JP3137407U - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】筆記具の先端部の損傷が防止されると共に、筆記具が簡単に外れ難いクリップを提供する。
【解決手段】クリップ1の両挟持部2に、挟持口部Kで筆記具Hを縦方向に挟んだ際に当該筆記具Hの外周面gを当接させる挟持凹部7を形成し、更に同筆記具Hの先端部sを挿入可能な開口部8を形成する。
【選択図】図3

Description

本考案はクリップ、特に筆記具を保持することのできるクリップに関する。
紙等を挟む一般的なクリップとして、挟持口部を構成する対抗配置された一対の挟持部と、挟持口部を閉じたときに対象物を挟むことができるようにばね力を付与する本体部とを備えたものがある。
クリップの使用態様として、筆記具を挟んで使用するということが考えられる。一般的な上記のクリップに縦方向(筆記具の端部がクリップに向かう方向)で筆記具を挟むと先端部が本体部に当たり、先端部が損傷してしまう。また、その際、挟持口部に挟まれた筆記具は、横方向(前記縦方向に垂直な方向)に簡単にずれてしまう。また、このクリップに筆記具を横方向に挟んだ場合、筆記具が当該クリップの挟持力ではじかれてしまう場合が多い。このように、一般的なクリップに筆記具を挟むと、先端部が損傷することや、筆記具が簡単に外れてしまうという問題がある。
本考案は、上記従来技術の問題点に鑑み、筆記具の先端部の損傷が防止されると共に、筆記具が簡単に外れ難いクリップを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は次の技術的手段を講じた。
すなわち、本考案のクリップは、挟持口部を構成する対抗配置された一対の挟持部と、前記挟持口部で対象物を挟むことができるように前記一対の挟持部にばね力を付与する本体部と、を備えるクリップにおいて、前記一対の挟持部の両方又は片方に、前記挟持口部で柱状の対象物をその片端部が前記本体部へ向かう方向で挟んだ際に当該柱状の対象物の外周面を当接させる挟持凹部が形成されていると共に、前記本体部に当該柱状の対象物を挿入可能な開口部が形成されていることを特徴とする。
上記本考案によれば、一対の挟持部の両方又は片方に、挟持口部で柱状の対象物をその片端部が本体部へ向かう方向に挟んだ際に当該対象物の外周面を当接させる挟持凹部が形成されているので、挟持口部に挟まれた例えば筆記具は、横方向にずれ難く簡単に外れてしまうことがない。また、本体部に柱状の対象物を挿入可能な開口部が形成されているので、例えば筆記具を縦方向で挟んだ際に先端部の損傷を防止することができる。
また、前記柱状の対象物は先窄み状の端部を有する筆記具であり、前記開口部は当該筆記具の先窄み状の端部のみを挿入可能な大きさで形成されていることが好ましい。
この場合、縦方向で挟まれた筆記具をずれ難くすることができる。
また、前記本体部は、前記開口部に前記筆記具の先窄み状の端部が挿入されたときに当該端部が露出しないように構成されていることが好ましい。
この場合、筆記具がクリップに挟まれた状態で、当該筆記具の先窄み状の端部が他の部材に当たって損傷してしまうことを防止することができる。
また、前記挟持凹部は、前記一対の挟持部の両方又は片方に複数形成され、前記開口部は、前記本体部における当該各挟持凹部と対応する位置毎に形成されていることが好ましい。
この場合、複数の筆記具を挟んだ際に、これら筆記具は横方向にずれ難く簡単に外れてしまうことがなく、それらの先端部が損傷され難い。
また、前記本体部は、前記各挟持部に一体成形され使用者が摘むべく構成された二つの摘み部材と、当該二つの摘み部材にばね力を付与する板ばね部材と、を備えるものとすることができる。
この場合、二つの摘み部材により、クリップの挟持操作をし易くすることができる。
更に、前記挟持凹部及び/又は前記開口部には、筆記具の滑りを止める滑止部材が設けられていることが好ましい。
この場合、クリップに挟まれた筆記具を非常に外れ難くすることができる。
上記の通り、本考案によれば、柱状の対象物を挟持凹部で挟みつつ同対象物を開口部に挿入させることにより、例えば筆記具を縦方向に挟んだ際にその先端部の損傷が防止されると共に当該筆記具を外れ難くすることができる。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施形態を説明する。図1は本考案に係るクリップの一実施形態(第一実施形態)を示している。本実施形態のクリップ1は、挟持口部Kを構成する対抗配置された一対の挟持部2と、これら一対の挟持部2が設けられた本体部3とを備えている。また、本体部3は、対抗配置された一対の摘み部4と、これら摘み部4、4間にわたる板ばね部材5とを備えている。なお、以下の説明において、図1の矢印A方向を縦方向といい、この矢印A方向と直行する矢印B方向を横方向という。
摘み部4と挟持部2とは一体成形されてクリップ片6を構成している。このクリップ片6は、全体として平面視略矩形状に形成されている。板ばね部材5は、挟持口部Kを閉じたときに対象物を挟むことができるように二つのクリップ片6にばね力を付与している。この板ばね部材5は、弾性を有する略矩形状の鋼材を湾曲させて形成されている。また、板ばね部材5の両端部には、クリップ片6にはめ込まれて当接している平面状の当接部5aが形成されている。クリップ片6のうち摘み部4には、側面視で三角形状の支持部4aが形成されている。また、摘み部4には、板ばね部材5を組み付けるための組付開口4b、及び板ばね部材5の当接部5aを引っ掛ける段差部4cが形成されている。更に、摘み部4には、使用者が摘んだ際に指が滑らないようにするための横長の突部4dが形成されている。
支持部4aの頂部が互いに合わさると共に、開口4bに板ばね部材5が導入されている。そして、板ばね部材5の両当接部5aが段差部4cに当接されている。クリップ片6のうち挟持部2の端部tには、平面状の当接面2aが形成されており、対抗する当接面2aが互いに当接されることで挟持口部Kが構成されている。
以上の構成により、挟持部2及びこれと一体となっている摘み部4からなるクリップ片6に、板ばね部材5によりばね力が付与され、クリップ1は挟持部2で構成された挟持口部Kで対象物を挟むことができるようになっている。
図2にも示すように、両挟持部2の端部tには湾曲状の挟持凹部7が形成されている。両挟持凹部7が互いに合わさることで正面視略楕円形状の孔が構成されている。図3に示すように、挟持凹部7は、柱状の対象物である筆記具Hをクリップ1に縦方向に挟んだ際に、同筆記具Hの外周面gを挟み込むようになっている。
更に、図2に示すように両支持部4aには湾曲形状の凹部4eが形成されている。両支持部5aが合わさることで両凹部4eにより略円形状の開口部8が構成されている。この開口部8は、挟持口部Kに筆記具Hを縦方向に挟んだ際に、同筆記具Hの先端部sが挿入されてフィットされるようになっている。
この開口部8は、両挟持凹部7で構成される楕円の孔よりも小さく構成されている。従って、図3に示すように開口部8には、筆記具Hを縦方向に突き当てた状態で先端部sのみが挿入可能となっている。また、クリップ1に筆記具Hが挟まれた状態で、筆記具Hの先端部sは摘み部4に覆われて外側へ露出しないようになっている。
本実施形態のクリップ1によれば、挟持部2の端部tに、筆記具Hを縦方向に挟んだ際にその外周面gを当接させる挟持凹部7が形成されているので、縦方向に挟まれた筆記具Hは横方向にずれ難くなる。これにより、筆記具Hが簡単に外れてしまうのを防止することができる。また、摘み部4の支持部4aに、筆記具Hの先端部sのみを挿入可能な開口部8が構成されているので、縦方向で挟まれた筆記具Hの先端部sはクリップ片6には当たらず、同先端部sを損傷し難くすることができる。更に、クリップ1に筆記具Hが縦方向に挟まれた状態で、その先端部sは外側へ露出しないので、先端部sが他の部材に当たって損傷してしまうことを防止することができる。
開口部8には筆記具Hの先端部sのみが挿入可能となっているので、先端部sが開口部8に挿入された状態で筆記具Hを挿入方向へ押しても同筆記具Hはそれ以上動かない。従って、筆記具Hを縦方向に動き難くすることができる。クリップ1には両摘み部4が設けられているので、クリップ1の挟持操作をし易くすることができる。
図4は、本考案に係るクリップの第二実施形態を示している。本実施形態のクリップ10が上記第一実施形態と異なる点は、複数の挟持凹部及び複数の開口部が設けられている点である。なお、第一実施形態と共通する点はその説明を省略する。挟持部11及び摘み部12からなるクリップ片13は、第一実施形態のクリップ片6より全体的に大きい寸法で形成されており、特に挟持部11の端部tの横方向長さは第一実施形態の約二倍程度となっている。
挟持部11の端部tには、第一挟持凹部14とこの第一挟持凹部14よりも小さい第二挟持凹部15とが形成されている。第一挟持凹部14は上記第一実施形態の挟持凹部7と略同じ大きさで形成されており、汎用の筆記具を挟めるようになっている。第二挟持凹部15は第一挟持凹部14の約半分程度の大きさで形成されており、直径のより小さい筆記具を挟めるようになっている。
また、摘み部12の支持部12aには、第一挟持凹部14と対応する位置に第一開口部16が構成されている。更に、同支持部12aには、第二挟持凹部15と対応する位置に第二開口部17が構成されている。第一開口部16は、上記第一実施形態の開口部8と略同じ大きさで形成されており、当該第一開口部16には第一挟持凹部14に挟まれた筆記具の先端部が挿入される。第二開口部17は、第一開口部16よりも小さく形成されている。この第二開口部17には、第二挟持凹部15に挟まれた筆記具の先端部が挿入される。また、第一、第二挟持凹部14、15及び第一、第二開口部16,17には、筆記具の滑りを止めるゴム製の滑止部材18が設けられている。これにより、クリップ10に挟まれた筆記具が非常に外れ難くなる。
本実施形態のクリップ10には、第一、第二挟持凹部14、15とこれら第一、第二挟持凹部14,15に対応する第一、第二開口部16,17とが設けられているので、異なる直径を有する二本の筆記具を縦方向に挟んだ場合でも、それら両筆記具の先端部が損傷され難く、かつ当該筆記具を簡単に外れないようにすることができる。
なお、上記で開示された実施形態はすべて例示であって制限的なものではない。例えば、挟持部の端部の片側のみに挟持凹部を形成してもよく、同端部に挟持凹部を三個或いはそれ以上形成してもよく、挟持凹部及び開口部の形状を変更してもよい。挟持凹部の数を増やした場合、挟持凹部の数に対応する開口部を形成すればよい。また、挟持凹部の形状を変更する具体例としては、例えば内方へ向かう多数の突起を形成して全体として星形とすればよい。更に、開口部の形状を変更する具体例としては、挟持凹部と同様に例えば、内方へ向かう多数の突起を形成して全体として星形とすればよい。このように、挟持凹部及び開口部の形状を星形とした場合には、楕円形状や円形状とした場合よりも筆記具を確実に保持することができる。また、挟持凹部や開口部はあらゆるクリップに設けることができ、例えば、紐が付いているクリップや、手帳等に引っ掛けるための装着部が設けられたクリップに設けることができる。
また、図5に示すように、開口部20を筆記具21が貫通できるような大きさに形成することで、同筆記具21をクリップ22に貫通させてもよい。なお、同図のクリップ22には、メモ版23やノート、画版等の薄状のものを挟むための装着部が本発明における挟持部とは別に形成されている。当該クリップ22をこのようにして使用することで、メモ版23等に筆記具21を安定して止めておくことができる。
更に、図6に示すように、クリップ24に紐25を取り付けて、筆記具26をぶら下げるようにしてもよい。筆記具26は縦方向でクリップ24に挟まれているため安定した状態でぶら下げておくことができる。
本考案は、例えばクリップに適用することができる。
本実施形態のクリップの斜視図である。 クリップの正面図である。 クリップに筆記具が挟まれた状態の斜視図である。 第二実施形態に係るクリップである。 クリップの使用態様を説明する図である。 クリップの他の使用態様を説明する図である。
符号の説明
1 クリップ
2 挟持部
3 本体部
4 摘み部
4a 支持部
4e 凹部
5 板ばね部材
6 クリップ片
7 挟持凹部
8 開口部
18 滑止部材
t 端部
K 挟持口部
H 筆記具
s 先端部

Claims (6)

  1. 挟持口部を構成する対抗配置された一対の挟持部と、前記挟持口部で対象物を挟むことができるように前記一対の挟持部にばね力を付与する本体部と、を備えるクリップにおいて、
    前記一対の挟持部の両方又は片方に、前記挟持口部で柱状の対象物をその片端部が前記本体部へ向かう方向で挟んだ際に当該柱状の対象物の外周面を当接させる挟持凹部が形成されていると共に、前記本体部に当該柱状の対象物を挿入可能な開口部が形成されていることを特徴とするクリップ。
  2. 前記柱状の対象物は先窄み状の端部を有する筆記具であり、前記開口部は当該筆記具の先窄み状の端部のみを挿入可能な大きさで形成されている請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記本体部は、前記開口部に前記筆記具の先窄み状の端部が挿入されたときに当該端部が露出しないように構成されている請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記挟持凹部は、前記一対の挟持部の両方又は片方に複数形成され、前記開口部は、前記本体部における当該各挟持凹部と対応する位置毎に形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のクリップ。
  5. 前記本体部は、前記一対の挟持部に一体成形されて使用者が摘めるように構成された二つの摘み部材と、当該二つの摘み部材にばね力を付与する板ばね部材と、を備える請求項1〜4のいずれかに記載のクリップ。
  6. 前記挟持凹部及び/又は前記開口部には、柱状の対象物の滑りを止める滑止部材が設けられている請求項1〜5のいずれかに記載のクリップ。
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