JP3137442U - Icタグ付き上水道メーターボックス及びicタグ付きマンホール蓋 - Google Patents

Icタグ付き上水道メーターボックス及びicタグ付きマンホール蓋 Download PDF

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義昭 平山
比斗志 原
誠敏 中野
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平山水工株式会社
株式会社ビットコーン研究所
比斗志 原
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Abstract

【課題】上水道メーターボックスに関する情報と、情報を送受信するサーバに接続するアドレスとを迅速に取得することができるICタグ付き上水道メーターボックスを提供する。
【解決手段】開口部2aを有する上水道メーターボックス本体2と、開口部2aに開閉自在に設けられる蓋体3とから成る上水道メーターボックスであって、蓋体3の内側にICタグ4が設けられ、ICタグ4内には少なくとも上水道メーターボックス番号と、上水道メーターボックスに関する情報の送受信を行なうためのサーバのURLとが格納されるICタグ付き上水道メーターボックス1を提供する。ICタグ4内には、更に、上水道メーターボックス本体2内に設置される上水道メーターの仕様、上水道メーターの測定値、上水道メーターに接続される配管の管種、配管の口径、配管の施工年度、配管の更新年度、上水道メーターボックスに接続されるマンホール番号等が格納される。
【選択図】図1

Description

本考案は、上水道メーターボックスに関する情報と、情報を送受信するサーバに接続するアドレスとを迅速に取得することができるICタグ付き上水道メーターボックス、及び、マンホールに関する情報と、情報を送受信するサーバに接続するアドレスとを迅速に取得することができるICタグ付きマンホール蓋に関する。
従来、上水道メーターボックスの検針は、検針者が現場で上水道メーター番号等を確認してハンディターミナルに入力した後、上水道メーターのメーター値を確認して、その検針結果をハンディターミナルに入力している。そして、検針結果を格納したハンディターミナルは、検針者によって事務所等に搬送された後、ハンディターミナル内の検針データが事務所のサーバ等にアップロードされる。
上水道メーターボックスの先行文献としては、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、水道メーターが狭い空間に配置され、その周辺にガス配管などの障害物が設置してあるような場合でも、蓋本体を確実に開放操作できる水道メータの蓋構造が記載されている。
一方、マンホール蓋は、マンホール内の弁栓、配管、配線、その他の機器等の設置、補修、点検時等に開かれるが、設置、補修、点検等の作業時に、マンホール番号が確認され、マンホール番号や作業内容が、例えば、所定のハンディターミナルに入力される。ハンディターミナルのデータは、ハンディターミナルと共に搬送された後、サーバ等にアップロードされる。
マンホール蓋の先行文献として、例えば、特許文献2がある。特許文献2には、マンホール鉄蓋に開けた貫通穴の内部に電磁誘導型のワイヤレスICタグを設置することが記載されている。
特開2006−58208号公報 特開平09−331279号公報
前述したように、上水道メーターの検針結果は検針者によってハンディターミナルに入力され、ハンディターミナルは検針者によって事務所に搬送された後、ハンディターミナルの検針データが事務所のサーバ等にアップロードされる。
検針者が、上水道メーターボックスの検針結果をハンディターミナルに入力する場合、その都度、上水道メーターボックスの上水道メーター番号等を確認し、その上水道メーター番号等をハンディターミナルに入力する作業が伴う。
この作業は、検針する上水道メーターボックス毎に行なうため煩雑な作業であり、作業効率を悪化させ、或いは、誤入力を起こす虞があるという問題がある。
又、ハンディターミナルは検針者によって事務所に搬送された後、検針データを事務所のサーバ等にアップロードするため、検針データをアップロードするまでに時間がかかり、作業効率が悪いという問題がある。
更に、従来のハンディターミナルに於いては、現場毎の上水道メーターボックスの情報を得ることはできない。
特許文献1は、前記上水道メーターボックスに関する問題を解決するものではない。
又、マンホール蓋についても作業結果をハンディターミナルに入力する場合、その都度、マンホール番号を確認し、マンホール番号をハンディターミナルに入力する作業が伴う。
この作業は、作業するマンホール毎に行なうため煩雑な作業であり、作業効率を悪化させ、或いは、誤入力を起こす虞があるという問題がある。
又、ハンディターミナルのデータは、ハンディターミナルと共に搬送された後、サーバ等にアップロードされるため、データをアップロードするまでに時間がかかり、作業効率が悪いという問題がある。
更に、従来のハンディターミナルに於いては、現場毎のマンホールの情報を得ることはできない。
特許文献2は、前記マンホール蓋に関する問題を解決するものではない。
以上の現状に鑑み、本考案は、上水道メーターボックスに関する情報と、情報を送受信するサーバに接続するアドレスとを迅速に取得することができるICタグ付き上水道メーターボックス、及び、マンホールに関する情報と、情報を送受信するサーバに接続するアドレスとを迅速に取得することができるICタグ付きマンホール蓋を提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本考案は以下の構成を提供する。
請求項1に係る考案は、開口部を有する上水道メーターボックス本体と、前記開口部に開閉自在に設けられる蓋体とから成る上水道メーターボックスであって、前記蓋体の内側にICタグが設けられ、前記ICタグ内には少なくとも上水道メーターボックス番号と、前記上水道メーターボックスに関する情報の送受信を行なうためのサーバのURLとが格納されることを特徴とするICタグ付き上水道メーターボックスを提供するものである。
請求項2に係る考案は、前記ICタグ内には、更に、前記上水道メーターボックス本体内に設置される上水道メーターの仕様、上水道メーターの測定値、上水道メーターに接続される配管の管種、配管の口径、配管の施工年度、配管の更新年度のうち少なくとも1つが格納されることを特徴とする請求項1記載のICタグ付き上水道メーターボックスを提供するものである。
請求項3に係る考案は、前記ICタグ内には、更に、前記上水道メーターボックス本体に接続されるマンホール番号が格納されることを特徴とする請求項1又は2記載のICタグ付き上水道メーターボックスを提供するものである。
請求項4に係る考案は、前記蓋体の内側に凹部が形成され、前記ICタグのICタグ表面を露出させた状態で前記凹部内に前記ICタグが嵌装されることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載のICタグ付き上水道メーターボックスを提供するものである。
請求項5に係る考案は、マンホールの地表面開口部に設置されるマンホール蓋であって、前記マンホール蓋の表面部にICタグが設けられ、前記ICタグ内には少なくともマンホール番号と、前記マンホールに関する情報の送受信を行なうためのサーバのURLとが格納されることを特徴とするICタグ付きマンホール蓋を提供するものである。
請求項6に係る考案は、前記ICタグ内には、更に、マンホール位置、マンホールの種類、マンホール内に配置される配管の管番号、マンホールからの水平方向の離間寸法、埋設深さ、配管の管種、配管の口径、隣接するマンホールまでの長さ、施工年度、更新年度、弁栓の仕様、使用条件、管理者情報、管理情報のうち少なくとも1つが格納されることを特徴とする請求項5記載のICタグ付きマンホール蓋を提供するものである。
請求項7に係る考案は、前記ICタグ内には、更に、前記マンホールに配管を介して接続される上水道メーターボックス番号が格納されることを特徴とする請求項5又は6記載のICタグ付きマンホール蓋を提供するものである。
請求項8に係る考案は、前記ICタグ内には、更に、前記マンホールに配管を介して接続される隣接するマンホールのマンホール番号が格納されることを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか一に記載のICタグ付きマンホール蓋を提供するものである。
請求項1記載の考案によれば、上水道メーターボックスに関する情報と、情報を送受信するサーバに接続するアドレスとを迅速に取得することができるICタグ付き上水道メーターボックスを提供することができる。又、アドレスを介して、サーバから、上水道メーターボックスに関する情報を含む種々の情報を取得できると共に、上水道メーターボックスに関する情報をサーバに送信することができる。
更に、ICタグは蓋体の内側に設けられるのでICタグの破損の虞がなく、安全であり、且つ、蓋体を開けた時にICタグも外側に露出するので、読み書きが容易である利点がある。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案の効果に加え、上水道メーターボックス本体内に設置される上水道メーターの各種情報、及び、上水道メーターに接続される配管の情報をICタグから取得することができる。
請求項3記載の考案によれば、請求項1又は2記載の考案の効果に加え、上水道メーターボックス本体に接続されるマンホールのマンホール番号をICタグから取得することができる。そして、マンホール番号を取得することにより、サーバからマンホールに関する情報を容易に取得できる。
請求項4記載の考案によれば、請求項1乃至3のうちいずれか一に記載の考案の効果に加え、ICタグを蓋の内側の凹部内で安全に保持することができる。
請求項5記載の考案によれば、マンホールに関する情報と、情報を送受信するサーバに接続するアドレスとを迅速に取得することができるICタグ付きマンホールを提供することができる。又、アドレスを介して、サーバから、マンホールに関する情報を含む種々の情報を取得できると共に、サーバにマンホールに関する情報を送信することができる。
請求項6記載の考案によれば、請求項5記載の考案の効果に加え、マンホールの情報、マンホール内の配管、弁栓の各種情報、管理者情報、管理情報をICタグから取得することができる。
請求項7記載の考案によれば、請求項5又は6記載の考案の効果に加え、マンホールに配管を介して接続される上水道メーターボックス番号を取得することができる。そして、上水道メーターボックス番号を取得することにより、上水道メーターボックスに関する情報を容易に取得できる。
請求項8記載の考案によれば、請求項5乃至7のうちいずれか一に記載の考案の効果に加え、マンホールに配管を介して接続される隣接するマンホールのマンホール番号を取得することができる。そして、マンホール番号を取得することにより、サーバから隣接するマンホールに関する情報を容易に取得できる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本考案の実施の形態を説明する。
図1(a)に於いて、1は、本考案によるICタグ付き上水道メーターボックスであり、ICタグ付き上水道メーターボックス1は、上端に開口部2aを有する上水道メーターボックス本体2と、開口部2aに開閉自在に設けられる蓋体3とから成る上水道メーターボックスであって、蓋体3の内側にICタグ4が設けられている。
図に示す蓋体3は、上水道メーターボックス本体2から離反自在に設けられ、上水道メーターボックス本体2の開口部2a全周に及んで形成された段差部2bに載置して上水道メーターボックス本体2の開口部2aを閉口するように構成されている。
又、蓋体3外周部には、上水道メーターボックス本体2の段差部2bに載置された蓋体3を開く時に検針者の指や工具を挿入して、蓋体3の開閉を容易にする切欠き3aが形成されている。更に、蓋体3には、適宜、蓋体3の補強部及び上水道メーターボックスの蓋体3特有の装飾が施されている。
ICタグ4は、図1(b)及び(c)に示すように、所定の厚みを有する例えば円筒形に形成され、蓋体3の比較的厚みのある部分の内側に形成された凹部5内に、ICタグ表面4aを露出させた状態で嵌装され、接着等により固着される。
ICタグ4内には、図2に示すように、上水道メーターボックス番号11、上水道メーターボックスに関する情報の送受信を行なうサーバにアクセスするためのアドレスであるURL(Uniform Resource Locator)12、上水道メーターボックス本体2内に設置される上水道メーターの仕様13、上水道メーターの測定値14、上水道メーターに接続される配管の管種15、配管の口径16、配管の施工年度17、配管の更新年度18、上水道メーターボックス本体2に接続されるマンホール番号19が格納される。具体的には、少なくとも上水道メーターボックス番号11と、URL12とが格納され、更に、上水道メーターの仕様13、上水道メーターの測定値14、配管の管種15、配管の口径16、配管の施工年度17、配管の更新年度18、マンホール番号19が適宜格納される。
而して、検針者による前記ICタグ付き上水道メーターボックス1の利用方法について説明すると、検針者は、図3に示すように、携帯電話21と、ブルーツース又は赤外線等を介して携帯電話21とデータ通信ができる携帯電話型ICタグリーダー22とを携帯し、前記ICタグ付き上水道メーターボックス1が設置された現場に到着すると、ICタグ付き上水道メーターボックス1の蓋体3を開け、蓋体3の内側に設けられたICタグ4に携帯電話型ICタグリーダー22を近づけてICタグ4内のデータを携帯電話型ICタグリーダー22に読み込ませる。
そして、携帯電話型ICタグリーダー22が読み込んだデータを携帯電話型ICタグリーダー22から携帯電話21に送信する。
携帯電話21は携帯電話型ICタグリーダー22からデータを受信すると、そのデータの中のURL12を介して、図示省略のサーバのサイトにアクセスし、サーバのサイトから検針用画面をダウンロードする。
ダウンロードが終了すると携帯電話21は検針用画面を表示し、検針用画面内に、上水道メーターボックス番号11等の携帯電話型ICタグリーダー22から受信済みのデータを適宜表示すると共に、検針に関する入力欄を表示する。
入力欄には、例えば、検針月日、上水道メーターの測定値、検針者名等の入力欄があり、入力が終了すると、入力データを検針用画面を介してサーバに送信する。
サーバーは、データを受信すると、受信した上水道メーターの測定値と、データベースから抽出した前回の上水道メーターの測定値とにより料金計算を行なう等、必要なデータ処理を行なう。
又、携帯電話21はサーバのサイトから保守・点検用画面をダウンロードすることもできる。
保守・点検用画面のダウンロードが終了すると、携帯電話21は保守・点検用画面上で、携帯電話型ICタグリーダー22から受信したデータのうち、必要なデータを適宜表示すると共に、今回の保守・点検に関する入力欄を適宜表示する。
入力が終了すると、操作者の操作により、携帯電話21は入力データを保守・点検用画面を介してサーバに送信する。
更に、携帯電話21は携帯電話型ICタグリーダー22から受信したURL12を介して、サーバのサイトにアクセスし、上水道メーターボックスに関する更なる情報を取得することもできる。例えば、上水道メーターボックスの位置を含む地図情報、上水道メーターボックスを含む配管情報等を表示することができると共に、それらの拡大縮小表示や、画面スクロールも可能である。
更に又、上水道メーターボックス本体2に接続されるマンホールのマンホール番号19をICタグ4から取得することができるので、サーバからマンホールに関する情報を容易に取得することができる。
尚、前記携帯電話21にGPS機能を備えることも可能であり、その場合に於いては、携帯電話21のGPS機能によってICタグ付き上水道メーターボックス1の位置情報を取得することができ、例えば、ICタグ4内に位置情報が格納されていない場合に、上水道メーターボックス1の位置情報を確認することができると共に、その位置情報をサーバに送信することができる。又、ICタグ4内に位置情報が格納されている場合でも、GPS機能によってICタグ付き上水道メーターボックス1の現在の位置情報を取得することにより、例えば、災害時のICタグ付き上水道メーターボックス1の位置の変化等を迅速に取得でき、災害時の対策や、復旧のために役立てることができる。
図4は、図3に示した前記ICタグ付き上水道メーターボックス1の利用方法に於ける携帯電話(図3に於いて21)及び携帯電話型ICタグリーダー(図3に於いて22)に代えてICタグリーダー内蔵携帯電話31を用いるものである。ICタグリーダー内蔵携帯電話31は、携帯電話機内にICタグリーダーの機能を内蔵し、即ち、携帯電話(図3に於いて21)と携帯電話型ICタグリーダー(図3に於いて22)とを合わせた機能を有するものであり、図4に示すICタグ付き上水道メーターボックス1の利用方法に於いても図3に示した前記ICタグ付き上水道メーターボックス1の利用方法と同様の効果が期待でき、且つ、ICタグリーダー内蔵携帯電話31は、携帯電話(図3に於いて21)と携帯電話型ICタグリーダー(図3に於いて22)とを組み合わせて用いる場合に比較して、携帯性、操作性で優れている。
又、図4に於いて2点鎖線で示すように、ICタグリーダー内蔵携帯電話31に代えて、ICタグリーダー・ライター41を用いることも可能である。ICタグリーダー・ライター41は、ICタグの読み取り、書き込みが可能な通信機能を備えた装置であり、前記ICタグリーダー内蔵携帯電話31の機能に加えて、ICタグ4への書き込みが可能である。
即ち、ICタグリーダー・ライター41を用いて、図2に示すICタグ内データの更新が可能になる。従って、ICタグリーダー・ライター41を用いる場合は、ICタグ4への上水道メーターの測定値も書き込みが可能であり、これにより、前回測定の上水道メーターの測定値が正しく書き込まれている場合、現場にて水道料金計算も迅速に行なうことができる。
図5に於いて、51は、前記ICタグ付き上水道メーターボックス{図1(a)に於いて1}と種類の異なるICタグ付き上水道メーターボックスであり、ICタグ付き上水道メーターボックス51は、上端に開口部52aを有する上水道メーターボックス本体52と、開口部52aに開閉部材53を介して開閉自在に設けられる蓋体54とから成り、蓋体54の内側にICタグ55が設けられている。
前記ICタグ55は、蓋体54の比較的厚みのある部分(蓋体54が前記蓋体3と異なる形状であるため、この比較的厚みのある部分は、前記蓋体3と異なる部位である。)の内側に形成された凹部55内に、ICタグ表面55aを露出させた状態で接着等により取り付けられる。
前記ICタグ付き上水道メーターボックス51の利用方法も前記ICタグ付き上水道メーターボックス1と同様であり、同様の効果が期待できる。
このように上水道メーターボックスは、種々の種類があるが、上水道メーターボックス本体の開口部に開閉自在の蓋体を設ける上水道メーターボックスであれば、本考案の適用が可能である。
図6に於いて、61は、本考案によるICタグ付きマンホール蓋であり、ICタグ付きマンホール蓋61は、マンホール62の地表面開口部63に設置されるマンホール蓋本体64の表面部にICタグ65が設けられたものである。
ICタグ65は、例えば、マンホール蓋本体64の表面部中央部に形成された穴66内の底部に接着材67を介して固着され、ICタグ65の側面及び上面を被包するように穴66内に充填材68が充填される。尚、前記穴66は、マンホール蓋本体64の表面部中央部に形成したが、その部位に限定されることなく、マンホール蓋本体64の表面部の適宜箇所に形成されても良く、又、穴66は1個に限定されることなく、複数個であっても良い。
ICタグ4は、図に示すように、例えば、切頭円錐体に形成される。
ICタグ65内には、図7に示すように、マンホール番号71、及び、マンホールに関する情報の送受信を行なうためのサーバのアドレスであるURL72、マンホール位置73、マンホールの種類74、マンホール内に配置される配管の管番号75、マンホールからの水平方向の離間寸法76、埋設深さ77、配管の管種78、配管の口径79、隣接するマンホールまでの長さ80、配管の施工年度81、配管の更新年度82、弁栓の仕様83、使用条件84、管理者情報85、管理情報86、マンホールに配管を介して接続される上水道メーターボックス番号87、マンホールに配管を介して接続される隣接するマンホールのマンホール番号88が格納されている。具体的には、少なくともマンホール番号71と、URL72とが格納されると共に、更に、マンホール位置73、マンホールの種類74、管番号75、マンホールからの水平方向の離間寸法76、埋設深さ77、配管の管種78、配管の口径79、隣接するマンホールまでの長さ80、施工年度81、更新年度82、弁栓の仕様83、使用条件84、管理者情報85、管理情報86、上水道メーターボックス番号87、隣接するマンホールのマンホール番号88が適宜格納されている。
而して、前記ICタグ付きマンホール蓋61の利用方法について説明すると、作業者は、図8に示すように、携帯電話21と、ブルーツース又は赤外線等を介して携帯電話21とデータ通信ができる携帯電話型ICタグリーダー22とを用意し、ICタグ付きマンホール蓋61のマンホール蓋本体64表面部中央部に固着されたICタグ65に、携帯電話型ICタグリーダー22を近づけてICタグ65内のデータを携帯電話型ICタグリーダー22に読み込ませる。
そして、携帯電話型ICタグリーダー22が読み取ったデータを携帯電話型ICタグリーダー22から携帯電話21に送信する。
携帯電話21は携帯電話型ICタグリーダー22からデータを受信すると、ICタグ読み取り情報を表示する。
又、ICタグ読み取り情報の中のURL72を介して、マンホール62に関する情報の送受信を行なうための図示省略のサーバのサイトにアクセスし、GIS(Geographic Information System) DB(データベース)サイトを備えたサーバのサイトからマンホール62に関する種々の情報を取得することができる。
例えば、マンホール62の位置を示したマンホール62周辺の地図、マンホール62の位置を示したマンホール62周辺の衛星地図、マンホール62の位置を示したマンホール62周辺の配管地図、マンホール62の位置、座標等、人孔・管渠情報、枡、取付管情報、管路断面図、道路埋設状況、維持管理情報等、サーバのサイトが提供する情報を取得できる。尚、複数の前記地図は、拡大・縮小地図を適宜取得することも可能である。
更に、前記ICタグ65に、マンホール62に配管を介して接続される上水道メーターボックス番号87、マンホール62に配管を介して接続される隣接するマンホールのマンホール番号88が格納されている場合には、マンホール62に配管を介して接続される上水道メーターボックス、又は、マンホール62に配管を介して接続される隣接するマンホールの情報をサーバから迅速に取得することができる。
更に又、サーバのサイトから入力画面を取得し、作業内容、保守・点検内容等を入力し、サーバに送信することも可能である。
本考案によるICタグ付きマンホール蓋61によると、前述の効果に加え、ICタグ65に格納されたマンホール62の情報、隣接するマンホールの情報、接続される上水道メーターボックスの情報等と、それらの情報に基づくサーバの情報とを周辺のインフラ整備に利用できると共に、災害時に於いて、被害状況の把握、破損箇所等の早期発見等に役立てることができる。
例えば、災害後にICタグ付きマンホール蓋61の位置を計測器にて測定し、ICタグ65内に格納されたマンホール位置73の情報と比較すると、差異が生じていれば、ICタグ付きマンホール蓋61の位置がずれたことを示しており、復旧の工事が必要であることを知ることができる。又、隣接するマンホールの情報、接続される上水道メーターボックスの情報として、例えば、その位置情報を取得すれば、災害後の実測値と比較して、広範囲の被災状況を把握することができ、配管の変形や、破損箇所等の早期発見も可能となる。
尚、前記携帯電話21にGPS機能を備えることも可能であり、その場合に於いては、携帯電話21のGPS機能によってマンホール蓋61の位置情報を取得することができ、例えば、ICタグ65内に位置情報が格納されていない場合に、マンホール蓋61の位置情報を確認することができると共に、その位置情報をサーバに送信することができる。又、ICタグ65内に位置情報が格納されている場合でも、前記計測器に代えて、携帯電話21のGPS機能によってマンホール蓋61の現在の位置情報を容易に取得することが可能となり、それによって、例えば、災害時のマンホール蓋61の位置の変化等を迅速に取得でき、災害時の対策や、復旧のために役立てることができる。
図9は、図8に示した前記ICタグ付きマンホール蓋61の利用方法に於ける携帯電話(図3に於いて21)及び携帯電話型ICタグリーダー(図3に於いて22)に代えてICタグリーダー内蔵携帯電話31を用いるものである。ICタグリーダー内蔵携帯電話31は、図9に示すICタグ付きマンホール蓋61の利用方法に於いても図8に示したICタグ付きマンホール蓋61の利用方法と同様の効果が期待でき、且つ、ICタグリーダー内蔵携帯電話31は、携帯電話(図8に於いて21)と携帯電話型ICタグリーダー(図8に於いて22)とを組み合わせて用いる場合に比較して、携帯性、操作性で優れている。
又、図9に於いて2点鎖線で示すように、前記ICタグリーダー内蔵携帯電話31に代えて、ICタグリーダー・ライター41を用いることも可能である。ICタグリーダー・ライター41は、ICタグの読み取り、書き込みが可能な通信機能を備えた装置であり、前記ICタグリーダー内蔵携帯電話31のICタグ読み取り機能、通信機能に加えて、ICタグ65への書き込みが可能である。
即ち、ICタグリーダー・ライター41を用いて、図7に示すICタグ内データの更新が可能になる。
(a)本考案によるICタグ付き上水道メーターボックスの斜視図である。(b)ICタグの平面図である。(c)ICタグの正面図である。 本考案によるICタグ付き上水道メーターボックスに設けられるICタグ内のデータ構造図である。 携帯電話接続型ICタグリーダーと携帯電話とを用いた本考案によるICタグ付き上水道メーターボックスの利用方法の説明図である。 ICタグリーダー内蔵携帯電話を用いた本考案によるICタグ付き上水道メーターボックスの利用方法の説明図である。 本考案による他のICタグ付き上水道メーターボックスの斜視図である。 (a)本考案によるICタグ付きマンホール蓋の平面図である。(b)本考案によるICタグ付きマンホール蓋の正面縦断面図である。(c)本考案によるICタグ付きマンホール蓋の一部拡大正面縦断面図である。 本考案によるICタグ付きマンホール蓋に設けられるICタグ内のデータ構造図である。 携帯電話接続型ICタグリーダーと携帯電話とを用いた本考案によるICタグ付きマンホール蓋の利用方法の説明図である。 ICタグリーダー内蔵携帯電話を用いた本考案によるICタグ付きマンホール蓋の利用方法の説明図である。
符号の説明
1,51 ICタグ付き上水道メーターボックス
2,52 上水道メーターボックス本体
2a,52a 開口部
3,54 蓋体
4,55ICタグ
4a,55a ICタグ表面
5,56 凹部
11,87 上水道メーターボックス番号
12 URL
13 上水道メーターの仕様
14 上水道メーターの測定値
15 配管の管種
16 配管の口径
17 配管の施工年度
18 配管の更新年度
19,71 マンホール番号
61 ICタグ付きマンホール蓋
62 マンホール
63 地表面開口部
65 ICタグ
72 URL
73 マンホール位置
74 マンホールの種類
75 管番号
76 マンホールからの水平方向の離間寸法
77 埋設深さ
78 配管の管種
79 口径
80 隣接するマンホールまでの長さ
81 施工年度
82 更新年度
83 弁栓の仕様
84 使用条件
85 管理者情報
86 管理情報

Claims (8)

  1. 開口部を有する上水道メーターボックス本体と、前記開口部に開閉自在に設けられる蓋体とから成る上水道メーターボックスであって、前記蓋体の内側にICタグが設けられ、前記ICタグ内には少なくとも上水道メーターボックス番号と、前記上水道メーターボックスに関する情報の送受信を行なうためのサーバのURLとが格納されることを特徴とするICタグ付き上水道メーターボックス。
  2. 前記ICタグ内には、更に、前記上水道メーターボックス本体内に設置される上水道メーターの仕様、上水道メーターの測定値、上水道メーターに接続される配管の管種、配管の口径、配管の施工年度、配管の更新年度のうち少なくとも1つが格納されることを特徴とする請求項1記載のICタグ付き上水道メーターボックス。
  3. 前記ICタグ内には、更に、前記上水道メーターボックス本体に接続されるマンホール番号が格納されることを特徴とする請求項1又は2記載のICタグ付き上水道メーターボックス。
  4. 前記蓋体の内側に凹部が形成され、前記ICタグのICタグ表面を露出させた状態で前記凹部内に前記ICタグが嵌装されることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一に記載のICタグ付き上水道メーターボックス。
  5. マンホールの地表面開口部に設置されるマンホール蓋であって、前記マンホール蓋の表面部にICタグが設けられ、前記ICタグ内には少なくともマンホール番号と、前記マンホールに関する情報の送受信を行なうためのサーバのURLとが格納されることを特徴とするICタグ付きマンホール蓋。
  6. 前記ICタグ内には、更に、マンホール位置、マンホールの種類、マンホール内に配置される配管の管番号、マンホールからの水平方向の離間寸法、埋設深さ、配管の管種、配管の口径、隣接するマンホールまでの長さ、施工年度、更新年度、弁栓の仕様、使用条件、管理者情報、管理情報のうち少なくとも1つが格納されることを特徴とする請求項5記載のICタグ付きマンホール蓋。
  7. 前記ICタグ内には、更に、前記マンホールに配管を介して接続される上水道メーターボックス番号が格納されることを特徴とする請求項5又は6記載のICタグ付きマンホール蓋。
  8. 前記ICタグ内には、更に、前記マンホールに配管を介して接続される隣接するマンホールのマンホール番号が格納されることを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか一に記載のICタグ付きマンホール蓋。
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