JP3137865B2 - 仕様書作成方法 - Google Patents

仕様書作成方法

Info

Publication number
JP3137865B2
JP3137865B2 JP07049525A JP4952595A JP3137865B2 JP 3137865 B2 JP3137865 B2 JP 3137865B2 JP 07049525 A JP07049525 A JP 07049525A JP 4952595 A JP4952595 A JP 4952595A JP 3137865 B2 JP3137865 B2 JP 3137865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
logical element
logic
logic elements
abstract
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07049525A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08249169A (ja
Inventor
伸一郎 家
俊明 新堀
隆志 飯島
義輝 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP07049525A priority Critical patent/JP3137865B2/ja
Publication of JPH08249169A publication Critical patent/JPH08249169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137865B2 publication Critical patent/JP3137865B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仕様書作成方法に係
り、特に、利用者の既開発のソフトウェアの再利用や保
守作業を支援するためにするソフトウェア設計支援のた
めにする仕様書作成に関するものであって、詳細な処理
記述をした下流工程の仕様書(以下、「下位仕様書」と
もいう)から処理の概要を記述する上流工程の仕様書
(以下、「上位仕様書」ともいう)を作成する仕様書作
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトウェアの生産性を向上させ
るための方法として、既開発システムを構成するソフト
ウェアドキュメントの少なくとも一部を再利用して、新
規のシステムを開発する方法が知られている。
【0003】既開発システムを構成するソフトウェアを
再利用して新規のシステムを開発する場合には、上記の
方法のように、先ず既開発システムのソフトウェアの生
産物、すなわち、計算機用の高級プログラミング言語で
記述されたプログラムのソースコードや、ソフトウェア
の機能仕様書等を調査して、ソフトウェアのなかのどの
部分が再利用可能であるか、あるいは、どの部分を修正
する必要があるのかを判断することが行なわれていた。
【0004】しかしながら、多くの場合、既開発のシス
テムの上流工程の仕様書が存在しなかったり、あるいは
存在しても、プログラムや下流工程の仕様書等のソフト
ウェア生産物と内容が一致しない。そのような場合に
は、既開発システムの下流工程のソフトウェア生産物の
どの部分が再利用できるかの判断が極めて難しかった。
【0005】そこで、この問題を解決する方法として、
例えば、特開平1−237726号公報に記載された
「ソフトウェア仕様書の自動生成方法」がある。この方
法によれば、プログラムや下流工程のソフトウェア生産
物から上流工程のソフトウェア生産物を逆生成すること
により、下流工程ソフトウェア生産物と意味的に一致し
た上流工程ソフトウェア生産物を作成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に係る方
法は、下流工程のソフトウェア生産物の記述内容から、
処理の課程で入力あるいは出力するファイルなどの同一
項目の記述内容の項目を抽出・集約し、これらの集約し
た項目と、単独で存在する項目をまとめネットワーク状
の項目情報を作成し、ネットワーク状に配置された各項
目の表現形式を変換し目的とする仕様書を生成する方法
であった。すなわち、この方法は、入力または出力する
ファイルが一致するなどの同一項目の記述内容、いわば
共通項目を集約し、これらの共通項目の間の処理の関係
の理解を容易とする方法であった。
【0007】しかしながら、上記従来技術は、生成され
る上流工程のソフトウェア生産物の利用のしやすさにつ
いては考慮されておらず、柔軟性に欠けるという問題点
があった。というのも、上記従来技術では、生成する上
流工程の仕様書の記述内容をどのような細かさにして記
述するかということ、すなわち、下流工程のソフトウェ
ア生産物を抽象化するときの抽象度は固定されており、
この抽象度を利用者が指定することは不可能だったから
である。このことから、上記従来技術に係る方法では、
利用者が求めている上流工程の仕様書の処理記述と生成
された処理記述が齟齬をきたし、プログラムの処理の内
容を充分に理解することは難しいという問題点を生じる
こともあった。
【0008】また、上流工程の仕様書を生成する際に、
印刷する用紙の大きさと処理の記述内容の細かさとは無
関係であるため、用紙の大きさとは不釣合なレイアウト
を持つ上流工程の仕様書を生成したり、用紙の大きさに
は収まりきらない仕様書を生成してしまうという問題点
があった。
【0009】さらに、上流工程の各処理の出力データの
重要性によって処理内容を記述する方法がなく、重要な
データに着目しての上流工程の仕様書が作りにくいとい
う問題点があった。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、下流工程のソフトウェア仕
様書から上流工程の仕様書を生成する際に、上位仕様書
の記述内容のレベルを細かく指定することが可能で、利
用者のニーズにあった仕様書作成方法を提供することに
ある。
【0011】またその目的は、生成された仕様書を印刷
する際に、用紙のサイズと調和するレイアウトを持った
上流工程の仕様書を生成可能な仕様書作成方法を提供す
ることにある。
【0012】さらに各処理の出力するデータの重要性に
着目し、重要なデータを上流工程の処理でどのように処
理されているかを確かめることのできる仕様書作成方法
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の仕様書作成方法に係る発明の構成は、ある
処理単位を記述する複数の論理素子とそれらの接続関係
からなる系列によって一連の処理を示す下位仕様書に対
し、前記複数の論理素子の一部を意味的に等価な一つの
抽象論理素子に変換することによって、前記下位仕様書
よりも論理素子の数が少ない上位仕様書を作成する仕様
書作成方法において、抽象論理素子に変換される論理素
子は、利用者が上位仕様書に要求する抽象度に応じて決
定されるようにしたものである。
【0014】また、上記目的を達成するため、本発明の
仕様書作成方法に係る発明の構成は、ある処理単位を記
述する複数の論理素子とそれらの接続関係からなる系列
によって一連の処理を示す下位仕様書に対し、前記複数
の論理素子の一部を意味的に等価な一つの抽象論理素子
に変換することによって、前記下位仕様書よりも論理素
子の数が少ない上位仕様書を作成する仕様書作成方法に
おいて、抽象論理素子に変換される論理素子は、利用者
より与えられた上位仕様書の用紙サイズに応じて決定さ
れるようにしたものである。
【0015】更に、上記目的を達成するため、本発明の
仕様書作成方法に係る発明の構成は、ある処理単位を記
述する複数の論理素子とそれらの接続関係からなる系列
によって一連の処理を示す下位仕様書に対し、前記複数
の論理素子の一部を意味的に等価な一つの抽象論理素子
に変換することによって、前記下位仕様書よりも論理素
子の数が少ない上位仕様書を作成する仕様書作成方法に
おいて、前記下位仕様書の論理素子に対してその論理素
子における処理の結果生成されるデータのデータ次元を
設定し、利用者から与えられた抽象度と設定された前記
データ次元とに基づいて抽象論理素子に変換する論理素
子を決定するようにしたものである。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【作用】本発明によれば、抽象論理素子に変換される論
理素子は、利用者が上位仕様書に要求する抽象度に応じ
て決定される。
【0032】したがって、これにより、利用者が要求す
る抽象度に応じた処理の記述内容の細かさを持つ上位仕
様書を自動的に生成することができる。
【0033】また、本発明においては、抽象論理素子に
変換される論理素子は、利用者より与えられた上位仕様
書の用紙サイズに応じて決定される。
【0034】これにより、利用者が要求する仕様書の大
きさに関係するパラメータに応じた上流工程の仕様書を
自動的に生成することが可能となり、印刷したい大きさ
とは不釣合なレイアウトを持った仕様書や印刷できない
大きさの仕様書が作成されることをなくすことができ
る。
【0035】また、本発明においては、下位仕様書の論
理素子に対してその論理素子における処理の結果生成さ
れるデータのデータ次元を設定し、利用者から与えられ
た抽象度と設定されたデータ次元とに基づいて抽象論理
素子に変換する論理素子を決定する。したがって、利用
者にとって重要なデータを表示した上位仕様書を生成す
ることができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明に係る各実施例を、図1ないし
図42を用いて説明する。以下の実施例は、プラントに
おける制御機能を実現するソフトウェアに関する設計支
援に用いることができる仕様書作成方法および装置に関
するものである。すなわち、詳細な処理の内容を記述す
る下流工程の仕様書のデータを、その処理の概要を示す
上流工程の仕様書に変換することにより利用者のソフト
ウェアの処理内容の理解を支援するためのものである。
【0037】〔実施例1〕以下、本発明に係る第一の実
施例を、図1および図2、図5および図6、図16ない
し図23を用いて説明する。 (I)仕様書作成装置の入力と出力 本実施例で対象とするソフトウェアの仕様書は、プラン
ト制御用プログラマブルコントローラ(以下、「PC」
と記す)の中央処理装置(以下、「CPU」と記す)に
対する命令を論理素子に対応づけて記述し、この論理素
子とその接続関係からなる系列によりデータの受渡し
や、処理の実行順序を記述するものである。
【0038】先ず、図5および図6を用いてこの仕様書
作成装置の入力と出力について具体的に説明しよう。図
5は、本発明の第一の実施例に係る仕様書作成装置の入
力となる下位仕様書を示す図である。図6は、本発明の
第一の実施例に係る仕様書作成装置の出力となる上位仕
様書を示す図である。
【0039】図5に示す論理素子2a〜2jは、PCの
以下の表1に示す命令を表している。すなわち、この図
5に示される仕様書では、PCの命令ごとの動作を記述
する。
【0040】本発明に係る仕様書作成装置では、この図
5に示すような下位レベルの仕様書を入力として、より
大まかな処理の概要を記述する上位レベル仕様書を作成
するものである。
【0041】
【表1】
【0042】(II)仕様書作成装置のシステム構成と仕
様書作成のためのデータ構造 次に、図1および図2、図16ないし図21、図23を
用いて本発明の第一の実施例に係る仕様書作成装置のシ
ステム構成と仕様書作成のためのデータ構造とについて
説明する。図1は、本発明の第一の実施例に係るソフト
ウェアの仕様作成装置の機能ブロックとデータファイル
の模式図である。図2は、本発明の第一の実施例に係る
ソフトウェアの仕様作成装置のハードウェア構成を示す
模式図である。図16は、下位仕様データ501を表す
模式図である。図17は、論理素子詳細データ502a
を表す模式図である。図18は、抽象論理素子関連デー
タ502bを表す模式図である。図19は、抽象論理素
子変換規則データ503を表す模式図である。図20
は、論理素子レコードデータ504を表す模式図であ
る。図21は、本発明の第一の実施例に係るパスレコー
ドデータ505を表す模式図である。図23は、上位仕
様データ500を表す模式図である。
【0043】先ず、仕様書作成のためのデータ構造につ
いて説明しよう。下位仕様ファイル31は、変換の対象
とする下位の仕様書のデータを記憶し、上位仕様ファイ
ル32は、変換の結果生成する上位の仕様書のデータを
記憶する。
【0044】下位仕様ファイル31は、仕様書の図面の
データとして、図16に示される下位仕様データ501
を保持する。この下位仕様データ501は、レコード
の番号を表すレコードNo.5a、論理素子の種類別
に個別に予め定めた識別コードを表す論理素子ID5
b、それぞれの論理素子に対応する命令を実行する際
にデータの読みだしまたは書き込みの対象とするメモリ
またはインターフェースをとるための情報のアドレスを
表す参照メモリ番地5c、次に命令を実行する論理素
子のレコード番号を表す次素子レコードNo.5dを保
持する。
【0045】参照メモリ番地5cは、例えば、論理素子
2aの場合は、M1であり、仕様書の論理素子が表示さ
れている所の下に表示されている。また、次素子レコー
ドNo.5dは、その論理素子の次の論理素子のレコー
ドNo.をあらわしている。すなわち、その論理素子の
図5の実線4で接続される論理素子の下位仕様データ5
01の該当項目におけるレコードNo.をあらわしてい
る。
【0046】ここで、次に命令を実行する論理素子がな
いときは、次素子レコードNo.5dに「−1」を入れ
ておくものと約束する。
【0047】上位仕様ファイル32は、図23に示され
る上位仕様データ500を保持する。この上位仕様デー
タ500については、構造的には下位仕様データ501
と同じものである。
【0048】抽象化パラメータファイル41は、利用者
が要求する抽象度の値「Vl」を保持する。ここで、抽
象度とは、出力となる上位仕様書のレベルを規定する値
であり、値が大きくなるほど上位仕様書の処理の記述
は、大きくなるものと約束する。
【0049】論理素子定義ファイル42は、図17に示
される論理素子詳細データ502aと図18に示される
抽象論理素子関連データ502bとを保持する。
【0050】論理素子詳細データ502aは、変換の
対象とする論理素子の論理素子ID5b、論理素子を
表示装置において表示する際の形状のデータ5e、そ
の論理素子に対応するPCに対する命令5f、抽象度
を考慮して、上位ファイルを生成する際に、その論理素
子の重要度の値を示す重み値「Vg1」5gからなる。
この重み値Vg1が大きい程、重要な論理素子であると
され、上位仕様書においても細かく表示されることにな
る。
【0051】抽象論理素子関連データ502bは、抽
象論理素子の論理素子ID5b、その抽象論理素子の
形状のデータ5eからなる。
【0052】ここで、「抽象論理素子」とは、一つ以上
の論理素子を組み合わせた処理を一つの論理素子として
対応付けたものである。すなわち、下位の論理素子を組
み合わせて上位の論理素子としたものと理解できる。
【0053】抽象論理素子変換規則ファイル43は、図
19に示される抽象論理素子変換規則データ503を保
持する。
【0054】抽象論理素子変換規則データ503は、
一つ以上の下位の論理素子ID5b1の組み合わせ、
それらに対応する抽象論理素子5b2からなる。
【0055】論理素子接続データファイル44は、仕様
データから論理素子のデータを抽出したもので構成され
ていて、図20に示される論理素子レコードデータ50
4、図21に示されるパスレコードデータ505を保持
する。
【0056】論理素子レコードデータ504は、レコ
ードの番号を表すレコードNo.5h、論理素子ID
5b、その論理素子の重み5g、次に説明するパス
レコードデータ505におけるレコード番号を表す次パ
スレコードNo.5iからなる。
【0057】パスレコードデータ505は、レコード
の番号を表すレコードNo.5i、論理素子間を結ぶ
パスに関し、第1の端点に接続する論理素子の前記論理
素子レコードデータ504におけるレコードNo.5b
1、その論理素子の重み5g1、論理素子間を結ぶ
パスに関し、第2の端点に接続する論理素子の前記論理
素子レコードデータ504におけるレコードNo.5b
2、その論理素子の重み5g2、そのパスにおいて
論理素子間を分割するかどうかを表す分割フラグ5jか
らなる。パスレコードデータ505の各項目は、論理素
子間の接続情報を表すものであり、以下、「パスレコー
ド」ともいうことにする。
【0058】次に、図1に示される仕様書作成装置の各
機能について説明しよう。入力データ編集機能11は、
利用者が要求する上位の仕様書の抽象度に対応する値
「Vl」を要求抽象度ファイル30に書き込む機能であ
る。
【0059】論理素子間データ関係解析機能12は、論
理素子定義ファイル42のデータを参照し、必要な下位
仕様ファイル31のデータ501を読み込む。そして、
このデータを分析して前記論理素子レコードデータ50
4およびパスレコードデータ505を生成して、これら
を前記論理素子接続データファイル44に書き込む機能
である。
【0060】論理素子間分割点判定機能13は、抽象化
パラメータファイル41を参照して、論理素子接続デー
タファイル44のパスレコードデータ505を読み込
み、このパスレコードファイル505の分割フラグ5j
の設定、解除を判定して、これを分割フラグ5jに書き
込んで、パスレコードデータ505を更新する。そして
更新されたパスレコードデータ505を論理素子接続デ
ータファイル44に書き込む機能である。
【0061】抽象論理素子変換機能14は、論理素子接
続データファイル44の論理素子レコードデータ504
およびパスレコードデータ504を読み込み、パスレコ
ードデータ505の分割フラグ5jが設定されている区
間内に含まれる論理素子の論理素子ID5bの組み合わ
せと、抽象論理素子変換規則ファイル503の下位の論
理素子ID5b1の組み合わせとを比較し一致する組み
合わせを抽象論理素子ID5b2に変更する。そしてそ
れとともに、論理素子レコードデータ504のデータの
変更に応じて、パスレコードデータ505のデータも修
正する機能である。そして、論理素子接続データファイ
ル44の論理素子レコードデータ504とパスレコード
データ505から上位仕様データ500を生成する機能
である。
【0062】表示用情報生成機能15は、上位仕様デー
タ500読み込み、論理素子レコードデータの形状5e
のデータを参照し、次に説明する表示装置55に表示す
るための論理素子の表示位置を含むデータを生成する機
能である。
【0063】次に、図2を用いて本発明に係る仕様書作
成装置のハードウェア構成について説明する。
【0064】CPU51は、メモリ52に記憶されたデ
ータとプログラムにしたがって、本発明の仕様書作成方
法をおこなう。外部記憶装置53は、上述の様々なファ
イルを記憶している。入力装置54は、具体的には、マ
ウスやキーボードであり、この仕様書作成装置に対する
命令やパラメタを入力することができる。表示装置55
は、CRTディスプレイや液晶ディスプレイであり、仕
様書を表示することができる。
【0065】(III)仕様書作成方法の処理手順 次に、図34ないし図40を用いて本発明の第一の実施
例に係る仕様書作成方法の処理手順について説明する。
以下では、この実施例では図1に示される機能ブロック
とファイルを適宜、参照しながら説明することにしよ
う。そして、下位仕様ファイル31には、図16に示さ
れる下位仕様データ501、論理素子定義ファイル42
には、図17に示される論理素子詳細データ502aと
図18に示される抽象論理素子関連データ502bと
を、論理素子変換規則ファイル43には、図19に示さ
れる抽象論理素子変換規則データ503を保持している
ものとする。また、抽象化パラメータファイル41と、
論理素子接続データファイル44には、データがない状
態であるとする。
【0066】(1)仕様書作成方法の処理手順の概要 先ず、図34を用いて仕様書作成方法の処理手順の概要
について説明しよう。図34は、本発明の第一の実施例
に係る仕様書作成方法の処理手順の概要を示すゼネラル
フローチャートである。
【0067】先ず、入力データ編集機能11が、利用者
が要求する上位の仕様書の抽象度の値「Vl」を抽象化
パラメータファイル41に書き込む(ステップ10
0)。
【0068】次に、論理素子間データ解析機能12が、
下位仕様ファイルのデータ501を読み込み、この下位
仕様中の論理素子のデータを解析し、その結果から前記
論理素子レコードデータ504とパスレコードデータ5
05とを生成し、それらを論理素子接続データファイル
44に書き込む(ステップ110)。
【0069】次に、下位仕様に含まれる論理素子を利用
者が要求する抽象度に対応する抽象論理素子に変換する
ため、論理素子間分割点判定機能13が、下位仕様に含
まれる論理素子間の分割点を設定する(ステップ12
0)。すなわち、ステップ110で生成したパスレコー
ドデータ505の分割フラグのカラム5jの値を設定す
る。本実施例では、論理素子間の接続つまりパスを分割
する場合は、分割フラグのカラム5jの値は「1」、分
割しない場合は「0」と約束する。
【0070】次に、抽象論理素子変換機能14が、ステ
ップ120の処理の結果分割された区間に含まれる論理
素子の組み合わせを、論理素子定義ファイル42に定義
する抽象論理素子に変換する(ステップ130)。
【0071】次に、表示用情報生成機能15が、上位仕
様データ501を図形として表示するためのデータを生
成する(ステップ140)。すなわち、上位仕様ファイ
ル32に保持する上位仕様データ501の、論理素子及
びその接続関係の情報と論理素子定義ファイル42に保
持するそれぞれの論理素子の形状のデータ(論理素子詳
細データ502aの形状5e、抽象論理素子関連データ
502bの形状5e)をもとに、各論理素子の表示装置
上の表示位置のデータを生成する。
【0072】(2)下位仕様書中の論理素子のデータを
解析するステップ110の詳細 次に、図35を用いて上記の下位仕様書中の論理素子の
データを解析するステップ110を、より詳細に説明し
よう。図35は、下位仕様書中の論理素子のデータを解
析するステップ110の処理手順を示すディテールフロ
ーチャートである。
【0073】論理素子間データ解析機能12は、下位仕
様データ501を読み込み、この下位仕様中の論理素子
の次論理素子との間の関係を解析する(ステップ11
1)。これは、例えば、図5の仕様書1において、実線
4に接続関係する論理素子、すなわち、論理素子2aと
論理素子2bとの関係情報を生成することを意味する。
【0074】次に、下位仕様データ501の参照メモリ
番地5cデータを解析し、この参照メモリ番地5cが共
通するか否かに応じて、パスレコードデータ505の項
目(パスレコード)を生成する(ステップ115)。
【0075】(3)次論理素子関係を解析するステップ
111の詳細 次に、図36を用いて次論理素子関係を解析するステッ
プ111を、より詳細に説明しよう。図36は、次論理
素子関係を解析するステップ111の処理手順を示すデ
ィテールフローチャートである。
【0076】このステップは、図16に示される下位仕
様データ501と、図17に示される論理素子詳細デー
タ502aとから、論理素子関係を解析し、図20に示
される論理素子レコードデータ504と、図21に示さ
れるパスレコードデータ505を生成するものである。
すなわち、下位仕様データ501の各論理素子に対応す
る重みをとってきて、論理素子レコードデータ504の
論理重み値5gとし、各素子につながるパスに対応する
項目を、パスレコードデータ505の項目としてとっ
て、そのNo.を次パスレコード5gに設定する。
【0077】パスレコードデータ505の各項目は、論
理素子間にあるパスを表していて、一方の端が、第一端
点、その対となる端点を第二端点として、パスにつなが
る論理素子のそれぞれ、5b1と5b2に、またその重
みが、それぞれ5g1と5g2に設定するわけである。
【0078】最初に、記法の約束をする。例えば、論理
素子レコードデータ504の5hのカラムを表すのに5
04−5hのように符号の組み合わせで書くことにす
る。
【0079】また、論理素子レコードデータ504のN
番目のレコードのカラム5bを、大括弧[]を用いて5
04[N]−5bの様に書くことにする。
【0080】さて先ず、変数「recNo」に値「1」
をセットする(ステップ1111)。変数「recN
o」は、カウンタに用いられる。
【0081】次に、論理素子レコードデータ504に新
規レコードを追加し、このレコードの「レコードN
o.」504−5hに「recNo」の値をセットする
(ステップ1112)。
【0082】次に、501[recNo]−5bの値
を、504[recNo]−5bに複写する(ステップ
1113)。
【0083】次に、論理素子定義ファイル502aにお
いて、論理素子IDのカラム502a−5bの値が、5
04[recNo]−5bの値に等しいレコードの論理
素子重み(Vg1)のカラム504−5gの値を、50
4[recNo]−5gに複写する(ステップ111
4)。
【0084】次に、501[recNo]−5dの値が
0以上、すなわち、次に接続する論理素子が存在するな
らば、ステップ1116に進み、そうでなければ、ステ
ップ1125に進む(ステップ1115)。
【0085】次に、パスレコードデータ505に新規レ
コードを追加する(ステップ1116)。
【0086】次に、504[recNo]−5hの値
を、第1端点素子のレコードNoのカラム505−5b
1に複写する(ステップ1117)。
【0087】次に、504[recNo]−5gの値
を、第1端点素子の重みのカラム505−5g1に複写
する(ステップ1118)。
【0088】次に、「recNo」に次素子レコードN
o501[recNo]−5dの値をセットする(ステ
ップ1119)。
【0089】次に、論理素子レコードファイル504に
新規レコードを追加する(ステップ1120)。
【0090】次に、ステップ1113と同様に501
[recNo]−5bの値を、504[recNo]−
5bに複写する(ステップ1121)。
【0091】次に、ステップ1114と同様にして、論
理素子の重みの値を複写する(ステップ1122)。
【0092】次に、第2端点素子のレコードNoを複写
する。すなわち、504[recNo]−5hを505
−5b2に複写する(ステップ1123)。
【0093】次に、第2端点素子の重み(Vg1)を複
写する(ステップ1124)。すなわち、504[re
cNo]−5gを505−5g2に複写する。
【0094】そして、ステップ1115からステップ1
124の処理を501−5dの値が「−1」すなわち、
次の論理素子がなくなるまでくりかえす。
【0095】次に、下位仕様データ501に次のレコー
ドがあるかどうかを検査し、次のレコードが存在すれ
ば、ステップ1126に進み、なければ、このステップ
111の処理は終了である(ステップ1125)。
【0096】次に、「recNo」の値を、「1」増加
させる(ステップ1126)。
【0097】これらのように、この次論理素子関係を解
析するステップ111では、ステップ1112からステ
ップ1125の処理を下位仕様のデータがなくなるまで
繰り返す。
【0098】(4)参照メモリを解析するステップ11
5の詳細 次に、図37を用いて参照メモリを解析するステップ1
15を、より詳細に説明しよう。図37は、参照メモリ
を解析するステップ115を示すディテールフローチャ
ートである。
【0099】このステップでは、図16に示される下位
仕様データ501の参照メモリ番地5cを参照して、参
照メモリが一致するときには、同じ処理を記述するもの
として、パスをつけ加え、パスレコードデータのそれぞ
れの端点の論理素子のレコードNo.5b1と5g2に
値を設定していくものである。
【0100】先ず、整数変数「recNo_1」「re
cNo_2」の値をそれぞれ「1」と「2」にセットす
る(ステップ1151)。これらrecNo_1とre
cNo_2は、カウンタに用いられる。
【0101】次に、下位仕様データ501のレコードN
o.のカラムがrecNo_1、recNo_2に等し
いレコードの「参照メモリ番地」のカラム5cの値を比
較する(ステップ1152)。
【0102】この結果、値が一致した場合、すなわち、
recNo_1、recNo_2の論理素子が同一のメ
モリを参照メモリとして持つ場合、ステップ1153〜
ステップ1157の処理を実行する。
【0103】一致しなかった場合、ステップ1158に
進む。
【0104】次に、前記ステップ111で生成したパス
レコードデータ505のパスレコードを追加する(ステ
ップ1153)。
【0105】次に、504[recNo_1]−5hの
値を第1端点.レコードNo.505−5b1に複写す
る(ステップ1154)。
【0106】次に、504[recNo_1]−5gの
値を第1端点.重み505−5g1に複写する(ステッ
プ1155)。
【0107】次に、504[recNo_2]−5hの
値を第2端点.レコードNo.505−5b2に複写す
る(ステップ1156)。
【0108】次に、504[recNo_2]−5gの
値を第2端点.重み505−5g2に複写する(ステッ
プ1157)。
【0109】次に、下位仕様データ501にrecNo
_2の次のレコードがあるかどうかを検査し、もしあれ
ばステップ1159に進み、なければステップ1160
に進む(ステップ1158)。
【0110】ステップ1159では、recNo_2の
値を「1」増加させる。
【0111】そして、以上のステップ1152〜ステッ
プ1159の処理を、下位仕様データ501の末尾のレ
コードまで繰り返す。
【0112】次に、下位仕様データ501にrecNo
_1の次のレコードがあるかどうかを検査し、もしあれ
ばステップ1161に進み、なければ全ての下位仕様デ
ータ501について、参照メモリ関係の解析を完了した
ことになる(ステップ1160) ステップ1161で
は、recNo_1の値を「1」増加させる。
【0113】そして、以上のステップ1152〜ステッ
プ1161の処理を、下位仕様データの末尾のレコード
まで繰り返す。
【0114】(5)論理素子間パス分割点を選択するス
テップ120の詳細 次に、図38を用いて論理素子間パス分割点を選択する
ステップ120を、より詳細に説明しよう。図38は、
論理素子間パス分割点を選択するステップ120を示す
ディテールフローチャートである。
【0115】このステップは、利用者が要求する抽象度
の値「Vl」とパスレコードデータ505に設定した論
理素子の重み値5g1、5g2と比較し、分割点を決め
て、パスレコードデータ505の分割フラグ5jに値を
設定していくステップである。
【0116】先ず、論理素子間分割点判定機能13が、
抽象化パラメータデータファイル41から、利用者が要
求する抽象度の値「Vl」を読みだし、変数Vに複写す
る(ステップ1201)。
【0117】次に、変数「recNo」の値を「1」に
セットする(ステップ1202)。
【0118】次に、(ステップ1203で、論理素子接
続データファイル44のパスレコードデータ505の第
1端点素子.重み505[recNo]−5g1の値と
第2端点素子.重み505[recNo]−5g2の値
についてそれぞれ、Vの値と比較し、いずれが一方の値
がVよりも大きければ、すなわち、
【0119】
【数1】505[recNo]−5g1 > V または、 505[recNo]−5g2 > V が成立すれば、ステップ1204に進み、成立しなけれ
ばステップ1205に進む(ステップ1204)。
【0120】ステップ1205では、分割フラグ505
[recNo]−5jに「1」をセットする。すなわ
ち、利用者が要求する抽象度の値より大きい重みを持つ
論理素子が端点に存在する場合に、このパスレコードに
対応するパスが分割されるようにして、出力される仕様
書のレベルを低いものにする。
【0121】最後に、パスレコードデータ505のre
cNoに対応するレコードの次のレコードがあるかどう
かを検査し、もしあればステップ1203にもどる。
【0122】このようにして、ステップ1203〜12
05の処理を、パスレコードファイルの全てのレコード
について施す。
【0123】もし、次のレコードがなければ、処理を終
了する。
【0124】(6)分割した区間に含まれる論理素子を
抽象論理素子に変換するステップ130の詳細 次に、図39を用いて分割した区間に含まれる論理素子
を抽象論理素子に変換するステップ130を、より詳細
に説明しよう。図39は、分割した区間に含まれる論理
素子を抽象論理素子に変換するステップ130を示すデ
ィテールフローチャートである。
【0125】このステップは、ステップ120で設定さ
れた分割点に従って、かつ、図19に示される抽象素子
変換規則データ503を参照して、下位仕様の論理素子
を上位素子の抽象論理素子に置き換えていくステップで
あり、その結果、図504に示される上位仕様データ5
01を生成するステップである。
【0126】先ず、変数「recNo」の値に「1」を
セットし、複数のデータを保持する配列、「workI
D」と「workMem」のデータをクリアする(ステ
ップ1301)。
【0127】次に、変数「pasRecNo」に論理素
子接続データファイル44の論理素子レコードファイル
504のレコードrecNoの次パスレコードNo.5
04[recNo]−5iを複写する(ステップ130
2)。
【0128】次に、論理素子接続データファイル44の
パスレコードファイル505のレコードpasRecN
oの分割フラグの値
【0129】
【数2】505[pasRecNo]−5j = 1 が成立するかどうかを検査し、成立すればステップ13
04に進み、成立しなければステップ1306に進む
(ステップ1303)。すなわち、pasRecNoの
パスで論理素子間の分割をしない場合は、ステップ13
06に進む。
【0130】数2が成立しているときには、workI
Dに保持する論理素子ID、すなわち、分割点間の区間
に含まれる論理素子を抽象論理素子に変換し、この結果
から上位仕様データ500を生成する(ステップ130
4)。
【0131】次に、workIDおよびworkMem
の内容をクリアする(ステップ1305)。
【0132】そして、数2が成立しないときには、wo
rkIDの末尾に、論理素子レコードファイル504の
レコードrecNoの論理素子ID504[recN
o]−5bの値を追加する(ステップ1306)。
【0133】次に、workMemの末尾に、下位仕様
ファイル31の下位仕様データ501のレコードrec
Noの参照メモリ番地501[recNo]−5cの値
を追加する(ステップ1307)。
【0134】次に、recNoにパスレコードファイル
504のレコードpasRecNoの第2端点.レコー
ドNo.505−5b2[pasRecNo]の値をコ
ピーする(ステップ1308)。
【0135】次に、pasRecNoに論理素子レコー
ドファイル505のレコードrecNoの次パスレコー
ドNo.504−5i[pasRecNo]の値をコピ
ーする(ステップ1309)。
【0136】次に、ステップ1310では、
【0137】
【数3】pasRecNo > 0 が成立するかどうかを検査し、成立すれば、すなわち、
recNoの論理素子の次の接続する論理素子があれ
ば、ステップ1302に戻る。成立しなければ、ステッ
プ1311で論理素子レコードのrecNoの次のレコ
ードがあるかどうかを検査する。
【0138】もし、次のレコードがあれば、ステップ1
312に進む。なければ処理を終了する(ステップ13
12)。
【0139】ステップ1312では、recNoの値に
「1」を加え、workIDおよびworkMemの内
容をクリアする。
【0140】(7)抽象論理素子に変換し上位仕様ファ
イルに書きこむステップ1304の詳細 次に、図40を用いて抽象論理素子に変換し上位仕様フ
ァイルに書きこむステップ1304を、より詳細に説明
しよう。図40は、抽象論理素子に変換し上位仕様ファ
イルに書きこむステップ1304を示すディテールフロ
ーチャートである。
【0141】先ず、変数「ruleNo」に値「1」を
セットする(ステップ1351)。
【0142】次に、分割区間内に含まれる論理素子の論
理素子IDの組み合わせと、抽象論理素子変換規則ファ
イル43に保持する抽象論理素子変換規則データ503
の論理素子ID503[ruleNo]−5b1の値と
を比較する(ステップ1352)。そして、ステップ1
352の結果を検査し、もし、一致していればステップ
1354に進み、一致していなければ、ステップ135
5に進む(ステップ1353)。
【0143】ステップ1355では、抽象論理素子変換
規則データ503のruleNoの次のレコードが存在
するかどうかを検査する。そして、もし次のレコードが
あれば、ステップ1356に進み、なければ、ステップ
1357に進む(ステップ1355)。
【0144】ステップ1356では、変数「ruleN
o」の値に「1」を加えたものを再びruleNoにセ
ットし、ステップ1352に戻る。すなわち、分割区間
内に含まれる論理素子の論理素子IDの組み合わせと、
抽象論理素子変換規則ファイル43に保持する抽象論理
素子変換規則データ503の論理素子ID503[ru
leNo]−5b1の値が一致するか、または、抽象論
理素子変換規則503のデータの末尾に達するまでステ
ップ1352〜1355の処理を繰り返す。
【0145】さて、ステップ1353で分割区間内に含
まれる論理素子の論理素子IDの組み合わせと、抽象論
理素子変換規則ファイル43に保持する抽象論理素子変
換規則503の論理素子ID503[ruleNo]−
5b1の値が一致すると判定した場合、変数「newI
D」に抽象論理素子ID503[ruleNo]−5b
2の値をセットする(ステップ1354)。
【0146】また、ステップ1355で、ruleNo
の次のレコードがないと判定した場合、すなわち、分割
区間内に含まれる論理素子の論理素子IDの組み合わせ
と、抽象論理素子変換規則データ503の論理素子5b
1の値に一致するものがなかった場合、ステップ135
7で、変数「newID」にデフォルトの抽象論理素子
の論理素子IDとして、「ID99」をセットする。
【0147】以上のステップ1351〜1357の処理
の結果として分割区間内に含まれる論理素子の論理素子
IDの組み合わせに対応する、抽象論理素子の論理素子
IDが変数「newId」にセットできる。
【0148】次に、ステップ1358〜1363の処理
で上位仕様データ500のレコードを生成し、上位仕様
ファイル32に書き込む。
【0149】上位仕様ファイル32のデータである上位
仕様データ500のフォーマットは、下位仕様ファイル
31の下位仕様データ501のフォーマットと同じであ
る。
【0150】次に、変数「oldRec」の値として、
上位仕様ファイル32の末尾のレコードのレコードN
o.の値5aをセットする(ステップ1358)。
【0151】次に、変数「newRec」の値としてo
ldRec+1の値をセットする(ステップ135
9)。
【0152】次に、上位仕様データ500のoldRe
cのレコードの次素子レコード5dのカラムの値とし
て、newRecの値をセットする(ステップ136
0)。
【0153】次に、上位仕様データ500のnewRe
cのレコードの論理素子ID5bのカラムの値として、
newIDの値をセットする(ステップ1361)。
【0154】次に、上位仕様データ500のnewRe
cのレコードの参照メモリ番地5cのカラムの値とし
て、workMemの値をセットする(ステップ136
2)。
【0155】次に、上位仕様データ500のnewRe
cのレコードの次素子レコード5dのカラムの値とし
て、「−1」をセットする(ステップ1363)。
【0156】以上のステップ1358〜1363の処理
で上位仕様データ500のレコードが生成できる。
【0157】(IV)具体的データへの適用 次に、図16ないし図23、図34を用いて本実施例に
係る仕様書作成方法を具体的なデータに適用した場合に
ついて説明する。図22は、本発明の第一の実施例に係
る値設定後のパスレコードデータを表す模式図である。
図23は、既に述べた様に、本発明の第一の実施例に係
る上位仕様データ500を表す模式図である。図34の
ステップ110で入力されたV1の値は、5だったとす
る。
【0158】また、既に説明したように、下位仕様デー
タ501には、図16のデータが設定されているものと
する。同様に、論理素子詳細データ502aには、図1
7のデータが、抽象論理素子関連データ502bには、
図18のデータが設定されているものとする。さらに、
これらの論理素子と抽象論理素子の間には、図19に示
すような抽象論理素子変換規則データ503が設定され
ているものとする。
【0159】これらのデータを基にして、ステップ11
0の処理を実行すると、図20の論理素子レコードデー
タ504と図21のパスレコードデータ505が論理素
子間データ解析機能12により生成される。
【0160】次に、ステップ120を実行すると、図2
1の分割フラグには、図22に示すように値が設定され
る。
【0161】そして、ステップ130を実行した生成結
果が、図23に示される上位仕様データ500である。
【0162】最終的には、この上位仕様データ500と
表示データから、表示装置55に図6に示したような上
位の仕様書が表示されることになる。このbi(i=
1,…,6)の各々の論理素子が上位仕様データ500
のレコードNoがiのレコードに対応している。また、
図では示していないが、仕様書を印刷装置からプリント
することも可能である。
【0163】(V)本実施例の特徴 以上説明したように、本実施例に係る仕様書作成方法お
よび装置によれば、論理素子を定義するデータに、その
論理素子の重み(重要度)のデータ(Vg1)を保持し
て、利用者が要求する抽象度(Vl)を入力させて、そ
れに応じた上位の仕様書を自動的に生成し、それを表示
装置に表示することが可能である。
【0164】したがって、利用者が、既存のソフトウェ
アの処理の内容の理解が容易となる。すなわち、本実施
例によれば、利用者が、既存のソフトウェアを再利用し
ようとする場合に、ソフトウェアの全体の処理の流れ、
詳細の処理の内容など様々な段階での処理の内容を示す
仕様書が生成可能であり、この仕様書を用いることによ
り、ソフトウェアを別の目的用に変更する際の、変更箇
所や変更による影響の波及箇所などを利用者が容易に理
解することができる。
【0165】〔実施例2〕以下、本発明に係る第二の実
施例を、図3、図7および図8、図24および図25を
用いて説明する。上述の本発明に係る第一の実施例で
は、目的とする上流工程のソフトウェアの生産物は、設
計工程のレベルつまり段階に関係する抽象化パラメータ
(以下、レベル値(Vl)と記す)をユーザに入力さ
せ、それに対応する仕様書を生成した。
【0166】これに対して、本実施例では、上位レベル
の仕様書を表示、印刷する場合を想定し、利用者に印刷
する用紙の大きさや、その枚数に関係するパラメータ
(以下、サイズ値(Vs)と記す)を入力させ、出力し
ようとする上位レベルの仕様書を生成して、表示、印刷
する際に、そのパラメータを満足して表示、印刷できる
か、否かを判定する。そして、利用者の入力したパラメ
ータに適合しないときは、レベル値(Vl)を変更し
て、上位レベルの仕様書のデータ再生成することによっ
て、利用者が要求するサイズ値(Vs)に適合する上位
レベルの仕様書の自動生成を実現するものである。
【0167】(I)仕様書作成装置の入力と出力 先ず、図7および図8を用いて本発明の第二の実施例に
係る仕様書作成装置の入力と出力について説明する。図
7は、パラメータ設定画面に用紙サイズと枚数を入力し
ているところを表す図である。図8は、本発明の第二の
実施例に係る仕様書作成装置の出力となる上位仕様書を
示す図である。
【0168】本実施例でも、入力となる下位仕様書は、
第一の実施例と同様に図5に示される仕様書であるとす
る。また、利用者が要求する抽象度のレベル値V1も、
第一の実施例と同様に、5としよう。
【0169】本実施例では、図7に示すように、表示装
置55に表示されるパラメータ設定画面62から、入力
領域62aに用紙サイズを、入力領域62bに枚数を入
力する。ここで、用紙サイズとは、出力となる上位仕様
書を表示、印刷する出力媒体(主に紙を想定している)
を規定するサイズであり、枚数とは、その出力媒体を出
力する枚数である。
【0170】図7では、入力領域62aに「A4」を、
用紙の枚数として「1」を入力して、上位仕様書をA4
サイズ(日本工業規格A列4番)、1枚で出力すること
を示している。
【0171】図8は、この値に従って出力され上位仕様
書を模式的に表したものであり、中央の二つのブロック
が圧縮されて一つになっていることが理解される。
【0172】(II)仕様書作成装置のシステム構成と仕
様書作成のためのデータ構造 次に、図3を用いて本発明の第二の実施例に係る仕様書
作成装置のシステム構成と仕様書作成のためのデータ構
造について説明する。図3は、本発明の第二の実施例に
係る仕様書作成装置の機能ブロックとデータファイルの
模式図である。
【0173】本実施例は、第一の実施例に対して、抽象
化結果評価機能16と、サイズ値要求抽象度変更機能1
7がつけ加えられたものである。
【0174】抽象化結果評価機能16は、出力される仕
様書のデータを評価し、そのサイズ値を求め、利用者が
要求するサイズ値に適合するかどうかを判定するもので
ある。
【0175】要求抽象度変更機能17は、サイズ値(V
s)が利用者が要求する様にレベル値(Vl)を変更す
るものである。
【0176】それ以外のシステム構成とデータ構造は、
第一の実施例と同じである。
【0177】(III)仕様書作成方法の処理手順 次に、図24および図25、図41を用いて本発明の第
二の実施例に係る仕様書作成方法の処理手順について説
明する。本実施例では、実施例1と相違する処理の部分
を中心に、実施例1と同様の図16に示す下位仕様デー
タ501に対する処理を例として、具体的な数値に基づ
いて説明しよう。
【0178】図24は、本発明の第二の実施例に係るパ
スレコードデータ505を表す模式図である。図25
は、本発明の第二の実施例に係る上位仕様データ500
を表す模式図である。図41は、本発明の第二の実施例
に係る仕様書作成方法の処理手順の概要を示すゼネラル
フローチャートである。
【0179】このフローチャートは、図34のフローチ
ャートに対して、ステップ150,160,170をつ
け加えたものである。
【0180】また、本実施例では、ステップ100にお
いて、第一の実施例でもおこなった利用者が要求する抽
象度のレベル値の「Vl」に加えて、入力データ編集機
能11が、利用者が入力する前記サイズ値「Vs」を抽
象化パラメータデータファイル41に書き込む。
【0181】入力は、前述の如くパラメータ設定画面か
らおこなわれたものとする。この場合、入力データ編集
機能11は、「A4」用紙の有効長さである26(c
m)に用紙の枚数1(枚)を乗じた値、すなわち、26
をサイズ値Vsとして抽象化パラメータデータファイル
41に書き込む。すなわち、Vsは、利用者が仕様書作
成のために使おうとしている面積と考えることができ、
この場合は、利用者は、A4サイズ、1枚以内に仕様書
を収めたい考えていることを意味する。
【0182】さらに、本実施例では、入力データ編集機
能11は、レベル値として予め初期値として設定される
値「5」をVlとして抽象化パラメータデータファイル
41に書き込む。
【0183】本実施例では、抽象化パラメータデータフ
ァイル41のレベル値がVl=5であることから、ステ
ップ110からステップ140までは、第1の実施例と
同じように処理が実行される。すなわち、ステップ13
0の結果として抽象素子変換機能14が生成し上位仕様
ファイル32に書き込む上位仕様データ501は、図1
6に示された値を持っている。
【0184】次に、抽象化結果評価機能16が、上位仕
様ファイル32から、ステップ140で生成した上位仕
様の表示装置への表示用データを読み取り、このデータ
から表示のために要する長さを計算する(ステップ15
0)。
【0185】ここで、本実施例では、予め各論理素子の
表示に要する長さは、「6cm」でと設定しているもの
とする。このとき、図23に示される上位仕様データ5
01に6個の論理素子が存在することから、表示に要す
る長さが、Vs´=6cm×5=30cmであることが
計算される。さらに、抽象化結果評価機能16が、抽象
化パラメータデータファイル41から要求サイズ値Vs
を読み込み、Vs´の計算結果と比較する。つまり、
Vs>Vs´ が成立するかどうかを評価する。本実施
例では、Vs=26であったので、Vs´=30である
ことから、 Vs>Vs’ が成立しないと判定され
る。すなわち、レベル値の設定値が初期値「5」の仕様
の生成結果は、利用者が要求する用紙サイズ(A4用紙
1枚を)満足しないと判定されるわけである。
【0186】さて、この処理としては、Vs>Vs´が
成立した場合、処理を終了し、Vs>Vs’が成立しな
かった場合、ステップ170に進む(ステップ15
0)。
【0187】ステップ170では、仕様の生成結果が要
求サイズ値Vsを満足するようにレベル値Vlを再設定
する。すなわち、要求抽象度変更機能17が、抽象化パ
ラメータデータファイル41からレベル値Vlを読み取
り、その値に「1」を加えた値を再び抽象化パラメータ
データファイル41に書き込む。本実施例の説明に用い
ている例題の場合、Vlに「5」から「1」を加えた
値、すなわち、「6」をセットして抽象化パラメータデ
ータファイル41に書き込む。
【0188】以上のステップ110〜170の処理を、
ステップ150でVs>Vs´が成立するまで、すなわ
ち、利用者が要求するサイズとなるまで繰り返す。
【0189】本実施例では、Vlの値が「6」の時の、
パスレコードの生成結果は、図24のパスレコードデー
タ505に示されるようになる。表9では、Vl値が
「6」であることから、「レコードNo.」が「5」で
あるパスの分割フラグが「1」から「0」に変わってい
る。この時の、上位仕様の生成結果は、図25の上位仕
様データ501のようになり、論理素子の数が4個であ
ることからVs´=24となり、Vs>Vs´が成立し
処理が終了する。
【0190】(IV)本実施例の特徴 以上に説明したように、本実施例による仕様書作成装置
によれば、仕様書のサイズに関するパラメータについ
て、利用者が要求する値と、仕様の自動生成結果のそれ
とを比較し、利用者の要求に一致するように、設計工程
のレベルに関するパラメータを調整して仕様を再生成す
ることにより、利用者が要求する仕様書のサイズに応じ
た上位仕様書を自動的に生成することが、可能になるの
で印刷時で使える用紙サイズと枚数が限られているとき
には特に便利である。
【0191】〔実施例3〕以下、本発明に係る第三の実
施例を、図4、図9ないし図15、図26ないし図33
を用いて説明する。第一の実施例では、予め論理素子の
種類ごとにその論理素子の重要度に関係する値を定め、
これを利用して利用者が要求する設計工程のレベルの上
位仕様を生成していた。そのため、同一種類の論理素子
で処理の課程で取り扱うデータの重要度(以下、Vg1
と記す)が相違しても、同じように扱われていた。
【0192】ところが、あるデータを入力とし、演算し
た結果を出力するタイプの論理素子が2個下位工程の仕
様の中に含まれていたとする。そのときに、一方の論理
素子の演算結果は、そのソフトウェアによる処理の中間
的な結果であり、これが設計者にとって意味があるが、
他方の論理素子の演算結果は、単なる作業用のデータで
ある場合がある。すなわち、一方の演算結果は、利用者
にとってそれを知ることにより、仕様の理解が容易にな
るが、他方は、それを知ってもさして意味が無い場合が
ある。
【0193】本実施例では、このような同一の種類の論
理素子を、その論理素子が参照/更新するデータの属性
を利用してさらに詳細に論理素子間の重みを設定し、こ
の詳細な重みにより論理素子間の分割点の判定をおこな
うようにする。具体的には、設計者は、長さの次元を持
つデータは、結果を知りたいが、電圧に関するデータ
は、あまり関心がない場合を想定すればよい。
【0194】これにより、さらに利用者が理解容易な上
位工程の仕様書を自動生成し、利用者の作業効率を向上
するようにする。また、本実施例は、論理素子の定義
や、抽象論理素子変換規則を編集するステップを持つこ
とにより、利用者の操作性を向上させるようにする。
【0195】(I)仕様書作成装置の入力と出力 先ず、図9ないし図15を用いて本発明の第三の実施例
に係る仕様書作成装置の入力と出力について説明する。
図9は、本発明の第三の実施例に係る仕様書作成装置の
入力となる下位仕様書を示す図である。図10は、論理
素子重み設定画面に重み値を入力しているところを表す
図である。図11は、抽象論理素子登録画面で、論理素
子と抽象論理素子の関連を登録しているところを表す図
である。図12は、データ次元定義画面にデータ次元と
重みとを入力しているところを表す図である。図13
は、データ次元登録画面にメモリ番地とデータ名称とデ
ータ次元とを入力しているところを表す図である。図1
4は、データ次元変換規則登録画面に論理素子と第1デ
ータ次元と第2データ次元と結果データ次元と入力して
いるところを表す図である。図15は、本発明の第三の
実施例に係る仕様書作成装置の出力となる上位仕様書を
示す図である。
【0196】本実施例の入力となる下位仕様書は、図9
に示すような論理素子の組合せからなるものとする。そ
して、図15に示される上位仕様書を作成する。この仕
様書では、論理素子の出力にデータの次元が表示されて
いる。
【0197】次に、利用者は、論理素子のデータ次元に
関する情報を入力する。これらのデータは、以下のよう
に、表示装置55に画面が表示され、データ入力後は、
入力データ編集機能11によって、論理素子定義ファイ
ル42に書き込まれる。
【0198】図10に示される論理素子重み設定画面で
は、利用者が、それぞれの論理素子の重みの値(Vg
1)(これは、図17に示す502a−5gに反映され
る)の設定をおこなう。
【0199】図11に示される抽象論理素子登録画面で
は、利用者が、論理素子(図19のの503−5b1に
該当)と抽象論理素子(図19の503−5b2に該
当)の対の設定をおこなう。入力されると図18のそれ
ぞれの形状502−5eのデータを利用して論理素子の
形状の表示が画面におこなわれる。入力されると、入力
データ編集機能11が、抽象論理素子変換規則ファイル
43の抽象論理素子変換データに入力データを書き込
む。
【0200】図12に示されるデータ次元定義画面で
は、利用者が、データ次元に対する重み(Vg2)の値
を設定する。図では、データ次元「mm」に対し、重み
「10」であることを設定している。入力されると、入
力データ編集機能11が、データ次元定義ファイル46
のデータに書き込む。
【0201】図13に示されるデータ次元登録画面で
は、利用者が、メモリ番地「M100」、データ名称、
データ次元を設定する。図では、論理素子は、メモリ番
地「M100」に関連情報を有しており、そのデータ名
称が「速度指令」で、そのデータの次元が「digi
t」であることを設定している。入力されると、入力デ
ータ編集機能11が、下位仕様ファイル31のデータ辞
書510に入力データを書き込む。
【0202】図14に示されるデータ次元変換規則登録
画面では、利用者が、それぞれのについて、第1データ
次元と第2データ次元とを演算したときの結果データ次
元を設定する。図では、論理素子IDが「ID3」の論
理素子について、第1データ次元が「digit」で、
第2データ次元が「cm/digit」であるときに結
果データ次元が「cm」になることを設定している。入
力されると、入力データ編集機能11が、入力データを
データ次元変換規則ファイル45に書き込む。
【0203】この様に、データ次元の変換規則を入力す
ることにより、二つ以上のデータ次元から一つのデータ
次元を合成することができるようになる。
【0204】図では特に示さなかったが、本実施例は、
さらに、利用者の要求に応じ、下位仕様ファイル31の
データを表示装置55に表示し、この下位仕様に対し利
用者が入力した仕様の修正結果を下位仕様ファイル31
に書き込むこともできる。
【0205】(II)仕様書作成装置のシステム構成と仕
様書作成のためのデータ構造 次に、図4、図26ないし図29を用いて本発明の第三
の実施例に係る仕様書作成装置のシステム構成と仕様書
作成のためのデータ構造とについて説明する。図4は、
本発明の第三の実施例に係る仕様書作成装置の機能ブロ
ックとデータファイルの模式図である。図26は、本発
明の第三の実施例に係る下位仕様データ501を表す模
式図である。図27は、データ辞書情報510を表す模
式図である。図28は、データ次元変換規則データ51
1を表す模式図である。図29は、データ次元定義デー
タ512を表す模式図である。本実施例では、第一の実
施例に対し、機能ブロックとして、データ次元解析機能
18が、データファイルとして、データ次元変換規則フ
ァイル45とデータ次元定義ファイル46とがつけ加わ
っている。
【0206】ここで、データ次元解析機能18は、仕様
書に含まれる論理素子により、値が参照/更新されるデ
ータの次元の属性を、上位仕様書の論理素子に表示され
る次元に変換する機能である。データ次元変換規則ファ
イル45は、論理素子の種類毎の、処理の前と後のデー
タの次元の組み合わせの情報を保持する。データ次元定
義ファイル46は、データの次元毎のデータの重要度に
関係する値(Vg2)の組み合わせの情報を保持する。
【0207】本実施例の下位仕様書は、図26のような
仕様データとして内部でデータを保持する。このデータ
の記述方式は第一の実施例と同じである。
【0208】さらに、本実施例では、システムに入力さ
れる仕様データとして、上記の論理素子の構成データ以
外に、図27に示されるような対象とするソフトウェア
の処理の課程で値の参照や更新をおこなうデータ毎の属
性情報を保持するデータ辞書情報510がある。このデ
ータ辞書情報510は、ソフトウェアで利用する情報
が記憶されているメモリの番地6a、データの名称6
b、データの次元6cの値とを保持する。例えば、図
27に示されるデータ辞書情報において、表12の第1
番目のレコードは、関連情報がメモリ番地が「M10」
の所にあり、データが「速度信号」の値を意味してい
て、そのデータの次元は、「m/mim」であることを
示している。
【0209】このデータ辞書情報は、下位仕様書データ
501と同じ、下位仕様ファイル31に保持される。
【0210】図28に示されるデータ次元変換規則デー
タ511a,511bは、データ次元変換規則ファイル
45に保持されている。このデータ次元変換規則データ
511a,511bは、論理素子の処理で参照する第
1のデータの次元6c−1、その処理で参照する第2
のデータの次元6c−2、その処理の結果生成される
データが持つ結果データ次元6c−3の組み合わせで構
成される。すなわち、それぞれの論理素子について、第
1データ次元と第2データ次元の組合せごとに結果デー
タ次元を保持するのである。
【0211】この内で、データ511aは、二つのデー
タの乗算した結果を求める論理素子、すなわち、図26
に示した「ID3」の論理素子IDを持つ論理素子に対
するデータ次元変換規則である。これは、「m/mi
n」の次元を持つデータと「mm/m」の次元を持つデ
ータの乗算をした結果得られるデータは、「mm/mi
n」の次元を持つことを示している。また、511bの
データのNo.1は、図26に示した「ID4」の論理
素子に対するデータ次元変換規則である。さらに、51
1bのデータのNo.2は、二つのデータの除算した結
果を求める論理素子、つまり、図26に示した「ID
4」の論理素子IDを持つ論理素子に対するデータ次元
変換規則である。
【0212】図29に示されるデータ次元定義データ5
12は、データ次元定義ファイル45に保持される。デ
ータ次元定義データ512は、データ次元6c、そ
のデータ次元毎の設計工程に関係する重み(Vg2)6
dの値で構成される。
【0213】(III)仕様書作成方法の処理手順 次に、図30ないし図33、図42を用いて本発明の第
三の実施例に係る仕様書作成方法の処理手順を説明す
る。図30は、本発明の第三の実施例に係る値設定後の
論理素子レコードデータ504を表す模式図である。図
31は、本発明の第三の実施例に係る値設定後のパスレ
コードデータ515を表す模式図である。図32は、本
発明の第三の実施例に係る分割フラグ設定後のパスレコ
ードデータ515を表す模式図である。図33は、本発
明の第三の実施例に係る上位仕様データ500を表す模
式図である。図42は、本発明の第三の実施例に係る仕
様書作成方法の処理手順を示すゼネラルフローチャート
である。
【0214】以下、本実施例では、第一の実施例と相違
する部分を中心に、(I)で説明した入力がおこなわれ
たものとして具体的に説明する。
【0215】本実施例の処理の流れを示すフローチャー
トは、図34で示した第一の実施例のフローチャートに
対しステップ180,190をつけ加えたものである。
【0216】先ず、利用者は、(I)で説明したような
論理素子、そのデータ次元に関する情報を入力する。入
力データ編集機能11は、入力があると、それぞれ対応
するデータファイル31,41〜43,45,46の所
定の形式でデータを書き込む(ステップ180)。
【0217】次に、論理素子間データ関係解析機能12
が、論理素子接続データファイル44に書き込む論理素
子レコードデータ504とパスレコードデータ515に
値を設定する(ステップ110)。値を設定されたの
が、図30と図31に示されている例である。本実施例
のデータの形式は、第一の実施例のパスレコードデータ
515に、データ属性の「次元」6dとデータ属性の
「重み」5g3のカラムが加わったものである。それら
以外のデータの処理は、第一の実施例と同様である。
【0218】次に、データ次元解析機能18が、仕様書
中にある各論理素子の処理の結果、更新されるデータの
次元を解析し、この結果を図31のパスレコードデータ
515の、データ属性の「次元」6dにセットし、か
つ、データ属性の「重み」5g3のデータをセットする
(ステップ190)。
【0219】すなわち、データ次元解析機能18が、論
理素子レコードファイル504に登録されている論理素
子について、その論理素子の前に接続する論理素子の処
理の結果更新されるデータの次元(次元A)と、その論
理素子が参照するメモリの番地のデータの次元(次元
B)の組み合わせに適合する結果データ次元(次元C)
を作成する。具体的には、結果データ次元変換規則ファ
イル45に保持するデータ次元変換規則511から選択
し、この次元Cをパスレコードファイル515のデータ
属性.次元515−6dにセットする。また、データ次
元解析機能18は、次元Cに対応する重み(Vg2)を
データ次元定義ファイル46から検索し、この値があれ
ばそれを、パスレコードファイル515のデータ属性.
重み515−5g3にセットする。もし、次元Cに対応
する重みの値がデータ次元定義ファイル46になけれ
ば、データ次元解析機能18は、次元Cに対応する重み
のデフォルト値として「0」をパスレコードファイル5
15のデータ属性.重み515−5g3にセットする。
【0220】以上は、データ次元に関する処理であった
が、データ次元解析機能18は、論理素子の処理がメモ
リに対するデータの更新処理である場合には、下位仕様
ファイル31のデータ辞書510の対応するメモリ番地
510−6aのデータのデータ次元510−6cの値を
次元Cに書き替える。
【0221】ここで、前記次元Aは、パスレコードファ
イル515で、それぞれの論理素子の前に接続する論理
素子とのパスのレコードのデータ属性.次元515−6
d値であり、また、次元Bは、下位仕様ファイル31の
データ辞書510を参照し得ることができる。
【0222】以上のステップ190の処理により、仕様
書の処理中で論理素子によって、参照/更新されるデー
タ次元およびその重みが設定できる。
【0223】次に、ステップ120で論理素子間分割点
判定機能が、論理素子接続データファイル44のパスレ
コードファイル515を参照し論理素子間の分割点を設
定する。すなわち、この処理によって、図32に示され
るようにパスレコードファイルに分割フラグが設定され
る。この処理は、第一の実施例の図38のフローチャー
トで、パスレコードファイルが505から515にかわ
り、ステップ1203の判定処理に、
【0224】
【数4】データ属性.重み(515−5g3) > V の判定がつけ加わる。それ以外の処理は、第一の実施例
1と同じである。
【0225】また、図34のステップ130,140に
ついても、処理の内容は実施例1と同一である。
【0226】この処理によって、図32に示されるよう
にパスレコードファイルに分割フラグが設定される。
【0227】以上の処理の結果生成された図33の上位
仕様データ500が上位仕様ファイル32に書き込まれ
る。
【0228】(IV)本実施例の特徴 以上説明したように、本実施例に係る仕様書作成装置に
よれば、仕様書中にある論理素子の処理の課程で取り扱
うデータの重要度が相違する場合、それぞれのデータの
次元に応じた重み付けを施す。すなわち、その論理素子
が参照/更新するデータの属性を利用して、さらに詳細
に論理素子間の重みを設定し、この詳細な重みにより論
理素子間の分割点の判定をおこなうことにより、さらに
利用者のデータを知りたいというニーズにそった上位工
程の仕様書を自動生成することができ、利用者の作業効
率を向上することができる。また、本実施例によれば、
論理素子の定義や、抽象論理素子変換規則を編集するス
テップを持つことにより、利用者の操作性を向上させる
ことが可能である。
【0229】
【発明の効果】本発明によれば、下流工程のソフトウェ
ア仕様書から上流工程の仕様書を生成する際に、上位仕
様書の記述内容のレベルを細かく指定することが可能
で、利用者のニーズにあった仕様書作成方法を提供する
ことができる。
【0230】また本発明によれば、生成された仕様書を
印刷する際に、用紙のサイズと調和するレイアウトを持
った上流工程の仕様書を生成可能な仕様書作成方法を提
供することができる。
【0231】さらに本発明によれば、各処理の出力する
データの重要性に着目し、重要なデータを上流工程の処
理でどのように処理されているかを確かめることのでき
る仕様書作成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係るソフトウェアの設
計支援装置の機能ブロックとデータファイルの模式図で
ある。
【図2】本発明の第一の実施例に係るソフトウェアの設
計支援装置のハードウェア構成を示す模式図である。
【図3】本発明の第二の実施例に係る仕様書作成装置の
機能ブロックとデータファイルの模式図である。
【図4】本発明の第三の実施例に係る仕様書作成装置の
機能ブロックとデータファイルの模式図である。
【図5】本発明の第一の実施例に係る仕様書作成装置の
入力となる下位仕様書を示す図である。
【図6】本発明の第一の実施例に係る仕様書作成装置の
出力となる上位仕様書を示す図である。
【図7】パラメータ設定画面に用紙サイズと枚数を入力
しているところを表す図である。
【図8】本発明の第二の実施例に係る仕様書作成装置の
出力となる上位仕様書を示す図である。
【図9】本発明の第三の実施例に係る仕様書作成装置の
入力となる下位仕様書を示す図である。
【図10】論理素子重み設定画面に重み値を入力してい
るところを表す図である。
【図11】抽象論理素子登録画面で、論理素子と抽象論
理素子の関連を登録しているところを表す図である。
【図12】データ次元定義画面にデータ次元と重みとを
入力しているところを表す図である。
【図13】データ次元登録画面にメモリ番地とデータ名
称とデータ次元とを入力しているところを表す図であ
る。
【図14】データ次元変換規則登録画面に論理素子と第
1データ次元と第2データ次元と結果データ次元と入力
しているところを表す図である。
【図15】本発明の第三の実施例に係る仕様書作成装置
出力となる上位仕様書を示す図である。
【図16】下位仕様データ501を表す模式図である。
【図17】論理素子詳細データ502aを表す模式図で
ある。
【図18】抽象論理素子関連データ502bを表す模式
図である。
【図19】抽象論理素子変換規則データ503を表す模
式図である。
【図20】論理素子レコードデータ504を表す模式図
である。
【図21】本発明の第一の実施例に係るパスレコードデ
ータ505を表す模式図である。
【図22】本発明の第一の実施例に係る値設定後のパス
レコードデータを表す模式図である。
【図23】本発明の第一の実施例に係る上位仕様データ
500を表す模式図である。
【図24】本発明の第二の実施例に係るパスレコードデ
ータ505を表す模式図である。
【図25】本発明の第二の実施例に係る上位仕様データ
500を表す模式図である。
【図26】本発明の第三の実施例に係る下位仕様データ
501を表す模式図である。
【図27】データ辞書情報510を表す模式図である。
【図28】データ次元変換規則データ511を表す模式
図である。
【図29】データ次元定義データ512を表す模式図で
ある。
【図30】本発明の第三の実施例に係る値設定後の論理
素子レコードデータ504を表す模式図である。
【図31】本発明の第三の実施例に係る値設定後のパス
レコードデータ515を表す模式図である。
【図32】本発明の第三の実施例に係る分割フラグ設定
後のパスレコードデータ515を表す模式図である。
【図33】本発明の第三の実施例に係る上位仕様データ
500を表す模式図である。
【図34】本発明の第一の実施例に係る仕様書作成方法
の処理手順の概要を示すゼネラルフローチャートであ
る。
【図35】下位仕様書中の論理素子のデータを解析する
ステップ110の処理手順を示すディテールフローチャ
ートである。
【図36】次論理素子関係を解析するステップ111の
処理手順を示すディテールフローチャートである。
【図37】参照メモリを解析するステップ115を示す
ディテールフローチャートである。
【図38】論理素子間パス分割点を選択するステップ1
20を示すディテールフローチャートである。
【図39】分割した区間に含まれる論理素子を抽象論理
素子に変換するステップ130を示すディテールフロー
チャートである。
【図40】抽象論理素子に変換しファイルに書きこむス
テップ1304を示すディテールフローチャートであ
る。
【図41】本発明の第二の実施例に係る仕様書作成方法
の処理手順の概要を示すゼネラルフローチャートであ
る。
【図42】本発明の第三の実施例に係る仕様書作成方法
の処理手順を示すゼネラルフローチャートである。
【符号の説明】
1…仕様書、2…論理素子、3…参照メモリ番地、4…
パス、5…データファイルカラム、11〜18…機能ブ
ロック、31、32、41〜46…データファイル、5
1…CPU、52…メモリ、53…外部記憶装置、54
…入力装置、55…表示装置、100、110、11
1、115、120、130、140、1111〜11
24、1151〜1161、1201〜1205、13
01〜1312、1351〜1363…処理ステップ、
500〜515…各データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮坂 義輝 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社日立製作所大みか工場内 (56)参考文献 特開 平1−237726(JP,A) 更科克幸,”仕様の段階的詳細化とグ ラフ表現に基づく統合型記述支援”,電 子情報通信学会技術研究報告(SSE93 −61),(1993),Vol.93,No. 256,pp.139−144 関本理佳,”プログラム理解のための 仕様記述の分析”,電子情報通信学会技 術研究報告(KBSE94−9), (1994),Vol.94,No.61,p p.25−32 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 - 9/44 G06F 17/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある処理単位を記述する複数の論理素子
    とそれらの接続関係からなる系列によって一連の処理を
    示す下位仕様書に対し、前記複数の論理素子の一部を意
    味的に等価な一つの抽象論理素子に変換することによっ
    て、前記下位仕様書よりも論理素子の数が少ない上位仕
    様書を作成する仕様書作成方法において、 抽象論理素子に変換される論理素子は、利用者が上位仕
    様書に要求する抽象度に応じて決定されることを特徴と
    する仕様書作成方法。
  2. 【請求項2】 ある処理単位を記述する複数の論理素子
    とそれらの接続関係からなる系列によって一連の処理を
    示す下位仕様書に対し、前記複数の論理素子の一部を意
    味的に等価な一つの抽象論理素子に変換することによっ
    て、前記下位仕様書よりも論理素子の数が少ない上位仕
    様書を作成する仕様書作成方法において、 抽象論理素子に変換される論理素子は、利用者より与え
    られた上位仕様書の用紙サイズに応じて決定されること
    を特徴とする仕様書作成方法。
  3. 【請求項3】 ある処理単位を記述する複数の論理素子
    とそれらの接続関係からなる系列によって一連の処理を
    示す下位仕様書に対し、前記複数の論理素子の一部を意
    味的に等価な一つの抽象論理素子に変換することによっ
    て、前記下位仕様書よりも論理素子の数が少ない上位仕
    様書を作成する仕様書作成方法において、 前記下位仕様書の各論理素子には論理素子の重要度が予
    め設定されており、利用者から与えられた抽象度と前記
    重要度とに基づいて抽象論理素子に変換する論理素子を
    決定することを特徴とする仕様書作成方法。
  4. 【請求項4】 前記複数の論理素子の一部を意味的に等
    価な一つの抽象論理素子に変換することによって作成さ
    れる上位仕様書の大きさを求め、求められた前記上位仕
    様書の大きさが利用者から与えられた仕様書の用紙サイ
    ズよりも大きい場合には、前記上位仕様書の大きさが前
    記用紙サイズよりも小さくなるまで、前記抽象度を変更
    して論理素子から抽象論理素子への変換を繰り返すこと
    を特徴とする請求項3記載の仕様書作成方法。
  5. 【請求項5】 前記重要度は、利用者によって設定され
    ることを特徴とする請求項3及び4のいずれかに記載の
    仕様書作成方法。
  6. 【請求項6】 ある処理単位を記述する複数の論理素子
    とそれらの接続関係からなる系列によって一連の処理を
    示す下位仕様書に対し、前記複数の論理素子の一部を意
    味的に等価な一つの抽象論理素子に変換することによっ
    て、前記下位仕様書よりも論理素子の数が少ない上位仕
    様書を作成する仕様書作成方法において、 前記下位仕様書の論理素子に対してその論理素子におけ
    る処理の結果生成されるデータのデータ次元を設定し、
    利用者から与えられた抽象度と設定された前記データ次
    元とに基づいて抽象論理素子に変換する論理素子を決定
    することを特徴とする仕様書作成方法。
  7. 【請求項7】 論理素子で扱うデータのデータ次元と処
    理の結果生成されるデータのデータ次元との組合せが利
    用者によって予め与えられ、論理素子で扱うデータのデ
    ータ次元と前記組合せとに基づいて論理素子における処
    理の結果生成されるデータのデータ次元を設定すること
    を特徴とする請求項6記載の仕様書作成方法。
JP07049525A 1995-03-09 1995-03-09 仕様書作成方法 Expired - Fee Related JP3137865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07049525A JP3137865B2 (ja) 1995-03-09 1995-03-09 仕様書作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07049525A JP3137865B2 (ja) 1995-03-09 1995-03-09 仕様書作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08249169A JPH08249169A (ja) 1996-09-27
JP3137865B2 true JP3137865B2 (ja) 2001-02-26

Family

ID=12833567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07049525A Expired - Fee Related JP3137865B2 (ja) 1995-03-09 1995-03-09 仕様書作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137865B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9082104B2 (en) * 2007-02-02 2015-07-14 Alcatel Lucent Method and apparatus for managing system specifications

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
更科克幸,"仕様の段階的詳細化とグラフ表現に基づく統合型記述支援",電子情報通信学会技術研究報告(SSE93−61),(1993),Vol.93,No.256,pp.139−144
関本理佳,"プログラム理解のための仕様記述の分析",電子情報通信学会技術研究報告(KBSE94−9),(1994),Vol.94,No.61,pp.25−32

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08249169A (ja) 1996-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0640302B2 (ja) 図式・ソ−スプログラム自動生成方法
JPH03257671A (ja) 設計取り込みシステム
CN1755623A (zh) 在应用程序内创建和布局图形的方法、系统和计算机可读介质
JPH07302257A (ja) コンピュータ実装電子式性能支援システム及びその実装方法
JPH04178833A (ja) ソフトウェア再利用支援方法
US20040004612A1 (en) Method and system for processing graphics simulation data
US6928330B2 (en) CAD system, design-support program for CAD system, and design methods
JP3137865B2 (ja) 仕様書作成方法
US6633836B1 (en) Design system, design method, and storage medium storing design program for structural analysis after amendment of model form
JPH06103254A (ja) 神経ネットワークの使用を容易にする装置及び方法
JP3099621B2 (ja) 標準部品データベース用cadシステム
JP3195067B2 (ja) レポート出力システム
JP3036628B2 (ja) 表データ処理装置
US20220308837A1 (en) Optimization method, information processing apparatus, and system using the same
CN115270245B (zh) 柱大样配筋图的参数化处理方法、装置、设备及可读介质
JP4524750B2 (ja) モデル駆動開発装置、モデル駆動開発方法及びモデル駆動開発プログラム
JP2000250744A (ja) ソフトウエア要求定義支援装置
JP3068893B2 (ja) 論理回路設計装置
JP3047400B2 (ja) データ処理装置
JP3324831B2 (ja) Cad装置
JP2844460B2 (ja) データ処理装置
JP2795047B2 (ja) 解析入力データ作成処理装置
JP2003216663A (ja) 有限要素法の解析モデルデータ作成プログラム、その装置及びその方法
JPH0454635A (ja) 事務処理方法
JPS63138466A (ja) Cadシステムの形状デ−タ管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees