JP3138070U - 管状加熱炉 - Google Patents

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智徳 志田
政漆 中村
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Abstract

【課題】管状加熱炉の炉内温度が、被加熱物を一様な温度で加熱するために、軸方向に均一な温度分布となる管状加熱炉を提供する。
【解決手段】絶縁管2に内嵌め固着した管状の炉心管と、絶縁管2の外周軸方向に分割して巻装した加熱ヒータ1と、各加熱ヒータ1に対応する炉心管41の温度を制御する温度センサ3と温度調整器よりなる管状加熱炉において、炉心管を内側炉心管42と外側炉心管41との2層に分割し、内側炉心管42と外側炉心管41の境界に刻設した溝に温度センサ3を設置した加熱炉とした。【選択図】 図1

Description

本考案は、管状体等の被加熱物を加熱する管状加熱炉に関するものである。
絶縁管に内嵌め固着した管状の炉心管と、絶縁管の外周軸方向に分割して巻装した加熱ヒータと、各加熱ヒータに対応する炉心管の温度を制御する温度センサと温度調整器よりなる管状加熱炉において、炉心管内の軸方向の温度分布を均一にするのは困難であった。
特開2001−050671号公報
通常、管状加熱炉の炉内温度は、被加熱物を一様な温度で加熱するために、軸方向に均一な温度分布であることが求められる。
このため、加熱ヒータを軸方向に複数に分割して設置し、各々の加熱ヒータに設けた温度制御用の温度センサと温度調節器により、温度センサの測定温度が温度調節器の設定温度となるように、加熱ヒータの出力を制御する構成が管状加熱炉に多く採用されている。
分割した各ヒータの温度調節器の設定温度は、炉内軸方向温度分布が目的とする温度で、かつ軸方向に均一となるように設定される。
図2は、加熱ヒータを5分割した従来の管状加熱炉の例を示している。炉の本体は、最内層の炉心管4と、その外側の絶縁管2およびその外側に巻かれた加熱ヒータ1よりなる。なお、図示していないが、さらに最外層には断熱材が設けられる。
炉心管4は、炉内温度の均一性を促進するために、熱伝導性が良く、かつ厚みのある金属が使用される。絶縁管2は、加熱ヒータ1と炉心管4の電気絶縁を確実なものとするために、セラミック等の絶縁材料が用いられる。
各加熱ヒータ1の出力を制御するための温度センサ3は、炉内、すなわち炉心管4の内側に設けると被加熱物の挿入に障害となるので、図2のように炉心管4の外側表面の温度を測定するように設置されている。図示していないが、各温度センサ3の設定温度は対応する加熱ヒータ1の温度調節器の入力となり、設定温度が温度調節器の設定温度に等しくなるように、各加熱ヒータ1の出力が制御される。
以上の管状加熱炉において、温度センサ3の温度設定点が炉内の温度でないため、炉内の軸方向温度分布を目的の温度で、かつ均一性の高いものとするためには、炉内温度分布を別の温度計で測定しながら、各加熱ヒータの5台の温度調節器の適切な設定温度を、トライアンドエラーで決定していく作業が必要である。しかし、この作業は煩雑で、長い時間を要するという問題があった。
かかる問題を解決するため、絶縁管に内嵌め固着した管状の炉心管と、絶縁管の外周軸方向に分割して巻装した加熱ヒータと、各加熱ヒータに対応する炉心管の温度を制御する温度センサと温度調整器よりなる管状加熱炉において、炉心管を内側炉心管と外側炉心管との2層に分割し、内側炉心管と外側炉心管の境界に刻設した溝に温度センサを設置した加熱炉とした。
なお、各々の加熱ヒータに設けた温度制御用の温度センサと温度調節器により、温度センサの測定温度が温度調節器の設定温度となるように加熱ヒータの出力を制御することは、従来と同様である。
従来の管状加熱炉に較べて、温度制御用の温度センサの温度測定点が炉内に近接しているため、炉内温度と測定温度の差は僅少である。
したがって、炉内の軸方向温度分布を目的の温度で、かつ均一性の高いものとするための各加熱ヒータの温度調整器の設定温度選定は、目的の温度を中心とする微調整で済み、従来の設定温度選定に較べて容易で、短時間に実施することが可能である。
また、炉心管を2層に分割することにより、内側炉心管と外側炉心管を異なる材料とすることができるという効果も生じる。
例えば、白金などの高価であるが高温に耐えられる金属を内側炉心管に、耐高温性は落ちるが安価なニッケル等を外側炉心管に使用することができる。
これにより、炉心管を全て白金とする場合に較べて大きなコスト減が得られ、炉心管を全てニッケルとする場合に較べて、僅かなコスト増で耐高温性が向上する。
図1に、本考案の管状加熱炉の一実施例を示す。
本考案は、絶縁管2に内嵌め固着した管状の炉心管と、絶縁管2の外周軸方向に分割して巻装した加熱ヒータ1と、各加熱ヒータ1に対応する炉心管の温度を制御する温度センサ3と温度調整器よりなる管状加熱炉において、炉心管を内側炉心管42と外側炉心管41との2層に分割し、内側炉心管42と外側炉心管41の境界に刻設した溝に温度センサを設置した加熱炉である。
加熱ヒータ1は、軸方向に5分割された発熱線で、アルミナを焼き固めた絶縁管2の外側に巻かれている。
絶縁管2の内側には、ニッケルを材料とする外側炉心管41と白金を材料とする内側炉心管42の2層に分割された炉心管が設けられており、外側炉心管41の内側表面には、温度制御用の5本の温度センサ3を各1本挿入するための5つの溝が切られている。
5本の温度センサ3には熱電対を使用し、各々の温度センサ3は5つに分割された加熱ヒータ1にそれぞれ対応させ、温度センサ3の先端にある温度測定点の軸方向位置が、対応する加熱ヒータ1の軸方向中央位置にほぼ一致するように上記の溝に挿入されている。なお、図示していないが、絶縁管2のさらに外層には断熱材が設けられている。
また、図示していないが、各加熱ヒータ1にはそれぞれ温度調節器が設けられている。
各温度センサ3の測定温度は対応する加熱ヒータ1の温度調節器の入力となり、測定温度が温度調節器の設定温度に等しくなるように、各加熱ヒータ1の出力が制御される。
この管状加熱炉は、温度センサ3が炉内、すなわち内側炉心管42の内側に設定されていないので、被加熱物の炉内への挿入の障害にはならない。
また、温度センサ3の温度測定点が炉内に近接しているため、炉内温度と測定温度の差は僅少である。したがって、炉内の軸方向温度分布を目的の温度で、かつ均一性の高いものとするための加熱ヒータ温度調節器の設定温度を、容易にかつ短時間に実施することができる。
さらに、外側炉心管41および内側炉心管42の材料を分け、それぞれニッケルおよび白金としたことにより、低コストで耐高温性のある管状加熱炉となった。本実施形態の管状管炉では、約1100℃の炉内温度とすることが可能である。
本考案を、外径100mm、長さ200mmの管状加熱炉に適用した。
本考案は、管状加熱炉で炉心管を内外に分割したものであるが、炉心管を径方向で複数個に分割するものに応用できる。
本考案の一実施例の横断面図とI矢視の2面図である。 従来の管状加熱炉の横断面図とII矢視の2面図である。
符号の説明
1…加熱ヒータ
2…絶縁管
3…温度センサ
4…炉心管
41…外側炉心管
42…内側炉心管

Claims (1)

  1. 絶縁管に内嵌め固着した管状の炉心管と、絶縁管の外周軸方向に分割して巻装した加熱ヒータと、各加熱ヒータに対応する炉心管の温度を制御する温度センサと温度調整器よりなる管状加熱炉において、炉心管を内側炉心管と外側炉心管との2層に分割し、内側炉心管と外側炉心管の境界に刻設した溝に温度センサを設置した加熱炉。
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