JP2011080813A - 熱電対装着測温板 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接が出来ない基板にも容易に熱電対の測温接点を取り付けることが出来ると共に、基板と熱電対の測温接点との間の温度伝達性に優れ、誤差や時間ずれの小さな温度の測定を可能とする。
【解決手段】熱電対装着測温板は、対となった孔12、13を有する基板2と、素線4a、4bの先端を接合して測温接点5とした熱電対1とを有する。前記測温接点5に溶接玉6、7’、7”を設け、測温接点5と異なる他の1個所にも溶接玉7、6’、6”を設け、前記基板2の対となった一方の孔12に溶接玉6、6’、6”を嵌め込み、他方の孔13にも他の溶接玉7、7’、7”を嵌め込む。対となった孔12、13の間に延長ワイヤ8、8a,8b,15を張り、この延長ワイヤ8で前記孔12、13に嵌め込んだ溶接玉6、7を基板2に固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体ウエハ等の基板の温度を測定するために使用される測温板に関し、さらに詳しく言うと半導体ウエハ等の基板またはそれに擬して作られた板体に温度測定用の熱電対の測温接点を取り付け、半導体ウエハ等の加熱すべき基板と共に熱処理炉等に導入される熱電対装着測温板に関する。
半導体ウエハは一般的にはシリコン単結晶等からなる薄い円板状の板体である。この半導体ウエハの上に薄膜コーティング、エッチング、洗浄等の行程を繰り返し、半導体を製造する。そして最後にチップ状に裁断し、半導体チップを得る。
このような半導体製造プロセスにおいては、半導体ウエハ等の基板に成膜する時の加熱や、成膜後に熱拡散処理する工程も含まれる。この中で加熱は、半導体ウエハ等の基板上に酸化膜等の均一な薄膜を形成するために行われるものであり、CVD装置や、エピタキシャル装置等の成膜装置において用いられている。成膜後の熱拡散装置において使用される熱処理炉としては、複数枚の基板を水平姿勢で上下に積層状に配列する水平型熱処理炉と、複数枚のウエハを起立姿勢にて列設する縦型熱処理炉が一般に使用されている。
半導体製造プロセスにおける半導体ウエハの加熱や熱処理のためには高精度な温度制御が必要とされる他、高温下で出来るだけ均一な面内温度分布が得られること、金属汚染がないこと、温度制御が容易であること等の特性が要求される。
半導体ウエハの加熱や熱処理行程における温度測定には、熱電対等の測温素子を使用するのが一般的である。しかし、半導体ウエハを500℃以上の温度に加熱する条件の下では、半導体ウエハが熱電対を構成するアルメルやクロメル或いはそれらのシースを形成するステンレスと化学反応してしまい、金属汚染を生じる不都合がある。また、化学的に安定した白金系の熱電対では、成膜に使うソースガスや成膜後のウエハから汚染によって出力が大きく変化するので実用的ではない。従って、実際に半導体ウエハを測温しながら加熱や熱処理をする事は無く、前もって細い熱電対が多数取り付けられたウエハによって均一な温度になる様に、炉内ヒータの温度制御を行いその条件を確認しておき、この条件でもって見込み運転を行ってウエハに成膜や熱処理を行っている。
そこで半導体ウエハに代わって加熱や熱処理炉に装填して模擬的に温度測定が可能な測温板を使用する。例えば半導体ウエハ等の加熱すべき基板と同じ材質の同じ形状の板体かまたは物性が近似する材料からなる同じ形状の板体を測温板として使用し、これに熱電対の測温接点を取り付けて温度を測定する。この熱電対の測温接点は、測温板上の複数の位置に配置される。この測温板を半導体ウエハと共に熱処理炉に装填し、半導体ウエハと同時に加熱しながら半導体ウエハの温度を推計する。
前述の通り測温板は半導体ウエハ等の加熱すべき基板と同じ材質の同じ形状の板体かまたは物性が近似する材料からなる同じ形状の板体が使用されるため、熱電対の測温接点を溶接することが出来ない非金属材料の板体が多く使用される。このような測温板に熱電対の測温接点を取り付ける手段として、従来では下記特許文献に記載されたように、基板に穴を明け、この穴に熱電対の測温接点を挿入し、さら穴にセラミック系の耐熱セメントを充填して前記測温接点を固定する手段がある。
しかしながら、前記従来の熱電対の測温接点の取り付け構造では、耐熱セメントの充填やその硬化等に時間と手数がかかり、基板の多くの個所に測温接点を取り付けるには相当の時間と手数を要することになる。しかも、測温接点と基板との間に熱伝導率が低い耐熱セメントが介在するため、基板と測温接点との間の温度伝達性が悪く、温度測定値に誤差や時間的なずれが生じ、精度良く温度を測定することが出来ない。さらに、耐熱セメントには接着性を良くする為にアルカリ金属の酸化物が多く含まれている場合が多く、炉やウエハを汚染してしまうので、耐熱セメントの選定には十分注意しなければならない。
特開2004−4096号公報 特開2003−247896号公報 特開2002−257635号公報 特開2000−111418号公報 特開平11−51776公報
本発明は、前記従来の熱電対の測温接点を取り付けた測温板における課題に鑑み、溶接が出来ない基板にも容易に熱電対の測温接点を取り付けることが出来ると共に、基板と熱電対の測温接点との間の温度伝達性に優れ、誤差や時間ずれの小さな温度の測定が可能な熱電対装着測温板を提供することを目的とする。
本発明では、前記の目的を達成するため、基板2に対となる孔12、13を設けると共に、熱電対1の素線4a、4bの先端を接合し、且つその接合点を測温接点5として、さらに延長ワイヤ8に溶接し、この延長ワイヤ8をリーダーとして前記基板2の孔12、13に通し、何れか一方の孔12、13に測温接点5の溶接玉6を嵌め込み、他方の孔12、13にも延長ワイヤ8に設けた溶接玉7を嵌め込んだものである。
すなわち本発明による熱電対装着測温板は、基板2に熱電対1の測温接点5を装着したものであって、対となった孔12、13を有する基板2と、素線4a、4bの先端を接合して測温接点5とした熱電対1とを有し、前記測温接点5に溶接玉6、7’、7”を設け、測温接点5と異なる他の1個所にも溶接玉7、6’、6”を設け、前記基板2の対となった一方の孔12に溶接玉6、6’、6”を嵌め込み、他方の孔13にも他の溶接玉7、7’、7”を嵌め込んだものである。
対となった孔12、13の間に延長ワイヤ8を張り、この延長ワイヤ8で前記孔12、13に嵌め込んだ溶接玉6、7を基板2にしっかりと固定する。基板2の孔12、13は、溶接玉6、7を嵌め込む側の開口径が他方の開口径より大となるようにテーパを施し、そこに溶接玉6、7を嵌め込んで押し当て、定着させる。
このような構成を有する測温板では、一方の孔12、13に挿入した測温接点5を孔12、13に嵌め込んだ溶接玉6、7’、7”で基板2に固定するため、溶接が出来ない基板2にも容易に熱電対1の測温接点5を取り付けることが出来る。さらに他方の孔12、13にも他の溶接玉7、6’、6”を嵌め込んでいるため、孔12、13に嵌め込んだ溶接玉6、6’、6”と溶接玉7、7‘、7“が抜けることもなく、測温接点5を基板2に安定して取り付けることが可能となる。熱電対1の測温接点5に設けた溶接玉6、7’、7”はセラミック系セメントに比べて熱伝導率の良好な金属のため、熱電対1の測温接点5と基板2との電熱性も良好となる。
特に対となった孔12、13の間にワイヤ8を張り、このワイヤ8を前記孔12、13に嵌め込んだ溶接玉6、7で基板2に固定することにより、一方の孔12、13に嵌め込んだ溶接玉6、6’、6”と他方の孔13に嵌め込んだ溶接玉7、7’、7”とで測温接点5をしっかりと孔12に定着することが出来る。加えて基板2の孔12、13に、溶接玉6、6’、6”、7、7’、7”を嵌め込む側の開口径が他方の開口径より大となるようにテーパを施し、そこに溶接玉6、6’、6”、7、7’、7”を嵌め込んで定着を図ることにより、よりしっかりと測温接点5を定着することが出来る。
以上説明した通り、本発明による熱電対装着測温板では、溶接が出来ない基板2にも容易に熱電対1の測温接点5を安定して取り付けることが出来る。熱電対1の測温接点5と基板2との伝熱性も良好であり、測定誤差や時間的な測定値のずれ等を低く抑えることも可能となる。
本発明による熱電対装着測温板の一実施例を示す要部平面図である。 図1に示した熱電対装着測温板の熱電対の測温接点を基板に取り付ける過程と取り付けた状態の部分拡大縦断側面図である。 本発明による熱電対装着測温板の他の実施例を示す要部平面図である。 図3に示したの熱電対装着測温板の熱電対の測温接点を基板に取り付ける過程と取り付けた状態の部分拡大縦断側面図である。 本発明による熱電対装着測温板の他の実施例を示すシース型熱電対の断面図、その側面図、そのシース型熱電対を基板への取り付けた状態の部分拡大縦断側面図である。
本発明ではその目的を達成するため、熱電対1の素線4a、4bに測温接点5を儲け、さらに延長ワイヤ8を溶接し、この延長ワイヤ8をリーダーとして基板2に設けた孔12、13に通し、これらの孔12、13に嵌め込んだ溶接玉6と7で測温接点5を基板2に完全に固定した。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1に示すように、熱電対1は金属線の種類により、アルメル−クロメル、イリジウム−ロジウム、タングステン−レニウム、ニッケル−モリブデン等のように、材質の異なる2つの素線4a、4bの先端を接合し、測温接点5としたものである。絶縁チューブ3の一端から引き出された素線4a、4bは、絶縁スリーブ10、10に通して互いに絶縁を図った状態で基板2に導かれ、その先端が接合されて測温接点5として基板1の所定の位置に装着される。絶縁チューブ3の他の端から引き出された素線4a、4bは補償導線9a、9bに接続され、この補償導線9a、9bを介して図示していない温度測定器に接続される。補償導線9a、9bは絶縁チューブ11、11で互いに絶縁されている。
図2に示すように、基板2は対となる孔12、13を有する。これらの孔12、13は、図2において上側の開口径が下側の開口径より大となるような勾配を有する。
図2(A)に示すように、前記熱電対1の絶縁チューブ3の一端から引き出された素線4a、4bの先端を接合し、測温接点5とする時に素線4a,4bのいずれかを延長ワイヤ8として接続しておく。また測温接点5は熱電対1の素線4a、4bと延長ワイヤ8により溶接玉6を形成しておく。
前記基板2の一方の孔12に延長ワイヤ8を通し、測温接点5の溶接玉6を孔12の中に嵌め込む。このとき測温接点5を形成する溶接玉6は孔12の径の大きな開口部、すなわち図2では上側の開口部から孔12の中に挿入し、そのテーパ面に押し当てて定着させる。
さらに孔12から基板2の下側に引き出した延長ワイヤ8の自由端は、基板2の下側の径の小さな開口部から孔13に通し、基板2の上側の径の大きな開口部から引き出す。そして図2(B)に示すように、この孔13から引き出した部分に溶接玉7を設け、これを孔13のテーパ面に押し当てて安定させる。基板2の下側の面では延長ワイヤ8が孔12、13の間に張った状態で設けられる。ここで基板2の上下とは図2における上下を意味しており、基板2の絶対的な上下を意味しない。
図2(B)に示されたように、溶接玉6、7は基板2の孔12、13に丁度嵌め込む大きさとし、これらの溶接玉6、7がそれぞれ基板2の孔12、13に嵌め込まれ、孔12、13のテーパに押し当てられる。基板2の孔12、13との間の延長ワイヤ8の張りも加わり、溶接玉6で接合された熱電対1の測温接点5が安定して基板2に取り付けられる。熱電対1の素線4a,4bは放熱部材としても機能し、測温接点5から熱を放出し、測温接点5に蓄熱させないので、測温値は他の部分より低い値を示し、測温値に時間の遅れが生じる。これを防止する為には、測温接点5は溶接玉6ではなく熱電対1の素線4a,4bより離れた溶接玉7であった方が良い。溶接玉7を測温接点にしたものを図3以降に示す。図3以降に示す孔12と13の距離は、熱計算により熱電対1の素線4a,4bの径やシース型熱電対の径の10倍以上にすると、放熱部材として機能する熱電対1の素線4a,4bやシース熱電対による影響がなくなり、正確な測温が出来る。
図3は、熱電対1の素線4a、4bにそれぞれ溶接玉6‘、6’を作り、測温接点を溶接玉7‘とし、さらに絶縁スリーブ10、10に代えてセラミックコーティング14、14をそれぞれ施した例である。図1と同じ部分は同じ符合で示している。勿論、セラミックコーティング14,14を用いず、絶縁スリーブ10,10を用いても良い。
絶縁チューブ3の一端から引き出された素線4a、4bは、セラミックコーティング14、14により互いに絶縁を図った状態で基板2に導かれ、セラミックコーティング14、14から露出された部分をそのまま延長リーダとして途中の熱電対1の素線4a,4bに溶接玉6‘、6’を作り、先端を測温接点7‘とす。溶接玉6’、6’と測温接点7‘が基板2の所定の位置に埋め込まれる。
図4(A)に示すように、前記熱電対1のセラミックコーティング14、14から露出された素線4a、4bの途中に溶接玉6’、6’をそれぞれ形成し、そのほかは延長ワイヤ8a,8bとする。
図4(B)に示すように、基板2は対となる孔12、13を有するが、一方の孔12は2つ設けられている。これらの孔12、13は図4(B)において上側の開口径が下側の開口径より大となるような勾配を有するのは前述した実施例と同様である。
図4(B)に示すように、前記延長ワイヤ8a,8bを基板2の一方の孔12、12から通して溶接玉6’、6’を孔12、12に嵌め込む。このとき溶接玉6’、6’は孔12、12の径の大きい開口部、すなわち図4(B)では上側の開口部から孔12、12に挿入し、そのテーパ面に押し当てて安定させる。
さらに延長ワイヤ8a,8bの自由端は基板2の他方の孔13に通し、引き出す。このとき、延長ワイヤ8a,8bの自由端は基板2の径の小さな開口部から大きな開口部に向けて孔13に通し、図4(A)の様に延長ワイヤ8a,8bを捩って1本にする。そして図4(B)に示すように、この孔13から引き出した部分に溶接玉7’を設け測温接点とし、これを孔13のテーパ面に押し当てて安定させる。すなわち図4(B)においては延長ワイヤ8を孔13の下側の開口部から通し、上側の開口部から引き出し、この引き出した部分に溶接玉7を形成し測温接点として、これを孔13の中に嵌め込んでそのテーパ面に押し当て、定着させる。
図4(B)に示されたように、溶接玉6‘、7’は基板2の孔12、13に丁度嵌め込む大きさとし、これらの溶接玉6‘、7’がそれぞれ基板2の孔12、13に嵌め込まれ、孔12、13のテーパに押し当てられるのは前述した実施例と同様である。また図4(B)において基板2の下側の面では延長ワイヤ8a,8bが孔12、13の間に張った状態で設けられることも同様である。
図5は、熱電対1としてシース型熱電対を使用した例である。このシース型熱電対は、図5(A)に示すように、一対の素線4a、4bを金属細管であるシース18の中に収納し、先端を測温接点5とし、これをシース18の中に充填したマグネシア粉末等の無機絶縁材19、20で素線4a、4b及びシース18を互いに絶縁したものである。
図5(B)に示すように、このシース型熱電対1の先端で前記素線4a、4bを接合して測温接点5として、さらにシース18の先端に溶接チップ17を溶接する。またそれより手前のシース18の外周に溶接ボス16を設ける。
図5(C)に示すように、基板2は対となる孔12、13を有する。これらの孔12、13は図4(C)において上側の開口径が下側の開口径より大となるような勾配を有する。
図5(C)に示すように、シース型熱電対1を基板2の一方の孔12に上側から下側へと通し、さらに基板2の下面側を通し、先端の溶接チップ17を他方の孔13に通して基板2の下側から上側へと引き上げる。これにより測温接点5が孔13の開口部に位置する様にして、中間部の溶接ボス16を孔12に嵌め込む。この状態で溶接ボス16と溶接チップ17を利用し、それらを溶解した後、硬化させてそれぞれ溶接玉6”、7”とし、これら溶接玉6”、7”をそれぞれ孔12、13に嵌め込む。
図5(C)に示されたように、溶接玉6”、7”は基板2の孔12、13に丁度嵌め込む大きさとし、これらの溶接玉6”、7”がそれぞれ基板2の孔12、13に嵌め込まれ、孔12、13のテーパに押し当てられる。基板2の孔12、13との間のシース型熱電対1の張りも加わり、溶接玉7”により接合された熱電対1の測温接点5が安定して基板2に取り付けられる。
本発明による熱電対装着測温板は、例えば半導体ウエハ等の基板をバッチ式熱処理炉に複数枚収納して熱処理するに当たり、基板と共に熱処理炉に収納して温度測定をするのに使用することが出来る。これにより半導体ウエハ等の基板の熱処理工程における温度制御を目的とする温度測定に適用することが出来る。
1 熱電対
2 基板
4a 熱電対の素線
4b 熱電対の素線
5 熱電対の測温接点
5a 熱電対の測温接点
5b 熱電対の測温接点
6 溶接玉
6’ 溶接玉
6” 溶接玉
7 溶接玉
7’ 溶接玉
7” 溶接玉
8 ワイヤ

Claims (4)

  1. 基板2に熱電対1の測温接点5を装着した熱電対装着測温板において、対となった孔12、13を有する基板2と、素線4a、4bの先端を接合して測温接点5とした熱電対1とを有し、前記測温接点5に溶接玉6、7’、7”を設け、測温接点5と異なる他の1個所にも溶接玉7、6’、6”を設け、前記基板2の対となった一方の孔12に溶接玉6、6’、6”を嵌め込み、他方の孔13にも他の溶接玉7、7’、7”を嵌め込んだことを特徴とする熱電対装着測温板。
  2. 対となった孔12、13の間に延長ワイヤ8を張り、このワイヤ8により前記孔12、13に嵌め込んだ溶接玉6、7を基板2に固定したことを特徴とする請求項1に記載の熱電対装着測温板。
  3. 基板2の孔12、13は、溶接玉6、7を嵌め込む側の開口径が他方の開口径より大となるようにテーパを施し、そこに溶接玉6、7を嵌め込んで固定したことを特徴とする請求項1または2に記載の熱電対装着測温板。
  4. 測温接点7‘、7“が取り付けられている孔13と、冷却機能を発揮する熱電対素線4a,4bやシース型熱電対に設けられた溶接玉6’、6”を嵌め込む孔12との距離が、熱電対素線径やシース熱電対径の10倍以上の長さ特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の熱電対装着測温板。
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