙げる。
図7は、図4のマルチメディアプロセッサ33による全体処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7を参照して、ステップS1にて、マルチメディアプロセッサ33は、各種変数(フラグやカウンタを含む。)の初期化等、システムの初期設定を実行する。ステップS3にて、マルチメディアプロセッサ33は、外部メモリ35に格納されたアプリケーションプログラムに従った処理を実行する。ステップS5にて、マルチメディアプロセッサ33は、ビデオ同期信号による割り込みが発生するまで待機する。つまり、マルチメディアプロセッサ33は、ビデオ同期信号による割り込みが発生していない場合は、同じステップS5に戻り、ビデオ同期信号による割り込みが発生した場合は、ステップS7に進む。例えば、ビデオ同期信号による割り込みは、1/60秒ごとに発生する。この割り込みに同期して、ステップS7及びステップS9にて、マルチメディアプロセッサ33は、ステップS3の処理結果(設定された画像情報や座標情報等)に従って、テレビジョンモニタ11に表示する画像を更新すると共に、音声の再生を行う。そして、マルチメディアプロセッサ33は、ステップS3に戻る。
ステップS3の処理を制御するアプリケーションプログラムは、複数のプログラムを含む。この複数のプログラムに、下記するフローチャートが示す処理を実行するプログラムが含まれる。
図8は、図7のステップS3におけるアプリケーションプログラムによる処理の主要部分の流れの一例を示すフローチャートである。図8を参照して、ステップS21にて、マルチメディアプロセッサ33は、再帰反射シート65L及び65Rの撮影処理を実行する。ステップS23にて、マルチメディアプロセッサ33は、ステップS21で得られた画像に基づいて、再帰反射シート65L及び65Rの像を検出して、それぞれの位置を特定する。ステップS25にて、マルチメディアプロセッサ33は、ステップS23の結果に基づいて、応答オブジェクト77を制御する。ステップS27にて、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79W及び79Rを制御する。ステップS29にて、マルチメディアプロセッサ33は、籠オブジェクト71W及び71Rの垂直座標を更新し、籠オブジェクト71W及び71Rの上下運動を制御する。ステップS31にて、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79Wが籠オブジェクト71Wに入った数及び玉オブジェクト79Rが籠オブジェクト71Rに入った数をカウントし、その合計値を示す画像情報(玉数表示部85)を設定する。ステップS33にて、マルチメディアプロセッサ33は、60秒からのカウントダウンを実行し、その結果を表す画像情報(時間表示部83)を設定する。その他、図7のステップS3では、マルチメディアプロセッサ33は、図5のトレーニング画面を構成する背景や他のオブジェクト81,73L,73Rの画像情報を設定する。
図9は、図8のステップS21における撮影処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9に示すように、ステップS41において、マルチメディアプロセッサ33は、赤外発光ダイオード15を点灯する。ステップS43で、マルチメディアプロセッサ33は、イメージセンサ31から、赤外光点灯時の画像データを取得して、メインRAMに格納する。
ここで、本実施の形態では、イメージセンサ31の例として、32ピクセル×32ピクセルのCMOSイメージセンサを使用する。従って、イメージセンサ31からは、画像データとして、32ピクセル×32ピクセルのピクセルデータが出力される。このピクセルデータは、A/Dコンバータにより、デジタルデータに変換されて、メインRAM上の二次元配列P1[X][Y]の要素として格納される。
ステップS45で、マルチメディアプロセッサ33は、赤外発光ダイオード15を消灯する。ステップS47にて、マルチメディアプロセッサ33は、イメージセンサ31から、赤外光消灯時の画像データ(32ピクセル×32ピクセルのピクセルデータ)を取得して、メインRAMに格納する。この場合、このピクセルデータは、メインRAM上の二次元配列P2[X][Y]の要素として格納される。
以上のようにして、ストロボ撮影が行われる。本実施の形態では、32ピクセル×32ピクセルのイメージセンサ31を用いているため、X=0〜31、Y=0〜31である。
図10は、図8のステップS23におけるシート検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。図10に示すように、ステップS61にて、マルチメディアプロセッサ33は、赤外光発光時のピクセルデータP1[X][Y]と、赤外光消灯時のピクセルデータP2[X][Y]と、の差分を算出して、配列Dif[X][Y]に代入する。ステップS63にて、マルチメディアプロセッサ33は、32×32ピクセル分の差分を算出した場合は、ステップS65に進み、そうでなければ、ステップS61に戻る。このように、マルチメディアプロセッサ33は、ステップS61の処理を繰り返して、赤外光発光時の画像データと、赤外光消灯時の画像データと、の差分画像データを生成する。このように、差分画像データ(差分画像)を求めることで、再帰反射シート65L及び65Rからの反射光以外の光によるノイズを極力除去でき、再帰反射シート65L及び65Rを精度良く検出できる。
ステップS65にて、マルチメディアプロセッサ33は、図6で説明した左右上下端(minX、maxX、minY、maxY)検出処理を実行する。
図11は、図10のステップS65における左右上下端検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11に示すように、ステップS91にて、マルチメディアプロセッサ33は、「X」、「Y」、「maxX」、「maxY」、「k」、及び「SN」に「0」を代入する。また、マルチメディアプロセッサ33は、「minX」及び「minY」に「31」を代入する。
ステップS93にて、マルチメディアプロセッサ33は、配列Dif[X][Y]の要素を所定の閾値ThLと比較する。ステップS95にて、マルチメディアプロセッサ33は、配列Dif[X][Y]の要素が所定の閾値ThLより大きい場合は、ステップS97に進み、所定の閾値ThL以下の場合は、ステップS121に進む。
ステップS93,S95の処理は、再帰反射シート65L及び65Rが撮影されたか否かを検出するための処理である。再帰反射シート65L及び65Rが撮影されると、差分画像上では、再帰反射シート65L及び65Rに相当するピクセルの輝度値が大きくなる。このため、閾値ThLにより、輝度値の大小を峻別して、閾値ThLより大きい輝度値を持つピクセルを、撮影された再帰反射シート65L及び65Rの一部であると認識する。
ステップS97にて、マルチメディアプロセッサ33は、カウント値kを1つインクリメントする。ステップS99にて、マルチメディアプロセッサ33は、カウント値kが「1」か否かを判断し、k=1であれば、ステップS101に進み、それ以外では、ステップS103に進む。
ステップS101では、マルチメディアプロセッサ33は、最小Y座標minYに、現在のY座標を代入する。つまり、スキャンは、(X,Y)=(0,0)から開始して、X=0〜31まで行い、Yをインクリメントして、再び、X=0〜31まで行う、という処理を繰り返すので(後述のステップS121〜S129参照)、最初に閾値ThLを超えた要素(つまりピクセル)を持つ配列Dif[X][Y]の「Y」が最小Y座標minYとなる。
ステップS103では、マルチメディアプロセッサ33は、現在の最大Y座標maxYと現在のY座標とを比較する。ステップS105にて、マルチメディアプロセッサ33は、現在の最大Y座標maxYより現在のY座標が大きい場合は、ステップS107に進み、それ以外はステップS109に進む。ステップS107では、マルチメディアプロセッサ33は、最大Y座標maxYに、現在のY座標を代入する。
ステップS109では、マルチメディアプロセッサ33は、現在の最小X座標minXと現在のX座標とを比較する。ステップS111にて、マルチメディアプロセッサ33は、現在の最小X座標minXより現在のX座標が小さい場合は、ステップS113に進み、それ以外はステップS115に進む。ステップS113では、マルチメディアプロセッサ33は、最小X座標minXに、現在のX座標を代入する。
ステップS115では、マルチメディアプロセッサ33は、現在の最大X座標maxXと現在のX座標とを比較する。ステップS117にて、マルチメディアプロセッサ33は、現在の最大X座標maxXより現在のX座標が大きい場合は、ステップS119に進み、それ以外はステップS121に進む。ステップS119では、マルチメディアプロセッサ33は、最大X座標maxXに、現在のX座標を代入する。
ステップS121では、マルチメディアプロセッサ33は、「X」を1つインクリメントする。ステップS123にて、マルチメディアプロセッサ33は、X=32のときは(つまり、差分画像のピクセル1行分の処理が終了したときは)ステップS125に進み、それ以外はステップS93に進む。
ステップS125では、マルチメディアプロセッサ33は、「X」に「0」を代入する。ステップS127にて、マルチメディアプロセッサ33は、「Y」を1つインクリメントする。ステップS125,S127の処理は、差分画像の1行分の処理が終了したため、次の1行分の処理を進めるために実行される。
ステップS129にて、マルチメディアプロセッサ33は、Y=32のときは(つまり、差分画像の32×32ピクセル分の処理が終了したときは)、ステップS131に進み、それ以外はステップS93に進む。
上記ステップS93〜S129を繰り返すことにより、Y=32となった時点で、最小X座標minX、最大X座標maxX、最小Y座標minY、及び最大Y座標maxYが全て確定する。
ステップS131では、「maxX」、「maxY」、「minX」及び「minY」が初期値のままであるか否かを判断し、初期値の場合は図10のステップS71に進み、それ以外はリターンする。「maxX」、「maxY」、「minX」及び「minY」の全てが初期値ということは、差分画像の全ピクセルが閾値ThL以下であり、再帰反射シート65L及び65Rが撮影されなかったことを意味する。
図10に戻って、ステップS67にて、マルチメディアプロセッサ33は、図6で説明した2点位置(左抽出点、右抽出点)の決定処理を実行する。
図12は、図10のステップS67における2点位置決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図12に示すように、マルチメディアプロセッサ33は、ステップS153からステップS185までの処理を繰り返す。ここで、ステップS153に示すように、一回目のループのときは、Ytb=minY、二回目のループのときは、Ytb=maxY、である。ステップS155にて、マルチメディアプロセッサ33は、座標(minX,Ytb)を始点としてスキャンを開始する。
ステップS157にて、マルチメディアプロセッサ33は、カウント値Clに「0」を代入する。ステップS159にて、マルチメディアプロセッサ33は、差分データDif[X][Y]と閾値ThLとを比較して、差分データが閾値より大きい場合は、ステップS165に進み、それ以外は、ステップS161に進む。ステップS161では、マルチメディアプロセッサ33は、カウント値Clを1つインクリメントする。ステップS163にて、マルチメディアプロセッサ33は、座標Xを1つインクリメントして、ステップS159に進む。
ステップS159で、Dif[X][Y]>ThLと判断された時点のカウント値Clは、図6の距離LTあるいはLBに相当する。ステップS155で、Ytb=minYのときは、Cl=LTであり、Ytb=maxYのときは、Cl=LBである。
ステップS165にて、マルチメディアプロセッサ33は、座標(maxX,Ytb)を始点としてスキャンを開始する。ステップS167にて、マルチメディアプロセッサ33は、カウント値Crに「0」を代入する。ステップS169にて、マルチメディアプロセッサ33は、差分データDif[X][Y]と閾値ThLとを比較して、差分データが閾値より大きい場合は、ステップS175に進み、それ以外は、ステップS171に進む。ステップS171では、マルチメディアプロセッサ33は、カウント値Crを1つインクリメントする。ステップS173にて、マルチメディアプロセッサ33は、座標Xを1つデクリメントして、ステップS169に進む。
ステップS169で、Dif[X][Y]>ThLと判断された時点のカウント値Crは、図6の距離RTあるいはRBに相当する。ステップS165で、Ytb=minYのときは、Cr=RTであり、Ytb=maxYのときは、Cr=RBである。
ステップ175では、マルチメディアプロセッサ33は、距離ClとCrとを比較する。ステップS177にて、距離Clが距離Crより大きい場合は、ステップS179に進み、それ以外は、ステップS181に進む。
ステップS181では、「Xtp[0]」に「minX」を代入するとともに、「Ytp[0]」に「Ytb」を代入する。一方、ステップS179では、「Xtp[1]」に「maxX」を代入するとともに、「Ytp[1]」に「Ytb」を代入する。
ここで、座標(Xtp[0],Ytp[0])は、左抽出点の座標であり、座標(Xtp[1],Ytp[1])は、右抽出点の座標である。
マルチメディアプロセッサ33は、ステップS153からステップS185までのループが終了するとリターンする。
図10に戻って、ステップS69にて、マルチメディアプロセッサ33は、左抽出点(Xtp[0],Ytp[0])と右抽出点(Xtp[1],Ytp[1])との中点(XM,YM)を算出する。そして、ステップS71にて、マルチメディアプロセッサ33は、左抽出点(Xtp[0],Ytp[0])、右抽出点(Xtp[1],Ytp[1])及び中点(XM,YM)をスクリーン座標(x,y)に変換してリターンする。左抽出点(Xtp[0],Ytp[0])、右抽出点(Xtp[1],Ytp[1])及び中点(XM,YM)のスクリーン座標(x,y)をそれぞれ、左抽出点(xtp[0],ytp[0])、右抽出点(xtp[1],ytp[1])及び中点(xM,yM)と表記する。なお、図11のステップS131に続く場合は、マルチメディアプロセッサ33は、左抽出点(Xtp[0],Ytp[0])及び右抽出点(Xtp[1],Ytp[1])をそれぞれ(0,0)として、スクリーン座標(x,y)に変換する。
スクリーン座標系は、マルチメディアプロセッサ33が映像をテレビジョンモニタ11に表示する際に使用する座標系である。スクリーン座標系では、画面の中心を原点Oとし、垂直上方向をy座標の正、水平右方向をx座標の正とする。
次に、図8のステップS25の詳細な処理を説明する。
図13は、図8のステップS25における応答オブジェクト制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図13を参照して、マルチメディアプロセッサ33は、ステップS203からステップS213までの処理を繰り返す。ここで、ステップS203に示すように、一回目のループのときは、M=0、二回目のループのときは、M=1、である。
ステップS205にて、マルチメディアプロセッサ33は、抽出点のy座標ytp[M]と上限値CUとを比較する。なお、y座標ytp[0]は左抽出点のy座標であり、y座標ytp[1]は右抽出点のy座標である。また、上限値CUは、応答オブジェクト77の端部75L及び75Rがポール73L及び73R上で移動できる上限(垂直上方向の限界)のy座標である。なお、応答オブジェクト77の端部75L及び75Rを包括して端部75と表記する。
ステップS207では、マルチメディアプロセッサ33は、抽出点のy座標ytp[M]が上限値CUより大きい場合はステップS209に進み、それ以外はステップS211に進む。ステップS209では、マルチメディアプロセッサ33は、応答オブジェクト77の端部75の仮y座標ye[M]に上限値CUを代入する。一方、ステップS211では、マルチメディアプロセッサ33は、応答オブジェクト77の端部75の仮y座標ye[M]に抽出点のy座標ytp[M]を代入する。ここで、仮y座標ye[0]は端部75Lの仮のy座標であり、仮y座標ye[1]は端部75Rの仮のy座標である。
ステップS213の後、マルチメディアプロセッサ33は、ステップS217からステップS227までの処理を繰り返す。ここで、ステップS217に示すように、一回目のループのときは、M=0、二回目のループのときは、M=1、である。
ステップS219にて、マルチメディアプロセッサ33は、抽出点のy座標ytp[M]と下限値CLとを比較する。下限値CLは、応答オブジェクト77の端部75L及び75Rがポール73L及び73R上で移動できる下限(垂直下方向の限界)のy座標である。
ステップS221では、マルチメディアプロセッサ33は、抽出点のy座標ytp[M]が下限値CLより小さい場合はステップS223に進み、それ以外はステップS225に進む。ステップS223では、マルチメディアプロセッサ33は、応答オブジェクト77の端部75の仮y座標ye[M]に下限値CLを代入する。一方、ステップS225では、マルチメディアプロセッサ33は、応答オブジェクト77の端部75の仮y座標ye[M]に抽出点のy座標ytp[M]を代入する。
ステップS227の後、ステップS229では、マルチメディアプロセッサ33は、左端部75Lの仮座標(xel,ye[0])と右端部75Rの仮座標(xer,ye[1])とに基づいて、傾斜角θを算出する。ここで、左端部75Lの仮x座標xel及び右端部75Rの仮x座標xerは、それぞれ固定値である。なぜなら、左端部75L及び右端部75Rは、それぞれ、y軸に垂直なポール73L及び73Rに沿って移動するからである。
ステップS231にて、マルチメディアプロセッサ33は、傾斜角θに基づいてインデックスInを取得する。ここで、傾斜角(水平を基準)が、θ0(水平),θ1,…θj,−θ1,…−θj(jは整数)といった(2j+1)個の応答オブジェクト77の画像が用意される。そして、(2j+1)個の応答オブジェクト77の画像は、(2j+1)個の異なる角度範囲r(0)〜r(2j)に割り当てられる。角度範囲r(0)〜r(2j)の各々は、角度の一定範囲を表す。そして、角度範囲r(0)〜r(2j)に、それぞれ異なるインデックスInが割り当てられている。従って、マルチメディアプロセッサ33は、傾斜角θが、どの角度範囲r(0)〜r(2j)に属するかを判定して、傾斜角θが属する角度範囲に割り当てられたインデックスInを取得する。
ステップS233にて、マルチメディアプロセッサ33は、取得したインデックスInに割り当てられた応答オブジェクト77の画像情報を取得し、メインRAMに設定する。これにより、スティック61の傾斜に対応した応答オブジェクト77が表示される。
ステップS235にて、マルチメディアプロセッサ33は、応答オブジェクト77の左端部75Lの表示座標(xl,yr)を仮座標(xel,ye[0])に設定する。これにより、スティック61の上下動に応じて、応答オブジェクト77が上下動する。
次に、図8のステップS27の処理の詳細を説明する。なお、玉オブジェクト79W及び79Rを包括して玉オブジェクト79と表記することもある。
図14は、図8のステップS27における玉オブジェクト制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14を参照して、ステップS241にて、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79を画面に出現させるための処理を実行する。ステップS243にて、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79が応答オブジェクト77に接触したか否かを判定する。ステップS245にて、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79の移動を制御する。
図15は、図14のステップS241における出現制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図15を参照して、ステップS271にて、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79の出現タイミングか否かを判断し、「YES」の場合ステップS273に進み、「NO」の場合リターンする。ここで、出現タイミングは、前回の玉オブジェクト79の出現時からの時間で規定される。
ステップS273にて、マルチメディアプロセッサ33は、乱数を発生して、何色の玉オブジェクト79(玉オブジェクト79W又は玉オブジェクト79R)を出現させるかを決定する。ステップS275にて、マルチメディアプロセッサ33は、ポール73Lのx座標とポール73Rのx座標との間で、乱数を発生して、出現させる玉オブジェクト79のx座標を決定する。
ステップS277にて、マルチメディアプロセッサ33は、出現させる玉オブジェクト79の表示座標及び画像情報をメインRAMに設定する。表示座標のx座標は、ステップS275で決定したものであり、y座標は、一定値である。また、画像情報は、ステップS273で決定した玉オブジェクト79(玉オブジェクト79W又は玉オブジェクト79R)の画像情報である。
ステップS279にて、マルチメディアプロセッサ33は、乱数を発生して、次に出現させる玉オブジェクト79の出現タイミングを決定する。そして、リターンする。
図16は、図14のステップS243における接触判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。図16を参照して、ステップS301にて、マルチメディアプロセッサ33は、応答オブジェクト77が玉オブジェクト79に接触したか否かを判定し、接触した場合はステップS303に進み、接触していない場合はステップS307に進む。
ステップS303では、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79の速度ベクトルのy成分と応答オブジェクト77の速度ベクトルのy成分とエネルギーロスとから、跳ね返り時の玉オブジェクト79の初期速度ベクトルのy成分を算出する。ここで、玉オブジェクト79の速度ベクトルのy成分と応答オブジェクト77の速度ベクトルのy成分とから求めた跳ね返り時の玉オブジェクト79の初期速度ベクトルのy成分の所定%(例えば30%)を、最終的な跳ね返り時の玉オブジェクト79の初期速度ベクトルのy成分とする。この所定%が、エネルギーロスに相当する。
ステップS305では、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79の速度ベクトルのx成分と応答オブジェクト77の傾斜角とから、跳ね返り時の玉オブジェクト79の初期速度ベクトルのx成分を算出する。ここで、応答オブジェクト77の傾斜角は、図13のステップS231で取得したインデックスInから分かる。
ステップS307にて、マルチメディアプロセッサ33は、表示中の全ての玉オブジェクト79に対して、ステップS301〜S305の処理が実行されたか否かを判定し、「YES」の場合リターンし、「NO」の場合ステップS301に戻る。
図17は、図14のステップS245における移動制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図17を参照して、ステップS321にて、マルチメディアプロセッサ33は、表示中の玉オブジェクト79が存在するか否かを判定し、存在する場合ステップS323に進み、存在しない場合リターンする。
ステップS323にて、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79の前回の速度ベクトルのy成分と擬似重力加速度とから、今回の玉オブジェクト79の速度ベクトルのy成分を算出し、今回のy座標を算出する。ただし、応答オブジェクト77との接触時においては、図16のステップS303で求めた速度ベクトルのy成分に基づき、今回のy座標を算出する。
ステップS325にて、マルチメディアプロセッサ33は、玉オブジェクト79の速度ベクトルのx成分から、今回の玉オブジェクト79のx座標を算出する。なお、玉オブジェクト79の出現から応答オブジェクト77に接触するまでは、垂直落下なので、玉オブジェクト79の速度ベクトルのx成分は0である。応答オブジェクト77との接触後の玉オブジェクト79の速度ベクトルのx成分は、図16のステップS305で求めた値となり、一定値である。
ステップS327にて、マルチメディアプロセッサ33は、表示中の全ての玉オブジェクト79に対して表示座標の更新(ステップS323,S325)がなされたか否かを判定し、「NO」の場合ステップS323に戻り、「YES」の場合リターンする。
さて、以上のように、本実施の形態によれば、使用者は、スティック61を動かして、応答オブジェクト77によって玉オブジェクト79W,79Rを打ち返すことができる。この場合、使用者は、スティック61の傾き、つまり、2つの再帰反射シート65L及び65Rを結ぶ直線の傾きを調整することによって、玉オブジェクト79W,79Rを所望の方向に打ち返すことができる。
また、使用者は、刻々と変化する玉オブジェクト79W,79Rの位置と色を瞬時に判断し、適切なタイミング及び傾きでスティック61を動かして応答オブジェクト77により玉オブジェクト79W,79Rを適切な方向に打ち返さなければならない。このような使用者の動作により、使用者の脳と体の神経伝達系統が刺激され、反射神経や両腕の筋力の維持・向上を期待できる。また、使用者は、画面に触れることなく空中でスティック61を操作するので、空間認識による新しい脳機能の活性化を期待できる。
さらに、使用者は、スティック61を動かす速さを調整することにより、打ち返す球オブジェクト79W,79Rの飛距離を調整できる。システム設計者の観点から効果を述べる。使用者は、ある程度の速度でスティック61を移動させなければ、籠オブジェクト71W,71Rまで球オブジェクト79W,79Rを打ち返すことができないので、設計者は、スティック61の移動速度と球オブジェクト79W,79Rの初速度との関係を調整することで、使用者に最低限行わせたい運動量を設定できる。
さらに、マルチメディアプロセッサ33は、白色の玉オブジェクト79Wと赤色の玉オブジェクト79Rといった形態の異なる玉オブジェクトを落下させ、対応する籠オブジェクト71W,71Rに玉オブジェクト79W,79Rが入った時に加点する。従って、使用者には瞬時の判断力が要求され、判断力の向上が期待できる。さらに、籠オブジェクト71W,71Rは、上下に変位するので、使用者は、変位に応じて、スティック61の移動速度を調整しなければならないので、籠オブジェクト71W,71Rを静止状態に維持する場合と比較して難易度を高くできる。
さらに、本実施の形態では、再帰反射シート65L及び65Rが照射された赤外光を再帰反射するので、撮像画像によりはっきりと再帰反射シート65L及び65Rの像が写り込み、再帰反射シート65L及び65Rの検出が容易になる。さらに、点灯時及び消灯時の差分画像に基づき再帰反射シート65L及び65Rを検出するので、再帰反射シート65L及び65Rからの反射光以外の光によるノイズを極力除去でき、精度良く再帰反射シート65L及び65Rを検出できる。
また、本実施の形態では、発光手段として赤外発光ダイオード15を設け、さらに、イメージセンサ31は赤外線フィルタ17を介して赤外光のみに応答する。このように、イメージセンサ31は、赤外光以外の光には応答せず、赤外光以外の光を含む移動光源および点滅光源(蛍光灯など)等のノイズ光源を除去することが可能となる。
なお、本考案は、上記の実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば、以下のような変形も可能である。
(1)実施の形態において、落下させる玉オブジェクト79W,79Rの数及び/又は速度により、難易度を調整できる。数が多ければ難易度は上がり、速度が速ければ難易度は上がる。また、玉オブジェクト79W,79Rは同時に複数個出現・落下させることもできる。玉オブジェクト79W,79Rごとに落下速度を変えてもよい。玉オブジェクト79W,79Rに加速度を加えてもよい。
籠オブジェクトは3以上でもよい。この場合は、籠オブジェクトの数に対応して玉オブジェクトの形態(上記では色)も3以上とする。籠オブジェクト71W,71Rは静止させておいてもよい。また、籠オブジェクト71W,71Rは、双方同じ高さから同じ速度で上下させてもよいし、異なる高さから同じ速度で上下させてもよい。また、互いに移動の向きを逆にしてもよい。双方で速度を変えてもよい。また、ターゲット画像の形態は、籠オブジェクト71W,71Rに限られず、任意の形態を採ることができる。
(2)実施の形態では、スティック61を用いたが、図18のグローブ7L,7Rにより、応答オブジェクト77を操作することもできる。この場合、再帰反射シート9Lが再帰反射シート65Lに対応し、再帰反射シート9Rが再帰反射シート65Rに対応する。ただし、グローブ7L,7Rを用いる場合、左右の手の平間の距離が任意に変動するので、再帰反射シート9L及び9Rのいずれかが、撮像されない場合も発生するので、2つの再帰反射シート65L,65R間の距離が固定されているスティック61を使用するほうが好ましい。つまり、使用者は、グローブ7L,7Rを用いる場合は、両手間の距離を意識しながら両手を動かす必要があるが、スティック61を用いる場合は、再帰反射シート65Lと65Rとの間の距離が固定されているので、そのようなことを意識する必要がなく、使いやすい。
(3)上記のストロボ撮影(赤外発光ダイオード15の点滅)及び差分処理は、好適な例を示しただけであって、本発明に必須の要素ではない。つまり、赤外発光ダイオード15は、点滅させなくてもよいし、また、赤外発光ダイオード15がなくてもよい。照射する光は赤外光に限られない。また、再帰反射シート65L,65Rは本発明に必須の要素ではなく、撮像画像を解析して、身体の特定部位(例えば手)が検知できればよい。撮像素子は、イメージセンサに限られず、CCDなどの他の撮像素子を使用できる。
本考案の実施の形態によるトレーニングシステムの全体構成を示す図である。 図1のアダプタ1及びカートリッジ3の斜視図である。 図1のスティック61の説明図である。 図1のアダプタ1及びカートリッジ3の電気的構成を示す図である。 トレーニング画面の例示図である。 再帰反射シート65L及び65Rの検出処理の説明図である。 図4のマルチメディアプロセッサ33による全体処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7のステップS3におけるアプリケーションプログラムによる処理の主要部分の流れの一例を示すフローチャートである。 図8のステップS21における撮影処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8のステップS23におけるシート検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10のステップS65における左右上下端検出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10のステップS67における2点位置決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8のステップS25における応答オブジェクト制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8のステップS27における玉オブジェクト制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14のステップS241における出現制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14のステップS243における接触判定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14のステップS245における移動制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 入力装置の変形例の説明図である。
符号の説明
1…アダプタ、3…カートリッジ、5…撮像ユニット、11…テレビジョンモニタ、7L,7R…グローブ、9L,9R,65L,65R…再帰反射シート、31…イメージセンサ、33…マルチメディアプロセッサ、35…外部メモリ、15…赤外発光ダイオード、61…スティック、62…筒、63…バー。

Claims (10)

  1. 表示装置に接続して使用されるトレーニング装置であって、
    使用者が操作する操作物に所定間隔離れて取り付けられた2つの被写体を撮像する撮像手段と、
    前記被写体の動きに応答する応答オブジェクト及び前記応答オブジェクトに向かって移動する複数の移動オブジェクトを前記表示装置に表示し、かつ、前記応答オブジェクトと前記移動オブジェクトとが接触した場合に、前記移動オブジェクトを跳ね返すプロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、前記2つの被写体を結ぶ直線の傾きに基づいて、前記移動オブジェクトを跳ね返す方向を決定する、トレーニング装置。
  2. 前記プロセッサは、前記被写体の移動速度に基づいて、跳ね返される前記移動オブジェクトの初速度の大きさを決定する、請求項1記載のトレーニング装置。
  3. 前記プロセッサは、画面上、垂直下方向に、前記移動オブジェクトを移動する、請求項1又は2記載のトレーニング装置。
  4. 前記複数の移動オブジェクトは、異なる形態を持つ複数の前記移動オブジェクトを含む、請求項1から3のいずれかに記載のトレーニング装置。
  5. 前記プロセッサは、前記異なる形態に対応して、異なる形態の複数のターゲット画像を表示する、請求項4記載のトレーニング装置。
  6. 前記プロセッサは、前記ターゲット画像を変位させる、請求項5記載のトレーニング装置。
  7. 前記操作物は、棒状の形状を有し、2つの前記被写体は、帯状であり、所定間隔だけ離れて、前記操作物に巻きつけられて取り付けられる、請求項1から6のいずれかに記載のトレーニング装置。
  8. 前記被写体は、光を再帰反射する再帰反射体である、請求項1から7のいずれかに記載のトレーニング装置。
  9. 前記撮像手段は、光を間欠的に照射する発光手段を含む、請求項8に記載のトレーニング装置。
  10. 前記発光手段が照射する前記光は、赤外光である、請求項9に記載のトレーニング装置。
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