JP3137877U

JP3137877U - 使い捨て式手袋

Info

Publication number: JP3137877U
Application number: JP2007007473U
Authority: JP
Inventors: 李鵬揮
Original assignee: 李鵬揮
Priority date: 2007-09-28
Filing date: 2007-09-28
Publication date: 2007-12-13
Anticipated expiration: 2017-09-28

Abstract

【課題】使い捨て式手袋を提供する。
【解決手段】外層１は防水性プラスチック膜１１で、内層は通気性繊維材質布２１、２２で、２枚の内層繊維布を使用し、それぞれ外層１の２枚のプラスチック膜１１と相対して接着する。続いて、手袋周縁１３をホットプレス機によりシーリングし、２枚の内層の間には手を差し入れることができる開口２３を形成する。外層のプラスチック膜は防水、防湿の効果を備え、内層の繊維材質布は肌触りが快適で灯心機能を備えるため、手の汗は吸収され乾燥したさっぱり感を保持し、作業の安全性と効率を向上させることができる。
【選択図】図２

Description

本考案は一種の外層のプラスチック膜と内層の繊維布により構成する使い捨て式手袋に係り、特に一種の灯心機能を備える通気性繊維材質布を、指及び手のひらと接触する内層とする使い捨て式手袋に関する。

現在、一般に使用されている使い捨て式手袋は主に、PE或いはラテックスを材料とする。製造時には２枚の薄膜を重ね、手形周縁に沿って薄膜をシーリングし、手を差し入れることができる開口を残す。

この種の使い捨て式手袋はPE或いはラテックス材料により製造するが、これらは防水性を持ち通気しない材料であるため、一旦手袋に製造し使用者の手にはめると、不快な感覚を催し、さらには手の汗も排出されない。特に、ラテックス製の手袋では、内部にタンパク質を備えるため、皮膚アレルギーを起こし易い。

本考案は上記構造の問題点を解決した使い捨て式手袋を提供することを課題とする。

上記課題を解決するため、本考案に係る使い捨て式手袋は、主に外層と内層により構成され、該外層は２枚の手形状を備える防水性プラスチック膜で、該内層は２枚の手形状を呈する通気性繊維材質布で、それぞれ該外層の２枚のプラスチック膜と相対して接着し、続いて手袋周縁をホットプレス機によりシーリングし、２枚の内層の間には手を差し入れることができる開口を形成し、該外層のプラスチック膜は防水、防湿機能を備え、該内層繊維材質布は肌触りが快適で、灯心機能を備えるため手の汗は吸収され乾燥したさっぱり感を保持し、作業の安全性と効率を向上させることができる。

上記のように、本考案の外層のプラスチック膜は防水、防湿機能を備え、内層の繊維材質布は肌触りが快適で、灯心機能を備えるため手の汗は吸収され乾燥したさっぱり感を保持し、作業の安全性と効率を向上させることができる。

図に示す実施例について、本考案の構造及び使用機能を以下に詳細に説明する。

図１、図２及び図３に示すように、本考案に係る使い捨て式手袋は外層１及び内層２により構成する。

該外層１は上、下２枚の手形状の防水性プラスチック膜１１及び１２を備え、PE膜或いはその他類似材質のプラスチック膜により製造する。その厚度は0.01〜0.03mmが最適である。

該内層２は２枚の手形状の通気性繊維材質布２１及び２２を備え、PP繊維布或いはその他類似材質の繊維布により製造する。その厚度は0.1〜0.3mmが最適である。

該２枚の外層プラスチック膜１１及び１２と該２枚の内層繊維材質布２１及び２２はそれぞれ相対し接着し、続いて該手袋周縁１３に沿ってシーリングするが、開口２３はシーリングせず手を入れることができる開口を形成する。

本考案の製造時には、繊維材質布とプラスチック膜を先に接着し、或いは繊維材質布の一辺に先に一層のプラスチック膜を接着し２層の複合材料とする。該２枚の複合材料をその繊維材質布を内層とし相互対称に重ね、続いてそれを手袋周縁サイズのモールドを設置するシーリング機にセットし、シーリングし手袋を成型し、同時に不要な端材を切断し製造を完成する。

本考案のこの製造工程は、公知の使い捨て式手袋の製造工程に比べ、先に２層のプラスチック膜を繊維材質布の上下に接着するだけで、その他は完全に相同である。よって、本考案は製造工程の増加により作業時間を大幅に増加させることはない。

反対に、本考案は内層２の設計により、繊維材質布が快適な肌触りと灯心機能を備えるため、使用者の手がかく汗を吸出することができ、乾燥したさっぱり感を保持可能である。こうして作業の安全性と効率を向上させながら、外層は防水、防湿の基本機能を保持することができる。よって、公知の手袋に比べ、本考案は顕著な機能の進歩を備える。

本考案は実用新案の要件に完全に符合しており、図示は本考案の最適実施例に過ぎず、本考案の技術思想に対する簡易な同等変化も本考案の保護範囲に含まれるものとする。

本考案の外観図本考案の部分断面図図２中のＡ-Ａ線における拡大断面図

符号の説明

１外層
１１プラスチック膜
１２プラスチック膜
１３周縁
２内層
２１通気性繊維材質布
２２通気性繊維材質布
２３開口

Claims

外層と内層とを含む使い捨て式手袋であって、該外層はプラスチック膜で防水性を備え、該内層は通気性繊維材質布で肌触りが良く吸汗通気性を備え、該内層と該外層の内面を相対させて接着し、次にシーリング機により必要なサイズに応じてシーリングして手袋を成型することを特徴とする、使い捨て式手袋。
前記内層の前記通気性繊維材質布はPP繊維布であることを特徴とする、請求項１記載の使い捨て式手袋。
前記内層の各通気性繊維材質布の厚さは0.1〜0.3mmであることを特徴とする、請求項１記載の使い捨て式手袋。
前記外層の前記プラスチック膜はPE膜であることを特徴とする、請求項１記載の使い捨て式手袋。
前記外層の各プラスチック膜の厚さは0.01〜0.03mmであることを特徴とする、請求項１記載の使い捨て式手袋。